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第02話「魔法」
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2歳の冬になる前、初めて魔法を見た。当然、心躍った。実際に謎の踊りをしていた。
(すげえ、魔法があった!そう言えばラノベでも多かったな。もしかしてチート?俺チート?)
なんて思いながら浮かれていたが、ママの発言で落ち着く。
「エル、学塾に通うと魔法の基礎も教えて貰えるわ。通ってる子は生活魔法ぐらいなら出来るわよ?」
「!?」
姉ちゃんが悩み出す
「だったら、ママが教えて」
「う~ん・・魔法陣までなら出来るけど、詠唱を理解できるかしら?
(詠唱を理解とはどう言う事だ?)
「何を理解するの?」
「現象よ」
「現象って?」
「例えば、魔法陣の上で何故火が燃えるのか、水は何処から来るのかとか?それを魔力で再現するの」
(酸素や水蒸気の事かな?)
「その事を勉強しないと詠唱を魔法陣に組み込め無いわ」
(どう言う事かさっぱり分からん。講義プリーズ)
「教えて・・」
勢いが無くなった姉
「まず見た方が早いわね。基本的にだれもが魔力を持ってるけれど、魔法として使う為に魔法陣を作るの」
ママの指先に魔法陣が出る。ちょうどCDぐらいの大きさだ。
「何か書いてる」
と姉
「これが詠唱よ。本当は言葉にして魔力で書き込むのだけど、頻繁に使っていれば固定されるの」
「この文字がそうなの?」
「そう。これは生活魔法の火。毎日何度も使ってるから魔力その物に固定されて、無詠唱が可能なのよ」
「後は少し魔力を流せば・・」
魔法陣の中央からライターの様に火が出る。
「・・・」
理解が追いつかないのか、姉が沈黙している
「まずは魔力で魔法陣を作る練習が必要よ。図を書いてあげるから、地面に何度でも書いてみなさい」
「書くだけで良いの?」
「本当は指先から魔力を流しながらね。でも最初は魔法陣その物を覚える事。
無意識に魔力で書ける様になれば、どこにでも一瞬で魔法陣を出せるわ。詠唱はその後ね」
うなずく姉と俺。道のりは長そうだ。
その日から俺は姉ちゃんと魔法陣の練習を始めるので、自然と1日のスケジュールが決まる。
朝食後、後片付けから洗濯。なんと桶の中に魔道具を入れると洗濯機もどきになった。
洗濯物を干した後ママが出勤。散歩してから掃除して姉と遊ぶ。
昼前にママが帰って来て昼食の手伝いと後片付けして、ママは再出勤。
魔法陣の練習をして昼寝。起きたら洗濯物を入れて魔法陣。
魔法陣を完全に覚えてから魔力の使い方と詠唱を教えてくれるらしい。
夕方、ママが帰ってから手伝い。パパの帰宅を待って食事。何気ない会話をした後、湯あみしてベッドに。
姉に絵本を読んでもらってる間に寝てしまうといった感じだ。だが2歳でこのスケジュールは、さすがに辛かった。
冬の間、雪が降る日以外は、ほぼ同じスケジュールで過ごした。
ーーーーー
春が来た。新年だ。街では祭りがあるので初めて連れってもらう事になった。
我が家も同じ街だが職業柄、森林寄りのかなり街外れに家がある。
自分の限界と図書館までの道のりを覚える為に、朝から気合を入れる。
パパの背中と言う緊急避難先があるので、限界まで歩く事に決めた。
「忘れ物は無い?」
とママ。姉が持物を再度確認。
「バッグにお財布、ハンカチ、花紙(便所紙)と・・・」
※便所紙を持参するのは、公共のトイレが多い国なのだが紙は有料である。
管理者から買うか、持ち込みでないと使用できない。
衛生管理に力を入れている国なので、トイレ用の紙は安く販売されている。
「よーしエディ、抱っこしてやろう」
とパパ
「あるく」
「少し遠いぞ。歩いて行ったら祭りを見れないかもなあ」
「あるく!」
パパは悟ってると言うか、分かってますよな目で見てくる。何だろう?
そして姉ちゃんと手をつないで歩きだす。後ろにパパとママ。
予想外な事が起こった。目的地に集中できないのだ。変な形の木に注意を取られる。
ただの石にも目が行ってしまう。またその石の模様が顔に見えたりでツボにハマる。
虫とかつい凝視する。何だろう?2歳と言う年齢に引っ張られるのか、注意散漫になる。歩幅も短く進まない。
そして今現在、しゃがみ込み脚をさすりながら涙目の俺が居る。
頑張ったよ。家の方向をみると2kmは歩いたはず。パパが黙って背中を差し出す。俺は飛びついた。
そうこうしながら街中に向かう。落ち込んでたが人が増えて来て少しテンションが上がる。
てか姉ちゃん、がっつり歩けるな。街中まで4kmほどありそうだが・・
前世で小学生が長い距離を歩いて登校する姿を思い出した。もう少し頑張れば行けるかな?
「エディット!」
衛兵さんっぽい人がパパを呼ぶ。赤毛の犬獣人だ。
「ようブラン。見回りか?」
「いや、無理やり休まされた。家族サービスしとけって言われてな」
「冒険者が多い街だからな。悪さする奴も滅多に来ないしな」
ブランと呼ばれるおじさんの後ろには奥さんらしき人と女の子が居た。
会話を聞いてると警備兵の様だ。歩きながら奥様方の会話も弾んでるが、姉がぎこちない。
「こんにちは・・」
「こんにちは!私はレミよ。2学生なの。あなたは学塾は?」
「わたしはエル。今年7歳になるからまだ・・」
「じゃあ今年から1学生なのね?」
「ええと・・学塾には行かないかも知れない・・」
「え?それじゃあ図書館組?」
「図書館組?」
「学塾に行けない子や、昼過ぎしか時間が無い子が図書館で勉強してるの。同じ教科書があるのよ」
良い事を聞いた。それと午前しか学塾は無いのか。
(これなら姉ちゃんは学塾に行っても良いか・・でも・)
「図書館で勉強して良いの?」
「元々学塾に行けない子の為に、昔領主様が建ててくれたのよ。
先生は居ないけど、働きながら勉強して王都の学園に行った子もいるの」
「お金かからないの?」
「図書館で読めば無料よ。勉強のための写本も許されてるわ」
(姉ちゃんが前向きに考えてる様だ。とにかくここまで歩けるようにしないと)
俺が歩いて来れれば、1日中姉ちゃん独占計画が実行できる。まあ今でもほぼ1日一緒にいるけど
「ありがと。今度お母さんと話し合ってみる」
「うんうん。で、エディットさんの背中にいるのは弟さん?」
「うん。エディよ。今年3歳になるの」
姉ちゃんとレミさんは仲良くなって、和気あいあいとしてる。学塾の情報も入った。
習うのは言語と算術と地域。地域は歴史もあるみたい。そして魔法だ。
1~2学生は魔法の基礎。3学生から詠唱を習うらしい。まだ魔力で魔法陣を書けないが慌てる必要は無い様だ。
「今年3学生になるから魔力量を測ってもらえるの。ちょっと楽しみ」
「魔力量って分かるの?」
「教会でも分かるわ。魔力量で将来のお仕事が決まる子も居るのよ。多い子に限ってだけど」
(ん?決まるって事は魔力量は増えないのか)
「でもそれってすごい人達だよね?」
「宮廷魔術師とか商会お抱えの魔法士さんだね。その次だと兵士さんか冒険者かな?」
(つまりママは中くらいって事か・・パパは使えるのかな?)
「ふーん。教会に連れってもらおうかな?」
「今日はお祭りだから受けれないわ。それにお金もかかるし」
「ううっ。今年からお小遣い貰ってるから貯めよう」
「学塾だと国から検査に来てくれるけど?」
(人材確保も狙ってる訳かな?)
そんな話をしながら歩いてると、金髪美少女が走って来た。
「レミ!来たよー」
「リーサ!」
「こ、こんにちは」
「こんにちは。私はリーサ。3学生なの」
「エルです。今年7歳です。リーサさん、この子は弟のエディです」
俺はパパに降ろしてもらってレミのしっぽで遊んでいる。
「リーサでいいわよ。エディもね」
と言いながらウィンク
「レミもね」
話ながら人が多い方へ進んで行く。その為、顔面偏差値を理解する。
まず女子。先ほど来たリーサって子は金髪美少女だ。周りを見渡してもかなり美人の部類。
犬獣人で赤毛のレミと、茶髪っぽい金髪の姉ちゃんは平均的?良くも悪くも目立たない感じ。
ママも金髪だが特別美人では無い。豊満な胸で全体的にややぽっちゃり系。
しかし抱っこしてもらった時の安心感はまるで女神さまだ。
パパは惜しい黒髪イケメン。パーツを一部交換できたらイケメンになりそう。
と言う事で俺もイケメンでは無く、ありきたりな見た目だろうと予想する。髪も薄金に黒が混じってる感じだし。
今は可愛がってもらえるが成長したら・・考えるのをやめた
「エル、友達と回ってくるかい?」
とパパが聞く
「うん。行ってくる。エディはどうする?」
「いく!」
「何かあったら冒険者ギルドにおいで」
ここまで来るとテンションが上がって復活した。
姉と手をつないでレミとリーサについて行く。
まず出し物が多かった。大道芸みたいなのから楽器の演奏、演劇等。屋台も多い。
適当な広さのある場所で、やりたい事をやってる感じ。
「何のまつりなの?」
と聞いてみると一番年上のリーサが教えてくれた。
「祈年祭。特別な祭りじゃないわ。無事に冬を越せた感謝と、豊作を願う祭りなの。
昔から続いてるのよ。街で一番大きな祭りは収穫祭ね」
屋台を見ながら歩く。前世で見たような食べ物があったり、アクセサリーも多いので女子率が高い。
姉達はお揃いのブレスレットと飲み物を買った。
量が多かったので俺の分は姉ちゃんに分けてもらう。
中央広場に座れる所があると言うので、向かってみた
「あ!騎士団だ」
とリーサ。俺が疑問をぶつける
「れびねーる騎士団ってどこの騎士団?」
「「「え?」」」
(ん?)
そしてリーサが
「エディ、ここはレヴィネール王国。彼らは王国の騎士団よ」
(すげえ、魔法があった!そう言えばラノベでも多かったな。もしかしてチート?俺チート?)
なんて思いながら浮かれていたが、ママの発言で落ち着く。
「エル、学塾に通うと魔法の基礎も教えて貰えるわ。通ってる子は生活魔法ぐらいなら出来るわよ?」
「!?」
姉ちゃんが悩み出す
「だったら、ママが教えて」
「う~ん・・魔法陣までなら出来るけど、詠唱を理解できるかしら?
(詠唱を理解とはどう言う事だ?)
「何を理解するの?」
「現象よ」
「現象って?」
「例えば、魔法陣の上で何故火が燃えるのか、水は何処から来るのかとか?それを魔力で再現するの」
(酸素や水蒸気の事かな?)
「その事を勉強しないと詠唱を魔法陣に組み込め無いわ」
(どう言う事かさっぱり分からん。講義プリーズ)
「教えて・・」
勢いが無くなった姉
「まず見た方が早いわね。基本的にだれもが魔力を持ってるけれど、魔法として使う為に魔法陣を作るの」
ママの指先に魔法陣が出る。ちょうどCDぐらいの大きさだ。
「何か書いてる」
と姉
「これが詠唱よ。本当は言葉にして魔力で書き込むのだけど、頻繁に使っていれば固定されるの」
「この文字がそうなの?」
「そう。これは生活魔法の火。毎日何度も使ってるから魔力その物に固定されて、無詠唱が可能なのよ」
「後は少し魔力を流せば・・」
魔法陣の中央からライターの様に火が出る。
「・・・」
理解が追いつかないのか、姉が沈黙している
「まずは魔力で魔法陣を作る練習が必要よ。図を書いてあげるから、地面に何度でも書いてみなさい」
「書くだけで良いの?」
「本当は指先から魔力を流しながらね。でも最初は魔法陣その物を覚える事。
無意識に魔力で書ける様になれば、どこにでも一瞬で魔法陣を出せるわ。詠唱はその後ね」
うなずく姉と俺。道のりは長そうだ。
その日から俺は姉ちゃんと魔法陣の練習を始めるので、自然と1日のスケジュールが決まる。
朝食後、後片付けから洗濯。なんと桶の中に魔道具を入れると洗濯機もどきになった。
洗濯物を干した後ママが出勤。散歩してから掃除して姉と遊ぶ。
昼前にママが帰って来て昼食の手伝いと後片付けして、ママは再出勤。
魔法陣の練習をして昼寝。起きたら洗濯物を入れて魔法陣。
魔法陣を完全に覚えてから魔力の使い方と詠唱を教えてくれるらしい。
夕方、ママが帰ってから手伝い。パパの帰宅を待って食事。何気ない会話をした後、湯あみしてベッドに。
姉に絵本を読んでもらってる間に寝てしまうといった感じだ。だが2歳でこのスケジュールは、さすがに辛かった。
冬の間、雪が降る日以外は、ほぼ同じスケジュールで過ごした。
ーーーーー
春が来た。新年だ。街では祭りがあるので初めて連れってもらう事になった。
我が家も同じ街だが職業柄、森林寄りのかなり街外れに家がある。
自分の限界と図書館までの道のりを覚える為に、朝から気合を入れる。
パパの背中と言う緊急避難先があるので、限界まで歩く事に決めた。
「忘れ物は無い?」
とママ。姉が持物を再度確認。
「バッグにお財布、ハンカチ、花紙(便所紙)と・・・」
※便所紙を持参するのは、公共のトイレが多い国なのだが紙は有料である。
管理者から買うか、持ち込みでないと使用できない。
衛生管理に力を入れている国なので、トイレ用の紙は安く販売されている。
「よーしエディ、抱っこしてやろう」
とパパ
「あるく」
「少し遠いぞ。歩いて行ったら祭りを見れないかもなあ」
「あるく!」
パパは悟ってると言うか、分かってますよな目で見てくる。何だろう?
そして姉ちゃんと手をつないで歩きだす。後ろにパパとママ。
予想外な事が起こった。目的地に集中できないのだ。変な形の木に注意を取られる。
ただの石にも目が行ってしまう。またその石の模様が顔に見えたりでツボにハマる。
虫とかつい凝視する。何だろう?2歳と言う年齢に引っ張られるのか、注意散漫になる。歩幅も短く進まない。
そして今現在、しゃがみ込み脚をさすりながら涙目の俺が居る。
頑張ったよ。家の方向をみると2kmは歩いたはず。パパが黙って背中を差し出す。俺は飛びついた。
そうこうしながら街中に向かう。落ち込んでたが人が増えて来て少しテンションが上がる。
てか姉ちゃん、がっつり歩けるな。街中まで4kmほどありそうだが・・
前世で小学生が長い距離を歩いて登校する姿を思い出した。もう少し頑張れば行けるかな?
「エディット!」
衛兵さんっぽい人がパパを呼ぶ。赤毛の犬獣人だ。
「ようブラン。見回りか?」
「いや、無理やり休まされた。家族サービスしとけって言われてな」
「冒険者が多い街だからな。悪さする奴も滅多に来ないしな」
ブランと呼ばれるおじさんの後ろには奥さんらしき人と女の子が居た。
会話を聞いてると警備兵の様だ。歩きながら奥様方の会話も弾んでるが、姉がぎこちない。
「こんにちは・・」
「こんにちは!私はレミよ。2学生なの。あなたは学塾は?」
「わたしはエル。今年7歳になるからまだ・・」
「じゃあ今年から1学生なのね?」
「ええと・・学塾には行かないかも知れない・・」
「え?それじゃあ図書館組?」
「図書館組?」
「学塾に行けない子や、昼過ぎしか時間が無い子が図書館で勉強してるの。同じ教科書があるのよ」
良い事を聞いた。それと午前しか学塾は無いのか。
(これなら姉ちゃんは学塾に行っても良いか・・でも・)
「図書館で勉強して良いの?」
「元々学塾に行けない子の為に、昔領主様が建ててくれたのよ。
先生は居ないけど、働きながら勉強して王都の学園に行った子もいるの」
「お金かからないの?」
「図書館で読めば無料よ。勉強のための写本も許されてるわ」
(姉ちゃんが前向きに考えてる様だ。とにかくここまで歩けるようにしないと)
俺が歩いて来れれば、1日中姉ちゃん独占計画が実行できる。まあ今でもほぼ1日一緒にいるけど
「ありがと。今度お母さんと話し合ってみる」
「うんうん。で、エディットさんの背中にいるのは弟さん?」
「うん。エディよ。今年3歳になるの」
姉ちゃんとレミさんは仲良くなって、和気あいあいとしてる。学塾の情報も入った。
習うのは言語と算術と地域。地域は歴史もあるみたい。そして魔法だ。
1~2学生は魔法の基礎。3学生から詠唱を習うらしい。まだ魔力で魔法陣を書けないが慌てる必要は無い様だ。
「今年3学生になるから魔力量を測ってもらえるの。ちょっと楽しみ」
「魔力量って分かるの?」
「教会でも分かるわ。魔力量で将来のお仕事が決まる子も居るのよ。多い子に限ってだけど」
(ん?決まるって事は魔力量は増えないのか)
「でもそれってすごい人達だよね?」
「宮廷魔術師とか商会お抱えの魔法士さんだね。その次だと兵士さんか冒険者かな?」
(つまりママは中くらいって事か・・パパは使えるのかな?)
「ふーん。教会に連れってもらおうかな?」
「今日はお祭りだから受けれないわ。それにお金もかかるし」
「ううっ。今年からお小遣い貰ってるから貯めよう」
「学塾だと国から検査に来てくれるけど?」
(人材確保も狙ってる訳かな?)
そんな話をしながら歩いてると、金髪美少女が走って来た。
「レミ!来たよー」
「リーサ!」
「こ、こんにちは」
「こんにちは。私はリーサ。3学生なの」
「エルです。今年7歳です。リーサさん、この子は弟のエディです」
俺はパパに降ろしてもらってレミのしっぽで遊んでいる。
「リーサでいいわよ。エディもね」
と言いながらウィンク
「レミもね」
話ながら人が多い方へ進んで行く。その為、顔面偏差値を理解する。
まず女子。先ほど来たリーサって子は金髪美少女だ。周りを見渡してもかなり美人の部類。
犬獣人で赤毛のレミと、茶髪っぽい金髪の姉ちゃんは平均的?良くも悪くも目立たない感じ。
ママも金髪だが特別美人では無い。豊満な胸で全体的にややぽっちゃり系。
しかし抱っこしてもらった時の安心感はまるで女神さまだ。
パパは惜しい黒髪イケメン。パーツを一部交換できたらイケメンになりそう。
と言う事で俺もイケメンでは無く、ありきたりな見た目だろうと予想する。髪も薄金に黒が混じってる感じだし。
今は可愛がってもらえるが成長したら・・考えるのをやめた
「エル、友達と回ってくるかい?」
とパパが聞く
「うん。行ってくる。エディはどうする?」
「いく!」
「何かあったら冒険者ギルドにおいで」
ここまで来るとテンションが上がって復活した。
姉と手をつないでレミとリーサについて行く。
まず出し物が多かった。大道芸みたいなのから楽器の演奏、演劇等。屋台も多い。
適当な広さのある場所で、やりたい事をやってる感じ。
「何のまつりなの?」
と聞いてみると一番年上のリーサが教えてくれた。
「祈年祭。特別な祭りじゃないわ。無事に冬を越せた感謝と、豊作を願う祭りなの。
昔から続いてるのよ。街で一番大きな祭りは収穫祭ね」
屋台を見ながら歩く。前世で見たような食べ物があったり、アクセサリーも多いので女子率が高い。
姉達はお揃いのブレスレットと飲み物を買った。
量が多かったので俺の分は姉ちゃんに分けてもらう。
中央広場に座れる所があると言うので、向かってみた
「あ!騎士団だ」
とリーサ。俺が疑問をぶつける
「れびねーる騎士団ってどこの騎士団?」
「「「え?」」」
(ん?)
そしてリーサが
「エディ、ここはレヴィネール王国。彼らは王国の騎士団よ」
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