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新月の運命
光と闇の輪舞曲・2
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ナギサは大きな神殿の前で、ぽかんとした表情を浮かべた。
「こんなところにあったのね」
冥殿と死の森の中間ぐらいに位置する場所に存在した大きな神殿。
ナギサはぎゅっと両手を握った。その様子を見ていたキョウノは、そっとナギサの肩を叩いた。
「緊張しなくても大丈夫だって。闇の神は、すごく気さくなタイプだから」
そう言って、ダークに視線を向けると、ダークは気付いたように神殿の内部へと進んで行った。
キョウノとナギサもダークに続いて中に入るが、中は薄暗く、重い空気が纏っている。
ダークは入ってすぐのところにある台座の前で、ぼそりと呟くと、台座に炎が灯った。その火は広がるように壁沿いに敷かれた台座にも移り、そのまま奥へと向かって行く。
ダークはそれを見て、安堵したように息を吐くと、「行くぞ」と進み始めた。
ナギサはその様子を見ながら、キョウノの腕を引く。
「……あれ、魔法使ってるの?」
「魔法の応用ではあるけど……あの台座は一部の術者しか反応しないよ」
「え?」
「闇の神の契約者……今は、魔王とダークだな。あとは、冥界だからって冥王と、封印の神に反応するんだって」
キョウノはそう言いながら、前を歩くダークをじっと見つめた。
「その人たちの法術しか反応しないのね。ダーちゃん、随分と緊張してたから何か特殊なのかと思ったわ」
ナギサはそう言うと、キョウノを見た。が、キョウノは驚いた表情でナギサを見つめる。
「あ、ああ……気付いていたんだ。ダークも、ナギサと一緒だよ」
「え?一緒?」
「ダークも魔力がまだ安定してなくて、魔法のコントロールがうまくできないんだよね。だから、ナギサと一緒で配分間違えてぶっ倒れたりとか、未だにあるんだ。ただ、銃の扱いは得意だから、それに頼っている節はあるよね。ナギサが剣術メインで使うのと同じようなもんだよ」
キョウノの言葉を聞いて、ナギサは「ダーちゃんが?そんな風には見えないけど」とぼやいた。
「ダークの魔力は、確かに平均より高いけど、ぶっ飛んで高い訳じゃない。正直、魔力の保有量だけで言えば、レイガが断トツで高いしな。ただ、代わりに質が高いから“闇の神”と契約できた。所謂、相性の話だな。本人も、それを気にしてはいるんだろうな」
キョウノがそう言えば、ナギサは唖然とした。
「ダーちゃん、なんだかんだでそつなくこなすから、魔法も得意だと思ってた」
そんなことを話していると、祭壇がある場所へとたどり着いた。
その祭壇の前で、ダークが再び緊張したように立つ。
ダークは魔力を集中させる。ゆっくりと風が舞うのを、キョウノとナギサは後ろから見ていた。
やがて、祭壇の炎が大きく揺らめくと、ふわりと女性が現れた。
地面に着きそうなほど長い黒髪を風に靡かせ、闇のように黒い瞳に、黒衣を纏った女性は、ゆっくりと地に足を着ける。意思の強そうな瞳で、ダークを見ていた。
が、彼女はすぐににかっと笑った。
「坊、珍しいな!貴殿が来るとはな」
ははっと笑いながら、ダークの背中をバシバシ叩いている。
予想外の光景に、ナギサはぽかんとした。
「う、うるさい!その呼び方止めてくれって言ってるだろ!」
ダークは赤面しつつも、悪態を吐く。
「事実だろ?我からしたら、契約者である“魔王”の息子なんだから、坊だろ」
けらけら笑う彼女だったが、ふと視線を後ろに向け、ナギサと目が合った。
驚いたまま固まるナギサだったが、彼女はぱあっと顔を輝かせると、ナギサへとずかずかと近付いた。
「もしや、貴殿が“光”か!?」
「え?」
突然声をかけられ、上擦った声しか出ないナギサに、キョウノはゆっくりと頭を下げた。
「“闇の神”、ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。彼女が、月界第二王女であるナギサ=ルシード。次期大神。現在の“光の神”でございます」
「やはり!会いたかったぞ!」
そう言って、ナギサの手を握ると、ぶんぶんと振る。
されるがままのナギサに、ダークが声をかけた。
「そこまでにしといてほしい。ナギサ、驚いてる」
「え?ああ、すまぬな。対である“光”がずっと不在で、我は寂しかったのだ」
彼女はぱっと手を放すと、こほんと咳払いをした。
「挨拶が遅れてすまぬ。我が、魔界の守護神である“闇の神”だ。アンジュと呼んでくれ」
彼女の挨拶で、やっとナギサはハッとした。
「いえ。こちらこそ、遅れて申し訳ありません。ナギサ=ルシードと申します」
ナギサが頭を下げるのを見て、アンジュは驚いた表情を浮かべた。
「ははっ、珍しいな。大体、“光の神”は敵対しているからと頭を下げぬのだが……貴殿、気に入ったぞ!」
そう言って、ナギサをぎゅっと抱きしめる。
その様子に、ダークは溜め息を吐いた。闇の神の豪快っぷりに呆れつつも、「本題に移ってもいいか?」と聞く。
「おや?我と“光”を会わせてくれるのが目的ではないのか?」
「それもありますが……少し、情勢がきな臭いため、三大神の力もお借りしたく」
キョウノが丁寧に返すと、アンジュは「ああ」と顎に手を置いた。
「何となくだが、“封”に聞いたよ。反乱軍の動きがきな臭いんだろう?」
アンジュの質問に、キョウノが答えている横で、ナギサはダークに耳打ちをした。
「“フウ”って誰?」
「ああ、封印の神のこと。さっきも言ったけど、仲が良くてな。よく話しているらしいんだよな」
ダークの返答を聞いて、ナギサは「だから、私のことも“光”って呼んでたのね」とぼやく。
「つまり、魔界の結界を強めれば良いのだな?」
説明を聞いたアンジュが問うと、ダークは頷いた。
「もちろん、冥界との行き来があるから、強化するって言っても限度があると思うが……怪しい奴らの侵入を察知してくれるだけでも助かる」
「そうか。わかった。肝に銘じておこう」
そう言ったアンジュは、ナギサを見てにこりと笑った。
「もちろん、“光”は魔界と行き来できるようにしておこう」
「え?」
「ああ、確かにそうだね。聖界からの訪問は基本弾かれるだろうし。ナギサと、サガナ=リュートの行き来だけは認めておいてくれると助かる」
キョウノが代わりに返事をすれば、アンジュは「うむ。承知した」と頷いた。
「坊、主に何かあればすぐ召喚するように伝えておいてくれ」
「わかった。親父に伝えておく」
ダークの返事を聞き、アンジュは再びナギサの前へとやって来た。
「あと、“光”。貴殿も、たまには遊びに来い。敵対心を表に出さぬ“光の神”は久しいからな。確かに相反する存在ではあるが、お互い“三大神”と呼ばれる存在だろう。いろいろ教えられるだろうし。それに、我の話し相手になってくれると飽きそうにないからな」
「え?遊びに来て、いいの?」
きょとんとしながら聞くナギサの肩を、アンジュは思いっきり叩いた。
「ああ!何なら“三大神”みんなで世間話でも良いぞ」
アンジュはそう言うと、ダークやキョウノに聞こえないように、ナギサの耳元でぽそりと呟いた。
「それに、坊も主も、貴殿を気に入っているようだからな」
アンジュの言葉に、ナギサが驚いて聞き返そうとするが、彼女はさっさと消えてしまった。
「相変わらず、忙しないな」
ダークが呆れながら言うが、すぐに踵を返して「帰ろうぜ」と歩みを進めた。
リキは書簡を投げ捨てた。
それを、苦笑いを浮かべてルシフが見ている。
「ほんと!大神って協調性ないよな」
「彼女の魔界と冥界嫌いはもう治らないさ」
ルシフは、投げ捨てられた書簡を拾いながら言う。
書簡は大神、ルゥからであり、冥王から反乱軍対策を話し合いたい旨を伝えたのだが、「聖界は聖界で何とかするから結構。できれば、ナギサも巻き込まないでほしい」と跳ね除ける返事が来たのである。
予想通りとは言え、リキは「だから、あまり好きじゃないんだよ」と不満そうにしていた。
比較的付き合いの長いルシフから言わせれば、「ルゥ自身が戦争の種になりかねない」ではあるのだが。
「まあ、でも、闇の神の協力も得られたし、ナギサも代理人の仕事を頑張ってくれているし。大神の代理をナギサにお願いすれば、何とでもなると思うけど」
「そんなことしたら、戦争吹っかけて来るだろ?」
「……正直、ナギサが“光の神”の力を覚醒できれば、大神なんて比じゃなんだけどな」
ぽろっと怖いことを言うルシフに、リキはドン引きしている。
ルシフはそれに苦笑したが、内心は本気だった。
ナギサ自身が、全てを握っている。ルシフは、魔王としての勘がざわついていた。
「こんなところにあったのね」
冥殿と死の森の中間ぐらいに位置する場所に存在した大きな神殿。
ナギサはぎゅっと両手を握った。その様子を見ていたキョウノは、そっとナギサの肩を叩いた。
「緊張しなくても大丈夫だって。闇の神は、すごく気さくなタイプだから」
そう言って、ダークに視線を向けると、ダークは気付いたように神殿の内部へと進んで行った。
キョウノとナギサもダークに続いて中に入るが、中は薄暗く、重い空気が纏っている。
ダークは入ってすぐのところにある台座の前で、ぼそりと呟くと、台座に炎が灯った。その火は広がるように壁沿いに敷かれた台座にも移り、そのまま奥へと向かって行く。
ダークはそれを見て、安堵したように息を吐くと、「行くぞ」と進み始めた。
ナギサはその様子を見ながら、キョウノの腕を引く。
「……あれ、魔法使ってるの?」
「魔法の応用ではあるけど……あの台座は一部の術者しか反応しないよ」
「え?」
「闇の神の契約者……今は、魔王とダークだな。あとは、冥界だからって冥王と、封印の神に反応するんだって」
キョウノはそう言いながら、前を歩くダークをじっと見つめた。
「その人たちの法術しか反応しないのね。ダーちゃん、随分と緊張してたから何か特殊なのかと思ったわ」
ナギサはそう言うと、キョウノを見た。が、キョウノは驚いた表情でナギサを見つめる。
「あ、ああ……気付いていたんだ。ダークも、ナギサと一緒だよ」
「え?一緒?」
「ダークも魔力がまだ安定してなくて、魔法のコントロールがうまくできないんだよね。だから、ナギサと一緒で配分間違えてぶっ倒れたりとか、未だにあるんだ。ただ、銃の扱いは得意だから、それに頼っている節はあるよね。ナギサが剣術メインで使うのと同じようなもんだよ」
キョウノの言葉を聞いて、ナギサは「ダーちゃんが?そんな風には見えないけど」とぼやいた。
「ダークの魔力は、確かに平均より高いけど、ぶっ飛んで高い訳じゃない。正直、魔力の保有量だけで言えば、レイガが断トツで高いしな。ただ、代わりに質が高いから“闇の神”と契約できた。所謂、相性の話だな。本人も、それを気にしてはいるんだろうな」
キョウノがそう言えば、ナギサは唖然とした。
「ダーちゃん、なんだかんだでそつなくこなすから、魔法も得意だと思ってた」
そんなことを話していると、祭壇がある場所へとたどり着いた。
その祭壇の前で、ダークが再び緊張したように立つ。
ダークは魔力を集中させる。ゆっくりと風が舞うのを、キョウノとナギサは後ろから見ていた。
やがて、祭壇の炎が大きく揺らめくと、ふわりと女性が現れた。
地面に着きそうなほど長い黒髪を風に靡かせ、闇のように黒い瞳に、黒衣を纏った女性は、ゆっくりと地に足を着ける。意思の強そうな瞳で、ダークを見ていた。
が、彼女はすぐににかっと笑った。
「坊、珍しいな!貴殿が来るとはな」
ははっと笑いながら、ダークの背中をバシバシ叩いている。
予想外の光景に、ナギサはぽかんとした。
「う、うるさい!その呼び方止めてくれって言ってるだろ!」
ダークは赤面しつつも、悪態を吐く。
「事実だろ?我からしたら、契約者である“魔王”の息子なんだから、坊だろ」
けらけら笑う彼女だったが、ふと視線を後ろに向け、ナギサと目が合った。
驚いたまま固まるナギサだったが、彼女はぱあっと顔を輝かせると、ナギサへとずかずかと近付いた。
「もしや、貴殿が“光”か!?」
「え?」
突然声をかけられ、上擦った声しか出ないナギサに、キョウノはゆっくりと頭を下げた。
「“闇の神”、ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。彼女が、月界第二王女であるナギサ=ルシード。次期大神。現在の“光の神”でございます」
「やはり!会いたかったぞ!」
そう言って、ナギサの手を握ると、ぶんぶんと振る。
されるがままのナギサに、ダークが声をかけた。
「そこまでにしといてほしい。ナギサ、驚いてる」
「え?ああ、すまぬな。対である“光”がずっと不在で、我は寂しかったのだ」
彼女はぱっと手を放すと、こほんと咳払いをした。
「挨拶が遅れてすまぬ。我が、魔界の守護神である“闇の神”だ。アンジュと呼んでくれ」
彼女の挨拶で、やっとナギサはハッとした。
「いえ。こちらこそ、遅れて申し訳ありません。ナギサ=ルシードと申します」
ナギサが頭を下げるのを見て、アンジュは驚いた表情を浮かべた。
「ははっ、珍しいな。大体、“光の神”は敵対しているからと頭を下げぬのだが……貴殿、気に入ったぞ!」
そう言って、ナギサをぎゅっと抱きしめる。
その様子に、ダークは溜め息を吐いた。闇の神の豪快っぷりに呆れつつも、「本題に移ってもいいか?」と聞く。
「おや?我と“光”を会わせてくれるのが目的ではないのか?」
「それもありますが……少し、情勢がきな臭いため、三大神の力もお借りしたく」
キョウノが丁寧に返すと、アンジュは「ああ」と顎に手を置いた。
「何となくだが、“封”に聞いたよ。反乱軍の動きがきな臭いんだろう?」
アンジュの質問に、キョウノが答えている横で、ナギサはダークに耳打ちをした。
「“フウ”って誰?」
「ああ、封印の神のこと。さっきも言ったけど、仲が良くてな。よく話しているらしいんだよな」
ダークの返答を聞いて、ナギサは「だから、私のことも“光”って呼んでたのね」とぼやく。
「つまり、魔界の結界を強めれば良いのだな?」
説明を聞いたアンジュが問うと、ダークは頷いた。
「もちろん、冥界との行き来があるから、強化するって言っても限度があると思うが……怪しい奴らの侵入を察知してくれるだけでも助かる」
「そうか。わかった。肝に銘じておこう」
そう言ったアンジュは、ナギサを見てにこりと笑った。
「もちろん、“光”は魔界と行き来できるようにしておこう」
「え?」
「ああ、確かにそうだね。聖界からの訪問は基本弾かれるだろうし。ナギサと、サガナ=リュートの行き来だけは認めておいてくれると助かる」
キョウノが代わりに返事をすれば、アンジュは「うむ。承知した」と頷いた。
「坊、主に何かあればすぐ召喚するように伝えておいてくれ」
「わかった。親父に伝えておく」
ダークの返事を聞き、アンジュは再びナギサの前へとやって来た。
「あと、“光”。貴殿も、たまには遊びに来い。敵対心を表に出さぬ“光の神”は久しいからな。確かに相反する存在ではあるが、お互い“三大神”と呼ばれる存在だろう。いろいろ教えられるだろうし。それに、我の話し相手になってくれると飽きそうにないからな」
「え?遊びに来て、いいの?」
きょとんとしながら聞くナギサの肩を、アンジュは思いっきり叩いた。
「ああ!何なら“三大神”みんなで世間話でも良いぞ」
アンジュはそう言うと、ダークやキョウノに聞こえないように、ナギサの耳元でぽそりと呟いた。
「それに、坊も主も、貴殿を気に入っているようだからな」
アンジュの言葉に、ナギサが驚いて聞き返そうとするが、彼女はさっさと消えてしまった。
「相変わらず、忙しないな」
ダークが呆れながら言うが、すぐに踵を返して「帰ろうぜ」と歩みを進めた。
リキは書簡を投げ捨てた。
それを、苦笑いを浮かべてルシフが見ている。
「ほんと!大神って協調性ないよな」
「彼女の魔界と冥界嫌いはもう治らないさ」
ルシフは、投げ捨てられた書簡を拾いながら言う。
書簡は大神、ルゥからであり、冥王から反乱軍対策を話し合いたい旨を伝えたのだが、「聖界は聖界で何とかするから結構。できれば、ナギサも巻き込まないでほしい」と跳ね除ける返事が来たのである。
予想通りとは言え、リキは「だから、あまり好きじゃないんだよ」と不満そうにしていた。
比較的付き合いの長いルシフから言わせれば、「ルゥ自身が戦争の種になりかねない」ではあるのだが。
「まあ、でも、闇の神の協力も得られたし、ナギサも代理人の仕事を頑張ってくれているし。大神の代理をナギサにお願いすれば、何とでもなると思うけど」
「そんなことしたら、戦争吹っかけて来るだろ?」
「……正直、ナギサが“光の神”の力を覚醒できれば、大神なんて比じゃなんだけどな」
ぽろっと怖いことを言うルシフに、リキはドン引きしている。
ルシフはそれに苦笑したが、内心は本気だった。
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