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幼少期編 (1歳~4歳)
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コンコン
「お嬢様、旦那様がお呼びです。」
「分かりました。」
お父様、どうされたんだろう。
「ルネ、お父様はどちらに?」
「応接間だそうです。」
「分かりました。行きましょう。」
コンコン
「ルーテシアです。」
「あぁ、入りなさい。」
「失礼します。」
「まぁまぁ、あなたがルーテシア?」
「えっ、あっはい。」
「はじめまして、あなたの祖母のトリアナよ。」
「わしは、オルガ。お前の祖父にあたるものだ。よろしくなルー。」
「はい、おばあ様、おじい様。」
「父さまと、母さま、隣国から来てくれてありがとう。」
「良いのよ、むしろ産まれた時にこれなくてごめんなさいね。」
「ルー、お義父様は隣国の辺境侯爵でな、ルベルトと言う領地をおさめて居るんだ。」
「へぇー。」
「ルー、はいこれ私達から誕生日プレゼントね。」
「ありがとごさいます。」
「開けてみて」
「綺麗なガラス細工。」
ガラスの花束かとっても綺麗
「でしょう。」
「ありがとごさいます。おじい様、おばあ様。」
「そろそろ、夕食にしましょうか。」
「えぇ、そうね。」
「そうだな。」
「神々に感謝を、いただきます。」
「「「「「いただきます。」」」」」
「「「「「「ごちそうさまでした。」」」」」」
「ルー眠いかい?」
「はい、お父様。」
「では、寝なさい。」
「はい、お休みなさい。」
「お休みなさいませ、お嬢様。」
──ルネside──
ごめんなさいね、お嬢様、あなたには隣国に行ってもらいます。
さて、窓の鍵を開けておきましょう。こうすれば、さらっていってもらえるもの。
さよなら、お嬢様。
キィーガシャ。
──ルーテシアside──
「う~ん、はっここは?」
「おぉ、起きたか、」
「あなたは?」
「ガルドって言うんだ、お前は親に売られたんだ。金困っているからな。」
あり得ないは、だって家は公爵家だもの、前に言ってたけど、家はあまるほどのお金あるもの。連れ去られたのね。ここは演技して、おとなしくしておきましょう。
「だから、最近は優しくしてくれたの。ねえ、お兄さん私は、お母さんよりましな人に売られるかな?」
「さぁ?わからん。売られるといいなお嬢ちゃん。」
「うん。」
「俺、行くわ。」
ここは何処なんだろう?そういえば、ルナに心の中で話し掛ければ、いろいろ教えてくれるって言ってたな。
『ルナ、聞こえる?』
『はい、マスター。』
『私は何日寝てた?』
『10日ほどです。』
『今、どこにいるの』
『隣国エルネア王都、近くの村です。マスターは、ルネの兄弟によりこの村に売られました。』
『分かった。とりあえず、今のうちに抜けたいけど、どうしたらいい?』
『では、こちらに来て下さい。』
『うん、分かった、異空間アクセス』
「マスター、今から魔法を覚えてもらいます。」
「分かりました。でも、1ヶ月後からじゃなかったの?」
「1ヶ月後マスターは向こうで先生が雇われ、勉強させられる予定でした。勿論魔法の勉強もです。1ヶ月位早まっても、構わないでしょうし、属性がわかっておりますしね。」
「分かりました。頑張ります。」
「お嬢様、旦那様がお呼びです。」
「分かりました。」
お父様、どうされたんだろう。
「ルネ、お父様はどちらに?」
「応接間だそうです。」
「分かりました。行きましょう。」
コンコン
「ルーテシアです。」
「あぁ、入りなさい。」
「失礼します。」
「まぁまぁ、あなたがルーテシア?」
「えっ、あっはい。」
「はじめまして、あなたの祖母のトリアナよ。」
「わしは、オルガ。お前の祖父にあたるものだ。よろしくなルー。」
「はい、おばあ様、おじい様。」
「父さまと、母さま、隣国から来てくれてありがとう。」
「良いのよ、むしろ産まれた時にこれなくてごめんなさいね。」
「ルー、お義父様は隣国の辺境侯爵でな、ルベルトと言う領地をおさめて居るんだ。」
「へぇー。」
「ルー、はいこれ私達から誕生日プレゼントね。」
「ありがとごさいます。」
「開けてみて」
「綺麗なガラス細工。」
ガラスの花束かとっても綺麗
「でしょう。」
「ありがとごさいます。おじい様、おばあ様。」
「そろそろ、夕食にしましょうか。」
「えぇ、そうね。」
「そうだな。」
「神々に感謝を、いただきます。」
「「「「「いただきます。」」」」」
「「「「「「ごちそうさまでした。」」」」」」
「ルー眠いかい?」
「はい、お父様。」
「では、寝なさい。」
「はい、お休みなさい。」
「お休みなさいませ、お嬢様。」
──ルネside──
ごめんなさいね、お嬢様、あなたには隣国に行ってもらいます。
さて、窓の鍵を開けておきましょう。こうすれば、さらっていってもらえるもの。
さよなら、お嬢様。
キィーガシャ。
──ルーテシアside──
「う~ん、はっここは?」
「おぉ、起きたか、」
「あなたは?」
「ガルドって言うんだ、お前は親に売られたんだ。金困っているからな。」
あり得ないは、だって家は公爵家だもの、前に言ってたけど、家はあまるほどのお金あるもの。連れ去られたのね。ここは演技して、おとなしくしておきましょう。
「だから、最近は優しくしてくれたの。ねえ、お兄さん私は、お母さんよりましな人に売られるかな?」
「さぁ?わからん。売られるといいなお嬢ちゃん。」
「うん。」
「俺、行くわ。」
ここは何処なんだろう?そういえば、ルナに心の中で話し掛ければ、いろいろ教えてくれるって言ってたな。
『ルナ、聞こえる?』
『はい、マスター。』
『私は何日寝てた?』
『10日ほどです。』
『今、どこにいるの』
『隣国エルネア王都、近くの村です。マスターは、ルネの兄弟によりこの村に売られました。』
『分かった。とりあえず、今のうちに抜けたいけど、どうしたらいい?』
『では、こちらに来て下さい。』
『うん、分かった、異空間アクセス』
「マスター、今から魔法を覚えてもらいます。」
「分かりました。でも、1ヶ月後からじゃなかったの?」
「1ヶ月後マスターは向こうで先生が雇われ、勉強させられる予定でした。勿論魔法の勉強もです。1ヶ月位早まっても、構わないでしょうし、属性がわかっておりますしね。」
「分かりました。頑張ります。」
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