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Ⅵ 魂と真実を〜23歳〜
第81話 実力
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小夏先輩はこちらに気づいても、授業を再開。アカネちゃんの次はなんと、ミラノくん。
ずっと気になっていたけど、ミラノの首からさげているあのスケッチブックって、呪怨道具なのか。
一言二言話すと、ミラノはスケッチブックに何やら絵を書きはじめた。スラスラと、慣れた手つきで。
「具現化?」
「幻獣を召喚?」
俺たちは、どんな呪怨なのかを予想した。
ミラノの手が止まり小夏先輩の前に、書き上げたスケッチブックを見せる。すると、スケッチブックが神々しく光った。
前がみえないほどの光。顔の前に手に掲げ、薄っすら目を開けて光の先をみる。
やがてすぅと消え、そして広がった情景にはそれまでなかったモノがあった。
ミラノの手に、水道管の管が。途中から切断された細長い管、鉄パイプを持っていた。それでまさか、小夏先輩とやり合おうとしているのか。
小夏先輩は、華奢で呪怨も攻撃系ではない。だが、〝あの夜〟で生き残った一人。戦闘能力は教師になった今でもあるだろう。
そんな人に向かって、負けるのがオチだ。でも、相手は小等部にして男の子。力では負けてしまう。どっちを庇ったらいい。
ゴクリと唾を飲み込んで、様子見。不安と緊張が走る。束の間、小夏先輩がものすごい形相で怒り出した。
「違うでしょ!? 馬鹿! 最強だと思うものを具現化しなさいて言ったのに、鉄パイプって何!? その馬鹿の思考をなんとかしないと、ほんとに馬鹿!」
「センセ、馬鹿を三回言った……パワハラ」
「その言葉知ってんのなら、死ぬぐらい頭を使いなさい馬鹿」
久しぶりに毒舌小夏先輩のターン見た。凄い。久しぶりすぎて手が震えている。
ミラノは結局降格もせず昇格もない。降格しなかった理由は、オーラの出力と具現化したものが、実態している時間が長かったから。
確かにオーラは凄かった。体から飛び抜けてて、強いていうならBクラス並み。
だが、具現化呪怨は術者の頭が最もで成り立つ。馬鹿だとあの呪怨は勿体なさすぎる。
そろそろ呪怨テストが最終だ。最後はスタンリーくん。リングにやってきた彼を小夏先輩は、ひきつった表情で迎え撃つ姿に、緊張が走った。
「何だと思う?」
横からジンが尋ねてきた。誰が何かの呪怨か当てるゲームが楽しくて、真剣な表情。
「分からない。でも、なんか」
ぴりっとした空気に不安が宿った。あの悪顔スタンリーってやつ、特殊な呪怨持っているのか。
小夏先輩は、他の生徒には一言二言話す。だが、スタンリーだけは、たったの一言で済ませている。
そして、直後荒々しい突風が襲った。生身で竜巻の中にいるような強風。息もできない風だ。すぐさまジンが結界を貼ったおかげで窒素は免れたが、ここより前にいる生徒たちが心配だ。
「大丈夫。もうとっくの昔にはってる!」
ジンが得意げに笑った。
〝あの夜〟で生き残った一人であり、四年も旅していた男は頼もしい。その判断力、呪怨の使い方、何もかもが昔よりパワーアップしていた。
やがて強風がやみ、訓練教室の埃が雪のように舞う。リングでは、二つの影が揺らめいていた。戦闘スタイルの小夏先輩と、不敵な笑みで仁王立ちした強風の元凶。
「風か」
「シンプルな呪怨。でも、極めれば凄い呪怨。だけど、こっちもまた……」
術者がやばい奴だ。
術者は呪怨を選ばない、すれば、呪怨も術者を選ばない。だが、術者の性格が凶暴うえに、攻撃型の呪怨がつくなんて最悪のコンビだ。
「センセー、かかってこいや!」
顔面凶器が楽しそうに愉快に笑っていた。
足元から二個、ぐるぐるしたものが浮かび、一気に大きくなった。竜巻だ。小夏先輩に向かって、二つの竜巻が襲いにかかる。
「小夏先輩っ!」
俺は咄嗟に、スタンリーに向かって炎を纏った岩を放った。いくら小等部でもよけきれない数の炎。これで死んだら詫びるが、先に攻撃仕掛けてきたのは、奴のほうだ。
だが、奴は持ち前の身体能力で炎の岩を避ける。服に掠っても、飛び火が襲っても、奴は術者である俺を睨んでいた。
奴の目は、ギラギラに光って、まるで目の奥に刃が潜んでいるようだった。炎岩から避けながら、仕掛けてきた俺に、そのギラギラした目の奥に捉えた。
本気だ。
ぞっとした。奴の目は、殺人狂の目とそっくり。衝動が走ったら止められないタイプだ。小等部とは思えない。このままでは、小夏先輩も生徒も誰も止められない。傷つくだけ。誰かが止めないと。
「ジン、結界を維持!」
「分かってる!」
飛行呪怨でリングに飛び、小夏先輩を観客席に避難させた。そして、スタンリーの前に立ちはだかった。
顔面凶器はさらに愉快に目を細めた。生き生きとしている。
呪怨を使うことに、まだ体力があるらしい。張り合うのではなく、スタンリーの体力が尽きるまでここは、持久戦。
二個の竜巻を出現し、それを合体させた。巨大な大型竜巻へ変貌。
こいつ、Dクラスでありながら呪怨の使い方を分かっている。使う行為に対して体力が学年一ではないか。だが、呪怨の使い方がわかってても、何かが足りない。
そう、呪怨にかまけて動きが単純。
合体させた竜巻を結界で凌いで、弱まったのを見計らって結界を出て、彼の懐に入った。
腰を低くさせ、近寄ると彼はやられると判断したのか風を使って俺をはねのけた。近寄ってきたら普通はこう来るだろうな、想定済だ。
突風で体が押され、壁際に激突しそうなところをフレイムインパクトで阻止した。
スタンリーは、再び荒々しい風をお見舞いした。たぶん警戒か、試されているか、どちらか。
こちらに近寄らせないように、嵐風を吹かせている。
「近寄んな、てか?」
かなり警戒している。何も考えていなそうな相手じゃないのは分かった。
スタンリーは、額から手、全身に大粒の汗をかき肩で息していた。どうやら限界が近いらしい。小等部にしては、割と長く呪怨を使える。
風を使って退こうとするも、今までの突風と違い弱々しい。
さっきと同じように懐に入る。
「へっ! 二度も同じ攻撃は効かないぜ!」
懐に入り込まれたスタンリーは、大汗かきながらも、一個の巨大な竜巻を出現させた。
二度も同じ攻撃ではない。懐に入ったら奴は同じ行動を起こす。それを逆に利用する。
懐に入った途端、背後に回った。
背後に回されたことに、スタンリーはいち早く反応する。体ごと振り向き、風で押しのけようとする。
だが、こっちの反応のほうが速い。
背後にまわり、頭を掴んだ。少しの爆炎の音なら気絶するかもしれない。
手のひらに微弱な炎を溜め、ぱちぱちとオレンジの閃光がたつ。
手のひらの中のスタンリーの、ヒュという息遣いが聞こえた。
閃光がより強く、美しく弾く。手のひらの体温が急激に熱くなった。その瞬間。
「そこまでっ!!」
小夏先輩の甲高い声で空気がかわった。
手のひらの熱くなった体温がすぅと冷めていく。ぱちぱちと弾いた閃光も消えていく。
手のひらの力が緩み、スタンリーがずるずると地に倒れていった。気絶している。呪怨の使い過ぎか、手のひらの熱に当てられたことか。
小夏先輩は、俺たちに駆け寄ってきた。まず、地に倒れたスタンリーをすくい上げた。
肩に腕を回し、俺をじろりと睨む。
「やりすぎです。こんな、火傷まで負わせて……もっと他にも方法があったはずです」
小夏先輩はスタンリーを抱えて保健室に。ちょうど授業の鐘がなり、呪怨テストは終わってしまい、授業の引き続きはスタンリーのみ。俺たちは、小夏先輩と共に保健室に向かった。
スタンリーは、ベットでスヤスヤと眠っている。火傷は保健の先生に治癒され、起きるころには元気になっているだろうと言ってた。
俺たちは保健室をでて廊下に出た。
「まぁまぁ、小夏先輩そんな怒んないで」
ジンが優しく言った。
小夏先輩は、目を尖らせ「無理」とつっぱり言う。小夏先輩が怒るのも仕方ない。大事な生徒に怪我を負わせたんだ、でも、あのとき行動起こしていなければもっと多くの生徒が怪我していた。
言い訳なんて言ったら、その瞬間頭がショート寸前になるから言わない。
スタンリーが起き、無事、寮まで帰っていくとこまで送っていった。スタンリーは、俺の呪怨とかを執念深く聞いてきた。
たぶん、今度戦うために備えるためだろう。もうこんりんざい戦わないけどな。小夏先輩に怒られる。
久しぶりに帰ってきて、俺、小夏先輩を怒らせてばかりだな。度々脳裏に思い浮かべる顔が、怒っている表情しかない。
もうこれ以上、下手な行動と言動は慎もう。よし。明日からだ。小夏先輩には終始無視されたけど、明日はきっと大丈夫。
そう願って、今日は休もう。スタンリーを送ってから俺は、暗がりの廊下を歩んだ。
ずっと気になっていたけど、ミラノの首からさげているあのスケッチブックって、呪怨道具なのか。
一言二言話すと、ミラノはスケッチブックに何やら絵を書きはじめた。スラスラと、慣れた手つきで。
「具現化?」
「幻獣を召喚?」
俺たちは、どんな呪怨なのかを予想した。
ミラノの手が止まり小夏先輩の前に、書き上げたスケッチブックを見せる。すると、スケッチブックが神々しく光った。
前がみえないほどの光。顔の前に手に掲げ、薄っすら目を開けて光の先をみる。
やがてすぅと消え、そして広がった情景にはそれまでなかったモノがあった。
ミラノの手に、水道管の管が。途中から切断された細長い管、鉄パイプを持っていた。それでまさか、小夏先輩とやり合おうとしているのか。
小夏先輩は、華奢で呪怨も攻撃系ではない。だが、〝あの夜〟で生き残った一人。戦闘能力は教師になった今でもあるだろう。
そんな人に向かって、負けるのがオチだ。でも、相手は小等部にして男の子。力では負けてしまう。どっちを庇ったらいい。
ゴクリと唾を飲み込んで、様子見。不安と緊張が走る。束の間、小夏先輩がものすごい形相で怒り出した。
「違うでしょ!? 馬鹿! 最強だと思うものを具現化しなさいて言ったのに、鉄パイプって何!? その馬鹿の思考をなんとかしないと、ほんとに馬鹿!」
「センセ、馬鹿を三回言った……パワハラ」
「その言葉知ってんのなら、死ぬぐらい頭を使いなさい馬鹿」
久しぶりに毒舌小夏先輩のターン見た。凄い。久しぶりすぎて手が震えている。
ミラノは結局降格もせず昇格もない。降格しなかった理由は、オーラの出力と具現化したものが、実態している時間が長かったから。
確かにオーラは凄かった。体から飛び抜けてて、強いていうならBクラス並み。
だが、具現化呪怨は術者の頭が最もで成り立つ。馬鹿だとあの呪怨は勿体なさすぎる。
そろそろ呪怨テストが最終だ。最後はスタンリーくん。リングにやってきた彼を小夏先輩は、ひきつった表情で迎え撃つ姿に、緊張が走った。
「何だと思う?」
横からジンが尋ねてきた。誰が何かの呪怨か当てるゲームが楽しくて、真剣な表情。
「分からない。でも、なんか」
ぴりっとした空気に不安が宿った。あの悪顔スタンリーってやつ、特殊な呪怨持っているのか。
小夏先輩は、他の生徒には一言二言話す。だが、スタンリーだけは、たったの一言で済ませている。
そして、直後荒々しい突風が襲った。生身で竜巻の中にいるような強風。息もできない風だ。すぐさまジンが結界を貼ったおかげで窒素は免れたが、ここより前にいる生徒たちが心配だ。
「大丈夫。もうとっくの昔にはってる!」
ジンが得意げに笑った。
〝あの夜〟で生き残った一人であり、四年も旅していた男は頼もしい。その判断力、呪怨の使い方、何もかもが昔よりパワーアップしていた。
やがて強風がやみ、訓練教室の埃が雪のように舞う。リングでは、二つの影が揺らめいていた。戦闘スタイルの小夏先輩と、不敵な笑みで仁王立ちした強風の元凶。
「風か」
「シンプルな呪怨。でも、極めれば凄い呪怨。だけど、こっちもまた……」
術者がやばい奴だ。
術者は呪怨を選ばない、すれば、呪怨も術者を選ばない。だが、術者の性格が凶暴うえに、攻撃型の呪怨がつくなんて最悪のコンビだ。
「センセー、かかってこいや!」
顔面凶器が楽しそうに愉快に笑っていた。
足元から二個、ぐるぐるしたものが浮かび、一気に大きくなった。竜巻だ。小夏先輩に向かって、二つの竜巻が襲いにかかる。
「小夏先輩っ!」
俺は咄嗟に、スタンリーに向かって炎を纏った岩を放った。いくら小等部でもよけきれない数の炎。これで死んだら詫びるが、先に攻撃仕掛けてきたのは、奴のほうだ。
だが、奴は持ち前の身体能力で炎の岩を避ける。服に掠っても、飛び火が襲っても、奴は術者である俺を睨んでいた。
奴の目は、ギラギラに光って、まるで目の奥に刃が潜んでいるようだった。炎岩から避けながら、仕掛けてきた俺に、そのギラギラした目の奥に捉えた。
本気だ。
ぞっとした。奴の目は、殺人狂の目とそっくり。衝動が走ったら止められないタイプだ。小等部とは思えない。このままでは、小夏先輩も生徒も誰も止められない。傷つくだけ。誰かが止めないと。
「ジン、結界を維持!」
「分かってる!」
飛行呪怨でリングに飛び、小夏先輩を観客席に避難させた。そして、スタンリーの前に立ちはだかった。
顔面凶器はさらに愉快に目を細めた。生き生きとしている。
呪怨を使うことに、まだ体力があるらしい。張り合うのではなく、スタンリーの体力が尽きるまでここは、持久戦。
二個の竜巻を出現し、それを合体させた。巨大な大型竜巻へ変貌。
こいつ、Dクラスでありながら呪怨の使い方を分かっている。使う行為に対して体力が学年一ではないか。だが、呪怨の使い方がわかってても、何かが足りない。
そう、呪怨にかまけて動きが単純。
合体させた竜巻を結界で凌いで、弱まったのを見計らって結界を出て、彼の懐に入った。
腰を低くさせ、近寄ると彼はやられると判断したのか風を使って俺をはねのけた。近寄ってきたら普通はこう来るだろうな、想定済だ。
突風で体が押され、壁際に激突しそうなところをフレイムインパクトで阻止した。
スタンリーは、再び荒々しい風をお見舞いした。たぶん警戒か、試されているか、どちらか。
こちらに近寄らせないように、嵐風を吹かせている。
「近寄んな、てか?」
かなり警戒している。何も考えていなそうな相手じゃないのは分かった。
スタンリーは、額から手、全身に大粒の汗をかき肩で息していた。どうやら限界が近いらしい。小等部にしては、割と長く呪怨を使える。
風を使って退こうとするも、今までの突風と違い弱々しい。
さっきと同じように懐に入る。
「へっ! 二度も同じ攻撃は効かないぜ!」
懐に入り込まれたスタンリーは、大汗かきながらも、一個の巨大な竜巻を出現させた。
二度も同じ攻撃ではない。懐に入ったら奴は同じ行動を起こす。それを逆に利用する。
懐に入った途端、背後に回った。
背後に回されたことに、スタンリーはいち早く反応する。体ごと振り向き、風で押しのけようとする。
だが、こっちの反応のほうが速い。
背後にまわり、頭を掴んだ。少しの爆炎の音なら気絶するかもしれない。
手のひらに微弱な炎を溜め、ぱちぱちとオレンジの閃光がたつ。
手のひらの中のスタンリーの、ヒュという息遣いが聞こえた。
閃光がより強く、美しく弾く。手のひらの体温が急激に熱くなった。その瞬間。
「そこまでっ!!」
小夏先輩の甲高い声で空気がかわった。
手のひらの熱くなった体温がすぅと冷めていく。ぱちぱちと弾いた閃光も消えていく。
手のひらの力が緩み、スタンリーがずるずると地に倒れていった。気絶している。呪怨の使い過ぎか、手のひらの熱に当てられたことか。
小夏先輩は、俺たちに駆け寄ってきた。まず、地に倒れたスタンリーをすくい上げた。
肩に腕を回し、俺をじろりと睨む。
「やりすぎです。こんな、火傷まで負わせて……もっと他にも方法があったはずです」
小夏先輩はスタンリーを抱えて保健室に。ちょうど授業の鐘がなり、呪怨テストは終わってしまい、授業の引き続きはスタンリーのみ。俺たちは、小夏先輩と共に保健室に向かった。
スタンリーは、ベットでスヤスヤと眠っている。火傷は保健の先生に治癒され、起きるころには元気になっているだろうと言ってた。
俺たちは保健室をでて廊下に出た。
「まぁまぁ、小夏先輩そんな怒んないで」
ジンが優しく言った。
小夏先輩は、目を尖らせ「無理」とつっぱり言う。小夏先輩が怒るのも仕方ない。大事な生徒に怪我を負わせたんだ、でも、あのとき行動起こしていなければもっと多くの生徒が怪我していた。
言い訳なんて言ったら、その瞬間頭がショート寸前になるから言わない。
スタンリーが起き、無事、寮まで帰っていくとこまで送っていった。スタンリーは、俺の呪怨とかを執念深く聞いてきた。
たぶん、今度戦うために備えるためだろう。もうこんりんざい戦わないけどな。小夏先輩に怒られる。
久しぶりに帰ってきて、俺、小夏先輩を怒らせてばかりだな。度々脳裏に思い浮かべる顔が、怒っている表情しかない。
もうこれ以上、下手な行動と言動は慎もう。よし。明日からだ。小夏先輩には終始無視されたけど、明日はきっと大丈夫。
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