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14パシリ 淫魔の名を持つ恋する乙女は夢を見ぬ間に花と散る
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「ねぇヴェラ、どういうことだと思う? もう告白だよねこれ!」
「軍議の前に公開告白⁉ そんなことあの男がやる⁉」
「でもでも、男が先立ってやるっていったら……」
「ってか告白なら深夜のバルコニーで逢引してるその時やるでしょフツー」
「逢引じゃないって! でもぉ、アシュランがぁ、私のこと探してたってぇ、深夜にぃ、それでぇ、二人の距離が急接近してぇ───」
「もしかしてあの堅物のことだから交際の許可が欲しいとかだったりして! ───そんなわけ……」
「きゃーーーーーーーー!!!!!」
「駄目だこの子……淫魔のくせに人間にガチ堕ちしてるわ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
十二将軍皆のお土産を買いにシャンディへ行ったゾルゲが、ようやく全てを買い揃え意気揚々と帰還した日それは軍議の日でもあった───
新作バッグに新作コスメ、木版印刷の糸綴じ本20冊、麦酒五樽、靴に服にアクセサリーに食器に果実酒に美少女刺繍の抱き枕などなど、行商人か吾輩? ドラコ様のお菓子はいいとして、こんなものをいちいち運ぶ身にもなってみて欲しいですねぇ。
そう、人気のあるところでは転移能力を使うのは憚れるため、大量に抱えた荷物をわざわざ人目のないところや宿に来ては転移して魔族領の自室に運び、またシャンディに戻るということをゾルゲはしなければならなかった。
特に麦酒五樽なんかは荷馬車を借都市から離れた地まで行かなければならず、面倒臭いことこの上なかった。
まあよい、これでしばらく大人しくなるだろう。吾輩は次なる任務が舞い込むまで休暇を楽しむとするか───
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ポーチ? もうそんなのいらな~い。フンフンフーン♪」
「あら、コスメ買うセンスよくなったんじゃなーい」
「おいおい、五樽くらい三日でなくなるぞ!」
「このフワホワあまーい!おいしー!たまんなーい!」
「ゾルゲ! 春画が入っとるぞ! しかもお耽美陰間物ではないか!」
「この短刀は詫びのつもりか? ゾルゲ殿」
軍議が始まる前に買ってきたお土産各々に渡すといつも通りの好き勝手な言葉をぶつけてくる。しかし、一日がかりで買うのに一番苦労したポーチをいらないとリリーに言われたときにはさすがにゾルゲの額に青筋が浮きそうになったのはご愛嬌として。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
前線では互いに新たな要塞の建築に精力を傾けているせいか睨み合いの膠着状態が続いていた。そのせいもあって白鼠色の光沢を放つ古代木が石化した重厚感のあるテーブルには魔王軍を指揮する十二席の将軍が珍しく全員揃い、さぁ軍議を始めようという日没前、十二将軍次席黒騎士の異名を持つ魔剣のアシュランが手をあげた。首席である死霊王ブリコスは珍しいこともあるものだと発言を許可する。普段口数も少なく受けた指令を淡々とそれ以上の成果をもってこなす、無言実行の男として異例の速さで次席に登り詰めた魔剣を背負った剣豪は立ち上がり一同を見回す。
「軍議が始まる前に、勝手ながら私から一言述べたい」
何ごとかと十一の将軍達に緊張感が張り詰める。
リリー殿、と名前を呼ばれた淫魔は今まで感じたことのない、爆発でもおきたのかと思うくらい鼓動が激しく鳴動した。なぜだか、今まで当たり前に着ていた布地の面積が極端に少ない今のコスチュームを恥ずかしく思えてきた。
「貴女とのこと今ここで話をする」
え、えっ⁉ 本気⁉ やっぱり本気なの!? と胸が破れるとはこのことなのかと背徳的に淫美なプロポーションを誇る細いしなやかな肉体を突き破るほどの、初めて経験する鼓動がリリーを襲う。
「皆に理が非でもお伝えせねばならぬことがあります。このたび私アシュランと魔王軍十二将軍リリー殿との間に───」
そこで空気を取り込むための一拍が生まれた。その間に───
“もしやリリーとの交際報告か? 昨夜も逢引しとったようじゃしな。ようやく腹をくくったか。わざわざ報告などいらんと言ったのに律儀な男じゃ。でもまぁめでたいことじゃからな、軍議の場とはいえ皆で言祝ぎの一つや二つ送ってやらねばな”
とブリコスは瞬時にこれから起きる祝福の嵐を想像して、干からびた皮が貼り付き骨の形が浮き出た顔面に柔和な感情が宿った。
噂を広げた犯人を除いてその場の皆が似たような結論にたどり着き、あるものは両手を今まさに叩こうと準備していたその時───
「あらぬ噂がたっているが、私は断じてリリー殿に惚れてはおりませぬ! 私から好きになることなど無限に広がる天空と母なる大地が反転したとて、決して、決して、あり得ぬ事を、ここに断言したい! 重ねて申し上げる私がリリー殿を好きなど事実無根であり今後未来永劫ありえぬ話である!!」
?
「変な噂に惑わされぬよう、皆も気をつけるがよろしい。以上だ」
固まった
その場が
凍結した
この凝固をほぐせるものは───
死を持たぬ永遠の命と美貌と無限の魔力をを持つヴェラといえど
百鬼の王と形容された力の持ち主ゴリアテといえど
龍王の力を引き継ぎ次期首席とも噂されるドラコといえど
あらゆる魔術を体得し魔王の参謀として事実上軍を指揮する立場のブリコスといえど
摩訶不思議な力を持つゾルゲといえど
それは不可能だった
あるとすれば
時の流れだけ
いや、一人
一人だけ凍てついた大地に、髪の毛ひとすじほどの霜も付かずに立つ者がいた。
ただ一人事務的な連絡事項、例えば工場で昨日こんな事故があったので皆さんも注意しましょうレベルの伝達事項、それを終え椅子に深く腰掛け口を開くのだった。
「私事で失礼した。それではブリコス殿、軍議を始めましょう」
皆が静まる広間に黒騎士の淡々とした声だけがこだました。渦中の自分は何事もない普段と変わらぬ日常を過ごしているかのように。
「軍議の前に公開告白⁉ そんなことあの男がやる⁉」
「でもでも、男が先立ってやるっていったら……」
「ってか告白なら深夜のバルコニーで逢引してるその時やるでしょフツー」
「逢引じゃないって! でもぉ、アシュランがぁ、私のこと探してたってぇ、深夜にぃ、それでぇ、二人の距離が急接近してぇ───」
「もしかしてあの堅物のことだから交際の許可が欲しいとかだったりして! ───そんなわけ……」
「きゃーーーーーーーー!!!!!」
「駄目だこの子……淫魔のくせに人間にガチ堕ちしてるわ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
十二将軍皆のお土産を買いにシャンディへ行ったゾルゲが、ようやく全てを買い揃え意気揚々と帰還した日それは軍議の日でもあった───
新作バッグに新作コスメ、木版印刷の糸綴じ本20冊、麦酒五樽、靴に服にアクセサリーに食器に果実酒に美少女刺繍の抱き枕などなど、行商人か吾輩? ドラコ様のお菓子はいいとして、こんなものをいちいち運ぶ身にもなってみて欲しいですねぇ。
そう、人気のあるところでは転移能力を使うのは憚れるため、大量に抱えた荷物をわざわざ人目のないところや宿に来ては転移して魔族領の自室に運び、またシャンディに戻るということをゾルゲはしなければならなかった。
特に麦酒五樽なんかは荷馬車を借都市から離れた地まで行かなければならず、面倒臭いことこの上なかった。
まあよい、これでしばらく大人しくなるだろう。吾輩は次なる任務が舞い込むまで休暇を楽しむとするか───
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ポーチ? もうそんなのいらな~い。フンフンフーン♪」
「あら、コスメ買うセンスよくなったんじゃなーい」
「おいおい、五樽くらい三日でなくなるぞ!」
「このフワホワあまーい!おいしー!たまんなーい!」
「ゾルゲ! 春画が入っとるぞ! しかもお耽美陰間物ではないか!」
「この短刀は詫びのつもりか? ゾルゲ殿」
軍議が始まる前に買ってきたお土産各々に渡すといつも通りの好き勝手な言葉をぶつけてくる。しかし、一日がかりで買うのに一番苦労したポーチをいらないとリリーに言われたときにはさすがにゾルゲの額に青筋が浮きそうになったのはご愛嬌として。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
前線では互いに新たな要塞の建築に精力を傾けているせいか睨み合いの膠着状態が続いていた。そのせいもあって白鼠色の光沢を放つ古代木が石化した重厚感のあるテーブルには魔王軍を指揮する十二席の将軍が珍しく全員揃い、さぁ軍議を始めようという日没前、十二将軍次席黒騎士の異名を持つ魔剣のアシュランが手をあげた。首席である死霊王ブリコスは珍しいこともあるものだと発言を許可する。普段口数も少なく受けた指令を淡々とそれ以上の成果をもってこなす、無言実行の男として異例の速さで次席に登り詰めた魔剣を背負った剣豪は立ち上がり一同を見回す。
「軍議が始まる前に、勝手ながら私から一言述べたい」
何ごとかと十一の将軍達に緊張感が張り詰める。
リリー殿、と名前を呼ばれた淫魔は今まで感じたことのない、爆発でもおきたのかと思うくらい鼓動が激しく鳴動した。なぜだか、今まで当たり前に着ていた布地の面積が極端に少ない今のコスチュームを恥ずかしく思えてきた。
「貴女とのこと今ここで話をする」
え、えっ⁉ 本気⁉ やっぱり本気なの!? と胸が破れるとはこのことなのかと背徳的に淫美なプロポーションを誇る細いしなやかな肉体を突き破るほどの、初めて経験する鼓動がリリーを襲う。
「皆に理が非でもお伝えせねばならぬことがあります。このたび私アシュランと魔王軍十二将軍リリー殿との間に───」
そこで空気を取り込むための一拍が生まれた。その間に───
“もしやリリーとの交際報告か? 昨夜も逢引しとったようじゃしな。ようやく腹をくくったか。わざわざ報告などいらんと言ったのに律儀な男じゃ。でもまぁめでたいことじゃからな、軍議の場とはいえ皆で言祝ぎの一つや二つ送ってやらねばな”
とブリコスは瞬時にこれから起きる祝福の嵐を想像して、干からびた皮が貼り付き骨の形が浮き出た顔面に柔和な感情が宿った。
噂を広げた犯人を除いてその場の皆が似たような結論にたどり着き、あるものは両手を今まさに叩こうと準備していたその時───
「あらぬ噂がたっているが、私は断じてリリー殿に惚れてはおりませぬ! 私から好きになることなど無限に広がる天空と母なる大地が反転したとて、決して、決して、あり得ぬ事を、ここに断言したい! 重ねて申し上げる私がリリー殿を好きなど事実無根であり今後未来永劫ありえぬ話である!!」
?
「変な噂に惑わされぬよう、皆も気をつけるがよろしい。以上だ」
固まった
その場が
凍結した
この凝固をほぐせるものは───
死を持たぬ永遠の命と美貌と無限の魔力をを持つヴェラといえど
百鬼の王と形容された力の持ち主ゴリアテといえど
龍王の力を引き継ぎ次期首席とも噂されるドラコといえど
あらゆる魔術を体得し魔王の参謀として事実上軍を指揮する立場のブリコスといえど
摩訶不思議な力を持つゾルゲといえど
それは不可能だった
あるとすれば
時の流れだけ
いや、一人
一人だけ凍てついた大地に、髪の毛ひとすじほどの霜も付かずに立つ者がいた。
ただ一人事務的な連絡事項、例えば工場で昨日こんな事故があったので皆さんも注意しましょうレベルの伝達事項、それを終え椅子に深く腰掛け口を開くのだった。
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皆が静まる広間に黒騎士の淡々とした声だけがこだました。渦中の自分は何事もない普段と変わらぬ日常を過ごしているかのように。
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