美しい殺し屋

ミニマリスト憂希

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少女との出会い

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外へ出た真
外は少し寒く冷えた

真の息が白くなる

「もうこんな季節か…」

あの公園に訪れベンチに座る真
すると1人の少女が歩いてきた

「横…いい?」

「うん…」

13~14歳位だろうか
華奢な身体の少女は真の横に座ると

「はぁ~ はぁ~」

両手に息を吹きかけ手を温める
息が白く上に上がっていく

「今日は冷えますね」

「うん…」

「この辺の人ですか?」

「うん…」

「私 最近 越してきたばかりなんです
だからこの辺のこと全然分からなくて」

「うん…」

「ふふっ」

「?」

「さっきからうんしか言わないですね」

「うん…」

謎の美少女に話しかけられた真だった
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