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そうだ!奴隷を買おう
第二奴隷:アルバート
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アルバート=ドイル / 28歳
所属:デンメル商館
職業:【戦闘奴隷】【騎士】
加護:
称号:【剣聖】
魔法:【火魔法】【風魔法】
スキル
:【剣技】【騎士道】【騎乗】【操車】【魔力操作】【気配察知】
称号に剣聖があるじゃん、ファンタジーっぽいね。背が一際高いけど――『192cm』気になってたら心眼さんが情報開示してくれました。
この世界全体かは分からないけど、街を少し歩いた感触としてはオレの視界は快適です。屋台の軒先が低く感じます。日本で暮らしていたときより前方が開けているので、身長改ざんのことを照らし合わせると平均身長日本並みだな。時たま、種族的にか凄く大きいのと凄く小さいのが居るけど。
身長の考察してたら、アルバートさんに興味を示したと判断されたのか他の二人は部屋から退出させられていた。スキル的には大差のない三人なので、あとは相性かなと面接を楽しみにしていたのに。
あれ?リンの顔がオコです。使い方合ってるかな、若い子達と会話すると辞書にない言葉が飛び交うから外国語より会話が大変だったんだよ。で、リンさんは何故機嫌がだだ下がりしていらっしゃるのでしょう。
オレはリンの太ももに手を当てて、ぽんぽんと動かす。それに気がついた彼は顔をこちらに向けて言う。
「私とタイプが違いすぎます。本当の好みはあちらですか」
何を言っているのか最初は分からなかったけれど、どうも焼き餅を焼いてくれているっぽい。嬉しくて顔を覆って身悶えたかったけれど自重した。
「今日は護衛を探しに来たんじゃないか。どうして、好みの話になるのかな」
「彼だけずっと見ていたじゃないですか」
そうなのか?デンゴとアルバートに視線で問いかけると困り顔で肯定するデンゴと、どう返すのが正解なのかと答えに窮するアルバートさんが居た。
「昨日見た人だなとか、背丈がでかいなって見てたんだと思うけど」
本当にそれだけなのかと疑いの目で見てくるリン。それも奴隷との相性が良い証拠だと商売人として喜ぶデンゴ。今度はアルバートさんがなんだか気落ちしている……気がする。
「きっかけはどうあれ、興味がそちらに向かったということは嫌悪感がなく、むしろ好意的と言うことでしょう。こちらで座ってください、特殊奴隷と言うことで確認しなければいけないことがあります」
なんとか切り替えたのかリンが話を進める。形だけとはいえ前商会長だし奴隷歴は長いので大事な確認は怠らない。
アルバートさんが昨日リンが座った位置に腰を落とす。リンと照らし合わせて考えている時点で彼を購入するのはオレの中で決まっているんだろう。それが自然なことに感じている。あとは条件だな、どうしようかな。
デンゴには少し席を外して貰っている。リンに促されたのでオレから話し出す。
「どうも、アマネって言います。昨日もここで見かけましたけど従業員じゃなかったんですね」
大事な交渉の前にコミュニケーションとらないと。アルバートさんは肩透かしを食らったようだが応えてくれる。
「俺は特殊奴隷契約があってなかなか買い手が付きませんので、利子の一部として用心棒的な仕事もしています」
「そっか、商館内だけですよね」
ついでなので内定調査もどきの質問をしてみた。アルバートさんは困った顔をする。
「あ、私は昨日からこの商館を経営する商会の会長です。事実を教えてください」
ちょっとだけビジネスモードになってみる。それならと驚きながら答えてくれる。
「館長さんをはじめ職歴の長い方々の花街まで送迎することもあります」
「答えにくいだろうに、ありがとう。そっちは別件できちんと処理しておきますね」
奴隷に私用で手出ししたら職権乱用だ。駄賃を払っていなかったら業務上横領だよ。
オレが「ここはオレの店なんだから奴隷は只で持ち帰る」なんて許されて良いわけがない。それと同じ、ちょっとだけが積み重なっても横領だよ。
「本題に入りたいと思います。私、いや、オレは訳あって奴隷の仲間を集めてます。今回は護衛の仕事を任せられる人を探しに来たんだよ。だけど、今後は冒険にも出たいので一緒にそういう活動もできる人が良い。貴方はそれを引き受けてくれるだろうか」
アルバートさんは生真面目に答えを熟考してくれた。
「自分は騎士爵家の長男として騎士になるために鍛錬してきました。御領主様が謀反の罪で粛正された後、家門の末端ではありましたが、我が騎士爵家も爵位剥奪の上奴隷の身となりました。
私には妹がおります。下働きなどしたこともない箱入りです。奴隷オチとなった今、我が儘を言える立場ではございませんが私と混みで購入していただきたいのです。それさえ叶えば私は主君の望まれること全てを受け入れたいと思います」
シスコンです?添付されていた妹さんの鑑定証も目を通してみる。魔法使えるし、育てれば製薬覚えそうなスキル構成だし、否やはないんだけどアルバートさんの考え方が嫌いだな。
「それで妹さんはオレに買われてどうするの?妹の代わりに自分が男主人に抱かれるとかどういうこと?」
ちょっと、かなり意地悪に訊いてみる。
「妹は何もできませんので私が二人分働きます。夜伽も私で主君が問題ないのであればお使いください。妹はご勘弁ください」
ダメだな。家族が大事なのはわかるけど、これはダメだ。
契約自体諦めるか、契約してから考えをたたき直すか、さてどうしようか。リンも黙って話を聞いてくれていたけれど、さすがに開いた口が塞がらないって感じでアルバートさんを凝視していた。
「貴方は妹さんを馬鹿にしすぎです。何もできないなんて信用しなさすぎです」
我慢できなくなったのか、オレの代わりにリンがキレてくれた。
「それに、アマネ……主のことも。アマネは一緒にって言ったんですよ。どうだろうかと訊いてくれているんですよ。奴隷の立場にこんなこと言ってくれる主など他に居ないというのに。そんな方が人間を物のように使うなどするわけがない」
他人が自分のことで怒ってくれると、逆に自分は冷静になるよね。恥ずか死ねるよね。
リンのことをギュッと抱きしめていい子いい子と撫でると、恥ずかしそうに身をよじって身体を離された。
「私は最後に残った家族を守らなければ」
表情のない顔で呟くアルバートさんに声が届くように伝える。
「アルバートさん、って面倒だからアルって呼ぼうか。妹さん、キャロラインさんだけでなく、アルも幸せになって良いんだよ。奴隷になってから3年経って居るみたいだからキャロラインさんが奴隷になったのは15歳?」
鑑定証と資料にある情報で言い当てる。
「アルと13歳も離れていて、当時15歳の少女なら庇護下に置きたくて仕方ないよね。でももう18歳だよ、大人の女性に変化してるんじゃない?きっと何もできない少女じゃないと思うよ。スキル鑑定書確認してみたかな?キャロラインさんは娼婦や下働きとは違う『魔法系の支援奴隷』だよ」
アルの中で止まっていた時間を進めてみる。アルの表情が変わってきた。
「オレは生産の方でもいろいろ凄いので、キャロラインさんをそっちで雇うことできるよ。
アルはアルがやりたくないことを無理にやる必要はないんだ。アルがやりたいことをオレは訊いているんだ」
「俺がやりたいこと」
私から俺に戻ったね。私な騎士様のアルも捨てがたいけど、無理は禁物。ちょいワイルドな俺な騎士様がカッコイイよ、うん。
「俺は信頼できる主君が欲しい」
謀反を起こした領主様は非道いお方だったのですね。命を預ける人が信頼できなかったのは辛いよね。
「奴隷って主を裏切れないからさ、雇う側からしたら信用できるわけですよ。信用が積み重なれば信頼になると思うんだ。主から信頼されている奴隷だって、逆に主を信頼して良いんじゃないかな。時間は必要かもしれないけどね」
会話の途中でドアの向こうに声をかけに行ったリンが、こちらに戻りかけでアルの耳元に何か囁いていた。顔を赤くするアルがカワイイ。ワイルドイケメンにツンデレ美人が非常に絵になる、悔しいから言わないけど。
「ごちゃごちゃ難しいことは置いといて、サクッと契約しちゃいましょう」
置いておいちゃいけない話をしていたはずなのに、リンはそれをサラッと流す。時間をおかずにデンゴと綺麗な女性が部屋へ入ってきた。間違いなくキャロラインさんだろけど。
キャロラインさんがアルの隣に腰をかける、当然ではあるが緊張ぎみである。デンゴは一人掛けのソファだよ。
「はじめまして、貴女に否やがなければ今日から君の主人になるアマネです」
自分に拒否権があるのかと驚きながら
「キャロライン=ドイルです。支援奴隷ですが家事より魔法が得意なので、そちらで徴用していただけると嬉しく思います。夜伽の契約はお許しください」
しっかりしているよね、アルが驚きすぎで笑える。
「うん、スキル確認させて貰ったけどたぶんキャロラインさんは製薬覚えると思うんだ。教えるから手伝ってくれると嬉しいな。夜伽はぜんぜんかまわないよ、気にしないで」
むしろ、契約OKでも絶対手出ししないから安心してください。
「まあ、ありがとうございます。ぜひ、アマネ様に引き取っていただきたいです」
うんうん頷いてあげてからアルにもう一度確認する。
「俺も、アマネ様を主君にしていろいろな場所へも行ってみたいです。よろしくお願いします。夜伽契約は不問としておいてください」
え?不問って契約上でするしないは決めないけど、拒否したわけじゃないんだからねってやつでしょ。無理しなくて良いんだよ。リンさんさえいれば良いんだし、アルは抱かれるのとか違うでしょ。
リンさんがなんだか満足そうなのはなんで?
「二人とも、これからよろしくね」
もう気にしないもんね。
その後、書類にサインをして隷属魔法で契約をした。値段は社割利かせて二人で1億エルでした。
俺は全属性魔法使えるので、隷属魔法も見ていて覚えた。けど、ここではデンゴに任せるよ、不正良くない。
さて奴隷が二人増えました。一人は女性だし、家探し急ピッチで進めなければいけないな。
所属:デンメル商館
職業:【戦闘奴隷】【騎士】
加護:
称号:【剣聖】
魔法:【火魔法】【風魔法】
スキル
:【剣技】【騎士道】【騎乗】【操車】【魔力操作】【気配察知】
称号に剣聖があるじゃん、ファンタジーっぽいね。背が一際高いけど――『192cm』気になってたら心眼さんが情報開示してくれました。
この世界全体かは分からないけど、街を少し歩いた感触としてはオレの視界は快適です。屋台の軒先が低く感じます。日本で暮らしていたときより前方が開けているので、身長改ざんのことを照らし合わせると平均身長日本並みだな。時たま、種族的にか凄く大きいのと凄く小さいのが居るけど。
身長の考察してたら、アルバートさんに興味を示したと判断されたのか他の二人は部屋から退出させられていた。スキル的には大差のない三人なので、あとは相性かなと面接を楽しみにしていたのに。
あれ?リンの顔がオコです。使い方合ってるかな、若い子達と会話すると辞書にない言葉が飛び交うから外国語より会話が大変だったんだよ。で、リンさんは何故機嫌がだだ下がりしていらっしゃるのでしょう。
オレはリンの太ももに手を当てて、ぽんぽんと動かす。それに気がついた彼は顔をこちらに向けて言う。
「私とタイプが違いすぎます。本当の好みはあちらですか」
何を言っているのか最初は分からなかったけれど、どうも焼き餅を焼いてくれているっぽい。嬉しくて顔を覆って身悶えたかったけれど自重した。
「今日は護衛を探しに来たんじゃないか。どうして、好みの話になるのかな」
「彼だけずっと見ていたじゃないですか」
そうなのか?デンゴとアルバートに視線で問いかけると困り顔で肯定するデンゴと、どう返すのが正解なのかと答えに窮するアルバートさんが居た。
「昨日見た人だなとか、背丈がでかいなって見てたんだと思うけど」
本当にそれだけなのかと疑いの目で見てくるリン。それも奴隷との相性が良い証拠だと商売人として喜ぶデンゴ。今度はアルバートさんがなんだか気落ちしている……気がする。
「きっかけはどうあれ、興味がそちらに向かったということは嫌悪感がなく、むしろ好意的と言うことでしょう。こちらで座ってください、特殊奴隷と言うことで確認しなければいけないことがあります」
なんとか切り替えたのかリンが話を進める。形だけとはいえ前商会長だし奴隷歴は長いので大事な確認は怠らない。
アルバートさんが昨日リンが座った位置に腰を落とす。リンと照らし合わせて考えている時点で彼を購入するのはオレの中で決まっているんだろう。それが自然なことに感じている。あとは条件だな、どうしようかな。
デンゴには少し席を外して貰っている。リンに促されたのでオレから話し出す。
「どうも、アマネって言います。昨日もここで見かけましたけど従業員じゃなかったんですね」
大事な交渉の前にコミュニケーションとらないと。アルバートさんは肩透かしを食らったようだが応えてくれる。
「俺は特殊奴隷契約があってなかなか買い手が付きませんので、利子の一部として用心棒的な仕事もしています」
「そっか、商館内だけですよね」
ついでなので内定調査もどきの質問をしてみた。アルバートさんは困った顔をする。
「あ、私は昨日からこの商館を経営する商会の会長です。事実を教えてください」
ちょっとだけビジネスモードになってみる。それならと驚きながら答えてくれる。
「館長さんをはじめ職歴の長い方々の花街まで送迎することもあります」
「答えにくいだろうに、ありがとう。そっちは別件できちんと処理しておきますね」
奴隷に私用で手出ししたら職権乱用だ。駄賃を払っていなかったら業務上横領だよ。
オレが「ここはオレの店なんだから奴隷は只で持ち帰る」なんて許されて良いわけがない。それと同じ、ちょっとだけが積み重なっても横領だよ。
「本題に入りたいと思います。私、いや、オレは訳あって奴隷の仲間を集めてます。今回は護衛の仕事を任せられる人を探しに来たんだよ。だけど、今後は冒険にも出たいので一緒にそういう活動もできる人が良い。貴方はそれを引き受けてくれるだろうか」
アルバートさんは生真面目に答えを熟考してくれた。
「自分は騎士爵家の長男として騎士になるために鍛錬してきました。御領主様が謀反の罪で粛正された後、家門の末端ではありましたが、我が騎士爵家も爵位剥奪の上奴隷の身となりました。
私には妹がおります。下働きなどしたこともない箱入りです。奴隷オチとなった今、我が儘を言える立場ではございませんが私と混みで購入していただきたいのです。それさえ叶えば私は主君の望まれること全てを受け入れたいと思います」
シスコンです?添付されていた妹さんの鑑定証も目を通してみる。魔法使えるし、育てれば製薬覚えそうなスキル構成だし、否やはないんだけどアルバートさんの考え方が嫌いだな。
「それで妹さんはオレに買われてどうするの?妹の代わりに自分が男主人に抱かれるとかどういうこと?」
ちょっと、かなり意地悪に訊いてみる。
「妹は何もできませんので私が二人分働きます。夜伽も私で主君が問題ないのであればお使いください。妹はご勘弁ください」
ダメだな。家族が大事なのはわかるけど、これはダメだ。
契約自体諦めるか、契約してから考えをたたき直すか、さてどうしようか。リンも黙って話を聞いてくれていたけれど、さすがに開いた口が塞がらないって感じでアルバートさんを凝視していた。
「貴方は妹さんを馬鹿にしすぎです。何もできないなんて信用しなさすぎです」
我慢できなくなったのか、オレの代わりにリンがキレてくれた。
「それに、アマネ……主のことも。アマネは一緒にって言ったんですよ。どうだろうかと訊いてくれているんですよ。奴隷の立場にこんなこと言ってくれる主など他に居ないというのに。そんな方が人間を物のように使うなどするわけがない」
他人が自分のことで怒ってくれると、逆に自分は冷静になるよね。恥ずか死ねるよね。
リンのことをギュッと抱きしめていい子いい子と撫でると、恥ずかしそうに身をよじって身体を離された。
「私は最後に残った家族を守らなければ」
表情のない顔で呟くアルバートさんに声が届くように伝える。
「アルバートさん、って面倒だからアルって呼ぼうか。妹さん、キャロラインさんだけでなく、アルも幸せになって良いんだよ。奴隷になってから3年経って居るみたいだからキャロラインさんが奴隷になったのは15歳?」
鑑定証と資料にある情報で言い当てる。
「アルと13歳も離れていて、当時15歳の少女なら庇護下に置きたくて仕方ないよね。でももう18歳だよ、大人の女性に変化してるんじゃない?きっと何もできない少女じゃないと思うよ。スキル鑑定書確認してみたかな?キャロラインさんは娼婦や下働きとは違う『魔法系の支援奴隷』だよ」
アルの中で止まっていた時間を進めてみる。アルの表情が変わってきた。
「オレは生産の方でもいろいろ凄いので、キャロラインさんをそっちで雇うことできるよ。
アルはアルがやりたくないことを無理にやる必要はないんだ。アルがやりたいことをオレは訊いているんだ」
「俺がやりたいこと」
私から俺に戻ったね。私な騎士様のアルも捨てがたいけど、無理は禁物。ちょいワイルドな俺な騎士様がカッコイイよ、うん。
「俺は信頼できる主君が欲しい」
謀反を起こした領主様は非道いお方だったのですね。命を預ける人が信頼できなかったのは辛いよね。
「奴隷って主を裏切れないからさ、雇う側からしたら信用できるわけですよ。信用が積み重なれば信頼になると思うんだ。主から信頼されている奴隷だって、逆に主を信頼して良いんじゃないかな。時間は必要かもしれないけどね」
会話の途中でドアの向こうに声をかけに行ったリンが、こちらに戻りかけでアルの耳元に何か囁いていた。顔を赤くするアルがカワイイ。ワイルドイケメンにツンデレ美人が非常に絵になる、悔しいから言わないけど。
「ごちゃごちゃ難しいことは置いといて、サクッと契約しちゃいましょう」
置いておいちゃいけない話をしていたはずなのに、リンはそれをサラッと流す。時間をおかずにデンゴと綺麗な女性が部屋へ入ってきた。間違いなくキャロラインさんだろけど。
キャロラインさんがアルの隣に腰をかける、当然ではあるが緊張ぎみである。デンゴは一人掛けのソファだよ。
「はじめまして、貴女に否やがなければ今日から君の主人になるアマネです」
自分に拒否権があるのかと驚きながら
「キャロライン=ドイルです。支援奴隷ですが家事より魔法が得意なので、そちらで徴用していただけると嬉しく思います。夜伽の契約はお許しください」
しっかりしているよね、アルが驚きすぎで笑える。
「うん、スキル確認させて貰ったけどたぶんキャロラインさんは製薬覚えると思うんだ。教えるから手伝ってくれると嬉しいな。夜伽はぜんぜんかまわないよ、気にしないで」
むしろ、契約OKでも絶対手出ししないから安心してください。
「まあ、ありがとうございます。ぜひ、アマネ様に引き取っていただきたいです」
うんうん頷いてあげてからアルにもう一度確認する。
「俺も、アマネ様を主君にしていろいろな場所へも行ってみたいです。よろしくお願いします。夜伽契約は不問としておいてください」
え?不問って契約上でするしないは決めないけど、拒否したわけじゃないんだからねってやつでしょ。無理しなくて良いんだよ。リンさんさえいれば良いんだし、アルは抱かれるのとか違うでしょ。
リンさんがなんだか満足そうなのはなんで?
「二人とも、これからよろしくね」
もう気にしないもんね。
その後、書類にサインをして隷属魔法で契約をした。値段は社割利かせて二人で1億エルでした。
俺は全属性魔法使えるので、隷属魔法も見ていて覚えた。けど、ここではデンゴに任せるよ、不正良くない。
さて奴隷が二人増えました。一人は女性だし、家探し急ピッチで進めなければいけないな。
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