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昔の女
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アレクシスが差し出した一輪の花を、リアは受け取った。
一輪のマーガレット。
愛を意味する花だ。
「この間は白いカーネーション。その前は赤いバラ。ふふっ、全部意味深ね」
「俺の愛を受け取って貰いたくて」
白いカーネーションも赤いバラも、全て愛を意味する花だ。
リアは定期的にファタに会いに黄金の神殿を訪れる。その事を誰に聞いたのか、リアが訪れると必ず、アレクシスが会いに来てデートに誘う流れが出来てしまった。
触れることを許してからは、ごく自然にリアの手を取り、手の甲にそっと唇をつける。それも何度も。
今日は美術館デート。デートプランは毎回アレクシスが考えてエスコートしてくれるから、リアはついていくだけだ。
デートと言っても、特別なことをする訳ではない。カフェでお茶をしたり、綺麗な庭園を眺めたり、他愛もない話をするくらい。
手はしっかりと繋いでいるのに、それ以上の触れあいはほとんどなく、むしろリアに触れることを禁忌としているかのようだった。
(ん~~、愛してるって言いながら、デシル様が舌打ちしちゃうくらい何もしないのよね)
夢の神ウニが、据え膳の女神を前に性欲が爆発しないなんて……と言っていたけれど、今のアレクシスからはリアに対する性欲は感じられない。
(もしかして……運命の赤い糸が切れたから?)
それはそれで少し複雑な気分だ。
「リア様、少し失礼します」
突然アレクシスは距離を詰めた。
抱きしめられるほどの距離にリアの胸がドキリと跳ねる。
アレクシスはリアの髪をすくった。
「え? リボン?」
「はい。リア様に俺の瞳の色を身に付けて欲しくて。ああ、思ったとおりよく似合います」
髪に結んだリボンの角度を微調整しながら、リアの耳のピアスを彼の指が擽る。
最初のデートでアレクシスから贈られたピアス。極薄い水色の宝石は希少な宝石だが、小さく控えめであまり目立たない。華美な装飾品を好まないリアの好みにぴったりだった。
「リア様を彩る物全て、俺の色で染めたい」
「ふふっ。嬉しそうね」
「はい。俺の大切な人という印って言うか……あなたに惚れた男の独占欲です」
はにかんだ笑顔につられて、リアも笑顔になった。
「リア様を慕う男は多いですから」
「あら、あなたを慕う女性も多いでしょう? ほら、あそこの陰から切ない目であなたを見ている女性がいるわ。向こうには……あらら」
目線の先に、ずんずんとこちらに向かって来る三人組の女性がいる。
王子と女神の組み合わせに、嫉妬してあからさまな敵意を向ける者はいない。リアが女神だと大っぴらに公表していないけれど、その容姿からただ者ではないと思われていたし、一国の王子ともなれば、目立たないように護衛がついてまわるからだ。
誰もが遠巻きに見守る中、三人組は眉間に皺を寄せながら、リアとアレクシスの前に立ち塞がった。
みんな若い女性だ。それぞれ身なりもよく、一様に可愛らしい。
「あら、あなたは……」
真ん中にいた黒髪の可愛らしい顔立ちの女性に、リアは見覚えがあった。初めてアレクシスに出会った日、彼の隣で熱い眼差しを向けていた女性だ。
慌てて駆け寄ろうとする護衛を、アレクシスは片手で抑えて、女性達からリアを隠すように前に立った。
「ええと、アレクシスの恋人」
「恋人ではありません!」
リアが呟いた声を拾って、アレクシスにすぐさま訂正される。
黒髪の女性は一瞬ビクリと震え、瞳を潤ませた。
恋人ではないとはいえ、彼女のアレクシスを見る目は恋する乙女のようだったのに、思い人に目の前でキッパリ否定されたら傷付くだろう。
期待させない為にわざとだろうか。
他の女性達だって同じだ。アレクシスを見る目は熱い。
「アレクシス。恋人ではなくても、夜に二人でデートするくらいの仲でしょう?」
少なくとも、わずかでも好意はあったはず。遊びで手を出したのかと非難する気持ちはない。ただ、彼が手当たり次第に女性に手を出すタイプなら……その延長でリアに愛を囁いたのなら……。
「……少し残念だわ」
言うと、アレクシスは大柄な身体でシュンと肩を落とす。まるで叱られた犬のようだ。
言い訳はしないらしい。
「違います!」
声を出したのは、黒髪の女性だった。
「アレクシス様は誠実な方です!」
アレクシスの言葉に傷付くどころか、キッとリアを見据えて彼を擁護する。
彼女はあの夜、アレクシスと一緒にいた。小刻みに震える手をギュッと握り締めているのは、リアが女神だと知っていて尚、意見しているからだろう。普通は許される行為ではない。神によっては一瞬で消し炭にされることもある。
知っているのに、震えながらもアレクシスを庇う姿に、リアは衝撃を受けていた。
「アレクシス様は最初から、私達に本気にはなれないと話して下さいました。それでもいいからと迫ったのは、私の方なんです!」
他の二人の女性も頷く。二人ともアレクシスと男女の関係があった女性なのだろうか。
「私もです。アレクシス様を振り向かせようと……。私達が勝手に好きになっただけなんです。けれど、アレクシス様は最初からずっと、誠実でした!」
「アレクシス様は何も悪くありません!」
最初からアレクシスは女性達に、愛せないと伝えていた。それでも一緒にいればチャンスがあると踏んだのは女性達。皇太子を落とせば未来の王妃になれる。
そんな考えも少しはあったかもしれない。けれど彼女達の表情は必死で、本当にアレクシスを想っているようだった。
「君たち、気持ちは有難いが今はーーー」
「アレクシス様! 私は本当にお慕いしていました! だから分かるんです。本当に愛する人を見つけたのでしょう? 私のせいで、誤解されているのに、どうして黙っていることが出来ましょうか」
誤解。彼女が言った通り誤解だったとしても、切れた赤い糸は戻らない。それになんだかこの状況は……。
(う~~ん……私、及びじゃないみたい?)
アレクシスの為と言ってはいるけれど、目の前にいるのは過去にアレクシスと関係を持った女性達。
(彼女達の気持ちに嘘はないのは分かるけど……ちょっぴり欲望の神デシル様の匂いがするわ)
熟れた果物のような痺れるほど甘い香り。
それは欲望だ。
煽ったのは彼だろう。デシルの期待したようにならないアレクシスに、差し向けた彼女達。
親身になって、自分達は味方だと信じさせて、あわよくばアレクシスの気持ちを動かしたい。そんな欲望がチラチラ覗く。
小さな可愛らしい欲望だけれど。
なんだか下手な演劇を見ている気分だ。
「アレクシス」
「はい」
「私、今日は帰るわね」
「え? いや、待ってーーー」
その場から逃げだすように、リアは姿を消した。
一輪のマーガレット。
愛を意味する花だ。
「この間は白いカーネーション。その前は赤いバラ。ふふっ、全部意味深ね」
「俺の愛を受け取って貰いたくて」
白いカーネーションも赤いバラも、全て愛を意味する花だ。
リアは定期的にファタに会いに黄金の神殿を訪れる。その事を誰に聞いたのか、リアが訪れると必ず、アレクシスが会いに来てデートに誘う流れが出来てしまった。
触れることを許してからは、ごく自然にリアの手を取り、手の甲にそっと唇をつける。それも何度も。
今日は美術館デート。デートプランは毎回アレクシスが考えてエスコートしてくれるから、リアはついていくだけだ。
デートと言っても、特別なことをする訳ではない。カフェでお茶をしたり、綺麗な庭園を眺めたり、他愛もない話をするくらい。
手はしっかりと繋いでいるのに、それ以上の触れあいはほとんどなく、むしろリアに触れることを禁忌としているかのようだった。
(ん~~、愛してるって言いながら、デシル様が舌打ちしちゃうくらい何もしないのよね)
夢の神ウニが、据え膳の女神を前に性欲が爆発しないなんて……と言っていたけれど、今のアレクシスからはリアに対する性欲は感じられない。
(もしかして……運命の赤い糸が切れたから?)
それはそれで少し複雑な気分だ。
「リア様、少し失礼します」
突然アレクシスは距離を詰めた。
抱きしめられるほどの距離にリアの胸がドキリと跳ねる。
アレクシスはリアの髪をすくった。
「え? リボン?」
「はい。リア様に俺の瞳の色を身に付けて欲しくて。ああ、思ったとおりよく似合います」
髪に結んだリボンの角度を微調整しながら、リアの耳のピアスを彼の指が擽る。
最初のデートでアレクシスから贈られたピアス。極薄い水色の宝石は希少な宝石だが、小さく控えめであまり目立たない。華美な装飾品を好まないリアの好みにぴったりだった。
「リア様を彩る物全て、俺の色で染めたい」
「ふふっ。嬉しそうね」
「はい。俺の大切な人という印って言うか……あなたに惚れた男の独占欲です」
はにかんだ笑顔につられて、リアも笑顔になった。
「リア様を慕う男は多いですから」
「あら、あなたを慕う女性も多いでしょう? ほら、あそこの陰から切ない目であなたを見ている女性がいるわ。向こうには……あらら」
目線の先に、ずんずんとこちらに向かって来る三人組の女性がいる。
王子と女神の組み合わせに、嫉妬してあからさまな敵意を向ける者はいない。リアが女神だと大っぴらに公表していないけれど、その容姿からただ者ではないと思われていたし、一国の王子ともなれば、目立たないように護衛がついてまわるからだ。
誰もが遠巻きに見守る中、三人組は眉間に皺を寄せながら、リアとアレクシスの前に立ち塞がった。
みんな若い女性だ。それぞれ身なりもよく、一様に可愛らしい。
「あら、あなたは……」
真ん中にいた黒髪の可愛らしい顔立ちの女性に、リアは見覚えがあった。初めてアレクシスに出会った日、彼の隣で熱い眼差しを向けていた女性だ。
慌てて駆け寄ろうとする護衛を、アレクシスは片手で抑えて、女性達からリアを隠すように前に立った。
「ええと、アレクシスの恋人」
「恋人ではありません!」
リアが呟いた声を拾って、アレクシスにすぐさま訂正される。
黒髪の女性は一瞬ビクリと震え、瞳を潤ませた。
恋人ではないとはいえ、彼女のアレクシスを見る目は恋する乙女のようだったのに、思い人に目の前でキッパリ否定されたら傷付くだろう。
期待させない為にわざとだろうか。
他の女性達だって同じだ。アレクシスを見る目は熱い。
「アレクシス。恋人ではなくても、夜に二人でデートするくらいの仲でしょう?」
少なくとも、わずかでも好意はあったはず。遊びで手を出したのかと非難する気持ちはない。ただ、彼が手当たり次第に女性に手を出すタイプなら……その延長でリアに愛を囁いたのなら……。
「……少し残念だわ」
言うと、アレクシスは大柄な身体でシュンと肩を落とす。まるで叱られた犬のようだ。
言い訳はしないらしい。
「違います!」
声を出したのは、黒髪の女性だった。
「アレクシス様は誠実な方です!」
アレクシスの言葉に傷付くどころか、キッとリアを見据えて彼を擁護する。
彼女はあの夜、アレクシスと一緒にいた。小刻みに震える手をギュッと握り締めているのは、リアが女神だと知っていて尚、意見しているからだろう。普通は許される行為ではない。神によっては一瞬で消し炭にされることもある。
知っているのに、震えながらもアレクシスを庇う姿に、リアは衝撃を受けていた。
「アレクシス様は最初から、私達に本気にはなれないと話して下さいました。それでもいいからと迫ったのは、私の方なんです!」
他の二人の女性も頷く。二人ともアレクシスと男女の関係があった女性なのだろうか。
「私もです。アレクシス様を振り向かせようと……。私達が勝手に好きになっただけなんです。けれど、アレクシス様は最初からずっと、誠実でした!」
「アレクシス様は何も悪くありません!」
最初からアレクシスは女性達に、愛せないと伝えていた。それでも一緒にいればチャンスがあると踏んだのは女性達。皇太子を落とせば未来の王妃になれる。
そんな考えも少しはあったかもしれない。けれど彼女達の表情は必死で、本当にアレクシスを想っているようだった。
「君たち、気持ちは有難いが今はーーー」
「アレクシス様! 私は本当にお慕いしていました! だから分かるんです。本当に愛する人を見つけたのでしょう? 私のせいで、誤解されているのに、どうして黙っていることが出来ましょうか」
誤解。彼女が言った通り誤解だったとしても、切れた赤い糸は戻らない。それになんだかこの状況は……。
(う~~ん……私、及びじゃないみたい?)
アレクシスの為と言ってはいるけれど、目の前にいるのは過去にアレクシスと関係を持った女性達。
(彼女達の気持ちに嘘はないのは分かるけど……ちょっぴり欲望の神デシル様の匂いがするわ)
熟れた果物のような痺れるほど甘い香り。
それは欲望だ。
煽ったのは彼だろう。デシルの期待したようにならないアレクシスに、差し向けた彼女達。
親身になって、自分達は味方だと信じさせて、あわよくばアレクシスの気持ちを動かしたい。そんな欲望がチラチラ覗く。
小さな可愛らしい欲望だけれど。
なんだか下手な演劇を見ている気分だ。
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「はい」
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