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ゴーストライター
1裏ー2
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カシワ。マッドシティに並んで若者の街として県内で有名な栄えた街。こうして歩いていても、不良と思しき集団をいくつも見かけた。だが異様なのは、街を歩いていても、不良が全員同じに見えるということだろう。
マッドシティを歩いていると、様々なタイプの不良が目に留まる。Bボーイファッションの者やライダースジャケットを着た者、服装にこだわりはないが、髪を派手に見せている者。統一感がないのだが、そもそも不良というのは統率の取れない外れ者の集団なのだから、それぞれ個性があってこそ正しいあり方だと思う。
そういう意味で、この街の不良は異様だった。街を歩く、不良と思しき集団は全員が黒かった。
噂で耳にしていたが、本当なのだな。
『黒煙団』
カシワから決して出ない代わりに、他所の不良を決して中に入れようとしない不良グループ。カシワの街は黒煙団の牙城なのだ、と。
私は、カシワの街並みを眺めながら、指定された場所へとやってきた。呼び込みの男や、いかがわしい勧誘をするアジア系の女がひしめく駅前を少し進み、会社のオフィスが並ぶ通りの一角に、その名前を見つけた。
ーーー賀修株式会社。
裏の名を賀修会という、花口組系のヤクザだ。そのオフィスがカシワの一等地に立っているのだから、ヤクザはまだまだ社会から切り離されていないのだと痛感する。
花口組という名前を聞くと、やはりいまでも心が多少はざわつく。
私にとって、花口組という組織は恨むべき対象であり、憎むべき相手だ。
だが、それとは別に彫り師としてのいまがあるのは、過去の過ちがあったからだとも思う。
私は背中に彫られた『牡丹と蝶』の入れ墨を、一生背負って生きていく。私の人生を滅茶苦茶にしたあの凄腕の彫り師。だけど、彫り師としての自分を育ててくれたことだけは感謝している。
だから、いまもこうして彫り師としてやっていられる。
「へへへ、なんだよ。スゲー彫り師がいるって聞いたから呼んだっつーのに、テメエ女じゃねえか。しかも、その仮面はなんだよ。鬼か?」
ビルに入ると、私は般若の面を被って部屋に入った。
入れ墨を入れたいと頼まれたため足を運んだのだが、まさか花口組と関わりのある場所に呼ばれるとは思ってもみなかった。私を呼んだのは、黒煙団のはずだったのだが。
「おーい、本当にこいつで間違いないのかよ?」
見るからにジャンキーな若い男が、部下らしき人物にそう問う。
「ええ、間違いありません。般若面の彫り師。彼女です」
こいつら、どう見てもヤクザじゃない。せいぜいチンピラだ。
私を呼びつけたのは黒煙団だが、指定された場所はヤクザの事務所。つまり、黒煙団と賀修会は繋がりを持っているということだ。
そう考えると、このカシワの街に他の不良が集まってこないことにも頷ける。
いくら黒煙団が古参の不良グループとはいえ、他所から入り込む不良をすべて排除することは現実的に難しいだろう。だが、その背後にヤクザが構えているとなると話は別だ。資金面、兵隊の規模、武器の数、どれを取っても不良とヤクザでは比較にならない。プロとアマの違いに等しいだろう。
だが、昨今の時流として警察庁はヤクザ撲滅のスローガンを掲げ、それを全国の警察組織に徹底させている。ヤクザも規模が大きくなればフットワークも重くなるため、警察の取り締まりはなるべく避けるために大きく金儲けができなくなっているのが実情だろう。賀修会は、そのことを危惧し、カシワの街に目を付けたのだろう。
黒煙団はカシワを仕切るチームだが、あくまで不良グループ。警察組織にとって、ヤクザに対する警戒よりはずっと甘いはずだ。そこで、バックに付く代わりに賀修会のしのぎの手伝いをさせているのだろう。
実際、さっきから不快な態度を取ってくるこのジャンキーも、見るからに不良のくせにクスリで決まっているのか目がぎらついている。ハイになっている様子から、それが覚せい剤の類であることが容易に想像できる。純度が高い物ほどハイになれる。そんな代物を、ただの不良グループが簡単に手配できるはずがない。賀修会がしのぎとして使っている物をくすねているのだろうか。
まあ、どちらにしても気分が悪い。
ジャンキーは本当、手が付けられない。
あれだけ凄腕の彫り師だった私の師匠も、クスリに走るようになり堕落してしまった。技術を失った師匠など邪魔なだけ。だから、私の代わりにアートマンとして生贄になってもらった。
だけど、ときどき思う。あの人の和彫りの腕は凄まじく、まだまだ私はその域に達していない。もしもあの人がクスリにはまっていなかったら、技術を盗むことも可能だったのにと、悔やまれる。
まあ、いまさらそんなことを考えても仕方がない。私は我に返った。
それにしても、さっきからこのジャンキー、狂ったように笑っている。
なにがそんなにおかしいのか、アッパー系の薬物はこれだから手が付けられない。
興奮状態にある男をなだめようとする部下らしき男。だが、ジャンキーの男は大人しくなるどころか、さらにやかましなった上に、私に絡んできた。
「お姉ちゃーん。その仮面取ってちょっとお話しようじゃんかよー」
間延びした言葉、その言葉の端々は呂律が回っていないのか、みっともなく聞こえる。
私は、いい加減鬱陶しく思い、タトゥーを彫るために用意した道具を手にする。先端の尖った針の先が光を反射する。
高揚感が最高潮に達している状態のジャンキーにとって、痛みとはどういう位置づけなのだろう。
私はそんな漠然とした疑問を頭に浮かべていた。
この針を思い切りこの男の腕に突き刺してやったら、少しは大人しくなるだろうか。
いや、さらに騒がしくなるだけか。これ以上手が付けられなくなったら面倒なので、私は考えるだけでやめておいた。
さっさと依頼を済ませて終わりにしよう。ジャンキーは嫌いだし、なによりこの場所は花口組のヤクザと関わりの深い賀修会の事務所。あまり長居したくない場所だ。
だが、作業に取り掛かろうとすると、依頼主のジャンキーは急に怒鳴りながら暴れ出した。
抑えるために数人の不良が集まってきて、その中の一人がジャンキーから拳をもらい、昏倒する。ジャンキーは地面に倒れた部下らしき男に覆いかぶさるようになり、そのまま二度、三度と拳を叩き込む。
「テメエが、しくじったから、俺は、こんな、チンケな仕事、させられてんだろうがっ!」
言葉を区切るたびに、一発ずつ殴るジャンキー。言葉の内容はよくわからないだが、どうやら殴られている部下の男の失態により、煮え湯を飲まされているようだ。
地面に倒れた男は、二発目あたりで意識を失っているが、ジャンキーは構わず殴り続けた。
さすがにこのままでは死んでしまうと思ったのか、別の部下たちがジャンキーを取り押さえる。
三人に押さえられようやく身動きを封じたが、それでも涎をまき散らしながら叫ぶ姿は、なんと醜いのだろう。
よくわからないし、知りたいとも思わないが、どうやらこのジャンキーとその直近の部下たちは、黒煙団の中でも風当たりが悪いようだ。なにかヘマをやらかして、誰も手を出したくない仕事をさせられていると見える。
ヤクザの事務所。
ジャンキー。
それらの情報から大方想像はつく。こいつらは、賀修会から流された覚せい剤を市場に流す売人をしているのだろう。薬物、特に覚せい剤は多くのヤクザにとって重要な収入源なのだが、近頃は警察の目が厳しいことから、下手に売買ができなくなっている。そこで賀修会の連中は自ら売買に関わらず、街の若者にネタとなる覚せい剤を流し、それを売らせているのだ。
私が言えたことじゃないけど、ホント腐ってるわね。
もうタトゥーを彫るとかそういう状況ではなくなったので、私は荷物をまとめて帰る支度をする。
「すんません。わざわざ呼びつけたのに」
部下の男の一人が、そう言って私に頭を下げた。
本当よ。今度からは依頼を受けるときはもう少し事前に相手のことを調べてから決めることにしよう。まあ、料金は事前に受け取っているから、作業が流れてもこちらとしては被害はないのだけれどね。
片づけを終え、部屋を出ようとドアノブに手をかけたとき、聞こえてきた言葉に私は思わず回しかけた手を止める。
相変わらず喚き散らすジャンキーの男が、言った。
「ゼッテー許さねえ。ただじゃおかねえぞ、線引屋っ!」
マッドシティを歩いていると、様々なタイプの不良が目に留まる。Bボーイファッションの者やライダースジャケットを着た者、服装にこだわりはないが、髪を派手に見せている者。統一感がないのだが、そもそも不良というのは統率の取れない外れ者の集団なのだから、それぞれ個性があってこそ正しいあり方だと思う。
そういう意味で、この街の不良は異様だった。街を歩く、不良と思しき集団は全員が黒かった。
噂で耳にしていたが、本当なのだな。
『黒煙団』
カシワから決して出ない代わりに、他所の不良を決して中に入れようとしない不良グループ。カシワの街は黒煙団の牙城なのだ、と。
私は、カシワの街並みを眺めながら、指定された場所へとやってきた。呼び込みの男や、いかがわしい勧誘をするアジア系の女がひしめく駅前を少し進み、会社のオフィスが並ぶ通りの一角に、その名前を見つけた。
ーーー賀修株式会社。
裏の名を賀修会という、花口組系のヤクザだ。そのオフィスがカシワの一等地に立っているのだから、ヤクザはまだまだ社会から切り離されていないのだと痛感する。
花口組という名前を聞くと、やはりいまでも心が多少はざわつく。
私にとって、花口組という組織は恨むべき対象であり、憎むべき相手だ。
だが、それとは別に彫り師としてのいまがあるのは、過去の過ちがあったからだとも思う。
私は背中に彫られた『牡丹と蝶』の入れ墨を、一生背負って生きていく。私の人生を滅茶苦茶にしたあの凄腕の彫り師。だけど、彫り師としての自分を育ててくれたことだけは感謝している。
だから、いまもこうして彫り師としてやっていられる。
「へへへ、なんだよ。スゲー彫り師がいるって聞いたから呼んだっつーのに、テメエ女じゃねえか。しかも、その仮面はなんだよ。鬼か?」
ビルに入ると、私は般若の面を被って部屋に入った。
入れ墨を入れたいと頼まれたため足を運んだのだが、まさか花口組と関わりのある場所に呼ばれるとは思ってもみなかった。私を呼んだのは、黒煙団のはずだったのだが。
「おーい、本当にこいつで間違いないのかよ?」
見るからにジャンキーな若い男が、部下らしき人物にそう問う。
「ええ、間違いありません。般若面の彫り師。彼女です」
こいつら、どう見てもヤクザじゃない。せいぜいチンピラだ。
私を呼びつけたのは黒煙団だが、指定された場所はヤクザの事務所。つまり、黒煙団と賀修会は繋がりを持っているということだ。
そう考えると、このカシワの街に他の不良が集まってこないことにも頷ける。
いくら黒煙団が古参の不良グループとはいえ、他所から入り込む不良をすべて排除することは現実的に難しいだろう。だが、その背後にヤクザが構えているとなると話は別だ。資金面、兵隊の規模、武器の数、どれを取っても不良とヤクザでは比較にならない。プロとアマの違いに等しいだろう。
だが、昨今の時流として警察庁はヤクザ撲滅のスローガンを掲げ、それを全国の警察組織に徹底させている。ヤクザも規模が大きくなればフットワークも重くなるため、警察の取り締まりはなるべく避けるために大きく金儲けができなくなっているのが実情だろう。賀修会は、そのことを危惧し、カシワの街に目を付けたのだろう。
黒煙団はカシワを仕切るチームだが、あくまで不良グループ。警察組織にとって、ヤクザに対する警戒よりはずっと甘いはずだ。そこで、バックに付く代わりに賀修会のしのぎの手伝いをさせているのだろう。
実際、さっきから不快な態度を取ってくるこのジャンキーも、見るからに不良のくせにクスリで決まっているのか目がぎらついている。ハイになっている様子から、それが覚せい剤の類であることが容易に想像できる。純度が高い物ほどハイになれる。そんな代物を、ただの不良グループが簡単に手配できるはずがない。賀修会がしのぎとして使っている物をくすねているのだろうか。
まあ、どちらにしても気分が悪い。
ジャンキーは本当、手が付けられない。
あれだけ凄腕の彫り師だった私の師匠も、クスリに走るようになり堕落してしまった。技術を失った師匠など邪魔なだけ。だから、私の代わりにアートマンとして生贄になってもらった。
だけど、ときどき思う。あの人の和彫りの腕は凄まじく、まだまだ私はその域に達していない。もしもあの人がクスリにはまっていなかったら、技術を盗むことも可能だったのにと、悔やまれる。
まあ、いまさらそんなことを考えても仕方がない。私は我に返った。
それにしても、さっきからこのジャンキー、狂ったように笑っている。
なにがそんなにおかしいのか、アッパー系の薬物はこれだから手が付けられない。
興奮状態にある男をなだめようとする部下らしき男。だが、ジャンキーの男は大人しくなるどころか、さらにやかましなった上に、私に絡んできた。
「お姉ちゃーん。その仮面取ってちょっとお話しようじゃんかよー」
間延びした言葉、その言葉の端々は呂律が回っていないのか、みっともなく聞こえる。
私は、いい加減鬱陶しく思い、タトゥーを彫るために用意した道具を手にする。先端の尖った針の先が光を反射する。
高揚感が最高潮に達している状態のジャンキーにとって、痛みとはどういう位置づけなのだろう。
私はそんな漠然とした疑問を頭に浮かべていた。
この針を思い切りこの男の腕に突き刺してやったら、少しは大人しくなるだろうか。
いや、さらに騒がしくなるだけか。これ以上手が付けられなくなったら面倒なので、私は考えるだけでやめておいた。
さっさと依頼を済ませて終わりにしよう。ジャンキーは嫌いだし、なによりこの場所は花口組のヤクザと関わりの深い賀修会の事務所。あまり長居したくない場所だ。
だが、作業に取り掛かろうとすると、依頼主のジャンキーは急に怒鳴りながら暴れ出した。
抑えるために数人の不良が集まってきて、その中の一人がジャンキーから拳をもらい、昏倒する。ジャンキーは地面に倒れた部下らしき男に覆いかぶさるようになり、そのまま二度、三度と拳を叩き込む。
「テメエが、しくじったから、俺は、こんな、チンケな仕事、させられてんだろうがっ!」
言葉を区切るたびに、一発ずつ殴るジャンキー。言葉の内容はよくわからないだが、どうやら殴られている部下の男の失態により、煮え湯を飲まされているようだ。
地面に倒れた男は、二発目あたりで意識を失っているが、ジャンキーは構わず殴り続けた。
さすがにこのままでは死んでしまうと思ったのか、別の部下たちがジャンキーを取り押さえる。
三人に押さえられようやく身動きを封じたが、それでも涎をまき散らしながら叫ぶ姿は、なんと醜いのだろう。
よくわからないし、知りたいとも思わないが、どうやらこのジャンキーとその直近の部下たちは、黒煙団の中でも風当たりが悪いようだ。なにかヘマをやらかして、誰も手を出したくない仕事をさせられていると見える。
ヤクザの事務所。
ジャンキー。
それらの情報から大方想像はつく。こいつらは、賀修会から流された覚せい剤を市場に流す売人をしているのだろう。薬物、特に覚せい剤は多くのヤクザにとって重要な収入源なのだが、近頃は警察の目が厳しいことから、下手に売買ができなくなっている。そこで賀修会の連中は自ら売買に関わらず、街の若者にネタとなる覚せい剤を流し、それを売らせているのだ。
私が言えたことじゃないけど、ホント腐ってるわね。
もうタトゥーを彫るとかそういう状況ではなくなったので、私は荷物をまとめて帰る支度をする。
「すんません。わざわざ呼びつけたのに」
部下の男の一人が、そう言って私に頭を下げた。
本当よ。今度からは依頼を受けるときはもう少し事前に相手のことを調べてから決めることにしよう。まあ、料金は事前に受け取っているから、作業が流れてもこちらとしては被害はないのだけれどね。
片づけを終え、部屋を出ようとドアノブに手をかけたとき、聞こえてきた言葉に私は思わず回しかけた手を止める。
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