2 / 8
第一章、動き始めた時
第2話"ステータスと違和感
しおりを挟む
その日の夜。俺は皆が寝静まった後、少し外を歩き回ってみることにした。
最初に腕を動かし、体を起こし最後に足を。感覚は人間だった時と全く同じ様に動く。指の感覚はあるが、軽く『クシャッ』と手がつぶれるだけのようだ。
さて、この世界に来て初めて一歩を踏み出してみたのだが、
「うん? なんだこれ、変な表示が出てきた?」
目の前に出てきたのはステータスや能力といったもののようだった。
『name・フェア・ニヒター』
『level・1』
『HP・15、SP・181』
『Power・1500、Defender・20、SPEED・50』
『能力・?』
『能力・無限収納』
『アビリティ・魔力反射、SP・HP自動回復、打撃・貫通・斬撃無効、全魔法適性力』
そして、一番下にゆっくり付け加えるように文字が浮き上がってきた。
※尚、能力、アビリティは随時追加される、要確認
そこまで表示されると、スマホの画面のように左上に線が3本のようなものに変わった。どうやらこのステータス等は念じれば開くようになるらしい。
「SPが少し高いな・・・。おい、待てlevel1でこのパワーはおかしくないか1500!?アビリティもおかし過ぎだろ・・・、ハァ~、とりあえず見回ってみるか」
俺は魔法適切力とやらを発動して光の魔法『ライト』(※小さな明るい玉を出すものである)を使った。
周りを明るくし、この部屋の扉を1500のパワーで押して開けた。
扉の向こうは三方向に別れていて、ランプで明るく照らされている。
はすが、真ん中の道だけ光が点灯している。
俺の足は自然とその道に進んでいた。
壁には絵が何枚か飾ってあったり、壺があったりしているが、どんな絵かは正直わからない。
「見えないだよな、この体小さ過ぎるんだよ。ハァ~」
しばらく歩いた先に他とは違う大きな絵が飾ってあった。俺でも絵が見えるほどの大きさの絵は、天井から地面まであり本当に大きかった。
ちなみに絵の内容は天から降りて来た天使が悪に染まったどこぞの王に槍を突き立てている様子を表している。
その絵が飾られている場所の他にも、右と左の道があり俺は絵の内容が気になりながらも右の道へと歩を進めた。
俺は顎の辺りに手を当てながら一人ポツリと呟いていた。
「ここは見るからに大きな屋敷、というか城。そんな場所に王を殺すような不吉な絵、自分を殺してくれなんて人間はきっと居ないだろう。それが王様なら尚更な筈だ。ならなにか別の・・・」
俺はこの世界に慣れるために屋敷内を絵の内容を考えながら歩いていた。
「こっち・・・、ひひ、お・・で、こ・・・ち・・い」
なにかが横を通った。俺と同じくらいの大きさのなにか、それに引き摺られる誰かが・・・。
しかし振り向くとそこには誰も居なかった・・・。禍々しい嫌な空気がそこには残っていた。
さらに最初に見た時よりも禍々しくなった絵が残っていただけで・・・。
最初に腕を動かし、体を起こし最後に足を。感覚は人間だった時と全く同じ様に動く。指の感覚はあるが、軽く『クシャッ』と手がつぶれるだけのようだ。
さて、この世界に来て初めて一歩を踏み出してみたのだが、
「うん? なんだこれ、変な表示が出てきた?」
目の前に出てきたのはステータスや能力といったもののようだった。
『name・フェア・ニヒター』
『level・1』
『HP・15、SP・181』
『Power・1500、Defender・20、SPEED・50』
『能力・?』
『能力・無限収納』
『アビリティ・魔力反射、SP・HP自動回復、打撃・貫通・斬撃無効、全魔法適性力』
そして、一番下にゆっくり付け加えるように文字が浮き上がってきた。
※尚、能力、アビリティは随時追加される、要確認
そこまで表示されると、スマホの画面のように左上に線が3本のようなものに変わった。どうやらこのステータス等は念じれば開くようになるらしい。
「SPが少し高いな・・・。おい、待てlevel1でこのパワーはおかしくないか1500!?アビリティもおかし過ぎだろ・・・、ハァ~、とりあえず見回ってみるか」
俺は魔法適切力とやらを発動して光の魔法『ライト』(※小さな明るい玉を出すものである)を使った。
周りを明るくし、この部屋の扉を1500のパワーで押して開けた。
扉の向こうは三方向に別れていて、ランプで明るく照らされている。
はすが、真ん中の道だけ光が点灯している。
俺の足は自然とその道に進んでいた。
壁には絵が何枚か飾ってあったり、壺があったりしているが、どんな絵かは正直わからない。
「見えないだよな、この体小さ過ぎるんだよ。ハァ~」
しばらく歩いた先に他とは違う大きな絵が飾ってあった。俺でも絵が見えるほどの大きさの絵は、天井から地面まであり本当に大きかった。
ちなみに絵の内容は天から降りて来た天使が悪に染まったどこぞの王に槍を突き立てている様子を表している。
その絵が飾られている場所の他にも、右と左の道があり俺は絵の内容が気になりながらも右の道へと歩を進めた。
俺は顎の辺りに手を当てながら一人ポツリと呟いていた。
「ここは見るからに大きな屋敷、というか城。そんな場所に王を殺すような不吉な絵、自分を殺してくれなんて人間はきっと居ないだろう。それが王様なら尚更な筈だ。ならなにか別の・・・」
俺はこの世界に慣れるために屋敷内を絵の内容を考えながら歩いていた。
「こっち・・・、ひひ、お・・で、こ・・・ち・・い」
なにかが横を通った。俺と同じくらいの大きさのなにか、それに引き摺られる誰かが・・・。
しかし振り向くとそこには誰も居なかった・・・。禍々しい嫌な空気がそこには残っていた。
さらに最初に見た時よりも禍々しくなった絵が残っていただけで・・・。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる