儚き願い

I&Rin

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第8話 初体験

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 私は電車通学からバス通学に切り替え、行きはバスで帰りはひろちゃんのチャリに乗っけてもらって一緒に帰るようになっていた

 一緒に帰ると言っても私がひろちゃんの家に遊びに行ってるんだけどね

 そして遊び終えた私はひろちゃんの家の近くのバス停から家に帰る

 そしてその頃から私はコンビニのバイトを始め、ひろちゃんは原チャリの免許を持っていたので宅配ピザでバイトを始める

 2人のバイトが重ならない日は必ず会うようにして、学校が終わるとすぐにひろちゃんと一緒にチャリに2人乗りしてからひろちゃんの家に遊びに行っていた

 やがて高校生最後の夏休みがやってくる

 夏休みに入ると私は頻繁にひろちゃんの家に遊びに行くのが日課となっていた

 夏休みとあって平日にひろちゃん家に遊びに行くが、当然ひろちゃんの両親は仕事に出ていて不在

 私達は付き合ってから、2ヶ月!!

 そんな2人が1つの部屋にずっといると、当然、そんな流れになり、キスだけで終わるはずもなくひろちゃんは私の身体を求めてくる

 何もかも新鮮な2人は好きであるが為に心と身体が惹かれあい、自然となるようになる


 私も処女、ひろちゃんも童貞

 お互いが初めての初体験

 そんなやり方なんて知るよしもなく、私は和美とマユの体験談を聞いていたが、実際には私の出来事ではないのでただ聞いていただけにしかすぎない

 でもゴムは絶対につけなくちゃいけない事は理解していた


 1度目のトライは失敗に終わる

 私があまりの痛さで1度中断するも、その後も痛さに耐え切れずひろちゃんが凄く心配してくれた

 その後も何度となくトライしてなんとか痛みを我慢するが…とにかく痛い!!

 ひろちゃんも痛がる私を少しでも和らげようと抱きしめ優しくキスをする

 ついにひろちゃんとの行為を終え、私達はその後もずっと布団の中で抱きしめ合っていた


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 それから暫くの間、私は歩く時も痛みが伴い周りから見たらぎこちない歩き方をしていたと思う


 数日後だいぶ痛みも引いてきたので、ひろちゃんとの2回目の行為に至った時も泣きそうになった


 こんな痛い思いしてまで、何故、行為に至るのだろうかと全く意味が分からなかった


 ただひろちゃんと過ごす時間だけは私にとってもかけがえのない思いで、一緒に居たいし肌と肌を常に重ね合わせ温もりを感じていたかったのも事実だ

 行為にも慣れてくると痛みもなくなり、逆に気持ちいいとさえ思えてきた!

 会えば必ずひろちゃんと、そういう事ばかりしかしてなかったような気がする

 やがて夏休みも終わり、また学校が始まった


 
 
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