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番外編
酔っ払いと甘い言葉と可愛い人4
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「ん、いい……はるとのせーえき、ぜんぶこのなかにだして」
「ほんと、俺を煽るのが天才的に上手いですね」
ズンッと下から突き上げれば気持ちいいとばかりに首をそらす。その白い首に唇を押し当て、所有の印を付けていく。消えるまではこの家から出ることはできないだろう。わかっていて敢えて服では隠れない場所にキスマークを残していく。
そんな意地悪をされているというのに、隆則の口からは何度も「はると、すきっ」と甘い告白が上がってくる。もう自分を駐めることなんてできやしない。腰の動きを激しくし、愛しい人を貪った。
「ぁぁっ……もぉいくっ! ぁぁぁぁっ」
ビクンビクンと身体を大きく震わせて、また隆則が絶頂を迎えた。けれどその瞬間も遥人は腰を打ち付けていく。
「いってるっ! いってるからっ! ぃやぁぁぁぁぁぁっ!」
絶頂を迎えても許さない激しい腰使いに隆則は髪を振り乱し、すぐさままた追い上げられていく。強制的に短い期間で何度も絶頂へと押しやれば、愉悦に歪んだ顔がどんな仮面も纏えなくなる。ただ遥人を欲するだけの獣へと変え、それから大量の蜜をその中に注ぎ込んだ。
内壁を打つ射精の勢いにも感じる隆則は、ビクンッビクンッと身体を震わせる。
「気持ちいい? こんなことする俺でも、まだ好きですか?」
確かめたくなる。己の悪癖だとわかっていても止められない。どこまでこの人に愛されているのかを知りたくて無茶をさせてしまう。
「す、きぃ」
「可愛い……もっと俺を好きになってください」
力を失ってもまだ逞しい欲望を抜き、隆則を抱えて立ち上がった。次に何をされるかわかっている愛しい人は、すぐさま遥人に背を向け爪先立ちになる。たらりと蜜を垂らす蕾に遠慮なくまた欲望を挿れた。
「ぁぁっ……いいっおかしくなる!」
前に倒れそうになる上体を支え、激しく腰を打ち付ければ、淫らな嬌声が上がる。
「ねぇ見て、隆則さん。俺に抱かれて感じてるこの綺麗な人が、俺の恋人ですよ」
バックでも隆則の感じきった顔を見れるように買った姿見の前で、囁きかければ緩く首が振られる。
「やだっみないで」
「どうして? 感じている隆則さんが一番可愛くて綺麗なんですよ。ほら、見て」
「いやっ」
腰を打ち続けながら、頤を掴みそこへと向かせる。
「見て、綺麗でしょ。俺のでめちゃくちゃ感じてる隆則さんは。何をしてもいいって平気でいっちゃうくらい、可愛い人なんです。そして俺がどんなことをしても感じちゃういやらしくて綺麗な人。……これが、俺の愛してる人なんですよっ」
一際強く腰を打ち付ければ、最奥を突いたのか悲鳴が上がった。
分身の裏だけではなく、最近は最奥を突かれても達くようになった。遥人は遠慮なく底ばかりを突き続けた。
「だめっはるとぉぉぉっ」
「ちゃんと見て、達ってるときの隆則さんがどれくらい綺麗か、知って」
そして、その顔を自分以外に見せないでくれと懇願する。
「こんなに感じて可愛くなってる隆則さんの全部、俺のものだから、ね」
「わかってるっわかってるからぁぁぁぁ……ぁぁっ」
絶頂に蕩けた表情を薄めでもちゃんと見ているのを確かめて、遥人は細い身体を苛み続けた。
もう無理だと啼いても許さず、好きだと言い続けるのに興奮し、全部遥人のものだからと誓う言葉に心が満たされていく。
アルコールでいつもよりも素直な隆則にのめり込み、遥人はなかなか放してやることができなかった。
もう立てなくなった隆則をシーツに横たえても、前から後ろから抱きしめては激しく腰を打ち付け啼かせ続けた。
ぐったりとシーツに沈み声すら上げられなくなってから、最後の蜜を吐き出したのは、空が白くなってからだった。
「あんまり可愛い事ばっか言ってるとこうなるんですよ、わかりましたか?」
返事すらできなくなった唇を塞ぎ、舐めてから力を失った欲望を抜いた。しどけなく開いた足の間から蜜が垂れていく。
こんなに出しても、まだ足りない。もっともっとこの人を愛したい。
けれど今日はこれでおしまいだ。
意識を飛ばした隆則を抱きしめ、その心地よい体温を味わってから遥人は起き上がった。身体を壊さない様、全てを清め服を着せてやるために。
痛い。とにかく頭が痛い。
珍しく元後輩が誘ってくれた打ち上げに、乗り気ではなかったが参加したせいだ。元々アルコールに弱い隆則はあまり酒を嗜まないが、無理矢理飲まされてしまった。
その結果がこの二日酔いだ。
頭がガンガンして気持ち悪い。
「大丈夫ですか、隆則さん」
ベッドから起き上がることもできない程の二日酔いに苛まれている隆則を、なぜか遥人は嬉しそうに甲斐甲斐しく世話を焼いてくる。彼に怒られるかもとビクビクしながら断れない飲み会へ参加したにもかかわらず、だ。
「だめ……頭痛い」
「きっと飲み過ぎたんでしょうね。普段あまりお酒を飲まないのに急にたくさん飲んだからだと思いますよ」
たくさんと言ってもビール三杯だが、アルコールをほぼ接種しない隆則にはキャパオーバーだったようだ。
「……ごめん、迷惑かけて」
「何言ってるんですか。隆則さんに色々できて嬉しいです」
ベッドに伏せっている隆則にはわからなかったが、色々と口にしたとき遥人はニヤリと笑っていた。
「ほんと、俺を煽るのが天才的に上手いですね」
ズンッと下から突き上げれば気持ちいいとばかりに首をそらす。その白い首に唇を押し当て、所有の印を付けていく。消えるまではこの家から出ることはできないだろう。わかっていて敢えて服では隠れない場所にキスマークを残していく。
そんな意地悪をされているというのに、隆則の口からは何度も「はると、すきっ」と甘い告白が上がってくる。もう自分を駐めることなんてできやしない。腰の動きを激しくし、愛しい人を貪った。
「ぁぁっ……もぉいくっ! ぁぁぁぁっ」
ビクンビクンと身体を大きく震わせて、また隆則が絶頂を迎えた。けれどその瞬間も遥人は腰を打ち付けていく。
「いってるっ! いってるからっ! ぃやぁぁぁぁぁぁっ!」
絶頂を迎えても許さない激しい腰使いに隆則は髪を振り乱し、すぐさままた追い上げられていく。強制的に短い期間で何度も絶頂へと押しやれば、愉悦に歪んだ顔がどんな仮面も纏えなくなる。ただ遥人を欲するだけの獣へと変え、それから大量の蜜をその中に注ぎ込んだ。
内壁を打つ射精の勢いにも感じる隆則は、ビクンッビクンッと身体を震わせる。
「気持ちいい? こんなことする俺でも、まだ好きですか?」
確かめたくなる。己の悪癖だとわかっていても止められない。どこまでこの人に愛されているのかを知りたくて無茶をさせてしまう。
「す、きぃ」
「可愛い……もっと俺を好きになってください」
力を失ってもまだ逞しい欲望を抜き、隆則を抱えて立ち上がった。次に何をされるかわかっている愛しい人は、すぐさま遥人に背を向け爪先立ちになる。たらりと蜜を垂らす蕾に遠慮なくまた欲望を挿れた。
「ぁぁっ……いいっおかしくなる!」
前に倒れそうになる上体を支え、激しく腰を打ち付ければ、淫らな嬌声が上がる。
「ねぇ見て、隆則さん。俺に抱かれて感じてるこの綺麗な人が、俺の恋人ですよ」
バックでも隆則の感じきった顔を見れるように買った姿見の前で、囁きかければ緩く首が振られる。
「やだっみないで」
「どうして? 感じている隆則さんが一番可愛くて綺麗なんですよ。ほら、見て」
「いやっ」
腰を打ち続けながら、頤を掴みそこへと向かせる。
「見て、綺麗でしょ。俺のでめちゃくちゃ感じてる隆則さんは。何をしてもいいって平気でいっちゃうくらい、可愛い人なんです。そして俺がどんなことをしても感じちゃういやらしくて綺麗な人。……これが、俺の愛してる人なんですよっ」
一際強く腰を打ち付ければ、最奥を突いたのか悲鳴が上がった。
分身の裏だけではなく、最近は最奥を突かれても達くようになった。遥人は遠慮なく底ばかりを突き続けた。
「だめっはるとぉぉぉっ」
「ちゃんと見て、達ってるときの隆則さんがどれくらい綺麗か、知って」
そして、その顔を自分以外に見せないでくれと懇願する。
「こんなに感じて可愛くなってる隆則さんの全部、俺のものだから、ね」
「わかってるっわかってるからぁぁぁぁ……ぁぁっ」
絶頂に蕩けた表情を薄めでもちゃんと見ているのを確かめて、遥人は細い身体を苛み続けた。
もう無理だと啼いても許さず、好きだと言い続けるのに興奮し、全部遥人のものだからと誓う言葉に心が満たされていく。
アルコールでいつもよりも素直な隆則にのめり込み、遥人はなかなか放してやることができなかった。
もう立てなくなった隆則をシーツに横たえても、前から後ろから抱きしめては激しく腰を打ち付け啼かせ続けた。
ぐったりとシーツに沈み声すら上げられなくなってから、最後の蜜を吐き出したのは、空が白くなってからだった。
「あんまり可愛い事ばっか言ってるとこうなるんですよ、わかりましたか?」
返事すらできなくなった唇を塞ぎ、舐めてから力を失った欲望を抜いた。しどけなく開いた足の間から蜜が垂れていく。
こんなに出しても、まだ足りない。もっともっとこの人を愛したい。
けれど今日はこれでおしまいだ。
意識を飛ばした隆則を抱きしめ、その心地よい体温を味わってから遥人は起き上がった。身体を壊さない様、全てを清め服を着せてやるために。
痛い。とにかく頭が痛い。
珍しく元後輩が誘ってくれた打ち上げに、乗り気ではなかったが参加したせいだ。元々アルコールに弱い隆則はあまり酒を嗜まないが、無理矢理飲まされてしまった。
その結果がこの二日酔いだ。
頭がガンガンして気持ち悪い。
「大丈夫ですか、隆則さん」
ベッドから起き上がることもできない程の二日酔いに苛まれている隆則を、なぜか遥人は嬉しそうに甲斐甲斐しく世話を焼いてくる。彼に怒られるかもとビクビクしながら断れない飲み会へ参加したにもかかわらず、だ。
「だめ……頭痛い」
「きっと飲み過ぎたんでしょうね。普段あまりお酒を飲まないのに急にたくさん飲んだからだと思いますよ」
たくさんと言ってもビール三杯だが、アルコールをほぼ接種しない隆則にはキャパオーバーだったようだ。
「……ごめん、迷惑かけて」
「何言ってるんですか。隆則さんに色々できて嬉しいです」
ベッドに伏せっている隆則にはわからなかったが、色々と口にしたとき遥人はニヤリと笑っていた。
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