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第三章 大事な繋がり
47☆
しおりを挟む~sideゼン~
鈴の音が頭に響いて目が覚めると、最高の眺めが目の前にあった。
は!? え!? なんやこの絶景!! ご褒美かいな!! 凛くんエッロ……
「ゼン、ちょうだい」
凛くんは俺の上にまたがって、自分の腹を押しながら、もう片方の手で髪を耳にかけ、獲物を狙うように舌舐めずりをする。
「ええよ。そのまま自分で入れれるか??」
俺がその誘いにのると、凛くんはゆっくり腰を下ろし、中が熱を持った状態で絡みついてくる。
「いたくない……きもちいい。ゼン……ゼルおきなかったの」
寂しそうに凛くんはゼルを見ると、ゼルは疲れているのか熟睡していた。
しゃーないな。独り占めしたいけど、凛くんが寂しそうにしとるんやから、起こさんわけにはいかんやろ。
俺は凛くんを押し倒して、ゼルの毛布を捲ってやる。
「凛くん、俺ん時みたいに誘ってみたらええんちゃう?? この可愛い口使て、頑張って起こしてみ」
すると、凛くんはゼルのモノを慣れない手つきで出すと、可愛い舌で舐めた後、小さい口を大きく開けて咥える。俺はそんな凛くんを見ながら腰を揺らし、服を捲り上げて、ピンと主張する乳首を舐めてやると、気持ちいいのか身体がピクッと反応する。
あぁ、可愛い。はよ孕まんかな。
「凛!? は? ちょ、なにして……」
やっと起きたんか。ちゃんと呼ばれたら起きんかい。
「ぜる……アッ、はぁ……なかに、ほしい」
「はよ来い。お前も居らんと子作りできんやろ」
俺が凛くんを持ち上げて、自分の上に乗せてゼルに見えるようにすると、ゼルは容赦なく同じ場所に入ってきて多少イラッとするが、すぐに孕ませたいという意識に切り替わる。
「兄貴が邪魔やけど、今まで以上に気持ちいいな」
「んぅッ……はあ、アッ……ぜん、ぜる……すきぃ……ヒッ」
それは今アカンわ。腰止まらんくなるやん。
『俺等も大好きや』
凛くんは痛みに耐えている様子もなく、気持ちよさそうに乱れて、俺等はガツガツと孕ませるように、中を刺激し続けて、奥へ吐き出すが、凛くんが嬉しそうに誘ってくるため、抜くタイミングがないまま、何度も何度も中へ注いだ。
ーーーーーーーーーー
~sideゼル~
頭に響く鈴の音と、下半身の熱で目を覚ますと、凛が俺のを咥えながら、兄貴に気持ちよさそうに抱かれていた。
兄貴が暴走でもしたのかと思えば、どうやら凛からの誘いだったらしく、俺は寝起きの刺激が強すぎて、勢いよく凛の中へ入れると、中がいつも以上に気持ちよく絡みついてくる。兄貴が同じとろに入ってるのは、多少ムカつきもしたが、凛が望んだ事なら仕方ない。
可愛い。可愛い。可愛い。凛が気持ちさそうに乱れとる!! 最近は痛そうにもしとったから、こんな乱れとんの久しぶりに見たわ。俺の番……孕ませたい。はよ孕め。
がっつくように腰を揺らし、中へ注ぐがその度に凛が可愛く誘ってくる。夜中に起こされたのに、凛が満足して寝たのは、日が昇る頃だった。
「これ、俺等……全部吸い取られるんやない??」
「二つ合わさって大きくなっとるし、なかなか孕まんあたり、佐良さんとかなんか分かっとって隠しとるよな。凛くんの発情期まで頑張らんと、発情期使ても孕まんかもしれんよ」
俺兄貴ほど絶倫やないんやけど……干からびんよな??
「ゼル、お前頑張れよ。絶対にサボんなや」
「サボらんわ!! ただ出んだけやん!!」
「嘘やん。たっとるのに出んとかあるん??」
寧ろ兄貴が異常なんや!! 同じもん食っとるのに、なにしたらそんなんなるんや。
「お前よう寝とるし、栄養足りとらんのとちゃう?? 身長ばっか伸びよって」
「それや!! 俺は身長に栄養が……イタッ!! なにすんねん!!」
「ムカついただけや。それより、お前は寝なくてええんか?? 俺は元々ショートスリーパーやし、これから凛くんのお世話するけど」
ほんま……これ年齢の問題なんやないか?? ただのエロジジィやん。
「お前失礼な事考えとるやろ。はよ寝ろ!!」
俺は、凛が風呂場に連れて行かれ、ソワソワしながらも眠気に抗えず眠りについた。
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