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選ばれる人、選ばれない人。
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「では、お一人づつ初めましょうか」
護衛の一人が手を挙げた。主人の前に自分が試して、安全性を確認する目的もあるのだろう。
「こちらへどうぞ」
護衛を椅子に座らせる。他の三人も興味深そうに見ていた。見られていると少し緊張するのだが、それを表情に出さないように気を付けた。
「では手袋を取って、私の手のひらに手を重ねて下さい」
護衛がおずおずとビビアナの手に自分の手を重ねる。
「さあ、おいで……」
重ねた手のひらに熱が生まれ、次に熱風が吹く。
護衛がゴクリと唾を飲む。
熱風はビビアナの柔らかい茶色の髪を乱して、やがて落ち着いた。
静寂が訪れる。
四人とも緊張した様子で注目していたが、何も変化はなかった。選ばれなかったらしい。
「今回は残念ながら、使い魔に選ばれなかったようです。
十回目でやっと使い魔が決まった方もいらっしゃいます。お望みでしたら一月後、またご来店ください」
明らかに肩を落とした護衛は、次の護衛と席を代わった。
次の護衛も選ばれず、三人目はレオニールの番だ。
「手を重ねてください」
前の二人を見ていた分、スムーズに進められる。レオニールは表情こそ笑顔だが、緊張しているようで手に力が入っていた。
「さあ、おいで……」
本日三度目の呼びかけに、手のひらに熱が生まれ、熱風が吹いた。先ほどより強い熱風が、ビビアナとレオニールの髪を盛大に乱して、やがて落ち着いた。
静寂が訪れる。
「……私も選ばれなかったか」
「いえ、大丈夫です」
ビビアナがテーブルの下を覗き込むと、つられてレオニールも同じ動きをした。
「……これは」
テーブルの下には小さな濃紫の蝙蝠がいた。
ビビアナが両手で蝙蝠を包み込んで、レオニールの前に差し出す。ツルツルした羽とは裏腹に、身体はふわふわした毛に覆われている。
「おめでとうございます。一度目で使い魔に選ばれる方は少ないんですよ」
レオニールの手のひらに蝙蝠を乗せると、レオニールの肩の力が抜けた。
「この子の種類はシルトバット。契約名はパンジー。
シルトバットは攻守に優れた種類です。野生の個体と違って、パンジーは強力な結界を得意とします。
パンジーはシルトバットの色変わりですね。羽の裏と足がピンク色です」
「本当だ。野生のシルトバットは全身濃紫だったね。この子はお洒落さんだ」
他の三人からおめでとうと言われて、嬉しそうな笑顔のレオニールを見ると、ビビアナもつられて笑顔になる。喜んでもらえると、やはり嬉しい。きっとパンジーを大事にしてくれるだろう。
「アンジェラ様が終わったら、パンジーの技を試してみましょうか」
「ようやく私の番ね! 私に相応しい使い魔はどなたかしら」
アンジェラが椅子に座ると、スッと自分の手を差し出した。
妙に様になる仕草に苦笑しながら手を取る。
「では初めますね」
アンジェラの結果は……駄目だった。
椅子に座ったまま微動だにしないアンジェラに、レオニールが控えめに声をかけたが、反応はない。
「あの……アンジェラ様?」
「なんで……」
鋭い目付きでビビアナを睨み付け、立ち上がると同時に手を振りかざす。
「私をバカにしてるの!?」
タンクが低い唸り声をあげてアンジェラに飛び付こうと姿勢を低くする。しかし、振りかざした手はビビアナに届くことはなかった。
「お客様、終わりましたらお帰り下さい」
いつの間にかリュカがいて、アンジェラの手を後ろから掴んでいた。
にっこりと笑顔だが、リュカを纏う空気が怖い。
それより何よりビビアナが気になったのは、リュカの頭に金色の角がないことだ。
「ちょっと! 離しなさいよ! 失礼じゃない!」
リュカはにっこり笑顔で、アンジェラの身体をレオニールに押し付けた。リュカの笑顔に当てられて、シルトバットのパンジーがレオニールの肩によじ登りキュイキュイと警戒音を鳴らす。
「身内の躾はしっかり行って下さい」
「あ、ああ。君は……」
レオニールの声が少し震えている。アンジェラは今初めましてリュカの姿を見たようで、驚き目を見開いている。
「たまご屋の従業員です。
……それにしても危なかったですね。
店主に手を出していたら、店主の使い魔があなたに噛みついていたでしょう。鋭い牙はあなたの細腕など一瞬で噛みちぎる威力がありますからね。
使い魔とはそういうものです。主を守る盾となり牙となる。
そこのシルトバットが警戒音を出しているのも、必死に危険を知らせているのですよ」
タンクの低い唸り声を聞いたアンジェラの顔が、とたんに青くなった。腰が抜け、レオニールにしがみついてガタガタ震えている。
「タンク、私は大丈夫よ」
タンクの首に腕をまわして万が一飛びかかるのを防ぎながら、ふわふわの毛並みを撫でる。危険はないと判断したようで、唸り声が小さくなった。シルトバットのパンジーの警戒音も止んだ。
「……リュカ。ありがとう。……角は?」
助けられたお礼を言うと、リュカが柔らかく微笑んで頭を撫でる。
「見えないように、細工した」
ビビアナの髪を書き上げて耳元に唇を寄せ、ささやいた。リュカの息がくすぐったい。
ビビアナは自分の胸の辺りをそっと触った。何だか胸がドキドキする。騒がしい感じではなく、じんわり温かいような、心地好いドキドキだ。
初めての感覚にビビアナはこっそり首をかしげた。自分で思うより緊張していたのだろか。
「……妹が申し訳なかった」
静まりきった場にレオニールの声が響く。主人が頭を下げたのを見て、護衛も慌てて頭を下げる。
レオニールがアンジェラに謝罪を促しているが、アンジェラはうつむいたままワンピースのスカートを握りしめていた。
ビビアナはため息をついて、場の雰囲気を変える為に明るい声を出した。
「さぁ、皆さん。外に行きましょうか。パンジーの技を試してみましょう」
パンジーが張り切って、羽をバタつかせキュッと鳴いた。
みんなで外に出るとパンジーはレオニールの肩から飛んで、ビビアナの肩に止まった。
「では、レオニール様はこちらへ。後の方は奥に下がってください」
レオニールから他の三人が離れたのを確認して、タンクとパンジーを見る。どちらもやる気満々な目をしていた。
「店主、私はどうすれば……」
「レオニール様はパンジーを信じて、楽にしていて下さい」
みんな今から何が始まるのかと、息を詰めてみている。三人とレオニールの間をパンジーが飛ぶ。全員がその動きを目で追った。
その油断が必要なのだ。
タンクが低い唸り声をあげて、レオニールに向かって走る。
護衛が叫んで走ってくるが、間に合わない。レオニールが腰元の剣に手を掛けた時には、タンクは牙を剥き出しにして跳びかかった。
レオニールがタンクに押し倒され、その身体に噛みつく……ことは出来なかった。
パンッと弾ける音がして、タンクは後ろに跳び退く。
「お疲れ様、タンク」
タンクの頭を撫でると、甘えるように足元に擦りよって来た。
ようやくレオニールに駆け寄った護衛が、剣を抜いてこちらへ向ける
。
「止めろ。剣をしまうんだ」
レオニールが止めると、護衛達は渋々剣をおろす。しかし、眼光鋭くビビアナとタンクを睨み付けている。
「ふふっ。驚かせてしまってすみません。
今のが何か分かりますか?」
「……結界か」
「そうです。パンジーが得意な技は結界。不意打ちでも、タンクの牙を防ぐほど強力です。今はあなたの身体に纏うような結界にしてもらいました。……例えば、後ろから刃物で刺されても、パンジーの結界が主人であるレオニール様を守ります」
レオニールの肩に止まったパンジーは、羽をパタパタさせて誉めてとアピールしている。
「性格は神経質で臆病。その為、危機察知能力に優れています。パンジーが警戒音を鳴らしたら、要注意ですよ。
あ、狭くて暗い場所を好むので、普段はポケットの中に入れてあげるといいと思います」
さっそく上着のポケットに入れると、ポケットの中でもぞもぞ動いて、やがて落ち付いた。微笑みながら優しくポケットの膨らみを撫でるレオニールなら、きっとパンジーも幸せになれるだろう。
「最後に一つ。
パンジーと言う名は契約名なので、レオニール様が素敵な名前をつけてあげて下さいね」
レオニールは力強く頷いた。
護衛の一人が手を挙げた。主人の前に自分が試して、安全性を確認する目的もあるのだろう。
「こちらへどうぞ」
護衛を椅子に座らせる。他の三人も興味深そうに見ていた。見られていると少し緊張するのだが、それを表情に出さないように気を付けた。
「では手袋を取って、私の手のひらに手を重ねて下さい」
護衛がおずおずとビビアナの手に自分の手を重ねる。
「さあ、おいで……」
重ねた手のひらに熱が生まれ、次に熱風が吹く。
護衛がゴクリと唾を飲む。
熱風はビビアナの柔らかい茶色の髪を乱して、やがて落ち着いた。
静寂が訪れる。
四人とも緊張した様子で注目していたが、何も変化はなかった。選ばれなかったらしい。
「今回は残念ながら、使い魔に選ばれなかったようです。
十回目でやっと使い魔が決まった方もいらっしゃいます。お望みでしたら一月後、またご来店ください」
明らかに肩を落とした護衛は、次の護衛と席を代わった。
次の護衛も選ばれず、三人目はレオニールの番だ。
「手を重ねてください」
前の二人を見ていた分、スムーズに進められる。レオニールは表情こそ笑顔だが、緊張しているようで手に力が入っていた。
「さあ、おいで……」
本日三度目の呼びかけに、手のひらに熱が生まれ、熱風が吹いた。先ほどより強い熱風が、ビビアナとレオニールの髪を盛大に乱して、やがて落ち着いた。
静寂が訪れる。
「……私も選ばれなかったか」
「いえ、大丈夫です」
ビビアナがテーブルの下を覗き込むと、つられてレオニールも同じ動きをした。
「……これは」
テーブルの下には小さな濃紫の蝙蝠がいた。
ビビアナが両手で蝙蝠を包み込んで、レオニールの前に差し出す。ツルツルした羽とは裏腹に、身体はふわふわした毛に覆われている。
「おめでとうございます。一度目で使い魔に選ばれる方は少ないんですよ」
レオニールの手のひらに蝙蝠を乗せると、レオニールの肩の力が抜けた。
「この子の種類はシルトバット。契約名はパンジー。
シルトバットは攻守に優れた種類です。野生の個体と違って、パンジーは強力な結界を得意とします。
パンジーはシルトバットの色変わりですね。羽の裏と足がピンク色です」
「本当だ。野生のシルトバットは全身濃紫だったね。この子はお洒落さんだ」
他の三人からおめでとうと言われて、嬉しそうな笑顔のレオニールを見ると、ビビアナもつられて笑顔になる。喜んでもらえると、やはり嬉しい。きっとパンジーを大事にしてくれるだろう。
「アンジェラ様が終わったら、パンジーの技を試してみましょうか」
「ようやく私の番ね! 私に相応しい使い魔はどなたかしら」
アンジェラが椅子に座ると、スッと自分の手を差し出した。
妙に様になる仕草に苦笑しながら手を取る。
「では初めますね」
アンジェラの結果は……駄目だった。
椅子に座ったまま微動だにしないアンジェラに、レオニールが控えめに声をかけたが、反応はない。
「あの……アンジェラ様?」
「なんで……」
鋭い目付きでビビアナを睨み付け、立ち上がると同時に手を振りかざす。
「私をバカにしてるの!?」
タンクが低い唸り声をあげてアンジェラに飛び付こうと姿勢を低くする。しかし、振りかざした手はビビアナに届くことはなかった。
「お客様、終わりましたらお帰り下さい」
いつの間にかリュカがいて、アンジェラの手を後ろから掴んでいた。
にっこりと笑顔だが、リュカを纏う空気が怖い。
それより何よりビビアナが気になったのは、リュカの頭に金色の角がないことだ。
「ちょっと! 離しなさいよ! 失礼じゃない!」
リュカはにっこり笑顔で、アンジェラの身体をレオニールに押し付けた。リュカの笑顔に当てられて、シルトバットのパンジーがレオニールの肩によじ登りキュイキュイと警戒音を鳴らす。
「身内の躾はしっかり行って下さい」
「あ、ああ。君は……」
レオニールの声が少し震えている。アンジェラは今初めましてリュカの姿を見たようで、驚き目を見開いている。
「たまご屋の従業員です。
……それにしても危なかったですね。
店主に手を出していたら、店主の使い魔があなたに噛みついていたでしょう。鋭い牙はあなたの細腕など一瞬で噛みちぎる威力がありますからね。
使い魔とはそういうものです。主を守る盾となり牙となる。
そこのシルトバットが警戒音を出しているのも、必死に危険を知らせているのですよ」
タンクの低い唸り声を聞いたアンジェラの顔が、とたんに青くなった。腰が抜け、レオニールにしがみついてガタガタ震えている。
「タンク、私は大丈夫よ」
タンクの首に腕をまわして万が一飛びかかるのを防ぎながら、ふわふわの毛並みを撫でる。危険はないと判断したようで、唸り声が小さくなった。シルトバットのパンジーの警戒音も止んだ。
「……リュカ。ありがとう。……角は?」
助けられたお礼を言うと、リュカが柔らかく微笑んで頭を撫でる。
「見えないように、細工した」
ビビアナの髪を書き上げて耳元に唇を寄せ、ささやいた。リュカの息がくすぐったい。
ビビアナは自分の胸の辺りをそっと触った。何だか胸がドキドキする。騒がしい感じではなく、じんわり温かいような、心地好いドキドキだ。
初めての感覚にビビアナはこっそり首をかしげた。自分で思うより緊張していたのだろか。
「……妹が申し訳なかった」
静まりきった場にレオニールの声が響く。主人が頭を下げたのを見て、護衛も慌てて頭を下げる。
レオニールがアンジェラに謝罪を促しているが、アンジェラはうつむいたままワンピースのスカートを握りしめていた。
ビビアナはため息をついて、場の雰囲気を変える為に明るい声を出した。
「さぁ、皆さん。外に行きましょうか。パンジーの技を試してみましょう」
パンジーが張り切って、羽をバタつかせキュッと鳴いた。
みんなで外に出るとパンジーはレオニールの肩から飛んで、ビビアナの肩に止まった。
「では、レオニール様はこちらへ。後の方は奥に下がってください」
レオニールから他の三人が離れたのを確認して、タンクとパンジーを見る。どちらもやる気満々な目をしていた。
「店主、私はどうすれば……」
「レオニール様はパンジーを信じて、楽にしていて下さい」
みんな今から何が始まるのかと、息を詰めてみている。三人とレオニールの間をパンジーが飛ぶ。全員がその動きを目で追った。
その油断が必要なのだ。
タンクが低い唸り声をあげて、レオニールに向かって走る。
護衛が叫んで走ってくるが、間に合わない。レオニールが腰元の剣に手を掛けた時には、タンクは牙を剥き出しにして跳びかかった。
レオニールがタンクに押し倒され、その身体に噛みつく……ことは出来なかった。
パンッと弾ける音がして、タンクは後ろに跳び退く。
「お疲れ様、タンク」
タンクの頭を撫でると、甘えるように足元に擦りよって来た。
ようやくレオニールに駆け寄った護衛が、剣を抜いてこちらへ向ける
。
「止めろ。剣をしまうんだ」
レオニールが止めると、護衛達は渋々剣をおろす。しかし、眼光鋭くビビアナとタンクを睨み付けている。
「ふふっ。驚かせてしまってすみません。
今のが何か分かりますか?」
「……結界か」
「そうです。パンジーが得意な技は結界。不意打ちでも、タンクの牙を防ぐほど強力です。今はあなたの身体に纏うような結界にしてもらいました。……例えば、後ろから刃物で刺されても、パンジーの結界が主人であるレオニール様を守ります」
レオニールの肩に止まったパンジーは、羽をパタパタさせて誉めてとアピールしている。
「性格は神経質で臆病。その為、危機察知能力に優れています。パンジーが警戒音を鳴らしたら、要注意ですよ。
あ、狭くて暗い場所を好むので、普段はポケットの中に入れてあげるといいと思います」
さっそく上着のポケットに入れると、ポケットの中でもぞもぞ動いて、やがて落ち付いた。微笑みながら優しくポケットの膨らみを撫でるレオニールなら、きっとパンジーも幸せになれるだろう。
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