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呪われた子 20
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プロウダーの町の門は閉ざされていた。デイモンティと比べると、外壁の規模も低くところどころ崩れ石壁の中の土が外にむき出しになっていた。
セヴルはガリウスの肩を借りて町を見ていた。その顔には血の気がなく、呼吸もずいぶんと細い。
やっと休める。
セヴルの目が右上に流れまぶたが落ちる。同時に全体重がガリウスにかかり彼をよろめかせた。
「セヴル! 大丈夫かい?」
その騒ぎに気がつき門番がセヴルたちに近づいてくる。
「怪我人か?」
「蟲に襲われたんです」
ガリウスの必死な眼差しに門番は心動かされたのか、小さくうなずいて見せた。
「ふむ、そういうことなら、立ち寄ることを許可しよう」
ガリウスは門番の言葉の奥に何かを感じたようだ。
「許可って何かあったんですか?」
「うむ」
門番の次の言葉を待つが一向に出てこない。痺れを切らしてサアラが口を開く。
「うむの次は何よ?」
「民間人には教えることは出来ない」
「だったら、最初からそう言ってよ」
サアラが怒り出しそうになったときに門が開く。バリュフが何食わぬ顔でさっさと入っていくとグロウがそれに続き、ガリウスがセヴルを背負って入っていく。サアラもむくれたままそれに続いていく。
町の中を見てサアラが落胆した様子で口を開いた。
「ぼろっちい町ね」
歩いている人はまばらだった。大通りの商店は少なく、建物も二階建てがほとんどで、石の建物よりも木組みの建物の方が多いような気がした。二階以上高い建物は数える程度しかない。その一つが真っ白い石造りの聖堂だった。
「人の故郷を悪く言わないでくれ」
バリュフが通りを眺めながら言った。ガリウスは町を見回す。
「バリュフはここで生まれたんだ」
それには答えずにバリュフは振り返ると指示を出し始める。
「君たちは、セヴルの足の治療を頼む。グロウは、人探しを頼む。ミルズの宿と言うところに泊まるから、終わったらそこに集合しよう」
「あんたはどこに行くのよ? その何とかって言う宿で寝てようってわけじゃないでしょうね?」
サアラの毒をバリュフは軽く笑って受け流す。
「信用ないんだな。私は宿を取ってから師に挨拶して来る。先に挨拶にしようかな」
「だったら、何も宿を取ることなんてないじゃないの。あんたの師匠の家に泊まればいいんだから」
サアラがそう言うと、ガリウスの背でセヴルが笑った。
「それはいい考えだ」
「大丈夫?」
ガリウスが背中のセヴルを気遣う。セヴルはガリウスの背から降りようともがく。
「節約できるし……。自分で歩くよ」
セヴルはガリウスから離れて地面に座り込む。バリュフがセヴルを見下ろす。
「師は、気が難しくてね。それに、娘さんを亡くしてから、世間とすっかり離れてしまった。何より、師に会うのは五年ぶりなんだ。とてもじゃないけどそんなこと頼めやしないよ」
「気が難しい師と情緒不安定な弟子。ひどい組み合わせね」
「しゃべりすぎる奴と優しい男の組み合わせも苦労が多そうだ」
青白い顔で、セヴルがサアラを笑う。ガリウスが手で口を押さえて笑いをこらえようとしたが失敗した。
「あはは」
「今度言ったら、足を蹴るわよ」
と言いながら、サアラはガリウスを蹴り飛ばす。グロウがバリュフに近づく。
「誰を探せばいいんですか?」
「耳長のブラセルって言う奴だ。どこによく来るか調べてくれるだけでいい。昔はミルズの宿の酒場によくいたんだけどね。気をつけてくれよ」
「はい。先生」
「じゃあ、よろしく頼んだよ」
バリュフはそう言って町の中に消えた。
「じゃあ、僕はこっちに行ってみるね」
セヴルはゆっくりと立ち上がった。
「迷子になるなよ」
「そっちもね」
グロウはあっという間に見えなくなった。
大通りを進んでいくと、目の前に石造りの白い建物が見えてくる。セヴルは再びガリウスの肩を借りながら歩く。サアラはセヴルとガリウスの荷を背負う。
「大分、田舎なのね」
「毒じゃなければいいんだけど……」
白い建物に入ると、ガリウスたちを同じような格好をした男が前をふさぐ。違うのはガリウスたちよりもずっと年配だろうということだった。
「止まれ!」
高圧的な態度で男はセヴルたちを引き止める。ガリウスが前に出て挨拶をする。
「デイモンティの法師見習いです。こちらも同じ見習いです」
「こいつは?」
男は偉そうに顎で意識の無いセヴルを指し示す。ガリウスは笑顔を向ける。
「聖導師様の特命を受けていらっしゃる方です」
「特命?」
その言葉に男は一瞬だけひるんだように見えた。そこへサアラが愛嬌ゼロで言葉をぶつける。
「足の怪我を治療したいんですけど」
「信徒ではないのか?」
むっとした調子で男が返す。ガリウスが間に入る。
「信徒ではありませんが、聖導師様の許可をいただいております」
「そうか? では、通行を許す。だが、長居はするな。治療が済んだらすぐに出て行かせろよ」
三人は歩いて奥に向かうが、サアラは入り口の男をいつまでもにらんでいる。
「何、あいつ。感じ悪い」
「何かあったのかもしれないね」
奥へ進むと、簡易ベッドがいくつも並んでいる広間に出る。その半分以上に怪我人らしき人間が横たわっていた。サアラが眉をひそめる。
「怪我人ばっかり」
空いているベッドにセヴルを寝かせる。ガリウスはそのまま立ち上がり、奥を覗き込む。
「ここの法師と話してくる」
「いってらっしゃーい」
ガリウスが広間の奥へと向かっていくと、サアラはセヴルの額の汗を布で拭く。
「もう少しだからね」
セヴルが小さく目を開く。半開きの口から言葉を絞り出す。
「悪いな」
「悪いわよ。死んだらぶっ飛ばすからね。悪いななんて言わないの」
「ははっ……」
セヴルが乾いた声で笑う。
「何が、お可笑しいのよ」
「少し前にあったことを思い出したんだ」
セヴルの目が閉じて、また小さく開く。サアラは周囲を見回す。
「へー、どんなこと?」
小さな水差しが側にある。持ち上げて振ってみると中身は空だった。サアラは思わず舌打ちをする。セヴルはかまわず話を続ける。
「嫌な奴でさ、事ある毎に俺にちょっかいを出してきて、いつも喧嘩ばかりしてた。そいつがある日、突然悪いななんて言うんだ……。おかしいだろ」
サアラはセヴルを見つめる。
「その人、あんたと友達になりたいのよ」
セヴルの目が見開きサアラを驚かせる。セヴルはゆっくりとまぶたを閉じた。
「そうか」
「そうよ」
「だから、俺も悲しかったんだ……」
「何の話? 意識しっかりしてる?」
「あんな風に殺されるなんて……」
「ちょっと」
セヴルの目から涙が落ちていく。そして、そのまま首が支える力を失った。
「ちょっと、ちょっと待ちなさいよ……」
サアラが、立ち上がって奥へ駆けて行った。
プロウダーの町の門は閉ざされていた。デイモンティと比べると、外壁の規模も低くところどころ崩れ石壁の中の土が外にむき出しになっていた。
セヴルはガリウスの肩を借りて町を見ていた。その顔には血の気がなく、呼吸もずいぶんと細い。
やっと休める。
セヴルの目が右上に流れまぶたが落ちる。同時に全体重がガリウスにかかり彼をよろめかせた。
「セヴル! 大丈夫かい?」
その騒ぎに気がつき門番がセヴルたちに近づいてくる。
「怪我人か?」
「蟲に襲われたんです」
ガリウスの必死な眼差しに門番は心動かされたのか、小さくうなずいて見せた。
「ふむ、そういうことなら、立ち寄ることを許可しよう」
ガリウスは門番の言葉の奥に何かを感じたようだ。
「許可って何かあったんですか?」
「うむ」
門番の次の言葉を待つが一向に出てこない。痺れを切らしてサアラが口を開く。
「うむの次は何よ?」
「民間人には教えることは出来ない」
「だったら、最初からそう言ってよ」
サアラが怒り出しそうになったときに門が開く。バリュフが何食わぬ顔でさっさと入っていくとグロウがそれに続き、ガリウスがセヴルを背負って入っていく。サアラもむくれたままそれに続いていく。
町の中を見てサアラが落胆した様子で口を開いた。
「ぼろっちい町ね」
歩いている人はまばらだった。大通りの商店は少なく、建物も二階建てがほとんどで、石の建物よりも木組みの建物の方が多いような気がした。二階以上高い建物は数える程度しかない。その一つが真っ白い石造りの聖堂だった。
「人の故郷を悪く言わないでくれ」
バリュフが通りを眺めながら言った。ガリウスは町を見回す。
「バリュフはここで生まれたんだ」
それには答えずにバリュフは振り返ると指示を出し始める。
「君たちは、セヴルの足の治療を頼む。グロウは、人探しを頼む。ミルズの宿と言うところに泊まるから、終わったらそこに集合しよう」
「あんたはどこに行くのよ? その何とかって言う宿で寝てようってわけじゃないでしょうね?」
サアラの毒をバリュフは軽く笑って受け流す。
「信用ないんだな。私は宿を取ってから師に挨拶して来る。先に挨拶にしようかな」
「だったら、何も宿を取ることなんてないじゃないの。あんたの師匠の家に泊まればいいんだから」
サアラがそう言うと、ガリウスの背でセヴルが笑った。
「それはいい考えだ」
「大丈夫?」
ガリウスが背中のセヴルを気遣う。セヴルはガリウスの背から降りようともがく。
「節約できるし……。自分で歩くよ」
セヴルはガリウスから離れて地面に座り込む。バリュフがセヴルを見下ろす。
「師は、気が難しくてね。それに、娘さんを亡くしてから、世間とすっかり離れてしまった。何より、師に会うのは五年ぶりなんだ。とてもじゃないけどそんなこと頼めやしないよ」
「気が難しい師と情緒不安定な弟子。ひどい組み合わせね」
「しゃべりすぎる奴と優しい男の組み合わせも苦労が多そうだ」
青白い顔で、セヴルがサアラを笑う。ガリウスが手で口を押さえて笑いをこらえようとしたが失敗した。
「あはは」
「今度言ったら、足を蹴るわよ」
と言いながら、サアラはガリウスを蹴り飛ばす。グロウがバリュフに近づく。
「誰を探せばいいんですか?」
「耳長のブラセルって言う奴だ。どこによく来るか調べてくれるだけでいい。昔はミルズの宿の酒場によくいたんだけどね。気をつけてくれよ」
「はい。先生」
「じゃあ、よろしく頼んだよ」
バリュフはそう言って町の中に消えた。
「じゃあ、僕はこっちに行ってみるね」
セヴルはゆっくりと立ち上がった。
「迷子になるなよ」
「そっちもね」
グロウはあっという間に見えなくなった。
大通りを進んでいくと、目の前に石造りの白い建物が見えてくる。セヴルは再びガリウスの肩を借りながら歩く。サアラはセヴルとガリウスの荷を背負う。
「大分、田舎なのね」
「毒じゃなければいいんだけど……」
白い建物に入ると、ガリウスたちを同じような格好をした男が前をふさぐ。違うのはガリウスたちよりもずっと年配だろうということだった。
「止まれ!」
高圧的な態度で男はセヴルたちを引き止める。ガリウスが前に出て挨拶をする。
「デイモンティの法師見習いです。こちらも同じ見習いです」
「こいつは?」
男は偉そうに顎で意識の無いセヴルを指し示す。ガリウスは笑顔を向ける。
「聖導師様の特命を受けていらっしゃる方です」
「特命?」
その言葉に男は一瞬だけひるんだように見えた。そこへサアラが愛嬌ゼロで言葉をぶつける。
「足の怪我を治療したいんですけど」
「信徒ではないのか?」
むっとした調子で男が返す。ガリウスが間に入る。
「信徒ではありませんが、聖導師様の許可をいただいております」
「そうか? では、通行を許す。だが、長居はするな。治療が済んだらすぐに出て行かせろよ」
三人は歩いて奥に向かうが、サアラは入り口の男をいつまでもにらんでいる。
「何、あいつ。感じ悪い」
「何かあったのかもしれないね」
奥へ進むと、簡易ベッドがいくつも並んでいる広間に出る。その半分以上に怪我人らしき人間が横たわっていた。サアラが眉をひそめる。
「怪我人ばっかり」
空いているベッドにセヴルを寝かせる。ガリウスはそのまま立ち上がり、奥を覗き込む。
「ここの法師と話してくる」
「いってらっしゃーい」
ガリウスが広間の奥へと向かっていくと、サアラはセヴルの額の汗を布で拭く。
「もう少しだからね」
セヴルが小さく目を開く。半開きの口から言葉を絞り出す。
「悪いな」
「悪いわよ。死んだらぶっ飛ばすからね。悪いななんて言わないの」
「ははっ……」
セヴルが乾いた声で笑う。
「何が、お可笑しいのよ」
「少し前にあったことを思い出したんだ」
セヴルの目が閉じて、また小さく開く。サアラは周囲を見回す。
「へー、どんなこと?」
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「嫌な奴でさ、事ある毎に俺にちょっかいを出してきて、いつも喧嘩ばかりしてた。そいつがある日、突然悪いななんて言うんだ……。おかしいだろ」
サアラはセヴルを見つめる。
「その人、あんたと友達になりたいのよ」
セヴルの目が見開きサアラを驚かせる。セヴルはゆっくりとまぶたを閉じた。
「そうか」
「そうよ」
「だから、俺も悲しかったんだ……」
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