6 / 73
一章 異世界転生(人生途中から)
6 交通事故
しおりを挟む
診療所で働き始めて半年が経った。私は治癒魔法師見習いとして日々成長を感じている。新しいことを学ぶのは楽しく、できることがどんどん増えていくのは嬉しかった。
そもそも、治療魔法の『検査』で病名が見えるおかげで、私には診療をするのに最も難しい診断が自動でできる。治療自体は難しくないため診療の難易度が格段に低かった。
この日は珍しく診療時間内に少しゆっくりする時間ができて、私は受付の中で教科書を開いていた。
「今日は患者さん少ないですね」
「そうね。でもそういう日に限って__」
テイラーさんの言葉を遮り、
「先生! ちょっとこいつを診てくれ!!」
診療所の扉を蹴破る勢いで、作業着姿の50代と思しき男性が若い男性を背負って入ってきた。
「すぐに中へ!」
私は受付を飛び出して、男性を診察室を通り奥の処置室まで案内する。
診察室にいた先生も治療に加わり、
「この方はどうされたのですか?」
先生が男性に尋ねた。
「俺たちは近所の建築現場のモンなんだけどよ。こいつが足場から足ィ滑らせて落っこちたんだよ。けどそんな高くねぇ場所だったしどこも怪我してねぇみてぇだったんだが、急に倒れたんだ」
私は嫌な予感がした。先生も同じだったのだろう。顔色を変えて検査をする。
「脳出血です。行使:逆行治療」
「うぐぅぅぅ……」
すぐに治療が始まり、痛みを感じた患者が苦しみ出す。
私と付き添う同僚の男性が励ましていると、にわかに待合室から騒ぐ声が聞こえてきた。
マリーさんが対応しに処置室を出たが、すぐさま血相を変えて戻ってきた。
「近くの交差点で事故があって多数の怪我人がいるそうです!」
私はハリス先生を見た。
「ナオ、あなたが行ってください。私は手が離せません。マリーさん、あなたは歩けそうな軽傷者がいたらここまで案内して」
マリーさんはすぐに救急セットの準備を始めた。しかし私はすぐには動けなかった。なぜなら、
「私はまだ見習いです! 監督者なしの医療行為は禁止されているはずでは__」
「責任は私が取ります。行ってください!」
私は勢いに押されて診療所を飛び出した。
事故現場は私の足で走って5分ほどのところにあった。そこは見通しの良い丁字路で、車道を突っ切り歩道にまではみ出た2台の自動車が絡み合い横転している。その側では通行人や不付近の住人と思われる人々が救助や介抱をすべく集まっていた。
私もその輪の中へと飛び込んだ。
騒然とする現場に座り込む人は5人ほどで、その中でざっと見て直ちに治療が必要な人はいなさそうだと判断し、すぐに横転する車のほうで救助をしている集団へ加わった。
「私は治療魔法師です。どういう状況ですか?」
「治療師さんか! よかった。運転してた人が脚を挟まれて、今みんなで引っ張り出そうとしてるところだ」
そのうちの一人が状況を説明してくれた。
「もう一台の方に人は?」
「大丈夫、そっちは全員自力で出られた」
ということはこの車の中にいる男性が最後の要救助者らしい。
この国に救急隊はない。そもそも電話もないらしかった。どこかで大怪我をしたり具合が急変した場合は近くの診療所まで走って医者を呼びに行くか、そこの診療所に救急車があれば乗せて大きな病院まで運ぶ。そのため病院に着くまでに時間がかかり救命率が下がる原因になっている。
私は横転する車と格闘する男性らを見守りながら、せっかくの素晴らしい医療技術が活かしきれていないことを残念に思った。
「ナオ、私は軽傷の人を連れて診療所に戻るわね」
「分かりました」
背後の軽傷者はマリーさんに任せ、私は救助の方に集中することにした。
自動車は左側の運転席を下にして横転している。中の男性は動けず、救助しようとする男性らが上になった助手席と割れたフロントガラスから侵入し救助を試みる。
「入れたぞ! おっさん、今引っ張り出すからな!」
なんとか上手くフロント部分から1人の男性が運転席まで入り込み、男性の体に腕を回して引っ張り出そうとするが、スペースの問題か挟まれた脚が動かないのか運転手を出すことができない。
「駄目だ! 一旦出て、全員で車を持ち上げて立て直そう!」
彼らは車のルーフ側に集まり、せーので上部を押す。
「いけいけいけ!」
車が半分ほど引き起こされたところで、上部を支えながら下から持ち上げ引き起こした。
開くようになった運転席のドアと助手席から人が入り、ようやく運転手を引っ張り出すことができた。
私は道路に寝かされた男性にすぐさま近づき、先生に教えてもらったとおりにまずは問診を行う。
「大丈夫ですか? どこか痛みますか?」
「うぅ……脚とこのあたりが……」
そう言って男性は腹部を押さえた。
意識はあり受け答えもできることから一秒を争う状況ではなさそうなことに安堵しながら、私は彼の手に触れて診療を始めた。
「行使:検査」
目の前に上半身は人体模型風で下半身はレントゲンのような3Dモデルが現れた。そして腹のあたりに『肝臓損傷による腹腔内出血』、右脚には『単純骨折』と文字が浮かんでいた。
(お腹の痛みの原因はこれか。治療までに時間がかかると命に関わる。事故現場が診療所の近くだったのは不幸中の幸いね)
「お腹を強く打ったみたいで中に血が溜まっているのと、右脚は骨折しています。治療してもいいですか?」
「先生……お願いします」
私はこくんと頷いて、男性の手を触り、
「行使:逆行治療・肝臓損傷」
魔法を使うと、男性のみぞおちの下が光り始めた。重傷ではあるので治療には苦悶の表情を浮かべているが耐えてくれている。
私は一人でも治療できたことに少し自信をつけて、次は脚の治療を行った。
「行使:検査。……とりあえず治療は成功ね。あとは病院に行って輸血や腹腔内の出血を抜く治療が必要かもしれません。誰か救急車を呼んできてください!」
私は周りにいた男性らに訴えた。
「おっおう! 任せろ!」
ここら辺に土地勘があるという男性が行ってくれた。
男性は事故の衝撃と治療の影響で激しく消耗し意識が朦朧としていたが『ありがとう』と言ってくれた。
(無事に終わった……)
私は力が抜けてへたり込んでしまった。
「おっおい治療師さん!?」
「先生、怪我したんか!?」
治療を見守っていた人たちが慌てる。
「違います。ほっとしたら力が抜けちゃって」
「なんでぃ! 驚かせやがってー!」
私は心地よい達成感と疲労感の中で、周囲の人たちに労われ小突かれつつ一緒に笑い合った。
治療した患者さんは救急診療をしているハールズデン市立病院に運ばれていった。
しばらくして事故処理のため現場に警察官が数名やってきて私も状況の説明を求められ、見習いの身で治療行為をしたことも話したが、褒められるだけで特段注意もなければ処分もなかった。
この世界では度々法律が恣意的に運用される。その緩さに今回は助けられた。
そもそも、治療魔法の『検査』で病名が見えるおかげで、私には診療をするのに最も難しい診断が自動でできる。治療自体は難しくないため診療の難易度が格段に低かった。
この日は珍しく診療時間内に少しゆっくりする時間ができて、私は受付の中で教科書を開いていた。
「今日は患者さん少ないですね」
「そうね。でもそういう日に限って__」
テイラーさんの言葉を遮り、
「先生! ちょっとこいつを診てくれ!!」
診療所の扉を蹴破る勢いで、作業着姿の50代と思しき男性が若い男性を背負って入ってきた。
「すぐに中へ!」
私は受付を飛び出して、男性を診察室を通り奥の処置室まで案内する。
診察室にいた先生も治療に加わり、
「この方はどうされたのですか?」
先生が男性に尋ねた。
「俺たちは近所の建築現場のモンなんだけどよ。こいつが足場から足ィ滑らせて落っこちたんだよ。けどそんな高くねぇ場所だったしどこも怪我してねぇみてぇだったんだが、急に倒れたんだ」
私は嫌な予感がした。先生も同じだったのだろう。顔色を変えて検査をする。
「脳出血です。行使:逆行治療」
「うぐぅぅぅ……」
すぐに治療が始まり、痛みを感じた患者が苦しみ出す。
私と付き添う同僚の男性が励ましていると、にわかに待合室から騒ぐ声が聞こえてきた。
マリーさんが対応しに処置室を出たが、すぐさま血相を変えて戻ってきた。
「近くの交差点で事故があって多数の怪我人がいるそうです!」
私はハリス先生を見た。
「ナオ、あなたが行ってください。私は手が離せません。マリーさん、あなたは歩けそうな軽傷者がいたらここまで案内して」
マリーさんはすぐに救急セットの準備を始めた。しかし私はすぐには動けなかった。なぜなら、
「私はまだ見習いです! 監督者なしの医療行為は禁止されているはずでは__」
「責任は私が取ります。行ってください!」
私は勢いに押されて診療所を飛び出した。
事故現場は私の足で走って5分ほどのところにあった。そこは見通しの良い丁字路で、車道を突っ切り歩道にまではみ出た2台の自動車が絡み合い横転している。その側では通行人や不付近の住人と思われる人々が救助や介抱をすべく集まっていた。
私もその輪の中へと飛び込んだ。
騒然とする現場に座り込む人は5人ほどで、その中でざっと見て直ちに治療が必要な人はいなさそうだと判断し、すぐに横転する車のほうで救助をしている集団へ加わった。
「私は治療魔法師です。どういう状況ですか?」
「治療師さんか! よかった。運転してた人が脚を挟まれて、今みんなで引っ張り出そうとしてるところだ」
そのうちの一人が状況を説明してくれた。
「もう一台の方に人は?」
「大丈夫、そっちは全員自力で出られた」
ということはこの車の中にいる男性が最後の要救助者らしい。
この国に救急隊はない。そもそも電話もないらしかった。どこかで大怪我をしたり具合が急変した場合は近くの診療所まで走って医者を呼びに行くか、そこの診療所に救急車があれば乗せて大きな病院まで運ぶ。そのため病院に着くまでに時間がかかり救命率が下がる原因になっている。
私は横転する車と格闘する男性らを見守りながら、せっかくの素晴らしい医療技術が活かしきれていないことを残念に思った。
「ナオ、私は軽傷の人を連れて診療所に戻るわね」
「分かりました」
背後の軽傷者はマリーさんに任せ、私は救助の方に集中することにした。
自動車は左側の運転席を下にして横転している。中の男性は動けず、救助しようとする男性らが上になった助手席と割れたフロントガラスから侵入し救助を試みる。
「入れたぞ! おっさん、今引っ張り出すからな!」
なんとか上手くフロント部分から1人の男性が運転席まで入り込み、男性の体に腕を回して引っ張り出そうとするが、スペースの問題か挟まれた脚が動かないのか運転手を出すことができない。
「駄目だ! 一旦出て、全員で車を持ち上げて立て直そう!」
彼らは車のルーフ側に集まり、せーので上部を押す。
「いけいけいけ!」
車が半分ほど引き起こされたところで、上部を支えながら下から持ち上げ引き起こした。
開くようになった運転席のドアと助手席から人が入り、ようやく運転手を引っ張り出すことができた。
私は道路に寝かされた男性にすぐさま近づき、先生に教えてもらったとおりにまずは問診を行う。
「大丈夫ですか? どこか痛みますか?」
「うぅ……脚とこのあたりが……」
そう言って男性は腹部を押さえた。
意識はあり受け答えもできることから一秒を争う状況ではなさそうなことに安堵しながら、私は彼の手に触れて診療を始めた。
「行使:検査」
目の前に上半身は人体模型風で下半身はレントゲンのような3Dモデルが現れた。そして腹のあたりに『肝臓損傷による腹腔内出血』、右脚には『単純骨折』と文字が浮かんでいた。
(お腹の痛みの原因はこれか。治療までに時間がかかると命に関わる。事故現場が診療所の近くだったのは不幸中の幸いね)
「お腹を強く打ったみたいで中に血が溜まっているのと、右脚は骨折しています。治療してもいいですか?」
「先生……お願いします」
私はこくんと頷いて、男性の手を触り、
「行使:逆行治療・肝臓損傷」
魔法を使うと、男性のみぞおちの下が光り始めた。重傷ではあるので治療には苦悶の表情を浮かべているが耐えてくれている。
私は一人でも治療できたことに少し自信をつけて、次は脚の治療を行った。
「行使:検査。……とりあえず治療は成功ね。あとは病院に行って輸血や腹腔内の出血を抜く治療が必要かもしれません。誰か救急車を呼んできてください!」
私は周りにいた男性らに訴えた。
「おっおう! 任せろ!」
ここら辺に土地勘があるという男性が行ってくれた。
男性は事故の衝撃と治療の影響で激しく消耗し意識が朦朧としていたが『ありがとう』と言ってくれた。
(無事に終わった……)
私は力が抜けてへたり込んでしまった。
「おっおい治療師さん!?」
「先生、怪我したんか!?」
治療を見守っていた人たちが慌てる。
「違います。ほっとしたら力が抜けちゃって」
「なんでぃ! 驚かせやがってー!」
私は心地よい達成感と疲労感の中で、周囲の人たちに労われ小突かれつつ一緒に笑い合った。
治療した患者さんは救急診療をしているハールズデン市立病院に運ばれていった。
しばらくして事故処理のため現場に警察官が数名やってきて私も状況の説明を求められ、見習いの身で治療行為をしたことも話したが、褒められるだけで特段注意もなければ処分もなかった。
この世界では度々法律が恣意的に運用される。その緩さに今回は助けられた。
10
あなたにおすすめの小説
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
異世界で王城生活~陛下の隣で~
遥
恋愛
女子大生の友梨香はキャンピングカーで一人旅の途中にトラックと衝突して、谷底へ転落し死亡した。けれど、気が付けば異世界に車ごと飛ばされ王城に落ちていた。神様の計らいでキャンピングカーの内部は電気も食料も永久に賄えるられる事になった。
グランティア王国の人達は異世界人の友梨香を客人として迎え入れてくれて。なぜか保護者となった国陛下シリウスはやたらと構ってくる。一度死んだ命だもん、これからは楽しく生きさせて頂きます!
※キャンピングカー、魔石効果などなどご都合主義です。
※のんびり更新。他サイトにも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる