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第二章
3-2
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「蕗谷社長にも唯さんにもよくしていただいてます」
しっかりと頭を下げれば鈴を転がしたような軽やかな笑い声が耳をくすぐった。
「きちんとした方ね、朔弥くんは。K大の経済学部に通われていると耳にしましたの。とても優秀な子が柾人くんの恋人になったと聞いて少し安心してましたのよ」
「ダメですよ、咲子様。スカウトならお断りです」
「あら。わたくしはまだなにも言ってませんよ」
「仰らずとも分かります。朔弥はサーシングに入社を希望してます。申し訳ありませんが、事務局のお手伝いは無理です」
ポンポンと交わされる会話の意味が分からず、自分のことを話しているというのに朔弥は口を噤むしかなかった。柾人が敬語を使いながらも親しげに言葉を交わすのが意外で、二人の関係がとても親しいのが覗える。まるで親子のようだ。相手の考えが分かるほど親しい間柄。
「また将一に先を越されたわ。唯さんと親しいなら丁度良いかと思いましたのに」
「期待に応えられず申し訳ございません」
謝っているのに、ちっとも悪びれない態度を崩さない柾人に、咲子はほぅと嘆息して鞄から名刺を取り出した。
「でもわたくし、朔弥くんを気に入りましたわ。もし困ったことがありましたら、遠慮なくこちらに連絡をくださいな」
名前と電話番号だけが書かれた名刺を両手で受け取り頭を下げる。
「ありがとうございます」
「久しぶりに逢えて嬉しいわ、柾人くん。また次の機会にゆっくりお話をしましょう」
一口、紅茶を飲み込むと席を立ち、手を振って婦人の輪に戻っていった。
まさに電光石火の出来事に、名刺を手にしながら呆然としてしまう。会話の意味の半分も分からないまま、目の前にケーキが運ばれた。
「相変わらずだ、咲子様は」
苦笑しながらも、柾人は楽しそうだ。その表情がとても不思議に感じられ、だがまだ明言化できない感情に戸惑いながら、大人しくポケットに入れた財布の中へと納めた。柾人と親しいと言うだけでなく、社長の母からもらった名刺を粗末にしたら、罰が当たりそうだ。
一連の動きを見て、柾人はいつものように甘い眼差しを向けてくる。
「あの……咲子様と柾人さんって、どんな関係ですか?」
聞いていいのか分からなくて、小声で呟いてからそれを掻き消すようにクルミのタルトを口に放り込む。訊きたい、けれど聞きたくない。もし深い関係だったら嫌だから。柾人が自分以外の誰かを特別に思うのが怖かった。
複雑な朔弥の思いは緩やかなヴォサノヴァがかかった店内でも柾人に届いてしまう。
「咲子様は、私の恩人だ。あの方がいなかったら今の私はいないからね」
考えていたのとは違う関係にホッとしつつも、不思議な感覚がつきまとう。
「それは……訊いてもいいんですか?」
不安がもたげた心がざわめいては鎮まってを繰り返して落ち着かない。そんな朔弥に反して、いつものようにゆったりと椅子に腰掛けながら足を組みコーヒーを飲む柾人は、余裕に溢れている。その違いに自分だけが馬鹿みたいに心をざわめかせているような気がしてくる。
「当然だ。もっと訊いて欲しいくらいだ、朔弥にはね」
側に咲子がいては落ち着いて訊くことなんてできない。
朔弥は慌ててケーキを口に含み、コーヒーで飲み下す。そして席を立てば、当然のように柾人も立ち上がり会計を済ませる。
「あの、咲子様に挨拶しなくていいんですか?」
「大丈夫だ、あちらは随分と盛り上がっているようだからね」
テラスを見れば、お喋りに夢中な婦人達はこちらを見ようともしない。柾人がいいというならと後に続いてカフェを出た。また先ほどのように手が自然と繋がられる。
「朔弥はなにが訊きたいんだい」
「恩人って……」
「言葉のままだ。命の恩人だと言ってもおかしくない。私は交通事故遺児だったんだ」
「え……?」
テレビの中でしか知らない単語が柾人の口から、当たり前のように出てきたことに驚いてその顔を見れば、柾人はなんてことないような表情のまま話を続けた。
十歳の時、柾人の両親が仕事中に交通事故に遭った。小さな機械部品を作る工場を営み、納品のために二人で出かけた時だった。見るも無惨な姿に頭の中が真っ白になっている間に、会社は父の弟に乗っ取られ、会社名義だった家からも追い出された。親戚の間をたらい回しにされ厄介者扱いされていた柾人は高校進学すら諦めていた。
成績だけは優秀だったが、それだけでは生きていけない。
すべてに絶望していた柾人の前に現れたのが咲子だった。
柾人のように優秀だが家庭の環境で進学がままならない子供たちを、大学卒業まで援助する慈善事業を立ち上げている咲子は、柾人に援助を行った。高校の授業料に衣食住のすべてを負担してくれた。対価として相応の成績と別途経営学を学ばなければならなかったが、親戚の家での扱いに比べれば天国だった。
優秀な人材の青田買いだ。将来、蕗谷家が運営している会社のどれかの幹部に据えられるよう、早いうちから専門的な教育を施し、優秀な人材を多く確保する目的で始めた慈善事業ではあったが、高校すら通わせてもらえるか分からなかった柾人には、天から下ろされた蜘蛛の糸に見えた。
東大へ進学し、そこで柾人は蕗谷と和紗と出会い、会社を立ち上げる話になり、今まで助けてくれた咲子の手伝いができなくなったことを謝った。だがすでに蕗谷から話がいっており、溜め息一つで許して貰えた。
多大な恩を未だに返せないのが柾人の胸に大きな閊えとなっている。
「そう……だったんですか」
意外な過去に呆然とするしかなかった。そのすべては今の柾人からは想像できなくて、自分よりも咲子を優先した瞬間にヤキモチを焼いたことを恥じた。
「咲子様は柾人さんにとって、とても大切な人なんですね」
「そう、だね。顔も思い出せない両親よりも長い時間を一緒にしたからね、もう一人の母親のようなものだ。私がゲイであることを知っても気にしないほど懐の深い親だがね」
咲子の話をしている表情がとても楽しげで、それがちょっと悔しかったのだと理解した。同時に、自分がいないところで柾人はこんな顔をして朔弥のことを誰かに話しているのが簡単に想像できた。
(この人は、懐に入れた人をとても大切にするんだ)
とてもたくさん愛してくれる柾人が、本当は一番愛に飢えているのだと知って、堪らなくなった。優しさや愛情を与えてばかりで貰う機会が少ない彼をどうしたら愛で満たせるのだろうか。
柾人はきっと気づいていないだろう、家族の話をしたとき、ほんの少し寂しそうな顔をしていたのを。
朔弥は立ち止まった。
「うん、どうしたんだい?」
寂しいと感じている自覚がない柾人がとても優しい笑みを向けてくる。
「オレ、本当に柾人さんのこと大好きですから」
言わずにはいられなかった。どんなことがあっても側にいると、この人に知って欲しくて、どうしたら伝わるのか分からなくて、気持ちのまま力を込める。大きな手がしっかりと包み込んできた。夏なのに、暑さよりも安心感が朔弥の中に広がって、自分ばかりがこの人に守られているようなもどかしさが芽生える。
(守りたいのに……オレが柾人さんを)
けれど、自分は無力だ。まだなんの力も付けていない。勉強を始めたばかりで一つも資格は取っていないし、柾人と一緒に住んでいなければ親の仕送りで勉強しているただの子供でしかない。
できることと言えば、この身体で愛情を受け止めることだけ。
今まで以上に朔弥は自分の無力を呪った。
(早く大人になりたい……早く柾人さんの隣に立ちたい)
気持ちばかりが先走ってしまう。
ギュッと奥歯を噛み締める。手に入ったばかりの幸せが逃げ出しそうな焦りが胸を苛む。
ふっと柾人が笑った。
「早くヴィラに戻ろうか。泣きそうになっている朔弥を慰めさせてくれ」
いいだろう?
囁かれた言葉が意味することが分かって、暑さのせいではなく首まで真っ赤になる。
自分もしたかったことを言葉にされ急に恥ずかしくて、高鳴った心音を知られたくなくて、早足でヴィラへと向かった。
しっかりと頭を下げれば鈴を転がしたような軽やかな笑い声が耳をくすぐった。
「きちんとした方ね、朔弥くんは。K大の経済学部に通われていると耳にしましたの。とても優秀な子が柾人くんの恋人になったと聞いて少し安心してましたのよ」
「ダメですよ、咲子様。スカウトならお断りです」
「あら。わたくしはまだなにも言ってませんよ」
「仰らずとも分かります。朔弥はサーシングに入社を希望してます。申し訳ありませんが、事務局のお手伝いは無理です」
ポンポンと交わされる会話の意味が分からず、自分のことを話しているというのに朔弥は口を噤むしかなかった。柾人が敬語を使いながらも親しげに言葉を交わすのが意外で、二人の関係がとても親しいのが覗える。まるで親子のようだ。相手の考えが分かるほど親しい間柄。
「また将一に先を越されたわ。唯さんと親しいなら丁度良いかと思いましたのに」
「期待に応えられず申し訳ございません」
謝っているのに、ちっとも悪びれない態度を崩さない柾人に、咲子はほぅと嘆息して鞄から名刺を取り出した。
「でもわたくし、朔弥くんを気に入りましたわ。もし困ったことがありましたら、遠慮なくこちらに連絡をくださいな」
名前と電話番号だけが書かれた名刺を両手で受け取り頭を下げる。
「ありがとうございます」
「久しぶりに逢えて嬉しいわ、柾人くん。また次の機会にゆっくりお話をしましょう」
一口、紅茶を飲み込むと席を立ち、手を振って婦人の輪に戻っていった。
まさに電光石火の出来事に、名刺を手にしながら呆然としてしまう。会話の意味の半分も分からないまま、目の前にケーキが運ばれた。
「相変わらずだ、咲子様は」
苦笑しながらも、柾人は楽しそうだ。その表情がとても不思議に感じられ、だがまだ明言化できない感情に戸惑いながら、大人しくポケットに入れた財布の中へと納めた。柾人と親しいと言うだけでなく、社長の母からもらった名刺を粗末にしたら、罰が当たりそうだ。
一連の動きを見て、柾人はいつものように甘い眼差しを向けてくる。
「あの……咲子様と柾人さんって、どんな関係ですか?」
聞いていいのか分からなくて、小声で呟いてからそれを掻き消すようにクルミのタルトを口に放り込む。訊きたい、けれど聞きたくない。もし深い関係だったら嫌だから。柾人が自分以外の誰かを特別に思うのが怖かった。
複雑な朔弥の思いは緩やかなヴォサノヴァがかかった店内でも柾人に届いてしまう。
「咲子様は、私の恩人だ。あの方がいなかったら今の私はいないからね」
考えていたのとは違う関係にホッとしつつも、不思議な感覚がつきまとう。
「それは……訊いてもいいんですか?」
不安がもたげた心がざわめいては鎮まってを繰り返して落ち着かない。そんな朔弥に反して、いつものようにゆったりと椅子に腰掛けながら足を組みコーヒーを飲む柾人は、余裕に溢れている。その違いに自分だけが馬鹿みたいに心をざわめかせているような気がしてくる。
「当然だ。もっと訊いて欲しいくらいだ、朔弥にはね」
側に咲子がいては落ち着いて訊くことなんてできない。
朔弥は慌ててケーキを口に含み、コーヒーで飲み下す。そして席を立てば、当然のように柾人も立ち上がり会計を済ませる。
「あの、咲子様に挨拶しなくていいんですか?」
「大丈夫だ、あちらは随分と盛り上がっているようだからね」
テラスを見れば、お喋りに夢中な婦人達はこちらを見ようともしない。柾人がいいというならと後に続いてカフェを出た。また先ほどのように手が自然と繋がられる。
「朔弥はなにが訊きたいんだい」
「恩人って……」
「言葉のままだ。命の恩人だと言ってもおかしくない。私は交通事故遺児だったんだ」
「え……?」
テレビの中でしか知らない単語が柾人の口から、当たり前のように出てきたことに驚いてその顔を見れば、柾人はなんてことないような表情のまま話を続けた。
十歳の時、柾人の両親が仕事中に交通事故に遭った。小さな機械部品を作る工場を営み、納品のために二人で出かけた時だった。見るも無惨な姿に頭の中が真っ白になっている間に、会社は父の弟に乗っ取られ、会社名義だった家からも追い出された。親戚の間をたらい回しにされ厄介者扱いされていた柾人は高校進学すら諦めていた。
成績だけは優秀だったが、それだけでは生きていけない。
すべてに絶望していた柾人の前に現れたのが咲子だった。
柾人のように優秀だが家庭の環境で進学がままならない子供たちを、大学卒業まで援助する慈善事業を立ち上げている咲子は、柾人に援助を行った。高校の授業料に衣食住のすべてを負担してくれた。対価として相応の成績と別途経営学を学ばなければならなかったが、親戚の家での扱いに比べれば天国だった。
優秀な人材の青田買いだ。将来、蕗谷家が運営している会社のどれかの幹部に据えられるよう、早いうちから専門的な教育を施し、優秀な人材を多く確保する目的で始めた慈善事業ではあったが、高校すら通わせてもらえるか分からなかった柾人には、天から下ろされた蜘蛛の糸に見えた。
東大へ進学し、そこで柾人は蕗谷と和紗と出会い、会社を立ち上げる話になり、今まで助けてくれた咲子の手伝いができなくなったことを謝った。だがすでに蕗谷から話がいっており、溜め息一つで許して貰えた。
多大な恩を未だに返せないのが柾人の胸に大きな閊えとなっている。
「そう……だったんですか」
意外な過去に呆然とするしかなかった。そのすべては今の柾人からは想像できなくて、自分よりも咲子を優先した瞬間にヤキモチを焼いたことを恥じた。
「咲子様は柾人さんにとって、とても大切な人なんですね」
「そう、だね。顔も思い出せない両親よりも長い時間を一緒にしたからね、もう一人の母親のようなものだ。私がゲイであることを知っても気にしないほど懐の深い親だがね」
咲子の話をしている表情がとても楽しげで、それがちょっと悔しかったのだと理解した。同時に、自分がいないところで柾人はこんな顔をして朔弥のことを誰かに話しているのが簡単に想像できた。
(この人は、懐に入れた人をとても大切にするんだ)
とてもたくさん愛してくれる柾人が、本当は一番愛に飢えているのだと知って、堪らなくなった。優しさや愛情を与えてばかりで貰う機会が少ない彼をどうしたら愛で満たせるのだろうか。
柾人はきっと気づいていないだろう、家族の話をしたとき、ほんの少し寂しそうな顔をしていたのを。
朔弥は立ち止まった。
「うん、どうしたんだい?」
寂しいと感じている自覚がない柾人がとても優しい笑みを向けてくる。
「オレ、本当に柾人さんのこと大好きですから」
言わずにはいられなかった。どんなことがあっても側にいると、この人に知って欲しくて、どうしたら伝わるのか分からなくて、気持ちのまま力を込める。大きな手がしっかりと包み込んできた。夏なのに、暑さよりも安心感が朔弥の中に広がって、自分ばかりがこの人に守られているようなもどかしさが芽生える。
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けれど、自分は無力だ。まだなんの力も付けていない。勉強を始めたばかりで一つも資格は取っていないし、柾人と一緒に住んでいなければ親の仕送りで勉強しているただの子供でしかない。
できることと言えば、この身体で愛情を受け止めることだけ。
今まで以上に朔弥は自分の無力を呪った。
(早く大人になりたい……早く柾人さんの隣に立ちたい)
気持ちばかりが先走ってしまう。
ギュッと奥歯を噛み締める。手に入ったばかりの幸せが逃げ出しそうな焦りが胸を苛む。
ふっと柾人が笑った。
「早くヴィラに戻ろうか。泣きそうになっている朔弥を慰めさせてくれ」
いいだろう?
囁かれた言葉が意味することが分かって、暑さのせいではなく首まで真っ赤になる。
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