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死の大陸編 青年期
第36話. 成長
しおりを挟む僕がこの世界にやって来てきてから、10年近くの月日が流れ、アースと一緒に過ごしてきた!!
フェンリルであるアースとは、切っても切れない縁となり、それ以来、一緒に日々を暮らす家族となり、そして、ライバルとして共に成長してきた
この世界の事について聞きたいときは、アースの親である、theフェンリルがいる霊峰山の洞窟に向えば、そこでいろいろと教えてもらえる
今では家族の一員なのでアースだけでなく、僕も父さん母さんと呼ぶようになっていた
いまだに僕の小さかった頃の記憶は思い出せないままだが、今となってはどうでもいい事だ
僕がこの世界で魔法を使えたのは、元々地球にいた頃から似た様な事が出来ていたんじゃないかと、父さんが言っていた
僕が地球から、こっちの惑星に来てしまった原因は、今でも分からないが、何かしらの理由があって転移して来たのは間違いない
ただ、その際に起きた事が原因で、僕の記憶を司る一部にダメージを負ってしまい、怪我をしたことがきっかけで記憶を失くしてしまったのではないかと推測した
僕は転移後、何故自分が怪我していたのか、何故記憶がなかったのか、そして何故転移したのか………当然ながら知る由もなかった
今いるこの世界では魔法と言うものがあり、発動方法としては自身の生命エネルギーを、魔力の元である魔素に変換してから魔法を使う
だが発動条件や魔力の強さには、それぞれ個体差がある
今では、新たに魔法を使う際は名前を付けちゃったりしている
僕が使える魔法で大きく変化したのがあり、アースが僕との契約で施した、刻印なるものが左胸にあるのだが、この仕組みをヒントに改良を加え、左手の甲に四角い印の刻印を刻んでいる!
左手の甲にある刻印は、僕の左胸にあるアース専用の空間と同じ様な、仕様のものになっている
アース専用の空間をヒントに、別室なる空間を準備したのだ
この空間を利用して、いろいろな物の出し入れが自由となり収納が可能となった。
これは主にアースの為、いや自分の為でもあるが、食材を確保した際に、どれだけでも保存が可能になったのだ!
魔法はイメージが大切で、工夫とアレンジで意外と何でも出来ていた
僕にはお手本となってたのが、父さんと母さんしかいなかったので、使える魔法も限られていた
アース君にはすでに、戦力外通知を出していて、今では大喰らいしていて家計の食費が圧迫しているだけのニートでしかない
一度でも観た魔法があれば、それを真似することから始め、そこから自我流で改良を加えていくとこでオリジナルとして創作している
ベースとなる魔法は、火、水、風、地を日常的に使い、それらを積み重ねてきた今では、相当なレベルに達していると思う
強さだけで言えば、蛇は圧倒出来る!
今まで競える相手と言えば、アース位しかいないので、自分がこの世界において、どの位の強さなのかが分からない
アース君の食事のためとは言え、手当たり次第に魔物を狩り尽くしていたが、、今まで、僕が魔物に負けるなんて事はなかった
なんせ、食べ盛りのフェンリルがいるもんだから、狩らないと死活問題に直結するからだ
その狩り尽くした魔物の殆どは、アースのお腹の中に入っていくんだけどね
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