やってらんないので、聖女も悪役もヒロインも王太子から逃げました。あとは王家で頑張って

夢窓(ゆめまど)

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『副団長、森でジニーと再会するも、森の怒り再び』

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ジニーが王太子との関係に絶望し、浮気未遂の末に森へ。
その浮気相手である「副団長」は、左遷の末に騎士団を追われ、世を儚んで放浪中だった。す

🗯️【シーン1:副団長、塔の泉の前で立ち尽くす】

副団長(うなだれて)
「……もう、すべてが終わったと思ってた。せめてこの命、誰かの役に立てたら……」(ドボン)

🪵(森の結界が反応)

ジニー(背後から現れる)
「……あんた、来たの?」

副団長(愕然)
「ジニー……⁉︎ こんな場所で、どうして……」

ジニー(無表情で)
「それ、こっちの台詞なんだけど」



🌿【シーン2:森の怒り、再び】

🌀突風が吹く。足元の地面がざわめく。

アデル(魔法使い)
「……あー……また怒ってるな、森が」

ララ(元・聖女、ぽやぽや)
「やっぱり浮気系はダメなのかな……?」

マルグリット(元・悪役令嬢)
「森の審判、けっこうフェアよ? ……でも“未練男”に甘くないの」



🌳【シーン3:とりあえず“お札”再発動】

マロン(元・聖女管理係)
「はい、まずこのお札貼るわよ」

アデル「また木か?」

ジニー「いや、テントにして。前よりは少しマシな対応で」

副団長「……俺は、あの時、本気で――」

ジニー「そういうの、今さら言われても困るし」

森「🌿ブワッ!(突風)」

全員「うるさい!森!」

Scene 4:副団長、強制奉仕開始

アデル(冷たく)
「君の滞在は認める。ただし“奉仕労働”はしてもらう」

副団長「……俺にできることがあれば、なんでも」

マルグリット(鼻で笑って)
「男の言う“なんでも”ほどあてにならないものはないのよね」

副団長「……」

ジニー(ふてくされた顔)
「じゃあさ、薬草畑の雑草取りからね。背が高いなら役に立つでしょ」

副団長「……わかった」

アデル「ちなみに“お札”はまだ剥がさないから」



🌿 Scene 5:地味に重労働!雑草との戦い

副団長は素直に雑草を抜くが、薬草と雑草の区別がつかず、怒られる。

ララ(横で観察)
「それ、貴重なハーブなのに……ああっ、もったいない!」

マロン(遠くから叫ぶ)
「“マンダラセージ”は抜いたらダメって言ったでしょー!!」

副団長「……全部同じに見えるんだけど……」

ジニー(ちょっと笑って)
「はいはい、じゃあ今日から“見分けテスト”ね。1週間で覚えなかったら、“草むしり係”のままだから」

副団長(内心)
(あのジニーが、笑った……?)



🔥 Scene 6:夜の焚き火と“ちょっといい感じ”?

その夜、焚き火を囲みながら、

マルグリット「……で、なんでまたジニーに会いに来たの?」

副団長「……本気だった。最初は遊びだった。でも、俺が愚かだった」

アデル「王太子にバレて、捨てた?」

副団長「……守れなかった。それが全てだ」

ララ(しみじみと)
「うーん……でも、“守る”って言葉、結構うさんくさいよ?」

マロン「……でもまあ、手だけは動かすなら許してあげてもいいんじゃない?」

ジニー(ぽそり)
「まずは、あたしが“許した”わけじゃないから。……勘違いすんなよ」

副団長(少し笑って)
「了解です」



🧼 Scene 7:試作石けん・副団長ver登場?

ララ「ねえ、副団長くん。石けん作ってみる?」

副団長「俺が……石けん?」

マルグリット「軍人でも、手が器用ならできるわよ。混ぜるの、力もいるし」

アデル「今日の材料は“炭”と“セージ”だ。いっそ“男の石けん”でも作ってみろ」

ジニー「ラッピングは私がしてあげる。“浮気男再生せっけん”って名前で」

副団長(やれやれと笑って)
「……それ、売れるかもな」

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