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2巻
2-3
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「笑っちゃうわね。ポーターなのに強くなった気がしてた。ちょっとスキルを覚えただけなのに」
「メリッサ……」
テントに入ると、メリッサは体育座りをしていた。
ずっとうつむいていて、目を合わせようともしない。
「私ね、小さい頃から勇者に憧れていたわ。お母さんは犬の獣人なんだけど、お父さんは狼の獣人で、冒険者をしていたの。強かったわ。誇りに思ってた。あっ、もちろん今でも誇りに思ってるわ。でも、膝に矢をうけてから、お父さんは以前のようには戦えなくなっちゃったの」
「…………」
「それでも、お父さんとの稽古は続けてたわ。いつかお父さんの代わりに冒険者になるんだーって、ずっと思ってた」
「…………」
「だから、ヨシトにスキルを教えてもらって、まるで私まで勇者になった気になっちゃった。現実がわからない子供じゃないのにね……」
俺はメリッサの隣に座る。
「お前はまだ十五だ、一番若い。あいつらはメリッサより五年以上も長く冒険者やってんだぜ? そりゃあいつらの方が強いのは仕方ないだろ。お前は強くなる。だからメリッサは、自分のペースでゆっくり強くなればいいんだよ」
「でも絶対じゃないわ」
「絶対だ」
「……ありがとう。気持ちは嬉しいわ……」
どうみても嬉しそうではない。
(テントに入る前からわかってた。メリッサにあのスキルを覚えさせれば、と。でも、あのスキルは危険だ。特にメリッサの性格と合わない。絶対に自滅する。だけど……)
「アリサの強さは異常だ。多分迷宮都市そのものさえ壊せるほどだろう。だけどそれは、アリサだけは、最後の潜在スキルを覚えたからなんだ。そしてそれは、メリッサにもある」
「あのとき覚えられなかったっていうやつ?」
「そうだ。それの取得条件が何なのかはわからない。ここでもう一度試してみるか?」
メリッサは数十秒考え込んだが、首を縦に振った。
【乾坤一擲】
体内の七つの仙気の門を解放することにより、普段人間が使用できない筋肉等を使用する
莫大な力を得るが反動がある
自らの生命を睹した、文字通り乾坤一擲の技
(知っていた。これは怖いスキルだ。強くなるかもしれないけど、こんなデメリットがあるスキルを使わせたくない。だけど、このままだとメリッサの心が先に壊れてしまうかも。使えるようにだけしておいて、俺の許可なく使用することを禁じれば、大丈夫かな……)
「メリッサ、お前の最後のスキルは乾坤一擲と言う。人間の身体には気脈や仙気と言う不思議な力が隠されていると言われている。それは通常は無意識に制御されていて、表に出ることはない。これは人間全員がそうだ」
「無意識に制御してるの?」
「そう。なぜかというと、人間が本当の全力で戦ったら、身体が壊れちゃうんだ。だから壊れないように制御している」
「……でも、壊れてしまっても勝ちたい戦いはあるわ」
「そう、そのために制御を外すのがこのスキルだ。でもメリッサ、制御を外していいのはこんな戦いじゃない。誰かに任せて済むなら任せればいいんだよ。自分の自己満足のために外していいものじゃないんだ。わかるか?」
「……さっきの私みたいなことね」
「そうだ」
「わかったわ。ヨシトがいいと言うまで使わない」
メリッサは俺に向き合った。目が生き返っている。
(これなら大丈夫か)
「身体には七つの門があるんだ。その門を一つ開く度に、強くなる。でも開ければ開けるほど、反動で後で激しい痛みがくる。最悪は生命の危険もある。だから、簡単に開けちゃいけない」
「わかったわ」
「特に七つ目の門は開けるな。いいか? 絶対だ」
「開けてはいけないのね? 約束する」
「よし、なら身体の中に門を意識するんだ。それで覚えられる気がする。前にも言ったけど、これは俺が与えてるんじゃない。メリッサが持ってるものなんだ。だから自分を信じて」
「やってみる」
だが、いくらやってもメリッサは潜在スキルを取得できなかった。
ほとんど夜通し行ったが、発動することはなかった。
「また今度にしよう。焦らないで」
「大丈夫よ。ヨシトのせいじゃないわ。まだ私は、これを使えるほどの力がないのね。修業が足りないってことか……。でも、いつかは覚えられるってだけで今は充分」
「うん、そうだ。焦るな」
「わかったって」
メリッサは笑顔でそう言ったが、顔には影が差していた。
◇
朝食を食べて物資を片付けて出発する。
今日にはアースリザードの発見場所に着く予定だ。
「モーラ、アースリザードはどんな特徴があるんだ?」
「とにかくでかい、強い、硬いだね。火も吐くよ」
「火も吐くのか! ……勝てるのか?」
「正直言って、百パーセントとは言えない。でも、あたしらもヨシトのお陰で強くなった。それを試すいい機会だと思ってる」
「平気よ! しょせんトカゲだわ。いざとなったら私が流星雨でけちょんけちょんよ!」
「お前が流星雨したら、素材も残らないだろうが! 流星雨は禁止だ」
「え~~」
黙ってるのは二人。メイはいいとして、気になるのはメリッサだ。俺はメリッサに視線を向ける。
「……大丈夫、ちゃんと理解してるわ。今はモーラたちに頼るわ」
メリッサは笑ってそう言うが、思いっきり乾いた笑顔だ。
(どこが大丈夫なんだよ……くそっ、俺はやっぱり無力か)
◇
「旦那方、そろそろ降りてください。この先からいつアースリザードが出るかわかりません。徒歩でお願いします」
馬車でアースリザードと遭遇しないよう、御者が俺たちに声をかけた。
「わかった。ここらへんで待っててくれ」
「ヨシト」
「ん?」
メリッサが俺を呼ぶ。
「私は馬車に残るわ」
「メリッサ……」
「馬車を置いていくなら、馬車の護衛が必要よ。オーガみたいなのはきついけど、少しくらいは馬車を守れるわ」
「だけどよ」
俺がメリッサを諭そうとすると、モーラは俺の肩に手を置いた。
「ヨシト、メリッサの判断は正しいよ。メリッサ、あたしからも頼むよ。馬車を任せていいかい?」
「ええ。モーラもヨシトをお願い」
「ああ、任せな」
俺は、今はメリッサをそばに置いておきたかった。だけど馬車に護衛が必要なのは本当だし、連れていってアースリザードに敵わなければ、また落ち込ませるだけな気もする。
「シマ、お前も護衛で馬車に残れ」
どうせついてこさせても、こいつは戦わない。なら、馬車の護衛のがマシだ。
「ウォン」
こんなときばかりいい返事をしやがる。
仕方なく、メリッサとシマを馬車の護衛に置いていった。
◇
三十分ほど、歩いた。
前方上空にアースリザードらしき影が見えた。だが――
「アリサ、あれがトカゲか?」
「うっ……」
アリサが顔色を変えた。
モーラは既に剣を抜き、俺を守る姿勢を取っている。
「逃げるよ、ヨシト! 三匹は無理だ!」
メイは迎撃態勢だ。
「いえ、追いつかれます。やるしかありません」
「くそっ! まさか三匹とは!!」
馬鹿でかいトカゲは、三匹現れたのだ。
あれは恐竜だ。ここからでは正確な体長はわからないが、計れるほど近寄りたくもない。
だが、まだ百メートルは離れている。亜空間倉庫で先手必勝なら……
そこへ、モーラが桜花乱舞のやり方で、戦闘を仕切り出す。
「メイ! 弓で牽制を! アリサ! やつらを足止めできる魔法はあるかい!?」
「あるわ!」
「なら打ち込め!」
「ファイアーーーーウォール!!」
高さが五メートル、幅が十メートルほどの炎の壁が出現した。それだけの厚みがあれば、通り抜けられるやつはいないだろう。まさに炎の壁だ。
「ヨシトは待機! 危なくなったら頼むよ!」
俺もアースリザードに攻撃するつもりだったが、それはモーラに止められた。
どうやらこの状況でも、自分たちの力を試すらしい。
「わかった!」
アースリザードは炎の壁を避けるように二手にわかれた。
右に一匹、左に二匹だ。
「止まって! ストーンルート!!」
『ギャッ!』
右のアースリザードにアリサが魔法を唱えると、アースリザードの四本足には岩がまとわりつき、地面に縫いつけた。
その間にも、メイは左の二匹のアースリザードに、矢を雨のように発射し続けている。
「ウインドスラッシュ!!」
『グギャアアアアアア!』
モーラも、左のアースリザードに風の斬撃を放って攻撃する。さすがに遠距離主体だ。
(見た目は爬虫類ショップで売ってるようなトカゲだ。だがでけえ。体長は十メートルじゃきかねーよ。体高だって、四、五メートルはある。……あの口で食われたらひと呑みにされるな……ん?)
「アリサ!」
俺の声に、アリサより先にモーラが反応した。
「右! ブレスが来るよ!!」
アリサに足を縫いつけられたアースリザードが、そのまま、息を吸い込むように頭をあげている。
「っ! クリエイトウォール!!」
アリサは、アースリザードの前に幅三メートルほどの土壁を立てる。
ゴオオオオオオ!
ブレスは土壁で遮られたが、勢いが強く、土壁の脇から炎が溢れ出す。
俺は走って、右のアースリザードの体全体を視界に入れる。
そして右手を突き出し――
「亜空間倉庫!」
アースリザードの顔のすぐ後ろに、首を切断する角度で亜空間倉庫を出現させる。
アースリザードの首はごとりと落ち、動かなくなった。
「お兄ちゃんすごい……」
「アリサ、手が空いたならこっちを!」
「っ、はい!」
モーラに叱責されて、アリサは意識を戦場に戻す。
左の一匹は、矢をしこたま射ち込まれてはりねずみだ。だが、矢先ぐらいしか刺さってない。
もう一匹にモーラが近寄って、顔を何度も斬りつけている。
ふとメイを見ると、今持っている矢が最後の一本のようだ。
そんな彼女と目があってしまった。
「ヨシト様、見ていてください。これがヨシト様にいただいた力――レゾナンススイープ!」
弓につがえた矢に、七色の風が集まっていく。
魔力が視認できるほど矢に集束して、やがてその矢がメイの手から発射される。
矢は、アースリザードの首目がけて飛ぶが、飛びながら最中に氷を纏ってどんどん大きくなっていく。
それは、騎士が馬上で使うランスよりも長く太く。
そして電柱よりも太くなった氷のランスが、アースリザードの首を射抜く。いや、その質量で頭を吹き飛ばした。
メイは、にこっと俺に笑いかける。
(褒めてほしいのか?)
「よくやったな」
俺はメイの金髪の頭に手を置き、さらさらと撫でる。メイは目を閉じ、口を半開きにして恍惚の表情を浮かべた。
「お兄ちゃん! なに、イチャイチャしてるのよ!!」
アリサに怒られてメイから手をどかすと、メイはアリサを睨み、弓を彼女に向けてビュンビュンと射つ真似をした。
まるで、「ジャマするなんて許しません、殺してやる、殺してやる!」という声が聞こえてきそうだ。
アリサはメイの目付きに恐怖を感じて、身体をブルッと震わせると――
「わ、私もやるわよ!! モーラ、離れて!」
モーラがアースリザードを見たまま後ろに飛び、俺たちの近くに着地する。
アリサの右手の甲にある龍の顔の紋章が光り輝く。
そしてアリサの瞳から色が消える。
《太陽の友、ソドムの送り火》
《空を朱に染め上げ》
《大地を白く塗り変えよう》
《形あるものは滅びへと続く》
《汝、灰燼と化し、世と訣別せよ》
「白光」
キュゥゥゥゥイ、ドーーーーーン!
アースリザードの下の地面が白く光ったかと思うと、その光は天高く立ち上った。
いや、それは光なんて生易しいものではなかった。
真っ白になるまで温度上昇した超高温の火柱がレーザーのようになり、触れるもの全てを焼き尽くす。
焼くと言うのも生ぬるい。地面はただれ、全てを気化させるほどの高熱だった。
またまた流星雨のときのように、アリサの周りだけは安全なようだが、当然そんな熱いものがアースリザードを蒸発させるだけで済むはずがなく……
「亜空間倉庫おおおおお!!」
「アブソリュート・ゼロ!」
俺はメイとモーラを抱きかかえ、亜空間倉庫で熱波を防ぎ、メイも身が凍りつくような冷気を、渾身の力で出し続ける。
魔法だからなのか、数秒もするとあたりの熱が嘘のように収まった。
俺たちの左側には、二匹のアースリザードの死体があるはずなのだが、灰も残らず全て消えている。かろうじて右側に、体表を真っ黒に焦がした、アースリザードだったようなものがあるが。
「「「…………」」」
俺、メイ、モーラは、立ちつくしているアリサをジト目で睨む。
アリサは油が切れた機械のように、ギギギギとこちらを見た。
「お、おかしいわね……。アースリザードはどこかしら?」
「お前、これが金稼ぎって理解してるか?」
「私のアブソリュート・ゼロが……」
「まずはあたしらの生命の心配をしなよ……」
アリサはわたわたと手を動かす。
「し、仕方ないじゃない! こんなになるとは思わなかったのよ!」
「制御を、規模を考えろよ!」
「考えたわよ! ちゃんと周りに被害が出てないじゃない! 周りに熱が出ないようにしたわよ!」
「してねえから!! 死ぬ寸前だったから!」
一歩間違えれば死んでいてもおかしくなかった。むしろ、助かったのは奇跡と言っても良い。
「アリサ、お前は魔法禁止」
「魔導師が魔法を使わなくてどうするのよ!」
モーラもアリサをたしなめる。
「アリサ、絶対に街の近くで魔法使うんじゃないよ? 勇者どころか、魔王として討伐依頼がかかるかもしれないよ?」
「だ、誰が魔王よ!」
「「「お前だよ!」」」
アリサは強すぎる。魔力の制御を覚えるまでは魔法を禁止にして、その後、一応黒焦げのアースリザードだったものを亜空間倉庫にしまった。
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