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Ⅴ 東の地
第32話 四人
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僕らはせいらが推薦したある者の家の前にいる。
「早よ叩けや」
嵐が僕に門を叩くことをせかしてくる。
「そう言うなら嵐がどうぞ?」
僕は嵐の肩を掴んでポジションを変えた。嵐は門前を前にして口をパクパク開く。同じようにして太陽とポジションを変えた。
「俺には無理だ。残酷なことはできねぇ」
「えー。二人とも小心すぎじゃない?」
太陽が呆れ気味に門を叩いた。僕らがあんなに苦戦していたのにあっさりと。太陽のやつ、肝が座りすぎているんだよ。
門を叩いて暫く経つと家の方からバタバタと足音がする。居留守は使えないな。確実に中にいる。不幸な奴め。
玄関が開け、中からヒョコと顔を出したのは良太の弟くんだった。僕らの顔を見てぱぁ、と花が咲いたように喜ぶ。
「兄ちゃん兄ちゃん! お友達が遊びにきたよ!」
甲高い声が響きわたり、玄関がまた閉められた。友達というワードに僕と嵐は気分を悪くする。弟くんが良太を呼び出し、1ヶ月ぶりの再会となった。
「何のようだ」
開口一言がこれだった。
警戒心剥き出しの狼みたいだ。良太は北区に残って弟君と母親とで暮らしている。地球の民はそれぞれ北、南、西に別れた。一か所に集落を作るよか、それぞれ散らばって生活すれば村八分みたいなことは起きないと考えてね。
僕らが久々に会いにきたこと、少し警戒している。
「えっと、久しぶり」
僕が挨拶すると無視された。僕て悪いことしたかな。
「良太くん? だよね? 俺は太陽だこれからよろしく」
「は?」
太陽は何か間違ったこといった? みたいな顔して首かしげているし、良太はさらに警戒している。犬なら今こそグルルと唸っているだろうな。良太は太陽の顔を見て目を細めた。
「10年前の亡霊が実は生きていて、今もこうしてピンピンしているなんて、エデンじゃ当たり前なんだろうな。あの女が実は守人だったなんて知らなかったみたいにエデンじゃ、常識は通用しない。お前らがまた、俺を迎えに来たてことは、常識外れの仲間入りしろてことだろ? 嫌だ断る」
まだ何も言ってないのに、感が尖すぎる。太陽は良太の肩をポンとおいた。自分よりも体格がでがい。宥めるかのように両手を両肩に置いてポンポンと叩く。
僕らも何をしているのか目を疑う。
良太は叩かれるたびに不快な顔してその両手を力強く振り払った。
「何だお前! きっしょく悪いな‼」
「大丈夫大丈夫。選ばれたことは名誉なことさ。俺がついているから大丈夫」
太陽はめげずに笑顔を作っている。正直ぞっとする。南の守人でさえもいつも飄々としてよく分からないのに、昔知っている太陽がよく分からない形態になると尚更ゾッとする。
昔は温厚で気さくだった。この10年何があって彼をこうしたのか理解し兼ねる。
改めて太陽の口から僕らの任務を言い渡された。推薦されたのは良太だってこと、その東の地の禁忌まで。良太は終始難しい顔していた。
「……それで全部か? 隠し事ねぇかよ」
全て言い終わったあと良太は確認するかのように言った。太陽はこれで全部さ、と言い切る。良太は深いため息ついた。何回も。
「報酬は十倍て本当か?」
「本当だよ」
良太は暫く考えてよし、と言い切った。
「引き受けるの⁉」
「チっ、金目当てだ。報酬は受け取ったらそれまで」
なんと良太は引き受けてくれた。任務内容は酷なのに。本当にお金には目がないな。
「良太がいるなら心強いよ。正直言って体力面はカバーしてくれる人、いなかったから」
あはは、と苦笑すると良太はげんなり顔を落とした。
「俺を推薦したやつが気になる」
「せいらだぜ」
嵐が答えるとさらにげんなりした。頭を抱える。
「あの女、今度あったらただじゃおかねぇ」
「そう言っとく」
嵐はうんうんと首を大げさなほど頷く。決行日は明後日。それまでに各々のやりたいことをやる。僕は明保野さんに会いに行った。
守人の宮殿はそのままだけど、中にロボットが複数いる。明保野さん不在のとき入ったときはロボでさえもいなかったのに。やっぱり不在だったからいなかっただけで、普段はいるのか。
門前に行くまでにロボットの目に見つかり、すぐに開いてくれた。ここのロボットは不思議なほど危害を加えない。
「どうしたの?」
優しい声が降ってきた。
門前を通り抜けるとすぐに建物から明保野さんがやってきた。カランカランと下駄を鳴らして駆け寄ってくる。大地を踏むたび乾いた鈴の音を鳴らす。
「その、東に行くまでに顔を見たかったんだ」
「そっか、東に……」
明保野さんは寂しそうに笑った。
違う。こんな顔させたかったんじゃない。僕はなるべく明るい話を出そうと口を開いた瞬間遮られた。
『おそうじ、かんりょう』
小型ロボットが明保野さんに近づいてきて、無機質に報告してきた。青い蛍光が光っている。地球でみたこと無いロボットだ。
「ありがとう。もう下がって。お疲れ」
明保野さんはロボットに顔を向けて優しく言った。ロボットは明保野さんの言葉を聞いてくるりと踵を返した。庭にいたロボットたちが建物の奥に戻っていく。外にいるのは僕と明保野さんの二人きりになった。
明保野さんが宮殿内を招いてくれた。ここに入るのは初めてじゃない。中に入って1階の大きな部屋に招き入れてくれた。
和室と洋室があって、僕は洋室の四角い机の前の椅子に腰掛けた。テレビもあって台所もあってぬいぐるみがたくさん置いてある。生活感滲み出てるな。それにいい匂いがする。女の子特有の甘い感じ。
「ここ、わたしの部屋」
スンスン嗅いでいると、明保野さんが台所からひょっこり顔を出した。ギグと肩が萎縮して体まで縮こまる。お茶を持ってきた明保野さんが不思議な顔をするほど挙動不審だったという。
「へ、へぇ」
僕は平静を装っているが、内心ドキドキだ。女の子の部屋なんて一度も招かれたことない。室内の甘い香りがむせ返るほど甘くなる。胸がはちきれそうだ。
「人を招待したの、実は初めてなんだ。なんか、恥ずかしい。あんまり見ないでよ」
明保野さんは顔を赤くさせた。それに便乗して僕の顔も熱くなった気がした。
「あの」
「東は」
二人同時に喋ってしまった。僕らは「どうぞ」とお互い譲り合って結局どちらからはなせばいいのやら。明保野さんが先に話題を出した。
「わたしが行方をくらませたとき、東の守人にすごいお世話になっているから。これ、手紙を届けてほしいな」
明保野さんは懐から白い封筒を取り出して僕の目前に置いた。明保野さんは話を続ける。
「どうか生きて帰ってきて。約束して」
彼女との約束はこれで二度目だ。1回目の約束のときと同じ幾分弱々しい明保野さんを抱きしめた。あまりに突然に明保野さんは開いた口を塞がらない。
「え……」
「明保野さん!」
「は、はい!」
自分より幾分細い体。さらにぎゅと抱くとそのまま折れてしまうほど強く抱いた。心臓の鼓動がうるさい。もう口からボロリと出てきそうだ。あれ、でもこの音二つの心臓の音が脈うっている。明保野さんの心臓の音がここまで届いてきたんだ。
お互い顔真っ赤で熱い視線を交じる。
明保野さんは目をふるふると震わせてすっと目を閉じた。
「もう無茶しなくていいんだよ!」
「へ?」
明保野さんはキョトンとした表情。僕は話を続ける。
「絶対約束は守る! 生きて帰ってくるから!」
「あ、あぁ」
明保野さんは更に顔を真っ赤にさせ、僕を弾いた。肩を叩かれて距離を置かれる。僕変なこと言ったかな。明保野さんは髪の毛をくるくるさせたり、キョロキョロと視界をが泳いでいる。
「そ、それより空くんは何言おうとしたの?」
声が上ずっている。
「あ、それが……忘れた」
明保野さんと話すといつもこうだ。何を話していいのかわからない。何もかもすっ飛ばしてただ、そばにいたいことだけを考えてしまう。
東のことは南の守人から聞いている。話題はそれだけで、他は南の都の話とかそこでせいらがいっぱい買って店の人に追われたこととか、そんな些細なこと。明保野さんは終始目をキラキラ輝かせて聞いてくれた。地球にいたときと全く同じだ。
立場が変われど、彼女はただの人であり、僕の知っている明保野さんだ。
気付けばもう日が暮れていた。赤い空がさらに真っ赤に染まり血を流した空のよう。ロボットと共に玄関まで送ってくれた。
「明日も来るよ」
「うん。待ってるね」
そんな約束をして、手を振って別れる。
決行日前日に彼女から東の守人に渡してほしいと手紙を受け取った。白い封筒。それとその日に言われたことは忘れもしないだろう。
『あの子は人見知りするから慎重に。そして傷つけないで。何があっても受け入れて』
東の地に一体何があるんだ。それ以上何も聞けなかった。ただ、明保野さんは何度も『受け入れて』と言ってたのでその言葉通り、僕はこの先に待っているありえない真実を受け入れるしかない。
たとえ残酷だったとしても。
「早よ叩けや」
嵐が僕に門を叩くことをせかしてくる。
「そう言うなら嵐がどうぞ?」
僕は嵐の肩を掴んでポジションを変えた。嵐は門前を前にして口をパクパク開く。同じようにして太陽とポジションを変えた。
「俺には無理だ。残酷なことはできねぇ」
「えー。二人とも小心すぎじゃない?」
太陽が呆れ気味に門を叩いた。僕らがあんなに苦戦していたのにあっさりと。太陽のやつ、肝が座りすぎているんだよ。
門を叩いて暫く経つと家の方からバタバタと足音がする。居留守は使えないな。確実に中にいる。不幸な奴め。
玄関が開け、中からヒョコと顔を出したのは良太の弟くんだった。僕らの顔を見てぱぁ、と花が咲いたように喜ぶ。
「兄ちゃん兄ちゃん! お友達が遊びにきたよ!」
甲高い声が響きわたり、玄関がまた閉められた。友達というワードに僕と嵐は気分を悪くする。弟くんが良太を呼び出し、1ヶ月ぶりの再会となった。
「何のようだ」
開口一言がこれだった。
警戒心剥き出しの狼みたいだ。良太は北区に残って弟君と母親とで暮らしている。地球の民はそれぞれ北、南、西に別れた。一か所に集落を作るよか、それぞれ散らばって生活すれば村八分みたいなことは起きないと考えてね。
僕らが久々に会いにきたこと、少し警戒している。
「えっと、久しぶり」
僕が挨拶すると無視された。僕て悪いことしたかな。
「良太くん? だよね? 俺は太陽だこれからよろしく」
「は?」
太陽は何か間違ったこといった? みたいな顔して首かしげているし、良太はさらに警戒している。犬なら今こそグルルと唸っているだろうな。良太は太陽の顔を見て目を細めた。
「10年前の亡霊が実は生きていて、今もこうしてピンピンしているなんて、エデンじゃ当たり前なんだろうな。あの女が実は守人だったなんて知らなかったみたいにエデンじゃ、常識は通用しない。お前らがまた、俺を迎えに来たてことは、常識外れの仲間入りしろてことだろ? 嫌だ断る」
まだ何も言ってないのに、感が尖すぎる。太陽は良太の肩をポンとおいた。自分よりも体格がでがい。宥めるかのように両手を両肩に置いてポンポンと叩く。
僕らも何をしているのか目を疑う。
良太は叩かれるたびに不快な顔してその両手を力強く振り払った。
「何だお前! きっしょく悪いな‼」
「大丈夫大丈夫。選ばれたことは名誉なことさ。俺がついているから大丈夫」
太陽はめげずに笑顔を作っている。正直ぞっとする。南の守人でさえもいつも飄々としてよく分からないのに、昔知っている太陽がよく分からない形態になると尚更ゾッとする。
昔は温厚で気さくだった。この10年何があって彼をこうしたのか理解し兼ねる。
改めて太陽の口から僕らの任務を言い渡された。推薦されたのは良太だってこと、その東の地の禁忌まで。良太は終始難しい顔していた。
「……それで全部か? 隠し事ねぇかよ」
全て言い終わったあと良太は確認するかのように言った。太陽はこれで全部さ、と言い切る。良太は深いため息ついた。何回も。
「報酬は十倍て本当か?」
「本当だよ」
良太は暫く考えてよし、と言い切った。
「引き受けるの⁉」
「チっ、金目当てだ。報酬は受け取ったらそれまで」
なんと良太は引き受けてくれた。任務内容は酷なのに。本当にお金には目がないな。
「良太がいるなら心強いよ。正直言って体力面はカバーしてくれる人、いなかったから」
あはは、と苦笑すると良太はげんなり顔を落とした。
「俺を推薦したやつが気になる」
「せいらだぜ」
嵐が答えるとさらにげんなりした。頭を抱える。
「あの女、今度あったらただじゃおかねぇ」
「そう言っとく」
嵐はうんうんと首を大げさなほど頷く。決行日は明後日。それまでに各々のやりたいことをやる。僕は明保野さんに会いに行った。
守人の宮殿はそのままだけど、中にロボットが複数いる。明保野さん不在のとき入ったときはロボでさえもいなかったのに。やっぱり不在だったからいなかっただけで、普段はいるのか。
門前に行くまでにロボットの目に見つかり、すぐに開いてくれた。ここのロボットは不思議なほど危害を加えない。
「どうしたの?」
優しい声が降ってきた。
門前を通り抜けるとすぐに建物から明保野さんがやってきた。カランカランと下駄を鳴らして駆け寄ってくる。大地を踏むたび乾いた鈴の音を鳴らす。
「その、東に行くまでに顔を見たかったんだ」
「そっか、東に……」
明保野さんは寂しそうに笑った。
違う。こんな顔させたかったんじゃない。僕はなるべく明るい話を出そうと口を開いた瞬間遮られた。
『おそうじ、かんりょう』
小型ロボットが明保野さんに近づいてきて、無機質に報告してきた。青い蛍光が光っている。地球でみたこと無いロボットだ。
「ありがとう。もう下がって。お疲れ」
明保野さんはロボットに顔を向けて優しく言った。ロボットは明保野さんの言葉を聞いてくるりと踵を返した。庭にいたロボットたちが建物の奥に戻っていく。外にいるのは僕と明保野さんの二人きりになった。
明保野さんが宮殿内を招いてくれた。ここに入るのは初めてじゃない。中に入って1階の大きな部屋に招き入れてくれた。
和室と洋室があって、僕は洋室の四角い机の前の椅子に腰掛けた。テレビもあって台所もあってぬいぐるみがたくさん置いてある。生活感滲み出てるな。それにいい匂いがする。女の子特有の甘い感じ。
「ここ、わたしの部屋」
スンスン嗅いでいると、明保野さんが台所からひょっこり顔を出した。ギグと肩が萎縮して体まで縮こまる。お茶を持ってきた明保野さんが不思議な顔をするほど挙動不審だったという。
「へ、へぇ」
僕は平静を装っているが、内心ドキドキだ。女の子の部屋なんて一度も招かれたことない。室内の甘い香りがむせ返るほど甘くなる。胸がはちきれそうだ。
「人を招待したの、実は初めてなんだ。なんか、恥ずかしい。あんまり見ないでよ」
明保野さんは顔を赤くさせた。それに便乗して僕の顔も熱くなった気がした。
「あの」
「東は」
二人同時に喋ってしまった。僕らは「どうぞ」とお互い譲り合って結局どちらからはなせばいいのやら。明保野さんが先に話題を出した。
「わたしが行方をくらませたとき、東の守人にすごいお世話になっているから。これ、手紙を届けてほしいな」
明保野さんは懐から白い封筒を取り出して僕の目前に置いた。明保野さんは話を続ける。
「どうか生きて帰ってきて。約束して」
彼女との約束はこれで二度目だ。1回目の約束のときと同じ幾分弱々しい明保野さんを抱きしめた。あまりに突然に明保野さんは開いた口を塞がらない。
「え……」
「明保野さん!」
「は、はい!」
自分より幾分細い体。さらにぎゅと抱くとそのまま折れてしまうほど強く抱いた。心臓の鼓動がうるさい。もう口からボロリと出てきそうだ。あれ、でもこの音二つの心臓の音が脈うっている。明保野さんの心臓の音がここまで届いてきたんだ。
お互い顔真っ赤で熱い視線を交じる。
明保野さんは目をふるふると震わせてすっと目を閉じた。
「もう無茶しなくていいんだよ!」
「へ?」
明保野さんはキョトンとした表情。僕は話を続ける。
「絶対約束は守る! 生きて帰ってくるから!」
「あ、あぁ」
明保野さんは更に顔を真っ赤にさせ、僕を弾いた。肩を叩かれて距離を置かれる。僕変なこと言ったかな。明保野さんは髪の毛をくるくるさせたり、キョロキョロと視界をが泳いでいる。
「そ、それより空くんは何言おうとしたの?」
声が上ずっている。
「あ、それが……忘れた」
明保野さんと話すといつもこうだ。何を話していいのかわからない。何もかもすっ飛ばしてただ、そばにいたいことだけを考えてしまう。
東のことは南の守人から聞いている。話題はそれだけで、他は南の都の話とかそこでせいらがいっぱい買って店の人に追われたこととか、そんな些細なこと。明保野さんは終始目をキラキラ輝かせて聞いてくれた。地球にいたときと全く同じだ。
立場が変われど、彼女はただの人であり、僕の知っている明保野さんだ。
気付けばもう日が暮れていた。赤い空がさらに真っ赤に染まり血を流した空のよう。ロボットと共に玄関まで送ってくれた。
「明日も来るよ」
「うん。待ってるね」
そんな約束をして、手を振って別れる。
決行日前日に彼女から東の守人に渡してほしいと手紙を受け取った。白い封筒。それとその日に言われたことは忘れもしないだろう。
『あの子は人見知りするから慎重に。そして傷つけないで。何があっても受け入れて』
東の地に一体何があるんだ。それ以上何も聞けなかった。ただ、明保野さんは何度も『受け入れて』と言ってたのでその言葉通り、僕はこの先に待っているありえない真実を受け入れるしかない。
たとえ残酷だったとしても。
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