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最初の人
3魔法と祝詞★
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これからの旅にわくわくが止まらない俺。
ラフィは記憶を無くている(と言うことにしている)俺を気遣ってくれて、商談に向かっている町に着くまでの間、色々と教えてくれた。
例えば基本的な挨拶の仕方や貨幣について、そして国について。
今いるのはフェザール国で首都はここから少し遠く離れた場所にあって、コーネリアという名前らしい。
そしてここが一番重要かもしれない。
ーー魔法についてだ。
やっぱり異世界に来たら魔法は使いたいよな!
さっきしょぼいファイアしか出せなかったから是非とも盛大なものを出してみたいじゃない。
「魔法はどうすれば使えるんですか?」
「魔法は祝詞(のりと)を構築してそれに魔力を込めて口にする事で発現するんだ。例えばーーー風の導きにて一時の穏やかな風を彼の者に賜わらん」
するとぶわっと涼しい風が俺の頬を撫でた。
ラフィは鞄から羊毛のようなものを取り出すとよく見ておくようにとコウキに言った。
「風は発現しましたけれど、炎の導きにて眼の前の供物を燃やし尽くせ」
ラフィが祝詞を口にしても、何も起こらなかった。
「祝詞にはその発現してくれる神様ごとに違い、また相性もあって、今の祝詞は炎の神様への祝詞だったのだけど、私にはその神様からの加護が無いため発現しなかった」
つまりは属性と呪文詠唱みたいな感じか。
「そして同じ祝詞を言ったとしても、その人の相性や魔力量で威力に差がでる」
「ーーー風の導きにて一時の弱き風を吹かせん」
ぶわぁああああああっ!!!!
ラフィの言った祝詞を俺が適当にアレンジして言ったら少し向こう側に竜巻が生まれた。
「・・・・・・」
「・・・・・・あー」
俺もラフィも一瞬呆然とする。
立ち直るのが早かったのはラフィだ。
「コウキは風の神様からの寵愛があるようだね。魔力量も多いのかも。一度鑑定師に見て貰った方が良いかもしれない」
「鑑定師?」
「鑑定師はその人に与えられている神様からの加護や魔力量など、また商品の価値の鑑定などを行う人達のことで、成人前に大抵の人は鑑定して貰うものなんだ」
ラフィはあ少し考え込むが、頷くと俺を見ていった。
「自分の適性を知るのは重要な事だし、今後の事を考えて今回の商談が終わったら首都コーネリアへ向かおう。あと、祝詞についても学ぶ必要がありそうだ。首都には腕の良い鑑定師の知り合いがいるからその人に見てもらうのが一番いいだろう」
何やらトントン拍子に次の動きが決まっていく。
それから程なくして褐色の岩山が見えてきた。
「そろそろ着くね。あの岩山の麓に今回商談相手のいる町があるんだ」
「あの岩山までで砂海は終わり?」
「ああ、そうだよ。あの岩山が砂海の終点。この町は砂海最大の町で冒険者はこの町から砂海探索にでることが多いから。まずは町に着いたらコウキの服を買いにいこう」
「え、俺この服でいいんだけど」
何が不味いのだろうか?
「上下黒い装束というのは死神を連想させるとして敬遠される。だからあまり好まれる色ではなくてね」
それを言ったら現代日本の通勤ラッシュは死神だらけだ。
ってかよく死神装束の男を拾う気になったなラフィ、いや有り難いけれど。
「よく分からないので、ラフィに全てお任せで」
「まかせて!コウキの美しさを余す所なく体現してみせるよ。楽しみだな」
なんかラフィが異様に意気込んでいる。
着せ替え人形にはなりたくない。
けれどラフィはやる気だ。
お世話になるんだ、着せ替え人形役くらい堪えよう。
ってか俺の美しさって何??
「お手柔らかにお願いします」
そうこう話している間に商談相手のいるネルの町へと到着した、のだが⋯
「⋯町なんてどこにもないけれど」
見渡す限りの岩肌で、家らしき建物は見当たらない。
俺が不審気味にそう言うとラフィは微笑ましいようなものを見る目つきになりニコリと笑った。
「ふふ、この村は岩山をくり抜いていて、こう見えてこの岩山の中は三階層なっていて、上層、地層、地下層に別れているんだ」
岩山をくり抜いて生活って、確か中学の社会の時間に習った気がする。
それのでっかい版ってことか。
「上層は裕福な貴族や豪商が、地層は平民が、地下層は治安の悪い階層になっててね。そうそう、上層は兎も角、地下層には絶対に立ち入らないで」
真剣な眼差しで言われ反射的に思わず頷く。
「⋯心配だからこれを身に着けて置い貰おうか」
金色に細かな細工がなされた腕輪を渡されて言われるまま右手首に身に付ける。
ラフィが腕輪に触れ祝詞を紡いだ。
「大地より生まれし金色の絆を我と彼の者に与えたまへ」
するとぶかぶかだった腕輪が縮み、コウキの手首にジャストフィットした。
「これって⋯」
「この腕輪には大地の神の加護が付与された魔導具で、居場所が分かる魔法が組み込まれている。万が一行方知れずになっても探せるようになってるんだ」
GPS魔導具な訳ね。
⋯まあ、はぐれても探して貰えるならいいかな。
「あと、このペンダントも身に付けて」
そう言って渡されたのは、大粒のダイヤモンドっぽい宝石のネックレスだつた。
「それには、攻撃を防御する効果がある石で出来ていて悪意がある人間を弾いたりするんだ」
俺は手の中のダイヤのネックレスにビビる。
この大きさ何カラットのダイヤなんだろう。
日本では滅多にお目にかかれない大粒サイズだった。
流石に何億もしそうな宝石を受け取れない、腕輪ももしかして金メッキじゃなくて純金かも⋯そう思うと急に持っている事に恐怖を覚えてきた。
庶民の俺には怖すぎる。
「あの、ラフィ流石にこんなに高価そうな品々を身に着けるのは色々な意味で怖いんだけど⋯」
俺は恐る恐る返品したい旨を伝える。
すると、ラフィは俺の両手を自身の両手で包みこんで視線を合わせて見つめて言った。
「コウキを失う方が私は怖い。それに加護を付与された魔導具としてはさほど高価なものではないしその辺の町娘でも身につけているものだから、壊れても構わない品なんだ、安心しいて受け取って」
すごい眼力で見つめられ俺はタジタジになり、俺は結局身に着ける事にした。
「さあ、町へ入ろうか」
ラフィは岩が入り組んでいる場所をスイスイと通っていく。
俺はその後を着いていき、10分も掛からず門番の立っている場所にたどり着いた。
「ようこそ炭鉱の町ネルへ、身分証と目的をどうぞ」
俺はその言葉に青ざめる。
異世界から落ちてきたのだ、身分証など持ち合わせていない。
こういう場合どうしたら⋯
「私はコールマン・ラフィだ。彼はミヤマ・コウキ。彼は盗賊に襲われ消却魔法使われたようで私が保護した。この町では身分証の発行が出来たね」
「はい、銀貨5枚で行っています」
「では彼の分をお願いしたい」
門番はお金を受け取ると俺達を詰め所の部屋へと案内してくれた。
「この石板に両手の手のひらを押し当てて、肩の力を抜いて5分間じっとしていてくれ」
5分後ーーー
「確かにミヤマ・コウキ本人です。犯罪歴も無いようだし、門と通って問題ありません」
発行してくれた人は無くさないように、と身分証に紐を通してくれた。
「有難うございます」
俺がそう言ってニコリと笑い掛けると、何故だか門番の皆さんは顔を赤くしてしまった。
するとラフィにがしっと肩を抱き寄せられた。
何処となく険しい雰囲気を纏っているのを感じた。
え、なんで??
「それでは先を急ぐので失礼する」
肩をラフィに抱かれたまま詰め所を出る。
「コウキ、今後笑いかけるのは私だけにして欲しいな、敵が増えるから」
「????うん、まあ努力してみます」
そうして俺達はネルに無事入ることができたのだった。
ラフィは記憶を無くている(と言うことにしている)俺を気遣ってくれて、商談に向かっている町に着くまでの間、色々と教えてくれた。
例えば基本的な挨拶の仕方や貨幣について、そして国について。
今いるのはフェザール国で首都はここから少し遠く離れた場所にあって、コーネリアという名前らしい。
そしてここが一番重要かもしれない。
ーー魔法についてだ。
やっぱり異世界に来たら魔法は使いたいよな!
さっきしょぼいファイアしか出せなかったから是非とも盛大なものを出してみたいじゃない。
「魔法はどうすれば使えるんですか?」
「魔法は祝詞(のりと)を構築してそれに魔力を込めて口にする事で発現するんだ。例えばーーー風の導きにて一時の穏やかな風を彼の者に賜わらん」
するとぶわっと涼しい風が俺の頬を撫でた。
ラフィは鞄から羊毛のようなものを取り出すとよく見ておくようにとコウキに言った。
「風は発現しましたけれど、炎の導きにて眼の前の供物を燃やし尽くせ」
ラフィが祝詞を口にしても、何も起こらなかった。
「祝詞にはその発現してくれる神様ごとに違い、また相性もあって、今の祝詞は炎の神様への祝詞だったのだけど、私にはその神様からの加護が無いため発現しなかった」
つまりは属性と呪文詠唱みたいな感じか。
「そして同じ祝詞を言ったとしても、その人の相性や魔力量で威力に差がでる」
「ーーー風の導きにて一時の弱き風を吹かせん」
ぶわぁああああああっ!!!!
ラフィの言った祝詞を俺が適当にアレンジして言ったら少し向こう側に竜巻が生まれた。
「・・・・・・」
「・・・・・・あー」
俺もラフィも一瞬呆然とする。
立ち直るのが早かったのはラフィだ。
「コウキは風の神様からの寵愛があるようだね。魔力量も多いのかも。一度鑑定師に見て貰った方が良いかもしれない」
「鑑定師?」
「鑑定師はその人に与えられている神様からの加護や魔力量など、また商品の価値の鑑定などを行う人達のことで、成人前に大抵の人は鑑定して貰うものなんだ」
ラフィはあ少し考え込むが、頷くと俺を見ていった。
「自分の適性を知るのは重要な事だし、今後の事を考えて今回の商談が終わったら首都コーネリアへ向かおう。あと、祝詞についても学ぶ必要がありそうだ。首都には腕の良い鑑定師の知り合いがいるからその人に見てもらうのが一番いいだろう」
何やらトントン拍子に次の動きが決まっていく。
それから程なくして褐色の岩山が見えてきた。
「そろそろ着くね。あの岩山の麓に今回商談相手のいる町があるんだ」
「あの岩山までで砂海は終わり?」
「ああ、そうだよ。あの岩山が砂海の終点。この町は砂海最大の町で冒険者はこの町から砂海探索にでることが多いから。まずは町に着いたらコウキの服を買いにいこう」
「え、俺この服でいいんだけど」
何が不味いのだろうか?
「上下黒い装束というのは死神を連想させるとして敬遠される。だからあまり好まれる色ではなくてね」
それを言ったら現代日本の通勤ラッシュは死神だらけだ。
ってかよく死神装束の男を拾う気になったなラフィ、いや有り難いけれど。
「よく分からないので、ラフィに全てお任せで」
「まかせて!コウキの美しさを余す所なく体現してみせるよ。楽しみだな」
なんかラフィが異様に意気込んでいる。
着せ替え人形にはなりたくない。
けれどラフィはやる気だ。
お世話になるんだ、着せ替え人形役くらい堪えよう。
ってか俺の美しさって何??
「お手柔らかにお願いします」
そうこう話している間に商談相手のいるネルの町へと到着した、のだが⋯
「⋯町なんてどこにもないけれど」
見渡す限りの岩肌で、家らしき建物は見当たらない。
俺が不審気味にそう言うとラフィは微笑ましいようなものを見る目つきになりニコリと笑った。
「ふふ、この村は岩山をくり抜いていて、こう見えてこの岩山の中は三階層なっていて、上層、地層、地下層に別れているんだ」
岩山をくり抜いて生活って、確か中学の社会の時間に習った気がする。
それのでっかい版ってことか。
「上層は裕福な貴族や豪商が、地層は平民が、地下層は治安の悪い階層になっててね。そうそう、上層は兎も角、地下層には絶対に立ち入らないで」
真剣な眼差しで言われ反射的に思わず頷く。
「⋯心配だからこれを身に着けて置い貰おうか」
金色に細かな細工がなされた腕輪を渡されて言われるまま右手首に身に付ける。
ラフィが腕輪に触れ祝詞を紡いだ。
「大地より生まれし金色の絆を我と彼の者に与えたまへ」
するとぶかぶかだった腕輪が縮み、コウキの手首にジャストフィットした。
「これって⋯」
「この腕輪には大地の神の加護が付与された魔導具で、居場所が分かる魔法が組み込まれている。万が一行方知れずになっても探せるようになってるんだ」
GPS魔導具な訳ね。
⋯まあ、はぐれても探して貰えるならいいかな。
「あと、このペンダントも身に付けて」
そう言って渡されたのは、大粒のダイヤモンドっぽい宝石のネックレスだつた。
「それには、攻撃を防御する効果がある石で出来ていて悪意がある人間を弾いたりするんだ」
俺は手の中のダイヤのネックレスにビビる。
この大きさ何カラットのダイヤなんだろう。
日本では滅多にお目にかかれない大粒サイズだった。
流石に何億もしそうな宝石を受け取れない、腕輪ももしかして金メッキじゃなくて純金かも⋯そう思うと急に持っている事に恐怖を覚えてきた。
庶民の俺には怖すぎる。
「あの、ラフィ流石にこんなに高価そうな品々を身に着けるのは色々な意味で怖いんだけど⋯」
俺は恐る恐る返品したい旨を伝える。
すると、ラフィは俺の両手を自身の両手で包みこんで視線を合わせて見つめて言った。
「コウキを失う方が私は怖い。それに加護を付与された魔導具としてはさほど高価なものではないしその辺の町娘でも身につけているものだから、壊れても構わない品なんだ、安心しいて受け取って」
すごい眼力で見つめられ俺はタジタジになり、俺は結局身に着ける事にした。
「さあ、町へ入ろうか」
ラフィは岩が入り組んでいる場所をスイスイと通っていく。
俺はその後を着いていき、10分も掛からず門番の立っている場所にたどり着いた。
「ようこそ炭鉱の町ネルへ、身分証と目的をどうぞ」
俺はその言葉に青ざめる。
異世界から落ちてきたのだ、身分証など持ち合わせていない。
こういう場合どうしたら⋯
「私はコールマン・ラフィだ。彼はミヤマ・コウキ。彼は盗賊に襲われ消却魔法使われたようで私が保護した。この町では身分証の発行が出来たね」
「はい、銀貨5枚で行っています」
「では彼の分をお願いしたい」
門番はお金を受け取ると俺達を詰め所の部屋へと案内してくれた。
「この石板に両手の手のひらを押し当てて、肩の力を抜いて5分間じっとしていてくれ」
5分後ーーー
「確かにミヤマ・コウキ本人です。犯罪歴も無いようだし、門と通って問題ありません」
発行してくれた人は無くさないように、と身分証に紐を通してくれた。
「有難うございます」
俺がそう言ってニコリと笑い掛けると、何故だか門番の皆さんは顔を赤くしてしまった。
するとラフィにがしっと肩を抱き寄せられた。
何処となく険しい雰囲気を纏っているのを感じた。
え、なんで??
「それでは先を急ぐので失礼する」
肩をラフィに抱かれたまま詰め所を出る。
「コウキ、今後笑いかけるのは私だけにして欲しいな、敵が増えるから」
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