31 / 100
回想、オレリアン
14
しおりを挟む
王都へ向かう馬車の中では、お互いほとんど無言だった。
『セリーヌの手紙』はコンスタンスの俺への元々ゼロに等しかった信頼を打ち砕き、マイナスにまで引き下げた。
なんとか当たり障りのない会話くらいと思ったが、俺は妻であるこの女性と何を話したらいいのかさえ検討がつかない。
俺は、彼女が20通近く俺に書き送ってくれたという手紙を1通しか目にしていないため、話題さえ浮かばなかったのだ。
それに、下手に話題を振れば、手紙が届いていなかったことまで暴露しなくてはならない。
情け無い俺は、ここに至ってまで、義母に翻弄される自分をこれ以上曝け出したくはなかったのだ。
せめて彼女からのプレゼントの手袋をはめて見せたかったが、もう春を感じる季節に冬用の皮の手袋はそぐわない。
相変わらず彼女は背筋をシャンと伸ばし、姿勢よく、窓の外を眺めている。
だが王都に入ると心なしかその横顔が緊張しているのを、俺は感じ取っていた。
ヒース侯爵邸が見えて来て、馬車が邸の門の前で停車した。
普通なら門を開けさせそのまま邸内に入るのに、馬車は停車したままだ。
訝しく思った俺は、窓から顔を出して
「どうした?」
と御者にたずねた。
「旦那様、それが…」
その時、
「オレリアン!」
と叫ぶ女性の声が聞こえた。
呼ばれた方を向くと、馬車の窓の下へ、女性が走り寄ってくる。
…セリーヌだった。
セリーヌは窓の側まで来て、
「オレリアン!待ってたわ!」
と俺の方へ両手を伸ばした。
なんということだろう。
何故、別れたはずの元恋人が俺に駆け寄ってくるのだろう。
万が一セリーヌが俺をたずねて来ても、マテオは門前払いするはずだ。
だから彼女は、門の前で俺を待っていたとでも言うのだろうか。
俺はコンスタンスを振り返った。
彼女は今までになく無表情に俺を見ている。
「どうして⁈
どうして何度手紙を出しても返事をくれないの⁈」
窓の下でセリーヌが喚いているが、ここは往来もあり、放置するわけにもいかない。
俺は馬車を降り、セリーヌに向き直った。
「何をしてるんだ、ノントン子爵夫人」
俺の冷たい言い方に、セリーヌが僅かに怯む。
だがすぐに思い直したように俺との間を詰めると、
「私、あなたに手紙を書いたの!
でもきっと邪魔されてあなたに届いていなかったのでしょう?」
と言い放った。
なるほど。
俺が彼女に返事をしなかったのは、俺に手紙が届いていなかったせいだと言うのか。
たしかに義母のせいで手紙は届いていなかったが、例え目にしていたところで、俺は無視していたことだろう。
「それで、何しに来た?」
「だから!直接会いに来たのよ!
私やっぱりあなたを忘れられない!
あなただってそうでしょう?」
「君はバカか?
私はもう結婚している」
「それは、政略結婚でしょう?
可哀想なオレリアン。
私と別れて、結婚なんてどうでもよくなってしまったのでしょう?」
俺は、絶句した。
あまりにも驚き過ぎると、人は、思考が停止するらしい。
俺がかつて愛した女性は、ここまで愚かで自分勝手な女だったのか。
「人伝に、あなたが不幸な結婚生活を送っていると聞いたわ。
私も同じ。あなたとの思い出が美し過ぎて、夫になんて、触れられるのも嫌なの。
私たちきっと、間違えてしまったんだわ。
ねぇ、お願い、オレリアン。
私たち、やり直しましょう!」
思わず絶句してセリーヌに語らせてしまったが、これ以上彼女の気持ち悪いバカ話を聞くわけにはいかない。
「何馬鹿なことを言ってるんだ。
すぐにここを立ち去れ。
これ以上君の話を聞く気はない」
俺はそう言い捨て、セリーヌに背を向けた。
しかし、馬車に戻ろうとする俺の腕をセリーヌが掴む。
「待ってオレリアン。
私の話を聞いて!」
「無駄だ」
俺は彼女の手を振り払う。
「オレリアン!」
しかし馬車に乗ろうとして、俺は足を止めた。
コンスタンスが馬車を降り、タラップの下に立っていたのだ。
「コンスタンス…」
俺がバツが悪そうに名を呼ぶと、彼女は困ったように微笑んだ。
「旦那様、ここは目立ちます。
中に入ってお話を伺ってはいかがですか?」
「いや、その必要はない」
俺はコンスタンスを促して馬車に戻ろうとした。
セリーヌと話すことなど、本当に何も無いのだ。
だが、コンスタンスを目にしたセリーヌは今度は彼女の方に向かって叫んだ。
「あなたが無理矢理彼を夫にした女ね?
オレリアンを返して!
あなたはいらないでしょう?」
コンスタンスに掴みかからんばかりに向かおうとするセリーヌに、俺は迷うことなく、コンスタンスを庇うように立ち塞がった。
「俺の妻に近寄るな!!
もう君と話すことは本当に何も無いんだ!
迷惑だ!!
二度と俺たちの前に現れないでくれ!」
コンスタンスにまで理不尽で意味不明な言葉を吐くセリーヌに、俺はかなり強い口調で拒絶の姿勢を示した。
本当に、心の底からもう関わりたくないという態度で。
俺が守るべき女性は、この昔の恋人などではなく、妻なのだから。
かつて俺に拒絶などされたことがなかったセリーヌは、ここに及んでやっと俺の本気を理解したらしい。
突然大粒の涙をボロボロッとこぼすと、
「酷い!!」
と一言叫んで俺たちに背を向けた。
やっとわかってくれたかとホッとしてコンスタンスに向き直った瞬間、彼女が目を見開いた。
そして、
「待って!危ない!」
と叫んで俺の横をすり抜けた。
……………え⁇
本当に一瞬だった。
俺の目がすり抜けて行くコンスタンスの残像を追って振り返った瞬間、彼女がセリーヌを突き飛ばすのが見えた。
そこへ、通りを走る馬車が突っ込んで来る。
「コンスタンス!!」
ガッ!!!
馬車に跳ね飛ばされたコンスタンスの体が宙を舞う。
「コンスタンスーーッ!!!」
一瞬、コンスタンスと目が合ったような気がした。
『セリーヌの手紙』はコンスタンスの俺への元々ゼロに等しかった信頼を打ち砕き、マイナスにまで引き下げた。
なんとか当たり障りのない会話くらいと思ったが、俺は妻であるこの女性と何を話したらいいのかさえ検討がつかない。
俺は、彼女が20通近く俺に書き送ってくれたという手紙を1通しか目にしていないため、話題さえ浮かばなかったのだ。
それに、下手に話題を振れば、手紙が届いていなかったことまで暴露しなくてはならない。
情け無い俺は、ここに至ってまで、義母に翻弄される自分をこれ以上曝け出したくはなかったのだ。
せめて彼女からのプレゼントの手袋をはめて見せたかったが、もう春を感じる季節に冬用の皮の手袋はそぐわない。
相変わらず彼女は背筋をシャンと伸ばし、姿勢よく、窓の外を眺めている。
だが王都に入ると心なしかその横顔が緊張しているのを、俺は感じ取っていた。
ヒース侯爵邸が見えて来て、馬車が邸の門の前で停車した。
普通なら門を開けさせそのまま邸内に入るのに、馬車は停車したままだ。
訝しく思った俺は、窓から顔を出して
「どうした?」
と御者にたずねた。
「旦那様、それが…」
その時、
「オレリアン!」
と叫ぶ女性の声が聞こえた。
呼ばれた方を向くと、馬車の窓の下へ、女性が走り寄ってくる。
…セリーヌだった。
セリーヌは窓の側まで来て、
「オレリアン!待ってたわ!」
と俺の方へ両手を伸ばした。
なんということだろう。
何故、別れたはずの元恋人が俺に駆け寄ってくるのだろう。
万が一セリーヌが俺をたずねて来ても、マテオは門前払いするはずだ。
だから彼女は、門の前で俺を待っていたとでも言うのだろうか。
俺はコンスタンスを振り返った。
彼女は今までになく無表情に俺を見ている。
「どうして⁈
どうして何度手紙を出しても返事をくれないの⁈」
窓の下でセリーヌが喚いているが、ここは往来もあり、放置するわけにもいかない。
俺は馬車を降り、セリーヌに向き直った。
「何をしてるんだ、ノントン子爵夫人」
俺の冷たい言い方に、セリーヌが僅かに怯む。
だがすぐに思い直したように俺との間を詰めると、
「私、あなたに手紙を書いたの!
でもきっと邪魔されてあなたに届いていなかったのでしょう?」
と言い放った。
なるほど。
俺が彼女に返事をしなかったのは、俺に手紙が届いていなかったせいだと言うのか。
たしかに義母のせいで手紙は届いていなかったが、例え目にしていたところで、俺は無視していたことだろう。
「それで、何しに来た?」
「だから!直接会いに来たのよ!
私やっぱりあなたを忘れられない!
あなただってそうでしょう?」
「君はバカか?
私はもう結婚している」
「それは、政略結婚でしょう?
可哀想なオレリアン。
私と別れて、結婚なんてどうでもよくなってしまったのでしょう?」
俺は、絶句した。
あまりにも驚き過ぎると、人は、思考が停止するらしい。
俺がかつて愛した女性は、ここまで愚かで自分勝手な女だったのか。
「人伝に、あなたが不幸な結婚生活を送っていると聞いたわ。
私も同じ。あなたとの思い出が美し過ぎて、夫になんて、触れられるのも嫌なの。
私たちきっと、間違えてしまったんだわ。
ねぇ、お願い、オレリアン。
私たち、やり直しましょう!」
思わず絶句してセリーヌに語らせてしまったが、これ以上彼女の気持ち悪いバカ話を聞くわけにはいかない。
「何馬鹿なことを言ってるんだ。
すぐにここを立ち去れ。
これ以上君の話を聞く気はない」
俺はそう言い捨て、セリーヌに背を向けた。
しかし、馬車に戻ろうとする俺の腕をセリーヌが掴む。
「待ってオレリアン。
私の話を聞いて!」
「無駄だ」
俺は彼女の手を振り払う。
「オレリアン!」
しかし馬車に乗ろうとして、俺は足を止めた。
コンスタンスが馬車を降り、タラップの下に立っていたのだ。
「コンスタンス…」
俺がバツが悪そうに名を呼ぶと、彼女は困ったように微笑んだ。
「旦那様、ここは目立ちます。
中に入ってお話を伺ってはいかがですか?」
「いや、その必要はない」
俺はコンスタンスを促して馬車に戻ろうとした。
セリーヌと話すことなど、本当に何も無いのだ。
だが、コンスタンスを目にしたセリーヌは今度は彼女の方に向かって叫んだ。
「あなたが無理矢理彼を夫にした女ね?
オレリアンを返して!
あなたはいらないでしょう?」
コンスタンスに掴みかからんばかりに向かおうとするセリーヌに、俺は迷うことなく、コンスタンスを庇うように立ち塞がった。
「俺の妻に近寄るな!!
もう君と話すことは本当に何も無いんだ!
迷惑だ!!
二度と俺たちの前に現れないでくれ!」
コンスタンスにまで理不尽で意味不明な言葉を吐くセリーヌに、俺はかなり強い口調で拒絶の姿勢を示した。
本当に、心の底からもう関わりたくないという態度で。
俺が守るべき女性は、この昔の恋人などではなく、妻なのだから。
かつて俺に拒絶などされたことがなかったセリーヌは、ここに及んでやっと俺の本気を理解したらしい。
突然大粒の涙をボロボロッとこぼすと、
「酷い!!」
と一言叫んで俺たちに背を向けた。
やっとわかってくれたかとホッとしてコンスタンスに向き直った瞬間、彼女が目を見開いた。
そして、
「待って!危ない!」
と叫んで俺の横をすり抜けた。
……………え⁇
本当に一瞬だった。
俺の目がすり抜けて行くコンスタンスの残像を追って振り返った瞬間、彼女がセリーヌを突き飛ばすのが見えた。
そこへ、通りを走る馬車が突っ込んで来る。
「コンスタンス!!」
ガッ!!!
馬車に跳ね飛ばされたコンスタンスの体が宙を舞う。
「コンスタンスーーッ!!!」
一瞬、コンスタンスと目が合ったような気がした。
243
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
甘糖むい
恋愛
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
夫に相手にされない侯爵夫人ですが、記憶を失ったので人生やり直します。
MIRICO
恋愛
第二章【記憶を失った侯爵夫人ですが、夫と人生やり直します。】完結です。
記憶を失った私は侯爵夫人だった。しかし、旦那様とは不仲でほとんど話すこともなく、パーティに連れて行かれたのは結婚して数回ほど。それを聞いても何も思い出せないので、とりあえず記憶を失ったことは旦那様に内緒にしておいた。
旦那様は美形で凛とした顔の見目の良い方。けれどお城に泊まってばかりで、お屋敷にいてもほとんど顔を合わせない。いいんですよ、その間私は自由にできますから。
屋敷の生活は楽しく旦那様がいなくても何の問題もなかったけれど、ある日突然パーティに同伴することに。
旦那様が「わたし」をどう思っているのか、記憶を失った私にはどうでもいい。けれど、旦那様のお相手たちがやけに私に噛み付いてくる。
記憶がないのだから、私は旦那様のことはどうでもいいのよ?
それなのに、旦那様までもが私にかまってくる。旦那様は一体何がしたいのかしら…?
小説家になろう様に掲載済みです。
「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。
あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。
「君の為の時間は取れない」と。
それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。
そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。
旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。
あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。
そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※35〜37話くらいで終わります。
記憶が戻ったのは婚約が解消された後でした。
しゃーりん
恋愛
王太子殿下と婚約している公爵令嬢ダイアナは目を覚ますと自分がどこにいるのかわからなかった。
眠る前と部屋の雰囲気が違ったからだ。
侍女とも話が噛み合わず、どうやら丸一年間の記憶がダイアナにはなかった。
ダイアナが記憶にないその一年の間に、王太子殿下との婚約は解消されており、別の男性と先日婚約したばかりだった。
彼が好きになったのは記憶のないダイアナであるため、ダイアナは婚約を解消しようとするお話です。
〖完結〗王女殿下の最愛の人は、私の婚約者のようです。
藍川みいな
恋愛
エリック様とは、五年間婚約をしていた。
学園に入学してから、彼は他の女性に付きっきりで、一緒に過ごす時間が全くなかった。その女性の名は、オリビア様。この国の、王女殿下だ。
入学式の日、目眩を起こして倒れそうになったオリビア様を、エリック様が支えたことが始まりだった。
その日からずっと、エリック様は病弱なオリビア様の側を離れない。まるで恋人同士のような二人を見ながら、学園生活を送っていた。
ある日、オリビア様が私にいじめられていると言い出した。エリック様はそんな話を信じないと、思っていたのだけれど、彼が信じたのはオリビア様だった。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】記憶を失ったらあなたへの恋心も消えました。
ごろごろみかん。
恋愛
婚約者には、何よりも大切にしている義妹がいる、らしい。
ある日、私は階段から転がり落ち、目が覚めた時には全てを忘れていた。
対面した婚約者は、
「お前がどうしても、というからこの婚約を結んだ。そんなことも覚えていないのか」
……とても偉そう。日記を見るに、以前の私は彼を慕っていたらしいけれど。
「階段から転げ落ちた衝撃であなたへの恋心もなくなったみたいです。ですから婚約は解消していただいて構いません。今まで無理を言って申し訳ありませんでした」
今の私はあなたを愛していません。
気弱令嬢(だった)シャーロットの逆襲が始まる。
☆タイトルコロコロ変えてすみません、これで決定、のはず。
☆商業化が決定したため取り下げ予定です(完結まで更新します)
大好きなあなたを忘れる方法
山田ランチ
恋愛
あらすじ
王子と婚約関係にある侯爵令嬢のメリベルは、訳あってずっと秘密の婚約者のままにされていた。学園へ入学してすぐ、メリベルの魔廻が(魔術を使う為の魔素を貯めておく器官)が限界を向かえようとしている事に気が付いた大魔術師は、魔廻を小さくする事を提案する。その方法は、魔素が好むという悲しい記憶を失くしていくものだった。悲しい記憶を引っ張り出しては消していくという日々を過ごすうち、徐々に王子との記憶を失くしていくメリベル。そんな中、魔廻を奪う謎の者達に大魔術師とメリベルが襲われてしまう。
魔廻を奪おうとする者達は何者なのか。王子との婚約が隠されている訳と、重大な秘密を抱える大魔術師の正体が、メリベルの記憶に導かれ、やがて世界の始まりへと繋がっていく。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる