5 / 29
第5話 もうひとりのサーファ
しおりを挟む
異世界ジュエガルドに強制転移させられたユウトは、青の国の王女サーファと共に、青の国のお城を目指す。
今の状況を知るために。
「なあ、俺も魔法って使えるのか?」
歩きながら、ユウトはサーファに問う。
こちらに強制転移させられる直前、ユウトはある女性と共闘した。
その女性は魔法を使っていた。
ならば、自分にも使えるのではないか、とユウトは思う。
「あら、ユウトも使ってるじゃない。」
と、サーファはそっけなく答える。
そう言われてもユウトには、そんな実感はない。
バカ面してるユウトを見て、サーファはため息をつく。
「はあ、あんた、刀を出し入れしてるじゃない。」
「刀?」
ただ刀と言われても、ユウトには意味不明だった。
「これが魔法、なの?」
ユウトは刀を握る。
ちなみにこの刀、ユウトは何も無い空間から取り出してる。
目に見えない棚があって、そこ手を伸ばしてる感覚だった。
サーファが言うには、これが魔法らしい。
「物質精製魔法。かなり高度な魔法なんだからね。」
とサーファは言うが、ユウトにとって魔法とは、炎とか氷とかで攻撃する類のものだった。
この刀が魔法と言われても、ピンとこなかった。
「じゃあ、俺にはあの人の様な魔法は使えないのか。」
ユウトは刀を消しながら、ちょっとしょげる。
「ユウトもレベルが上がれば使えるかもだけど、こればかりは相性だからね。」
サーファもどこかフォローになってないフォローをする。
「そのレベルってのは、どうやって上げるんだ?」
「それは経験を積めば、自然と上がるわよ?」
ユウトの疑問にサーファは、さも当然の事のように答える。
「えと、それは魔石獣を倒し続ければって事かな?」
「それ以外に何があるのよ。」
「マジかよ。」
ユウトはちょっと驚く。
ここはそんな世界観なんだと、理解するしかない。
そんな感じで、小一時間ばかし歩いた所で、ユウトが尋ねる。
「ところで、お城にはまだ着かないの?」
「はあ?着く訳ないじゃん。」
サーファはまたもや、さも当然の事のように答える。
「えと、もう一時間は歩いてると思うんだけど。」
「何言ってるの、三日はかかるわよ。」
「三日?三日も歩くの?」
ユウトは、お城のあまりの遠さに驚く。
「もう、だらしないわね。」
サーファは三日くらいの距離で、音を上げるユウトに呆れる。
「いや、三日でしょ、寝ないで歩くの、それとも野宿でもするの。」
とユウトも反論する。
「げ。」
野宿と聞いて、サーファも驚く。
それはユウトと一緒に一晩を過ごす事。それを三回。
いや、途中に宿場町があるから、野宿の回数は一回減る。
とは言え自分の様な美少女を、ユウトが襲わない確証はない。
その気は無さそうなユウトを、誘惑する様な事をした自覚はあるサーファ。
まさにサーファの危険が危ない。
「しょうがないわね、私の転移魔法を使いますか。」
サーファは渋しぶといった感じで、そう告げる。
「そんなのあるなら、とっとと使おうよ。」
ユウトは当然な反応を示す。
「仕方ないでしょ、これ、魔力を凄く使うんだからね!」
サーファは慌てた様子で言い返す。
サーファが何やらぶつくさ唱えると、サーファの身体は淡い青色の光に包まれる。
地面にはサーファを中心にして、一メートルくらいの魔方陣が浮かぶ。
「ユウト、私につかまって。」
「つかまるって、どこに。」
ユウトは戸惑うが、サーファは呪文に集中して、答えてくれない。
仕方なくユウトは、サーファにおぶさった。
お城までの移動魔法なら、空を飛ぶ事になる。
ならば、これが自然だろうとユウトは思った。
「きゃ。」
サーファは軽く悲鳴をあげると、ユウトを殴る。
「な、何すんだよいきなり。」
尻もちをついたユウトは、殴られた右頬を押さえてる。
「それはこっちのセリフよ!」
サーファも怒鳴り返す。
「何考えてるのよ、この変態!」
「いや、つかまれって言うから。」
ユウトはサーファのあまりの剣幕に、ちょっとたじる。
「はあ?そんなの腕につかまればいいでしょ!」
とサーファは、右手を腰にあてる。
「じゃあ、最初からそう言えよ。」
ユウトは小声で文句言いながら、左腕をサーファの右腕に絡ませる。
サーファはプルプル震える。
「ちょっと違うけど、まあ、いいわ。」
サーファ右手でユウトの左腕をつかむと、目を閉じてぶつくさ呪文を唱える。
サーファの足元に、再び魔方陣が浮かぶ。
そしてふたりの身体が淡い青色の光に包まれる。
「転移!」
サーファは目を見開き、転移魔法を発動させる。
ふたりは瞬時に、青の城の城門前広場に転移する。
そこにはひとりの美少女が、城門に寄りかかって待っていた。
サーファと同じ顔立ちで、青い長髪をポニーテールでまとめてる。
服装はどこか騎士っぽく、左腰には剣を携えている。
サーファのおてんばさを、精悍さに置き換えた様な、そんな印象の美少女だった。
「よ、フィーナ。」
「げ、アスカ。」
サーファに声をかけた美少女を、サーファはアスカと呼んだ。
そして、会いたくなかったヤツに会ってしまった様な様子だ。
「ふーん、こいつがフィーナが異世界から連れ帰った戦士か。」
アスカと呼ばれた美少女は、ユウトの周りを嗅ぎ回る様にじろじろ見てくる。
「ちょ、」
ユウトはなんか言い返したかったが、出来なかった。
アスカと呼ばれた美少女は、サーファと同じ顔立ち。
つまりユウトの好みどストライク。
妖精体のサーファの醜態を知ってるからこそ、サーファに惚れる事はない。
だけどこのアスカさんは違う。ユウトは惚れてまいそうだ。
「サーファ、なんなの、この人。」
ユウトは照れ隠しに、サーファに問う。
「えと、私の姉。」
サーファは答えづらそうに答える。
「サーファ、だと?」
サーファの姉であるアスカは、ユウトのサーファ呼びに反応する。
「フィーナ、おまえ、サーファって呼ばせてるのか?」
「悪い?私の勝手でしょ!」
サーファはなぜか怒鳴り返す。
ユウトには、その意味が分からなかった。
「おっと、悪い、これはおまえの勝手だな。」
アスカはサーファをなだめる。
アスカは、ユウトに向き直る。
「なんかフィーナが世話になったようだな。
私はサファイア・ジュエラル・アスカーナ。
フィーナの双子の姉だ。」
と言ってアスカは、ユウトに右手を差し出す。
サーファの双子の姉。
と言う事は、性格もサーファと大差ないかもしれない。
アスカに惚れそうなユウトだったが、なんとか持ち直す。
「俺は如月悠人。サーファとは、、何でもありません。」
ユウトはアスカの差し出した右手を握る。
「何でもない、か。」
ユウトの後ろで、サーファはボソリとつぶやく。
「あれ、ふたりともサーファなんですね。」
アスカと握手しながら、ユウトは思った。
姉のサファイア・ジュエラル・アスカーナ。
妹のサファイア・ジュエラル・レスフィーナ。
どっちもサーファ呼びだ。
ふたりが同時に居るこの異世界では、フィーナと呼ばれる事に、ユウトは納得する。
「おまえにサーファと呼んでほしくないな!」
突然アスカは、ユウトの右手を弾く。
少し痛みの走った右手を、左手で押さえるユウト。
突然のアスカの態度に、ユウトは困惑。
「フィーナ、こいつはとんだハズレじゃねーか!」
「そんな事、ない!」
「じゃあ、なんでこいつレベル低いんだよ!」
「それは、ルビーとの混色封印のとばっちりで。」
「混色封印?あのルビーと?」
ユウトそっちのけで言いあうサーファとアスカ。
だが、ルビーの名がでた事で、アスカは考えこむ。
そしてアスカは結論をだす。
「つまりこいつは、中途半端な状態で、こっちに来たって事だな。
じゃあハズレには変わりねーじゃんか。」
アスカはユウトをにらむ。
「いいえ、アスカ。
ユウトにはレベルでは測れない強さがあります。」
サーファはユウトを弁護する。
「ほう、ならば私と勝負してもらおうか。」
アスカは剣を抜き、切っ先をユウトに向ける。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ。」
ユウトはたじたじと戸惑う。
「問答無用!」
アスカは剣を上段に振りかぶり、ユウトに襲いかかる!
今の状況を知るために。
「なあ、俺も魔法って使えるのか?」
歩きながら、ユウトはサーファに問う。
こちらに強制転移させられる直前、ユウトはある女性と共闘した。
その女性は魔法を使っていた。
ならば、自分にも使えるのではないか、とユウトは思う。
「あら、ユウトも使ってるじゃない。」
と、サーファはそっけなく答える。
そう言われてもユウトには、そんな実感はない。
バカ面してるユウトを見て、サーファはため息をつく。
「はあ、あんた、刀を出し入れしてるじゃない。」
「刀?」
ただ刀と言われても、ユウトには意味不明だった。
「これが魔法、なの?」
ユウトは刀を握る。
ちなみにこの刀、ユウトは何も無い空間から取り出してる。
目に見えない棚があって、そこ手を伸ばしてる感覚だった。
サーファが言うには、これが魔法らしい。
「物質精製魔法。かなり高度な魔法なんだからね。」
とサーファは言うが、ユウトにとって魔法とは、炎とか氷とかで攻撃する類のものだった。
この刀が魔法と言われても、ピンとこなかった。
「じゃあ、俺にはあの人の様な魔法は使えないのか。」
ユウトは刀を消しながら、ちょっとしょげる。
「ユウトもレベルが上がれば使えるかもだけど、こればかりは相性だからね。」
サーファもどこかフォローになってないフォローをする。
「そのレベルってのは、どうやって上げるんだ?」
「それは経験を積めば、自然と上がるわよ?」
ユウトの疑問にサーファは、さも当然の事のように答える。
「えと、それは魔石獣を倒し続ければって事かな?」
「それ以外に何があるのよ。」
「マジかよ。」
ユウトはちょっと驚く。
ここはそんな世界観なんだと、理解するしかない。
そんな感じで、小一時間ばかし歩いた所で、ユウトが尋ねる。
「ところで、お城にはまだ着かないの?」
「はあ?着く訳ないじゃん。」
サーファはまたもや、さも当然の事のように答える。
「えと、もう一時間は歩いてると思うんだけど。」
「何言ってるの、三日はかかるわよ。」
「三日?三日も歩くの?」
ユウトは、お城のあまりの遠さに驚く。
「もう、だらしないわね。」
サーファは三日くらいの距離で、音を上げるユウトに呆れる。
「いや、三日でしょ、寝ないで歩くの、それとも野宿でもするの。」
とユウトも反論する。
「げ。」
野宿と聞いて、サーファも驚く。
それはユウトと一緒に一晩を過ごす事。それを三回。
いや、途中に宿場町があるから、野宿の回数は一回減る。
とは言え自分の様な美少女を、ユウトが襲わない確証はない。
その気は無さそうなユウトを、誘惑する様な事をした自覚はあるサーファ。
まさにサーファの危険が危ない。
「しょうがないわね、私の転移魔法を使いますか。」
サーファは渋しぶといった感じで、そう告げる。
「そんなのあるなら、とっとと使おうよ。」
ユウトは当然な反応を示す。
「仕方ないでしょ、これ、魔力を凄く使うんだからね!」
サーファは慌てた様子で言い返す。
サーファが何やらぶつくさ唱えると、サーファの身体は淡い青色の光に包まれる。
地面にはサーファを中心にして、一メートルくらいの魔方陣が浮かぶ。
「ユウト、私につかまって。」
「つかまるって、どこに。」
ユウトは戸惑うが、サーファは呪文に集中して、答えてくれない。
仕方なくユウトは、サーファにおぶさった。
お城までの移動魔法なら、空を飛ぶ事になる。
ならば、これが自然だろうとユウトは思った。
「きゃ。」
サーファは軽く悲鳴をあげると、ユウトを殴る。
「な、何すんだよいきなり。」
尻もちをついたユウトは、殴られた右頬を押さえてる。
「それはこっちのセリフよ!」
サーファも怒鳴り返す。
「何考えてるのよ、この変態!」
「いや、つかまれって言うから。」
ユウトはサーファのあまりの剣幕に、ちょっとたじる。
「はあ?そんなの腕につかまればいいでしょ!」
とサーファは、右手を腰にあてる。
「じゃあ、最初からそう言えよ。」
ユウトは小声で文句言いながら、左腕をサーファの右腕に絡ませる。
サーファはプルプル震える。
「ちょっと違うけど、まあ、いいわ。」
サーファ右手でユウトの左腕をつかむと、目を閉じてぶつくさ呪文を唱える。
サーファの足元に、再び魔方陣が浮かぶ。
そしてふたりの身体が淡い青色の光に包まれる。
「転移!」
サーファは目を見開き、転移魔法を発動させる。
ふたりは瞬時に、青の城の城門前広場に転移する。
そこにはひとりの美少女が、城門に寄りかかって待っていた。
サーファと同じ顔立ちで、青い長髪をポニーテールでまとめてる。
服装はどこか騎士っぽく、左腰には剣を携えている。
サーファのおてんばさを、精悍さに置き換えた様な、そんな印象の美少女だった。
「よ、フィーナ。」
「げ、アスカ。」
サーファに声をかけた美少女を、サーファはアスカと呼んだ。
そして、会いたくなかったヤツに会ってしまった様な様子だ。
「ふーん、こいつがフィーナが異世界から連れ帰った戦士か。」
アスカと呼ばれた美少女は、ユウトの周りを嗅ぎ回る様にじろじろ見てくる。
「ちょ、」
ユウトはなんか言い返したかったが、出来なかった。
アスカと呼ばれた美少女は、サーファと同じ顔立ち。
つまりユウトの好みどストライク。
妖精体のサーファの醜態を知ってるからこそ、サーファに惚れる事はない。
だけどこのアスカさんは違う。ユウトは惚れてまいそうだ。
「サーファ、なんなの、この人。」
ユウトは照れ隠しに、サーファに問う。
「えと、私の姉。」
サーファは答えづらそうに答える。
「サーファ、だと?」
サーファの姉であるアスカは、ユウトのサーファ呼びに反応する。
「フィーナ、おまえ、サーファって呼ばせてるのか?」
「悪い?私の勝手でしょ!」
サーファはなぜか怒鳴り返す。
ユウトには、その意味が分からなかった。
「おっと、悪い、これはおまえの勝手だな。」
アスカはサーファをなだめる。
アスカは、ユウトに向き直る。
「なんかフィーナが世話になったようだな。
私はサファイア・ジュエラル・アスカーナ。
フィーナの双子の姉だ。」
と言ってアスカは、ユウトに右手を差し出す。
サーファの双子の姉。
と言う事は、性格もサーファと大差ないかもしれない。
アスカに惚れそうなユウトだったが、なんとか持ち直す。
「俺は如月悠人。サーファとは、、何でもありません。」
ユウトはアスカの差し出した右手を握る。
「何でもない、か。」
ユウトの後ろで、サーファはボソリとつぶやく。
「あれ、ふたりともサーファなんですね。」
アスカと握手しながら、ユウトは思った。
姉のサファイア・ジュエラル・アスカーナ。
妹のサファイア・ジュエラル・レスフィーナ。
どっちもサーファ呼びだ。
ふたりが同時に居るこの異世界では、フィーナと呼ばれる事に、ユウトは納得する。
「おまえにサーファと呼んでほしくないな!」
突然アスカは、ユウトの右手を弾く。
少し痛みの走った右手を、左手で押さえるユウト。
突然のアスカの態度に、ユウトは困惑。
「フィーナ、こいつはとんだハズレじゃねーか!」
「そんな事、ない!」
「じゃあ、なんでこいつレベル低いんだよ!」
「それは、ルビーとの混色封印のとばっちりで。」
「混色封印?あのルビーと?」
ユウトそっちのけで言いあうサーファとアスカ。
だが、ルビーの名がでた事で、アスカは考えこむ。
そしてアスカは結論をだす。
「つまりこいつは、中途半端な状態で、こっちに来たって事だな。
じゃあハズレには変わりねーじゃんか。」
アスカはユウトをにらむ。
「いいえ、アスカ。
ユウトにはレベルでは測れない強さがあります。」
サーファはユウトを弁護する。
「ほう、ならば私と勝負してもらおうか。」
アスカは剣を抜き、切っ先をユウトに向ける。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ。」
ユウトはたじたじと戸惑う。
「問答無用!」
アスカは剣を上段に振りかぶり、ユウトに襲いかかる!
0
あなたにおすすめの小説
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる