隻腕の少年は柊兄弟に甘やかされる

ユーリ

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第四話「自立計画、中止?」

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「桜田さんは義手って考えてます?」
外に出られないひよりのために医師による定期受診は魔法省に勤める緋色の知り合いが家に連れてきてくれている。
リビングで腕を診てもらったあとそう言われ、ひよりは首を傾いだ。
「義手、ですか?」
「機能の全ては戻りませんが、見た目は随分変わりますよ」
義手なんて考えたことなかった。
医師が説明してくれる。
「義手には二種類あります。まずは一般的な義手です。こっちは見た目と安さ重視で機能は戻りませんね。もう一つは魔法を使うタイプの義手があります。魔法使いが作る専用の義手を嵌めれば、いくらか機能は戻ります。まあ正確には戻るというか付け加えるというか」
ひよりの首がさらに傾ぐ。説明がよくわからない。
「えっと、僕は魔法使えないんですが…」
「そこは魔法使いが作る専用の義手ですから気にしないでください」
「はあ…」
「まああとはお値段ですね。前者はお安い分使いこなすのにリハビリが随分かかります。後者はお値段跳ね上がりますが、リハビリはほんの少しでいい。パンフレット、お渡ししますね」
そう言ってカバンから取り出した二枚のパンフレットに書かれている値段を見たひよりはぎょっとする。
「え…え?」
医師が頷く。魔法使いが作る専用の義手なんて恐ろしい値段だ。
「ちなみにコレ最低価格です。ここから個人に合わせて行くので倍はかかります」
「…!」
「必要とあらば声をかけてくださいね」
それでは失礼、と医師は帰って行った。
二枚のパンフレットを眺めていたら、仕事部屋から緋色が出てきた。
「終わったか?」
「うん。異常なし」
「それはよかった。で? その手に持ってるのはなんだ?」
ソファーに座った緋色は当たり前のようにひよりを膝に乗せる。
ひよりは説明した。
「義手ねえ…。要るんだったらそれぐらいの金は全然出すが…」
短い左腕を持ち上げすりすり擦り寄り、ちゅ、と断面にキスをする。
「俺はこのままがいい」
「…ホントにこの左腕好きだね」
「当たり前だろ。かわいいんだよこの腕は。…ひより、ハッキリ言おう。義手は反対だ」
「で、でもっ、この生活がずっと続くってわけじゃないだろうし…」
「なんでだ? 続くに決まってるだろ?」
不安そうな顔でひよりは見上げるも、緋色はわからないのだろうか首を傾いでいる。
「僕は…左腕がないんだよ? ずっと二人に見守ってもらうわけにはいかないと思うし、その、……僕のことお荷物だってイヤになる可能性だってあ…んう」
最後まで言わせてもらえず唇を塞がれた。
ちゅ、とかわいらしい音を立てて離れ、頬を撫でられた。
「お前は俺たちが信じられないのか?」
「違う! そうじゃないっ。 でも…」
「やっぱり不安か?」
素直に頷くと「じゃあこうしよう」と緋色が笑った。
「俺と結婚しよう」
「……へ?」
「結婚すれば一生の約束になる。俺は一生ひよりのそばにいると約束する。どうだ?」
「で、でも、碧人くんは…」
「アイツは十六歳だ。この国での結婚まであと二年ある。それに重婚は禁止されているしな、どっちみちどちらかとしか結婚できない」
「…なんだか碧人くんに申し訳ないよ」
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「あ、そっか…そういう意味では三人で家族になれるんだ…」
「碧人にも悪い話じゃないだろう。ーーそれに」
緋色の目が鋭くなった。
「アイツは十八になった瞬間にお前と籍を入れると言い出す。絶対にな。だからその前に俺がお前と結婚する」
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すると途端に目を細め、ひよりに柔らかな笑みを見せてきた。
ドキンとひよりの胸が高鳴る。
「ひより、俺と結婚してくれるか?」
「…僕でいいの?」
「ひよりがいい。お前とじゃなきゃ嫌だよ。一生をかけてお前を守る。この左腕に誓うよ」
そう言って短い左腕を恭しく掲げ、キスを落とした。
ひよりは笑った。
「よろしくお願いします」
ーーそして帰宅した碧人に事の説明をすると反対された。
「反対反対反対反対っ! 義手諦めさせる代わりになんで結婚すんだよ! 大体だな! 俺が十八になったらひよ兄と結婚する予定なんだぞ!」
緋色が耳元で「ほらな?」と小さな声で言う。兄の思惑大正解だ。
そして緋色が、ゴホン、と咳払いをする。
「お前が帰って来る前にすでに籍を入れた」
「はあ!?」
「俺とひよりは夫婦だ。そして碧人、お前はひよりの義理の弟だ」
「…あ、そっか、そういう事にもなるのか。ひよ兄はマジで俺の兄さんになったってわけか…。そりゃあ結婚の方がいいに決まってるけどこのポジションも悪くない…!」
葛藤する碧人に「え、えっと」とひよりが話しかけた。
「相談もなしにごめんね碧人くん…」
「せめて籍入れる前に一言言ってほしかった」
「ご、ごめん…。でも僕たち三人で家族になれるんだよ? それじゃあ…ダメかなあ?」
ぎゅ、と片腕のひよりが精一杯碧人の手を握りしめる。
はあああ、と碧人が盛大なため息を吐きながらひよりの小さな手を包み込んだ。
「ひよ兄にそう言われてはこれ以上責められません。ーーひよ兄覚えといて。俺は年齢のこともあるし先に結婚できなかっただけで、俺だってひよ兄のこと愛してる」
ひよりは目元に涙を浮かべた。
二人にこれだけ愛されてるなんて幸せだな、と。
片腕がないというハンデを背負ってもこんなにも幸せになれるんだな、と。
ふふ、とひよりが笑っていると「そういえば」と碧人が思い出したかのようにこう言った。
「ひよ兄結婚したってことは、自立は完全に諦めたのか?」
「……あ!!」
思わずひよりは立ち上がる。
忘れてた!
義手と結婚についてばかり頭の中を占められて自立計画のことをすっかり忘れていた!
「まあ座りなさい」
緋色に促されもう一度座る。ちらりと見上げた先の緋色はにっこり笑っていた。
「俺は別居婚は嫌だからな」
「は、はい…」
「週末婚も嫌だからな」
「は、はい…」
「夫婦はどこに行くも何をするも一緒。ここでは碧人も含めて常に三人一緒だ。ひより、わかったか?」
「は、はい…」
有無を言わせない笑顔にただひよりは頷くしかなかった。
すると碧人が「なるほどなあ」と感心したように呟いた。
「自立させないためにも結婚させたってわけか。このままじゃあひよ兄一人暮らしするって言い出しかねないもんな」
「え…そうなの…?」
見上げた先の緋色は笑っていた。ただただ笑っていた。
そして笑顔のまま立ち上がり、ひょいとひよりを抱っこしたかと思えばそのまま肩に担ぎ上げては碧人を指差す。
「これから初夜だ。夫婦の邪魔すんなよ」
「うわー、勝手に結婚したくせにムカつくわー。いいか、ひよ兄は俺のでもあるんだからな!」
「へーへー」
寝室のベッドへそっとひよりを下ろし、服を脱がせる。ベッドの上でひよりは心臓が飛び出さんばかりにドキドキしていた。
まさか結婚するとは思ってもいなかった。しかもその日のうちに!!
「ひより、緊張してるのか?」
「だ、だって、その…っ」
「セックスは何回もしてるが、初夜はまた特別だもんな。ひより、必ずお前を幸せにするからな」
両頬に手を添えられキスされた。
柔らかい、あたたかなキス。ちゅ、ちゅ、と唇を啄まれ、つい笑ってしまうとぬるりと舌を入れられた。
ひよりも舌を差し出し絡める。溢れんばかりの唾液を注がれ一生懸命飲むけれど、たらりと唇の端から垂れ落ちてしまう。
「んっ、んっ」
こくこくと喉を鳴らすとゆっくり押し倒された。後頭部に手を添えられ優しく横にされる。
「かわいいよ、ひより」
左腕を持ち上げ口付ける。舌を出してざらざらと表面を舐められてはゾクゾクとした甘い震えが走った。
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「ぁ、ん…ひいろくん、も…」
自分だけが気持ちいいじゃだめだ。ひよりは右腕を伸ばして緋色の股間に触れた。
そこはもう勃起しており硬くて熱い。その重量感にひよりは思わず喉を鳴らしてしまった。
「緋色、くん…」
頬を撫でられひよりは目を細める。
「もう欲しいのか?」
「うん…欲しい…。あの、ね、緋色くん…?」
「ん? なんだ?」
「今日は…初夜だから……中に出してほしいんだ…」
だめかな、と見上げると緋色に口付けられた。
「俺もそうしたかった。一緒に気持ちよくなろうな、ひより」
性器の先端をあてがわれ、少しずつ内側へと入っていく。右腕だけではどうにもならず体がずり上がっていくと、緋色に華奢な体を抱き上げられ座って受け入れる体制へと変えられた。
「あああっ、あっ、あ…っ」
一気に突き上げられるような感覚に体がビリビリ痺れる。一瞬目の前がチカチカした。
「ほらひより、しっかり俺に捕まっとけ」
「うんっ…んっ、んっ」
残る右腕だけで緋色に抱きつく。緋色が体を支えつつ腰に手を添え繋がる部分を揺さぶってくる。
ずちゅずちゅと水音が部屋に響いた。二人の体の間で密着するひより自身からもとろとろと蜜が溢れ、限界が近い。
ぎゅっと、緋色が抱きしめてくれる。
「愛してるよ、ひより。どんな姿でも愛してる」
内側で緋色が果てたのがわかり、奥へ注がれる精液の感覚にひよりは体を震わせた。
「あ、ぁあ、あ…っ」
緋色に抱きしめられながらひよりもイくと、ちゅ、ちゅ、と何度もキスをされた。
「ん…緋色くん…」
「お前と結婚できて幸せだよ、ひより」
「ぼくも…僕も幸せ…」
ひよりも片腕で必死に抱きついていると耳元で「もう一回いいか?」と低い声で囁かれた。
こくん、と赤い顔でひよりが頷いた時だった。バターン、と寝室のドアが勢いよく開かれる。
「よく考えたら俺には一生ひよ兄との初夜って来ねえんだよ!」
そう言いながら入ってきたのは碧人で、その場で服を脱ぎ捨てぽかんと口を開けるひよりに覆い被さった。
「俺だってひよ兄との初夜欲しい」
「おい、ひよりの腕に負担かけるな」
「じゃあ兄貴がひよ兄の体支えといて」
緋色がひよりの体を持ち上げひっくり返し、後ろから支えるように抱きしめた。
碧人がひよりの両足を広げると、先ほど中出ししてもらった緋色の精液がどろりと溢れ出て、思わずひよりは右腕で顔を覆った。
(恥ずかしい…っ)
「うわーひよ兄エロっ。中出しした? じゃあ俺も中出ししたい。ひよ兄、いい?」
こくこくこく、と頷くとすぐに性器をあてがわれた。
寝室での情事を聞いていたのかひよりの痴態に興奮したのか、碧人の性器はすでに勃起していた。
ひよりは腕を伸ばし、碧人の頬に手を添えた。
「碧人くん、僕も碧人くんのこと大好きだよ。愛してるよ」
「俺もひよ兄愛してる」
「もちろん俺だってひより愛してる」
そう言って無理矢理首を捻らせ緋色が唇を奪ってくる。これにはムッとした碧人がイライラしながら性器を一気に奥まで押し込んだ。
「ぁあああっ!」
「おい碧人、だからひよりに負担を…」
「ゃ、あ、イっちゃ……あ、あ、あっ…」
体をビクビクと震わせながらまるで漏らしたかのようにひよりが勢いよく射精する。
その精液の一部がひよりの顔を汚し、背後の緋色の髪の毛にさえちょびっと付着した。
ひよりが顔を真っ赤にしながら肩で大きく息をする中、緋色と碧人が顔を見合わせる。
「俺たちいつもひよりの体の負担ばっかり考えてたけどさ」
「もしかしてひよ兄…ちょっと乱暴にされるぐらいが好き?」
かあああ、とさらに顔が真っ赤に染まる。
「そっ、そういうわけじゃ…ない、よ…?」
どんどん声が小さくなる。決して乱暴にされるのは好きじゃないけれど、さっきの挿れられ方は気持ちよかった。
素直にそう吐露すると背後の緋色の手が伸びてきて、きゅ、と乳首を両方摘んできた。
「んんっ」
「今まで遠慮がちだったけど、もうちょいガツガツいってもいいのか?」
「ひよ兄がさらに快感に喘ぐとこ見たい」
両足を抱えた碧人が抜け出るか出ないかギリギリまで性器を抜き、ばちゅんっ、と一気に奥まで穿つ。
「ああっ」
緋色に支えられているため体がずり上がることなく、一番奥まで届いてしまう。
「あっ、だめっ、だめっ、あっ、あっ」
「何もだめじゃないよな、ひよ兄? 気持ちいい?」
「きもち、い…から、ゃっ、だめ…あっ、あっ」
背後の緋色がごくりと唾を飲む音が伝わった。
「ヤバ…俺の嫁さんかわいい…」
そう言いながら乳首を摘んだり引っ掻いたりされ、さらに快感が強く走ってしまう。
「あっあっ、やっ…んうっ、ひあっ、あっ」
「うわー、ひよ兄かわいい…。顔真っ赤にして腰振っちゃって…そんなに気持ちいい?」
「そうかそうか、ひよりはちんこ挿れられながら乳首いじられるのが好きなんだな。こっちはどうだ?」
緋色が左腕の切断面を、つつつ、と指で撫でる。カリカリ、と引っ掻かれた瞬間に「ひゃあっ」と腰が飛び上がりそうなほどの快感が訪れた。
「やああ、だめっ、またイっちゃ…っ」
言い終わるより先にまた射精してしまう。量も少なめではあるが、体をビクビクと震わせながらの長い長い快感だ。
緋色の大きな手のひらが短い左腕を包み込む。
「やっぱ義手は反対だな」
「俺も反対。こんだけひよ兄が気持ちよく喘いでるんだから義手なんて必要ねーよ」
「というわけで自立はんたーい」
「はんたーい」
薄い胸を上下させて呼吸しながら気持ちよさに浸っていると「ひより」と緋色に優しく名前を呼ばれた。
頬を撫でられ目線を上げると緋色は笑っていた。
この笑顔は危険だ。そう思って目線を前にやると碧人も笑っていた。こっちの笑顔も危険だ。
体に巻き付く緋色の腕に力が入る。ひよりの太ももを掴む碧人の指にも力が込められた。
「初夜だなあ、ひより」
「俺とひよ兄は義兄弟の初夜ってことで」
兄弟は声を揃えてこう言った。
「夜はまだ始まったばっかりだよなあ」
ひよりは乾いた笑いを浮かべるしかできなかった。
この体は二人分の快感に耐えられるだろうかーー明日熱を出したら二人に思いっきり文句を言ってやろうと心に誓ったひよりだった。
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