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第二章
天使の進化?
しおりを挟む「ハッ!」
ここはどこ?私は誰!?……って違えよ
目を開いた先はどこかの部屋の天井
確か……叫んだ後に…あっそうだ、私そのまま気絶したんだ
うわあ、やっちまったな…まさか人様の前で倒れるなんて
「今度またソフィとルーク様に会った時に謝っとかなきゃ」
「何を?」
「二人のいる前ではしたないことをしてしまったから……え?」
近くで聞こえた声に反応して、半分も開いてなかった目が完全に見開かれた
それと同時に私の顔に影が落ちた
「セツ、大丈夫?」
「…は?え?ソフィ?」
「お嬢様、大丈夫ですか?ソフィール様が気絶したお嬢様を抱きとめてくれたんです」
「…え!?ご、ごめんソフィ!!お、重かったでしょ!」
慌てて起き上がってソフィから距離を取る
髪やら服やらを手で整えて姿勢を正す……もう今更お嬢様ぶっても遅いかもしれないけど
「全然大丈夫だよ、むしろセツに怪我がなくて良かった」
「あ、うん、ありがとう」
うっわやっべ笑顔が眩しすぎる…!
ヴィーナスの微笑みならぬエンジェルの微笑みだわこれ
他の事を聞いて気持ちを落ち着かせよう
「あの、私はどのくらい気絶を?」
「はい…約3秒くらいですね」
「あっ…3秒…」
たった3秒だけ気絶してたとかなんという微妙な…てかそれは気絶に入るのか!?
「セツは今日色々あったからきっと疲れているんだね、ごめん、また日を改めて来る事にするよ」
そう言ってルーク様に目配せをして本当に帰ろうとしているソフィを慌てて引き止める
「待ってソフィ!私なら平気よ!…だから、全部説明してくれないかしら?」
このまま後回しにしたら気になることが多すぎて休むものも休まらない!
真っ直ぐとソフィを見つめて言い切れば
「それじゃあ、もし疲れたら言ってね?セツには無理して欲しくないんだ」
ソフィはかわいらしい笑みを浮かべながら私の手をギュッと握って言った
……待って待って
この子こんなこと言えるような子でしたっけ??こんな歯の浮くような言葉言える子でしたっけ!?
あとこんな女の子の心を掴むような行動を流れるような仕草で実践できる子だったっけ!!??
確かにあの時新しく生まれ変わって会おうって約束したけどさ!生まれ変わるってそういうこと!?こういう女の子の扱いに長けた天然たらしになることだったの!?
手を引かれながら応接室のソファに座らされる
座っても手を放そうとせず、私の手を握ってニコニコと笑顔を向けてくるソフィにさらに驚きが隠せない
薄々感じ取ってはいたけど、二年前とは随分と変わった(あっ、天使なとこは全く変わってないけど)ソフィを呆然と見つめながらされるがままの私
いやだって!こんなかわいい生き物をどう拒めと!?男の子だって分かってもかわいいもんはかわいいんだからしょうがないじゃん!!言ったでしょ!?私こういうのに弱いんだって!!
私達に続いてお父様も向かいに座る
その後ろにはエドさん、そしてルーク様はソフィの斜め後ろに立って待機していた
そして、会談が始まる
てかすげえ今更だけど、うちの親も今の流れとかツッコめよ
と思ったのは心の奥の方に仕舞っておこう
「(うちの娘が俺の前で…!!)」
「(ヴァーシス様、ショックなのは分かりますが表情には出されませんように)」
「(そもそもセツィーリアにはまだこういうのは早いと思わんか?いずれはもちろん、とは思っているが流石に急すぎるというか、こちらの心の準備だって)」
「(大丈夫ですヴァーシス様、そんなこと思ってるうちはあんたは絶対いつになっても準備なんか出来ませんから)」
実は内心超焦ってる親バカは確かにいた
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