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死の大陸編 青年期
第111話. 驚愕
しおりを挟む拠点に戻ると、真っ先にエレバンとパオスの部屋に向かう
自由解放にしていた事もあってちゃんといるかどうかの、確認に向かう
部屋を覗くと、な、なんとびっくり!
エレバンとパオスは仲睦まじく一緒に寄り添い合ってるではないか
なんとアンビリーバボーな光景だ!
よほどこの場所の居心地が良かったと見受けられる
ここで更にアンビリーバボー的な事態が起きる!!
僕が部屋を綺麗にしていると、突然足下に何らかの物体の感触がするではないか
その物体の正体を観て驚愕してしまう
「な、なぜ、お前がここに?」
そこにいたのは、カピバラもどきだった
蛇の巣窟だった場所から忽然とその姿を消していたカピバラもどき!
ひょっとしたら、あの時、蛇を閉じ込めた際に入り込んでしまったんではないかと内心ヒヤヒヤしていたんだが、無事だった事にとりあえずは安心した
が、しかぁーし、そのカピバラもどきが何故、此処に?
意味が分からない
確かにあの時、ペットになるかとは聞いたけど、それを理解して、此処までやってきたのだろうか
まさかなぁー
あの時もそうだったが、全くもって僕はコイツの存在に気付けないでいたのは何故なんだ?
絶対におかしい
これでも僕は感知能力に関して、かなりのレベルだと思っていたのだが、それすらも凌ぐレベルだと言う事なのか⁉︎
このカピバラもどき
ただ、全く害はないし、それどころか逆に懐いている
見た目的にも、ちょっと愛くるしい
カピバラもどきの頭を撫でてあげると、嬉しそうにちっちゃな身体を押し当ててくる動作が、これまた癒される
しかし、前回もそうだったが、このカピバラもどきに触れると何とも言えない、ある違和感を感じる
その正体が今、ハッキリと分かった
なんと、このカピバラもどき微かではあるが、僕の魔力を吸収しているではないか!
僕にしてみれば、全然問題ない量だが
何故?
どうして?
どゆこと?
アースを呼び出すが、いきなりこの場にアースが出て来てもこのカピバラ君は逃げようともせず、僕の目の前にちょこんと座っている
アースに聞いても、これが魔獣なのか魔物なのかも分からず、今までに見た事もないそうだ
この世の中、知らない事だらけなので、そこがまた面白い
理解できないだろうけど、一応コイツにもここに住み着くか聞いてみる
「キュゥーーン」
えっ?ひょっとしてやっぱり、僕が言ってる事を理解している?
「キュゥーーン」
頷くように鳴いて頭を押し当ててくる
可愛い!
エレバン、パオスもそうだが、僕の言ってる事を理解している様な反応を返してくる
コイツにも一応名前を付けておこうと考えた結果
単純にカピと名付ける
「今日からお前はカピでいいか?」
早速、名前で呼んでみると自分の事だと認識したのかその場で回転して返事する
「キュゥーーン」
癒される
エレバンは卵
パオスはミルク
カピは?
・・・・・
ま、いっか!
それから一通り準備して、金さん銀さんの戦いの地に赴くが、その前に父さんの所に向かう
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