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呪われた子 11
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その村は、マムルの村より規模は小さく、草原にぐっと近かった。両側を森に包まれており、三軒ほどの木の家と五張のテントがあり、草原に対してだけ木組みの柵があった。柵の側にやぐらが建ててあり見張りが立っている。
「誰か草原から来るぞ」
見張りが声を上げる。
「止まれ!」
長い棒を持った村人数人がセヴルを遠巻きにする。徐々に家の中から人が現れてくる。
セヴルは両手を振って村人にアピールする。
「怪しいものじゃない」
長い棒で周りをぐるりと取り囲まれる。村人たちの目には余裕が無かった。
「草原からやってくる奴は、大抵怪しい奴だ。荷物をそこに置け」
「こいつ血まみれじゃないか」
村の空気が変わった。明らかにセヴルを不審者として見ているようだった。
セヴルは、ゆっくりと荷物を下ろした。
「手を後ろで組め。一応、決まりなので村長との話が終わるまで縛らせてもらう」
その言葉が終わらないうちに、セヴルは地面に組み伏せられ縛り上げられた。
セヴルは無人のテントの中に放り込まれた。中央に支柱のある簡単なテントだった。
薄暗いテントの中で目を凝らす。荷物は目に見える範囲にはない。輪っかも取り上げられてしまった。
「やっとたどり着いたって言うのに」
もう大分時間が立つのに、誰も何もしに来なかった。
「忘れてんじゃないのか」
セヴルはテントの支柱に背中を当てると、そのまま右手で触れる。そして、手を縛っている縄をこすり付ける。しかし、縄は切れない。
「あれ?」
何度か挑戦してみるが、何の変化も起きなかった。
改めてもう一度、テントの中を見渡してみる。農具が木箱に立てかけられていたが、足を目一杯伸ばさないと届きそうに無かった。地面に小さな枝が落ちている。地面に転がりながら、枝を探る。
やっとのことで枝をつまみあげる。握ることは叶わなかったので右手でつまみなおし、腕を縛っている縄に擦り付けた。
「今度こそ」
セヴルがいくら擦り付けても縄は少しも緩まない。
「ふっざけんなっ」
暴れる足が、立てかけられていたピッチフォークを蹴り飛ばす。ピッチフォークはセヴルめがけて倒れてくる。顔を背けるように体をひねると、ピッチフォークは肩に当たり止った。
「痛っ」
何とか顔に当たるのは避けたが、かなりの強打だった。
痛みが治まっていくと同時に、テントの外が騒がしくなったことに気がつく。悲鳴も聞こえてくる。
「蟲が出たぞ!」
「子どもと老人は家の中へ! 物陰に隠れろ!」
セヴルはピッチフォークの柄を右手にしっかりとつかむと、寝転がったまま腕の縄をこすりつける。すると、縄はあっさりと切れた。座り込んで今度は足の縄を切る。
素早く立ち上がると、ピッチフォークを手にテントの外を見る。
丸蟲ではなかった。皿でもない。もっと大きく長かった。
細長く足の長い蟲が、村人に食らいついている。村人たちが長い棒を手に足を叩いたり、体に攻撃を加えているが、その体や足に全てはじき返され、長い足に突き刺された村人が一撃で絶命する。彼らにはとてもかなう相手ではなかった。
「おとうちゃん!」
女の子が一人、蟲に踏まれた村人の元に駆け寄っていく。
「行くんじゃないよ!」
中年の女が叫んだ。女の子の服の袖をつかみ損ねる。女の子はそのまま動かなくなった父親の元に駆けていく。
セヴルは駆け出していた。その口から何か叫びのような声が出ていたが、自分では何を言っているのか分からなかった。
蟲がセヴルの叫びに反応する。だが、その間に振り下ろされた長い足が、女の子の父の首を飛ばし、女の子の命をも奪おうと振り落とされる。瞬間、赤黒い足が宙を舞った。蟲の真っ赤な体液が、女の子とセヴルを濡らした。
ピッチフォークは地面にめり込み、それを持つセヴルは肩で息をしていた。
細長い蟲は、セヴルに顔を向けた。セヴルもピッチフォークを担いで構えた。
セヴルも蟲も同時に飛び掛かる。一本、また一本と足を切るセヴル。蟲は一撃でセヴルを噛み千切ろうと頭から突っ込んでくる。ピッチフォークが、命綱だった。
ピッチフォークが蟲の顎にくわえられる。蟲はそのままセヴルを縦横無尽に振りまくる。
その強烈な勢いに柄をつかんでいることが出来なくなり、セヴルはピッチフォークから手を離してしまう。
テントに吸い込まれるように落とされ、セヴルはうめく。蟲は、それでもセヴルを許さなかった。数本の足を失っていたが、蟲は不安定ながらも恐るべき速度でセヴルの頭を狙う。セヴルも、とっさによける。蟲はテントの幕をかぶりセヴルを見失う。
セヴルはその間に周囲を見回して武器になりそうなものを探す。
ワラ。
縄。
皿。
木箱。
どれもこの蟲を止めるには無理があるように思えた。
「誰か、棒をくれ! 出来るだけ長い棒を!」
蟲がセヴルの声に気がついた。幕を破るように顔を出すと、怒りの咆哮を上げながら突撃してくる。
「早く棒を!」
左右に手を伸ばすセヴルに向かって数本の棒がぶつけられる。その中の一本が手に納まる。蟲の顎がセヴルめがけて飛び掛ってくる。両手に握られた棒が、そこに向かって突き出される。
バシャッ……。
セヴルの立っていたあたりに真っ赤な血だまりが出来る。その中に、セヴルは膝から倒れこむ。
蟲が、頭に突き刺さった棒をそのままにヨロヨロと草原に向かった。そして動かなくなるとボロボロと崩れだし地面に黒い染みを作って溶けて消えいった。
「おとうちゃん! おとうちゃん!」
セヴルの耳に女の子の泣き叫ぶ声が聞こえた。
「あの足長には、相当苦しめられてたんだよ。柵も壊されたし、何人も死んだ。今度こそ終わりだと思ったよ。作業してるとやってくるし、あんたがやっつけてくれたおかげで全滅しないで済んだ。ありがとうよ」
「いえ……」
セヴルは鼻を押さえている。体液を浴びたせいで鼻の奥が痛かった。右手は布で吊っている。
「あんた町まで行くんだろう?」
「はい」
「じゃあ、迷惑ついでに頼まれてくれないか? 俺たちはこの村をたたんで、町に行くことにする。生活はきつくなるだろうが、ここにいるよりはましだ。あんたには、護衛をしてもらいたいんだ」
セヴルは右腕を少しだけ上げる。
「護衛なんて、こんな腕だし」
「いいんだって、いてくれるだけで心強いからよ」
「そうですか……」
村人たちは、荷物をまとめ旅支度をしていた。セヴルも自分の荷物を受け取ると、一団の最後尾についた。すると、父親を亡くした女の子がセヴルの左手を握って来る。見下ろすセヴルに、女の子は顔を向けなかった。
セヴルは、女の子の手を力強く握り返した。
その村は、マムルの村より規模は小さく、草原にぐっと近かった。両側を森に包まれており、三軒ほどの木の家と五張のテントがあり、草原に対してだけ木組みの柵があった。柵の側にやぐらが建ててあり見張りが立っている。
「誰か草原から来るぞ」
見張りが声を上げる。
「止まれ!」
長い棒を持った村人数人がセヴルを遠巻きにする。徐々に家の中から人が現れてくる。
セヴルは両手を振って村人にアピールする。
「怪しいものじゃない」
長い棒で周りをぐるりと取り囲まれる。村人たちの目には余裕が無かった。
「草原からやってくる奴は、大抵怪しい奴だ。荷物をそこに置け」
「こいつ血まみれじゃないか」
村の空気が変わった。明らかにセヴルを不審者として見ているようだった。
セヴルは、ゆっくりと荷物を下ろした。
「手を後ろで組め。一応、決まりなので村長との話が終わるまで縛らせてもらう」
その言葉が終わらないうちに、セヴルは地面に組み伏せられ縛り上げられた。
セヴルは無人のテントの中に放り込まれた。中央に支柱のある簡単なテントだった。
薄暗いテントの中で目を凝らす。荷物は目に見える範囲にはない。輪っかも取り上げられてしまった。
「やっとたどり着いたって言うのに」
もう大分時間が立つのに、誰も何もしに来なかった。
「忘れてんじゃないのか」
セヴルはテントの支柱に背中を当てると、そのまま右手で触れる。そして、手を縛っている縄をこすり付ける。しかし、縄は切れない。
「あれ?」
何度か挑戦してみるが、何の変化も起きなかった。
改めてもう一度、テントの中を見渡してみる。農具が木箱に立てかけられていたが、足を目一杯伸ばさないと届きそうに無かった。地面に小さな枝が落ちている。地面に転がりながら、枝を探る。
やっとのことで枝をつまみあげる。握ることは叶わなかったので右手でつまみなおし、腕を縛っている縄に擦り付けた。
「今度こそ」
セヴルがいくら擦り付けても縄は少しも緩まない。
「ふっざけんなっ」
暴れる足が、立てかけられていたピッチフォークを蹴り飛ばす。ピッチフォークはセヴルめがけて倒れてくる。顔を背けるように体をひねると、ピッチフォークは肩に当たり止った。
「痛っ」
何とか顔に当たるのは避けたが、かなりの強打だった。
痛みが治まっていくと同時に、テントの外が騒がしくなったことに気がつく。悲鳴も聞こえてくる。
「蟲が出たぞ!」
「子どもと老人は家の中へ! 物陰に隠れろ!」
セヴルはピッチフォークの柄を右手にしっかりとつかむと、寝転がったまま腕の縄をこすりつける。すると、縄はあっさりと切れた。座り込んで今度は足の縄を切る。
素早く立ち上がると、ピッチフォークを手にテントの外を見る。
丸蟲ではなかった。皿でもない。もっと大きく長かった。
細長く足の長い蟲が、村人に食らいついている。村人たちが長い棒を手に足を叩いたり、体に攻撃を加えているが、その体や足に全てはじき返され、長い足に突き刺された村人が一撃で絶命する。彼らにはとてもかなう相手ではなかった。
「おとうちゃん!」
女の子が一人、蟲に踏まれた村人の元に駆け寄っていく。
「行くんじゃないよ!」
中年の女が叫んだ。女の子の服の袖をつかみ損ねる。女の子はそのまま動かなくなった父親の元に駆けていく。
セヴルは駆け出していた。その口から何か叫びのような声が出ていたが、自分では何を言っているのか分からなかった。
蟲がセヴルの叫びに反応する。だが、その間に振り下ろされた長い足が、女の子の父の首を飛ばし、女の子の命をも奪おうと振り落とされる。瞬間、赤黒い足が宙を舞った。蟲の真っ赤な体液が、女の子とセヴルを濡らした。
ピッチフォークは地面にめり込み、それを持つセヴルは肩で息をしていた。
細長い蟲は、セヴルに顔を向けた。セヴルもピッチフォークを担いで構えた。
セヴルも蟲も同時に飛び掛かる。一本、また一本と足を切るセヴル。蟲は一撃でセヴルを噛み千切ろうと頭から突っ込んでくる。ピッチフォークが、命綱だった。
ピッチフォークが蟲の顎にくわえられる。蟲はそのままセヴルを縦横無尽に振りまくる。
その強烈な勢いに柄をつかんでいることが出来なくなり、セヴルはピッチフォークから手を離してしまう。
テントに吸い込まれるように落とされ、セヴルはうめく。蟲は、それでもセヴルを許さなかった。数本の足を失っていたが、蟲は不安定ながらも恐るべき速度でセヴルの頭を狙う。セヴルも、とっさによける。蟲はテントの幕をかぶりセヴルを見失う。
セヴルはその間に周囲を見回して武器になりそうなものを探す。
ワラ。
縄。
皿。
木箱。
どれもこの蟲を止めるには無理があるように思えた。
「誰か、棒をくれ! 出来るだけ長い棒を!」
蟲がセヴルの声に気がついた。幕を破るように顔を出すと、怒りの咆哮を上げながら突撃してくる。
「早く棒を!」
左右に手を伸ばすセヴルに向かって数本の棒がぶつけられる。その中の一本が手に納まる。蟲の顎がセヴルめがけて飛び掛ってくる。両手に握られた棒が、そこに向かって突き出される。
バシャッ……。
セヴルの立っていたあたりに真っ赤な血だまりが出来る。その中に、セヴルは膝から倒れこむ。
蟲が、頭に突き刺さった棒をそのままにヨロヨロと草原に向かった。そして動かなくなるとボロボロと崩れだし地面に黒い染みを作って溶けて消えいった。
「おとうちゃん! おとうちゃん!」
セヴルの耳に女の子の泣き叫ぶ声が聞こえた。
「あの足長には、相当苦しめられてたんだよ。柵も壊されたし、何人も死んだ。今度こそ終わりだと思ったよ。作業してるとやってくるし、あんたがやっつけてくれたおかげで全滅しないで済んだ。ありがとうよ」
「いえ……」
セヴルは鼻を押さえている。体液を浴びたせいで鼻の奥が痛かった。右手は布で吊っている。
「あんた町まで行くんだろう?」
「はい」
「じゃあ、迷惑ついでに頼まれてくれないか? 俺たちはこの村をたたんで、町に行くことにする。生活はきつくなるだろうが、ここにいるよりはましだ。あんたには、護衛をしてもらいたいんだ」
セヴルは右腕を少しだけ上げる。
「護衛なんて、こんな腕だし」
「いいんだって、いてくれるだけで心強いからよ」
「そうですか……」
村人たちは、荷物をまとめ旅支度をしていた。セヴルも自分の荷物を受け取ると、一団の最後尾についた。すると、父親を亡くした女の子がセヴルの左手を握って来る。見下ろすセヴルに、女の子は顔を向けなかった。
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