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第69話 長命と価格
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下着ショップ・バニーランジェリーを後にした一行であったのだが、化粧品は
違う店にしか置いてないと店員さんに言われたので、店員さんから訊いたお店
を目指している最中なのだが、何で荷物を全部俺が持っているのだろうか?
煙管の掃除道具を持っているだけだったのだが、そこに女子物の下着袋を手に
持たされて歩いている俺は、傍から見れば荷物持ちの使用人みたいに見られて
いるのではないだろうか?
そんな事を考えて歩いて居ると、目的のコスメショップ・森の雫と言う
お店に到着したのである。お店の中に入ると、金髪の美女が何人も居る事に
驚きを隠せないでいると、3人娘から、それぞれ肘で横腹や背中を突かれたのだった。
森の雫の店員さん達は全員が、エルフ族と言う種族なのだそうだ。エルフ族と言う
種族は精霊族であり、寿命はケット・シー族と同じだとか言う話だ。先ほどまで、
買い物をしていた下着ショップの店員さん達は、フェアリー・バニー族と言う種族で、
妖精に分類される種族だそうだ。精霊族と違い短命であるが、短命だけに活発
に人生を謳歌《おうか》するのが妖精だとか訊いた。
長命だから、だらだら生きる人生が良いか、それとも、短命だからこそ、精一杯に
生きるのが良いのかは、俺には解らないが、長命には長命の良い点もあり、悪い点
もある。逆に言うと、短命でも良い点もあるし悪い点もある。一概にはどっちらが
良いとは言い難い話だ。
そんな難しい話は、この際は脇に置いておき、3人娘達の買い物の続きをしなければ
ならないのを好成は、思い出したのだった。女子の買い物と言うのは、男と比べると
非常に長いのだ。俺ならば下着ならば、ふんどしで十分だし色など白で良いのだ!
下着など誰に見せる訳でもないのだから、慎ましい物で十分である!
だが、3人娘と言うと、ターニャとの出会いで今までの常識が変わり、今ではターニャ
が身に付けている物を真似して使っている始末だ。年頃の女子ならば、普通は
それが当たり前なのだろうが、俺達が居た世界では毎日が戦いであったのだ。そう
考えると平和な世界に遣ってきたと思わないでもない!宗教絡みの事が無ければ、
俺はそう思ったであろうな!
大陸に渡ると、人間の国が他国や精霊の国や妖精の国に、攻め入っていると訊くが、
この島では戦いの空気を何も感じないし、ただ平和な毎日が続いているのだ。
こうして平和だから、日中に買い物も出来ている。そう考えると、神様に感謝を
しなければならないな!
そんな事を考えている好成を3人娘達が呼んでいた!
3人を見ると、それぞれが店員さんに、化粧をして
貰っていて、声を掛けられなければ、3人だとは到底
解らない位に変わっていたのだ!
「どうですか好成様?芳乃は綺麗になってますか?」
「静も凄く綺麗にして貰いましたよ!」
「ふっふつふっ!秋は可憐に生まれ変わりをしたのです!」
3人は化粧が終わると、急いで俺に化粧をした姿を見て貰いたくて、
俺に声を掛けてきたのだ!3人共、普段は可愛い姿なのが、化粧を
すると。可愛い姿ではなく、美しいと言った方が適切だと思ったので
俺は3人に対して「3人共に、凄く綺麗で美しいくなっているよ」と
伝えると、3人は大はしゃぎをしていた。
お店のなかで、はしゃぐのは止めなさい!他のお客さんの迷惑になる
だろう!っと、3人にやんわり注意を促したのだった!
「お客様、どうでしょうか?お気に召してくれましたか?これが化粧品
を使った効果ですよ。お気に召して頂いたのであれば、是非とも当店の
品をお買い求め下さい」
なるほど!この店は、お客に品物を使って貰ってから、買って貰うと言う
事をしているのか!此れは鍛冶屋でも使えるな、もしも、刀などの試し切り
を客に見せるなり、客に試させるなりすれば、納得して買ってくれる人も、
少なからずは居るだろうな!この商売の方法は、色々な商売で使えるでは
ないか!
「これを3人分買うと、全部で幾らになるのですか?」
「えっ!3人分で御座いますか?少しお待ち下さい........
全部を計算するとですね、3500ベルクになるのですが......
お支払いの方は、大丈夫でしょうか?」
「好成様、3500ベルクを下さい」
俺は新しい商売方法の事で頭が一杯になっていた。芳乃の言う事を素直に
訊いて、財布から3500ベルクを芳乃に手渡したのだった。
「お買い上げ誠に有難う御座いました。またのお越しをお待ちしております」
店員さんの嬉しそうな声で、我に帰ると芳乃に幾らしたのかと訊いたのだった。
「好成様、何を言っているのですか?さっき3500ベルクくださいて
言ったら、好成様は頷いて財布から、3500ベルクを私に手渡したの
ですよ!?」
3500ベルクも化粧品がするのか!?どれだけ高いんだ化粧品と言う物は!
小型船の中古が余裕で買える額ではないか!俺は、そう考えてしまったの
だが、後の祭りである。
此処は考えを切り替えれば良いのだ!3500ベルクもした化粧品で、3人が
此処まで美しくなったのだから、安い買い物なのである!好成は顔で喜び
心で泣いたのであった。
......................................................
~今日は化粧品に付いて勉強して行きましょう~
キリスト教の影響で公然と化粧をすることが出来なくなってもなお、特権階級の
人々は肌を白く見せる為の努力をした。ビールで顔を洗ったり、眉を剃って細く
し額の髪の生え際を剃って髪を結い上げることで顔の白さを強調したり、極端な
場合は瀉血《しゃけつ》をして人為的に貧血になることで肌を白く見せようとし
たそうです。
中世の女性の方達は、今の女性と対して変わらない美意識をお持ちだった様ですね!
ですが、度を越しすぎると今も昔も、身体には良くないので、そこの所を注意して下さい。
この世界で、化粧品が高い理由は、帝国が化粧をする事を一般人には認めず。
上流階級のみとした事で、化粧品の価格が跳ね上がってしまったのが、理由
の1つとしてあげられます。
違う店にしか置いてないと店員さんに言われたので、店員さんから訊いたお店
を目指している最中なのだが、何で荷物を全部俺が持っているのだろうか?
煙管の掃除道具を持っているだけだったのだが、そこに女子物の下着袋を手に
持たされて歩いている俺は、傍から見れば荷物持ちの使用人みたいに見られて
いるのではないだろうか?
そんな事を考えて歩いて居ると、目的のコスメショップ・森の雫と言う
お店に到着したのである。お店の中に入ると、金髪の美女が何人も居る事に
驚きを隠せないでいると、3人娘から、それぞれ肘で横腹や背中を突かれたのだった。
森の雫の店員さん達は全員が、エルフ族と言う種族なのだそうだ。エルフ族と言う
種族は精霊族であり、寿命はケット・シー族と同じだとか言う話だ。先ほどまで、
買い物をしていた下着ショップの店員さん達は、フェアリー・バニー族と言う種族で、
妖精に分類される種族だそうだ。精霊族と違い短命であるが、短命だけに活発
に人生を謳歌《おうか》するのが妖精だとか訊いた。
長命だから、だらだら生きる人生が良いか、それとも、短命だからこそ、精一杯に
生きるのが良いのかは、俺には解らないが、長命には長命の良い点もあり、悪い点
もある。逆に言うと、短命でも良い点もあるし悪い点もある。一概にはどっちらが
良いとは言い難い話だ。
そんな難しい話は、この際は脇に置いておき、3人娘達の買い物の続きをしなければ
ならないのを好成は、思い出したのだった。女子の買い物と言うのは、男と比べると
非常に長いのだ。俺ならば下着ならば、ふんどしで十分だし色など白で良いのだ!
下着など誰に見せる訳でもないのだから、慎ましい物で十分である!
だが、3人娘と言うと、ターニャとの出会いで今までの常識が変わり、今ではターニャ
が身に付けている物を真似して使っている始末だ。年頃の女子ならば、普通は
それが当たり前なのだろうが、俺達が居た世界では毎日が戦いであったのだ。そう
考えると平和な世界に遣ってきたと思わないでもない!宗教絡みの事が無ければ、
俺はそう思ったであろうな!
大陸に渡ると、人間の国が他国や精霊の国や妖精の国に、攻め入っていると訊くが、
この島では戦いの空気を何も感じないし、ただ平和な毎日が続いているのだ。
こうして平和だから、日中に買い物も出来ている。そう考えると、神様に感謝を
しなければならないな!
そんな事を考えている好成を3人娘達が呼んでいた!
3人を見ると、それぞれが店員さんに、化粧をして
貰っていて、声を掛けられなければ、3人だとは到底
解らない位に変わっていたのだ!
「どうですか好成様?芳乃は綺麗になってますか?」
「静も凄く綺麗にして貰いましたよ!」
「ふっふつふっ!秋は可憐に生まれ変わりをしたのです!」
3人は化粧が終わると、急いで俺に化粧をした姿を見て貰いたくて、
俺に声を掛けてきたのだ!3人共、普段は可愛い姿なのが、化粧を
すると。可愛い姿ではなく、美しいと言った方が適切だと思ったので
俺は3人に対して「3人共に、凄く綺麗で美しいくなっているよ」と
伝えると、3人は大はしゃぎをしていた。
お店のなかで、はしゃぐのは止めなさい!他のお客さんの迷惑になる
だろう!っと、3人にやんわり注意を促したのだった!
「お客様、どうでしょうか?お気に召してくれましたか?これが化粧品
を使った効果ですよ。お気に召して頂いたのであれば、是非とも当店の
品をお買い求め下さい」
なるほど!この店は、お客に品物を使って貰ってから、買って貰うと言う
事をしているのか!此れは鍛冶屋でも使えるな、もしも、刀などの試し切り
を客に見せるなり、客に試させるなりすれば、納得して買ってくれる人も、
少なからずは居るだろうな!この商売の方法は、色々な商売で使えるでは
ないか!
「これを3人分買うと、全部で幾らになるのですか?」
「えっ!3人分で御座いますか?少しお待ち下さい........
全部を計算するとですね、3500ベルクになるのですが......
お支払いの方は、大丈夫でしょうか?」
「好成様、3500ベルクを下さい」
俺は新しい商売方法の事で頭が一杯になっていた。芳乃の言う事を素直に
訊いて、財布から3500ベルクを芳乃に手渡したのだった。
「お買い上げ誠に有難う御座いました。またのお越しをお待ちしております」
店員さんの嬉しそうな声で、我に帰ると芳乃に幾らしたのかと訊いたのだった。
「好成様、何を言っているのですか?さっき3500ベルクくださいて
言ったら、好成様は頷いて財布から、3500ベルクを私に手渡したの
ですよ!?」
3500ベルクも化粧品がするのか!?どれだけ高いんだ化粧品と言う物は!
小型船の中古が余裕で買える額ではないか!俺は、そう考えてしまったの
だが、後の祭りである。
此処は考えを切り替えれば良いのだ!3500ベルクもした化粧品で、3人が
此処まで美しくなったのだから、安い買い物なのである!好成は顔で喜び
心で泣いたのであった。
......................................................
~今日は化粧品に付いて勉強して行きましょう~
キリスト教の影響で公然と化粧をすることが出来なくなってもなお、特権階級の
人々は肌を白く見せる為の努力をした。ビールで顔を洗ったり、眉を剃って細く
し額の髪の生え際を剃って髪を結い上げることで顔の白さを強調したり、極端な
場合は瀉血《しゃけつ》をして人為的に貧血になることで肌を白く見せようとし
たそうです。
中世の女性の方達は、今の女性と対して変わらない美意識をお持ちだった様ですね!
ですが、度を越しすぎると今も昔も、身体には良くないので、そこの所を注意して下さい。
この世界で、化粧品が高い理由は、帝国が化粧をする事を一般人には認めず。
上流階級のみとした事で、化粧品の価格が跳ね上がってしまったのが、理由
の1つとしてあげられます。
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