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一目惚れ
一目惚れ・②
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紫乃に出会って5ヶ月が経った。
俺はサッカー部に入っているが、紫乃は未だ部活に入っていない。
いわゆる帰宅部というやつだ。
「紫乃は部活とかやんないの?」
気になったので聞いてみた。
「うん、私何も得意なものとかないし。できることなら誰もやらなさそうなことをこそこそ影でやることくらい。」
いつもの淡々とした口調で紫乃は答える。
「そっか。じゃあ、マネージャーやってみない?サッカー部の。」
今、俺が所属しているサッカー部の顧問は珍しく女性で、先生は部員の世話をしてくれるマネージャー的なの欲しいな、と寂しげに呟いていたのを昨日耳にしたのである。
それで、さっそく紫乃に勧誘をしたというわけだ。
「マネージャーか。いいよ。私そういうの憧れてたし。」
意外だった。
紫乃のことだから、そういう人と関わることとかやりたくなさそうな感じがしてたけど、案外そうじゃないらしい。
というわけで、紫乃はサッカー部のマネージャーとなった。
顧問の先生は紫乃のことを嬉しそうに歓迎し、部員たちも美少女が来た!と歓声を上げていた、者もいた。
俺がこの自分の行動が間違ったものだと気付くのは4ヶ月後になるのだった。
一目惚れ・③に続く。
俺はサッカー部に入っているが、紫乃は未だ部活に入っていない。
いわゆる帰宅部というやつだ。
「紫乃は部活とかやんないの?」
気になったので聞いてみた。
「うん、私何も得意なものとかないし。できることなら誰もやらなさそうなことをこそこそ影でやることくらい。」
いつもの淡々とした口調で紫乃は答える。
「そっか。じゃあ、マネージャーやってみない?サッカー部の。」
今、俺が所属しているサッカー部の顧問は珍しく女性で、先生は部員の世話をしてくれるマネージャー的なの欲しいな、と寂しげに呟いていたのを昨日耳にしたのである。
それで、さっそく紫乃に勧誘をしたというわけだ。
「マネージャーか。いいよ。私そういうの憧れてたし。」
意外だった。
紫乃のことだから、そういう人と関わることとかやりたくなさそうな感じがしてたけど、案外そうじゃないらしい。
というわけで、紫乃はサッカー部のマネージャーとなった。
顧問の先生は紫乃のことを嬉しそうに歓迎し、部員たちも美少女が来た!と歓声を上げていた、者もいた。
俺がこの自分の行動が間違ったものだと気付くのは4ヶ月後になるのだった。
一目惚れ・③に続く。
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