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妖精姫は皇帝国の王女です。
見学? いいえ、これは姫たちの夢の戦場です
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帝都・フローレン通りにある、皇族御用達の結婚式場──「セレーネの庭」。
本日ここを訪れたのは、リリベッタ、ハリス、マルガリータ、ギデオンの四人だった。
「ひろい……!」
「光がいっぱい……!」
二人の姫が、ホールに入った瞬間、ぱあっと表情を輝かせる。
案内役の式場スタッフが微笑む。
「リリベッタ様、マルガリータ様。こちらが“花嫁専用回廊”でございます。
正面から光が差し、レースのヴェールと相性抜群です」
「ちょっと……マルガリータ、並んで歩いてみましょう?」
「やってみたい!」
手を取り合って、**ふわふわのドレス姿(仮想)**で回廊を歩く二人。
ステンドグラスの光が彼女たちの髪に差し込み、まさに“童話の姫”だった。
⸻
◆ 男子組、やや圧倒されている
「……リリィ、テンションが三割増しだな」
「彼女たちは今、魔法にかかっています。逆らってはいけません」
「ギデオン、お前……冷静だけど、表情がさっきからちょっと緩んでるぞ」
「“彼女が楽しんでいる”という事実が、幸福値を押し上げていまして」
「……数値化すんなよ」
⸻
◆ 衣装部屋で完全に姫モード
「これがウェディングドレス……!」
「こっちも綺麗……あ、ギデオン、このドレス、私に似合いそう?」
「ええ。刺繍の模様があなたの髪と瞳に調和しています。ぜひお試しを」
「うぅ、言い方がずるい~~~!!」
リリベッタも負けじと、
「ハリス、あなたはどんなドレスが好き?」
「……君が笑ってれば、なんでも似合うけど……(ぼそ)」
「なにそれ! もうっ、言い直して? 今度は目を見て!」
「えええええっ」
⸻
◆ チャペル試演でダメ押しの甘さ
「では、新婦役の方がこちらを通って、祭壇へ」
「ギデオ~ン、来てくれる?」
「もちろんです」
「ハリス、エスコート、頼んだわよ?」
「い、いくぞ……!」
二組のペアが並んで歩く姿に、式場スタッフが小声でつぶやく。
「……ああ、このまま式始めちゃえばいいのに」
⸻
◆ 休憩中の甘々トーク
「ねえマルガリータ、今日のわたしたち……“お姫さま”だったよね?」
「うん、完全に魔法かかってた……! ギデオンの“似合います”って言葉、心臓跳ねた……!」
「わたし、ハリスの“似合う”があんなに破壊力あるとは思わなかったわ……」
二人して床をごろごろ転がる(心の中で)。
男子組は、ソファで肩を落としながら。
「……もう、何もしてないのに体力が……」
「姫という存在は、見ているだけで情報量が多いんです……」
◆ 最後に、リリベッタのひとこと
「……でもね、ギデオン。マルガリータが笑ってる姿を見て、
あなたも幸せそうだったわ。ちゃんと、伝わってたわよ」
「……ありがとうございます。私は……たぶん、今日一日で彼女に五回くらい恋し直しました」
「この花、また名前忘れた」──準備地獄の新郎たち
式まであと3日。
ハリスとギデオン、政務の合間に“装飾と式進行の最終確認”に追われていた。
「……これ、祭壇に飾る花って“ユリ”じゃなかったっけ?」
「違います、“アマリリス”です」
「なんでそんな似たような名前つけるんだ……」
「ハリス様、今ので三回目です」
ギデオン、手帳に正の字を書く。
「そもそもなんで新郎側が花の種類まで覚えなきゃならないんだ!?」
「“花を選ぶ過程に心を込めよ”と、マルガリータ嬢が言っておられましたので」
「それリリィが便乗して“ドレスとブーケの色も把握してて当然よ”って言ってたやつだ……」
「はい。ちなみにブーケは“ロゼ&ラベンダーの二段階組み合わせ”です。変更不可」
「もう覚えられる気がしない……!」
◆
その頃、ギデオンの前には新たな試練。
「……司会進行表の7分刻み進行、正気の沙汰ではありませんね」
「新婦側から“ピアノソロを演奏したい”との希望が追加されましたので、10分調整いたしました」
「……泣いてもいいですか」
「政務で鍛えたタイムマネジメント、今こそ本番です」
⸻
後編:「ロレーヌ、すべてを見通す」
皇宮・ロレーヌ皇妃の私室。
ティーを片手に、窓の外を見下ろせば、城下ではにわかに祭の準備が始まっていた。
「ふふ……わたくしって、頭いいわ」
隣の侍女がすかさずうなずく。
「仰る通りでございます」
「こうして城下を巻き込んで“結婚祭”にしてしまえば、ギデオンの式前拒否ムードも誤魔化せるし、リリベッタたちも浮かれる。完璧」
「お見事です、皇妃様」
「余興、なにかしてもいいかしら? 前夜祭で一曲、わたくしが歌っても……いえ、踊っても……」
「(……誰も止められないわこれ)」
ロレーヌの脳内は既に“式→前夜祭→祭→新婚旅行→乳母→育児→帝国安泰”までシミュレーション済み。
「だって、同時結婚ということは……子供も同時期かも?」
「……!」
「まあ、ギデオンだから。絶妙なタイミングで合わせてくるでしょう?
ええ、“同月出産”とか普通にあり得るわね。育児班も組んでおかないと……」
「……育児“班”?」
「もちろん。有能な乳母、すでに3人内定済み。王家はこれで安泰よ」
⸻
◆ 同刻、王宮の隅
「……なんで僕、呼ばれてないの……」
一人、薄暗い書庫で書類を抱える男。皇太子ハインツ。
「結婚式? 祭? 育児班? ……何それ、なんでギデオンが全部中心なの……?」
「……ちょっと前まで、僕が王太子だったよね……?」
カリカリと書き込む書類の下、
「“ギデオン様経由でリリベッタ様からの正式なお誘いお茶会”」という文字だけが、妙に切ない。
本日ここを訪れたのは、リリベッタ、ハリス、マルガリータ、ギデオンの四人だった。
「ひろい……!」
「光がいっぱい……!」
二人の姫が、ホールに入った瞬間、ぱあっと表情を輝かせる。
案内役の式場スタッフが微笑む。
「リリベッタ様、マルガリータ様。こちらが“花嫁専用回廊”でございます。
正面から光が差し、レースのヴェールと相性抜群です」
「ちょっと……マルガリータ、並んで歩いてみましょう?」
「やってみたい!」
手を取り合って、**ふわふわのドレス姿(仮想)**で回廊を歩く二人。
ステンドグラスの光が彼女たちの髪に差し込み、まさに“童話の姫”だった。
⸻
◆ 男子組、やや圧倒されている
「……リリィ、テンションが三割増しだな」
「彼女たちは今、魔法にかかっています。逆らってはいけません」
「ギデオン、お前……冷静だけど、表情がさっきからちょっと緩んでるぞ」
「“彼女が楽しんでいる”という事実が、幸福値を押し上げていまして」
「……数値化すんなよ」
⸻
◆ 衣装部屋で完全に姫モード
「これがウェディングドレス……!」
「こっちも綺麗……あ、ギデオン、このドレス、私に似合いそう?」
「ええ。刺繍の模様があなたの髪と瞳に調和しています。ぜひお試しを」
「うぅ、言い方がずるい~~~!!」
リリベッタも負けじと、
「ハリス、あなたはどんなドレスが好き?」
「……君が笑ってれば、なんでも似合うけど……(ぼそ)」
「なにそれ! もうっ、言い直して? 今度は目を見て!」
「えええええっ」
⸻
◆ チャペル試演でダメ押しの甘さ
「では、新婦役の方がこちらを通って、祭壇へ」
「ギデオ~ン、来てくれる?」
「もちろんです」
「ハリス、エスコート、頼んだわよ?」
「い、いくぞ……!」
二組のペアが並んで歩く姿に、式場スタッフが小声でつぶやく。
「……ああ、このまま式始めちゃえばいいのに」
⸻
◆ 休憩中の甘々トーク
「ねえマルガリータ、今日のわたしたち……“お姫さま”だったよね?」
「うん、完全に魔法かかってた……! ギデオンの“似合います”って言葉、心臓跳ねた……!」
「わたし、ハリスの“似合う”があんなに破壊力あるとは思わなかったわ……」
二人して床をごろごろ転がる(心の中で)。
男子組は、ソファで肩を落としながら。
「……もう、何もしてないのに体力が……」
「姫という存在は、見ているだけで情報量が多いんです……」
◆ 最後に、リリベッタのひとこと
「……でもね、ギデオン。マルガリータが笑ってる姿を見て、
あなたも幸せそうだったわ。ちゃんと、伝わってたわよ」
「……ありがとうございます。私は……たぶん、今日一日で彼女に五回くらい恋し直しました」
「この花、また名前忘れた」──準備地獄の新郎たち
式まであと3日。
ハリスとギデオン、政務の合間に“装飾と式進行の最終確認”に追われていた。
「……これ、祭壇に飾る花って“ユリ”じゃなかったっけ?」
「違います、“アマリリス”です」
「なんでそんな似たような名前つけるんだ……」
「ハリス様、今ので三回目です」
ギデオン、手帳に正の字を書く。
「そもそもなんで新郎側が花の種類まで覚えなきゃならないんだ!?」
「“花を選ぶ過程に心を込めよ”と、マルガリータ嬢が言っておられましたので」
「それリリィが便乗して“ドレスとブーケの色も把握してて当然よ”って言ってたやつだ……」
「はい。ちなみにブーケは“ロゼ&ラベンダーの二段階組み合わせ”です。変更不可」
「もう覚えられる気がしない……!」
◆
その頃、ギデオンの前には新たな試練。
「……司会進行表の7分刻み進行、正気の沙汰ではありませんね」
「新婦側から“ピアノソロを演奏したい”との希望が追加されましたので、10分調整いたしました」
「……泣いてもいいですか」
「政務で鍛えたタイムマネジメント、今こそ本番です」
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皇宮・ロレーヌ皇妃の私室。
ティーを片手に、窓の外を見下ろせば、城下ではにわかに祭の準備が始まっていた。
「ふふ……わたくしって、頭いいわ」
隣の侍女がすかさずうなずく。
「仰る通りでございます」
「こうして城下を巻き込んで“結婚祭”にしてしまえば、ギデオンの式前拒否ムードも誤魔化せるし、リリベッタたちも浮かれる。完璧」
「お見事です、皇妃様」
「余興、なにかしてもいいかしら? 前夜祭で一曲、わたくしが歌っても……いえ、踊っても……」
「(……誰も止められないわこれ)」
ロレーヌの脳内は既に“式→前夜祭→祭→新婚旅行→乳母→育児→帝国安泰”までシミュレーション済み。
「だって、同時結婚ということは……子供も同時期かも?」
「……!」
「まあ、ギデオンだから。絶妙なタイミングで合わせてくるでしょう?
ええ、“同月出産”とか普通にあり得るわね。育児班も組んでおかないと……」
「……育児“班”?」
「もちろん。有能な乳母、すでに3人内定済み。王家はこれで安泰よ」
⸻
◆ 同刻、王宮の隅
「……なんで僕、呼ばれてないの……」
一人、薄暗い書庫で書類を抱える男。皇太子ハインツ。
「結婚式? 祭? 育児班? ……何それ、なんでギデオンが全部中心なの……?」
「……ちょっと前まで、僕が王太子だったよね……?」
カリカリと書き込む書類の下、
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