記憶のない彼女と運命の恋

冬花美優

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第2章 東国編

15話 精霊と共存する神秘な隠れ里

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魔界の辺境で自然豊かな森林と穏やかな湖もあり木のログハウスがある街に転送魔法で現れたのは、裸のエリスとミヤノとルミナス、そしてあとからルシア、マリンナ、姫騎士隊長が現れた。

そして最後にユリナが現れると精霊の長と耳が尖った亜人の長が膝まづいて言った

「お久しぶりです、太后様」

ユリナは涙を浮かべながら言った

「すまない、どうか私の娘を……エリスを助けてくれ、頼む」

ユリナは深々と頭を下げると2人の長はすぐに女性たちを集めて介抱させた。

どうやらここは精霊とエルフが共存する町のエルフの里で全員が女性しかいない街だった。

「なるほど、ユリナ様やエリス様はなんと……お辛かったでしょう……」

そしてユリナとマリンナとルシアは長と今後の話をする事にした。

そしてエリスはミヤノとルミナスと姫騎士隊長に介抱されていた。

すると1人のエルフがエリスに精霊の涙を飲ませた。精霊の涙は記憶などの精神的な回復と身体の全ての悪なものを浄化する神秘の薬だった。


エリスは精霊の涙を飲んで今は静かに寝ていた。それをミヤノとルミナスは見守っていた。

そのころ、ユリナとマリンナとルシアと姫騎士隊長が長達と話していた。

ルシアは元皇帝としてユリナに、謝罪した

「此度の件は俺の部下がした失態だ、申し訳ない」

ユリナはルシアに対して答えた

「あんたが悪いわけじゃないよ…だから後であの娘の傍にいてあげて」

続けてマリンナは言った

「今回のユリナが東国は吹き飛ばした件で帝国に東国の避難者を受け入れる。そして騎士団には当面、新しい東国の復興計画をするのに私と精霊ルミナスの2人で指揮するために帝国に帰るわ」

ルシアや長たちは了承した。

姫騎士隊長は里に残ってエリスの護衛を命じた。さらにミヤノはエリスの身の回りのサポートをする事に、そしてルシアもエリスの傍で支える事になった。

そしてユリナは立ち上がって言った

「悪いけど私は魔界の城へ帰るよ…またアホな家臣みたいな奴が現れた時に対応できるようにするよ。だからあの娘を頼んだよ」

全員がユリナに了承してユリナは、その場を去って会議は終わり各々が自分の役割に向かった。


そしてエリスが寝ている部屋にユリナがきた

ミヤノはユリナに言った。

「太后様、もうよろしいのですか?」

「うん、大丈夫さ。ちょっと娘の顔見せてよ」

そう言ってユリナは部屋に入った

ユリナはエリスの顔を触り優しく撫でた

「可愛い顔で寝てらっしゃいますね」

微笑むようにミヤノは言った

「当たり前よ、私の娘よ……この子を守るためなら世界を敵回しても味方する…あたしは、そう彼とも誓ってるんだ…」

「先の大魔王様ですか?」

「そうさ、あたしの大切な愛しの男さ…あの人が今いたら……っ」

ユリナはエリスの手を両手で握りしめて願うようにおでこに両手を付けて、その場に座り込んだ。それを見てミヤノはユリナの背中を優しくさわった。



翌朝、ユリナは既に里から去っていて早朝からルシアがエリスの部屋にやってきていた。

さらに部屋なかに姫騎士隊長もやってきた。

マリンナとルミナスは帝国へ帰還して新しい東国の建設を至急対応していた。

「んっ……んんっ、あれ?わたしは……」

うっすら目を開けて横に振り向くとルシアが私の手を握りしめていた。

あぁルシアの手の温もりが安心する……

「エリス様、ご無沙汰してます。姫騎士隊長のニーナです!」

「ニーナ……姫騎士隊長の名前はニーナだったのね」

「はい、これから私はエリス様の護衛を頼まれました。よろしくお願いいたします」

明るいが仕事熱心が伝わる

「ありがとう、だけどあまり気負いしないでね」

「はい!」

そしてルシアはエリスに言った

「エリス、すまない……俺の部下のせいで、お前がまた……」

涙ぐむルシアにエリスは言った

「なら、今わたしの身体を貴方で上書きして……」

そう言ってエリスは頬を赤らめて泣きなが手を握り返して訴えた。

それを見たミヤノとニーナは静かに部屋を後にして誰も部屋に近づけないようにした。


そしてルシアは服を脱ぎ、エリスを脱がせて2人は抱き合った。

エリスは泣きながら言った

「ねぇ、あなたの温もりを感じて嫌な事を忘れてあなたで私を満たして……」

頷いたルシアはエリスを優しく抱きしめて互いに愛し合っていた。

さらに日が過ぎた朝に2人は改めてミヤノも連れて里の長と話をすることになった。

エリスは長に挨拶をした

「はじめまして、エリスです。この度は助けてあり、」

すると長はエリスの顔を両手で触って言った

「おお!あの方の面影があるがユリナ様の雰囲気もあって美人さんじゃ……」

「あの方?」

「あんたの父上じゃよ……黒き英雄の大魔王エクス様じゃ」

エリスは名前を聞いてもピンと来なかった

「ごめんなさい……なんかピンと来ないし昔の記憶が……」

するとルシアは言った

「やはりな……昔の記憶が失われたか」

「うむ、精霊の涙でも完全復活まではいかなかったのか……すまぬ」

「それで長よ、大丈夫なら、しばらく我々はこの里に滞在したのだがいいだろうか?」

長は答えた

「もちろんじゃよ、ここは特別な結果が張ってあるから敵には早々見つけるのは不可能じゃからな」

「恩に着る」

「ありがとうございます、お世話になります」

こうしてエリス、ルシア、ニーナ、ミヤノの4人は里に滞在してエリスの記憶の解決を探る事にした。






「ふふふっ…滞在するなんて、あたしには、思ってもみない展開よ……エリス…あなたを試させてもらうわ……」




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