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10話・世界を塗り替える指先
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第10話・世界を塗り替える指先
猫は灰になった花の残骸を、興味なさそうに前足で払いのけました。
『ふぅん……。そう。……あっさり「そこ」に立つわけね』
猫の声には驚きも賞賛もありません。ただ、深淵の底から響くような、冷徹な納得だけがあります。
(適合に理由なんていらないわね。……彼女の内側で、この世界の理が最初から死んでいたのか、それともこの男(カイル)の影響が予測を超えて彼女を浸食したのか。……どちらにせよ、最高の観客が一番の演者になった、というわけね)
猫は黄金の瞳を細め、カイルを見上げました。その瞳は、未知の変異を遂げつつある「検体」を眺めるような、透徹したものでした。
「……すごいです、カイルさん! 私、これならカイルさんのお手伝いができるかも!」
無邪気に笑うリーシャ。彼女が手にしたのは、最強の魔導師すら理解できなかった、世界を根底から否定する力の一端。
「……ああ。そう、だな。成功だ。おめでとう、リーシャ」
カイルは無理に笑みを浮かべましたが、胸の奥には、言いようのない不安が小さな火種となって残り続けていました。
ゼウスとの死闘から数日が経ち、平穏を取り戻したはずの庭には、どこかピリついた、それでいて妙に生活感のある空気が漂っていました。
カイルは縁側に座り、自分の掌を見つめて異世界の理(ことわり)の残滓を制御する瞑想に耽っていました。一方、台所からは「えいっ」とか「あ、やりすぎた」といった、リーシャの独り言が漏れ聞こえてきます。
「……よし! カイルさん、ちょっと休憩にしませんか? 世紀の傑作ができたんです!」
バタバタと駆け寄ってきたリーシャが差し出したのは、一杯のティーカップ。見た目は普通のお茶ですが、カイルはその表面から漂う「不自然な静寂」に目を細めました。
「リーシャ……お前、また勝手に『理』を混ぜたな。あれほど危ないと言ったのに」
「だって、お茶の葉の細かいのが浮いてるの、どうしても気になっちゃって。……見ててください、はい、否定(ポイッ)!」
リーシャがカップに指を向けると、カイルの知る「冷たい風」が微かに吹きました。
しかし、起きた現象はカイルのものとは決定的に違いました。本来なら消滅して灰すら残らないはずの茶葉の滓(かす)が、まるで見えない重しで叩き伏せられたように、一瞬でカップの底に**「ベタァッ」**と張り付いたのです。
「……なっ!? リーシャ、今のはなんだ。消えてないぞ」
「えっ? だって『消す』なんて怖いですもん。だから、お茶の邪魔をしないように、大人しく底で寝ててねって『否定』してみたんです。……ダメでした?」
カイルは呆気に取られて、カップの底に異常な密度で凝縮された茶葉の塊を見つめました。
「……お前、それは『存在の抹消』じゃない。茶葉が水に浮くという『性質』だけを部分的に否定して、無理やり沈めたんだ。……なんて不格好で、無茶苦茶な理の使い方なんだ」
「でも、お茶はすっごく澄んでますよ! 渋みの『角』だけをちょっと否定してみたんです」
カイルが恐る恐る一口飲むと、それは驚くほど雑味のない、透明感のある味でした。しかし、カイルの研ぎ澄まされた感覚には、本来あるべき情報の欠片が不自然に欠落した、どこか「虚無」を啜っているような奇妙な感覚が残ります。
「……便利だが、あまり多用するな。君がやってるのは、魔法という道具の端っこを『理』で削って無理やり形を変えてるだけだ。本物の深淵に触れたら、君の指先ごと持っていかれるぞ」
「はーい……。でも、カイルさんが隣で難しそうな顔して練習してるのを見てると、なんだか『ここをちょっと削ればいいのに』って、パズルみたいに見えてきちゃうんです」
足元で、猫が退屈そうにあくびをしました。
『……カイル。心配しすぎよ。この子は深淵を覗いているんじゃないわ。深淵の縁に生えてる雑草を摘んで、勝手に「新しいスパイス」だと思い込んでるだけ。……でも、その無邪気な勘違いが、この世界の堅苦しい魔法の理を、一番残酷にかき乱すのよね』
猫は黄金の瞳を細め、カップの底で「存在を否定され、動けなくなっている茶葉」を愉快そうに眺めていました。
「カイルさん、次は洗濯魔法の『水が冷たい』っていうルールを否定して、ぬるま湯にできないでしょうか?」
「それは……理の無駄遣いにもほどがあるが……。……ああ、分かった。暴走して家を消されたら困るからな。俺が見ててやる」
カイルは苦笑しながら、自分が「呪い」として背負ったはずの孤独な力が、リーシャの天真爛漫な手によって、奇妙で歪な「日常の道具」に書き換えられていくのを、不思議な心地よさで受け入れていました。
ゼウスの宮廷魔導師団は、あの日カイルが放った「虚無」の正体を探るべく、古今東西の魔導書をひっくり返していました。しかし、どれほど調べても、それは「魔力の波長」すら持たない、この世界の観測外にある現象。正体が分からぬ以上、迂闊に動けば今度は帝国ごと「否定」されかねない――。ゼウスは苛立ちと共に、静観を余儀なくされていました。
一方、カイルの家の庭では、さらなる「非常識」が産声を上げていました。
「……できた。名付けて、**『存在しない矢』**です!」
リーシャが構えた弓には、矢がつがえられていません。しかし、彼女が弦を引くと、その指先に微かな「理」の揺らぎが集まります。彼女は攻撃そのものをゼロから作るのは苦手でしたが、「そこにある空気を矢の形に固定し、それ以外の抵抗をすべて否定する」という、極めて効率的なアレンジを編み出したのです。
「リーシャ、それはもう弓術でも魔法でもないぞ。放たれた瞬間、風の抵抗も重力も『否定』して直進する……防ぎようのない概念の弾丸だ」
「カイルさんにそう言ってもらえると自信がつきます! よし……それじゃあカイルさん、私、ゴブリン退治に行ってきます!」
「……は?」
カイルは耳を疑いました。
「最近、村の近くにゴブリンの群れが出没して困ってるって聞いたんです。この新しい力なら、私でも安全に追い払えると思うし、何よりカイルさんのお役に立ちたくて!」
意気揚々とギルドに向かったリーシャ。しかし、現実はそう甘くありませんでした。
「悪いねリーシャちゃん。……君、魔法使いとしてのランクは『初級』のままだろう? ゴブリンの群れは最低でも中級以上のパーティーじゃないと許可は出せないんだ」
ギルドの受付嬢は、申し訳なさそうに書類を突き返しました。
「でも、私、すごい力が使えるようになったんです! ほら、このコップの水を……」
「あぁ、いつもの『手品』だね。でもね、ギルドの規定は厳格なんだ。魔力量の測定値も以前のままだし、何より君の力は『魔法』として登録すらできない。得体の知れない技で怪我をさせたら、私の首が飛んじゃうわ」
リーシャは頬を膨らませて帰宅しました。
「……もう! ギルドの人たち、ちっとも分かってくれないんです! 『魔力量が足りない』とか『実績がない』とか……。カイルさん、どうにかして私をゴブリン退治に連れて行ってくれませんか?」
足元で、猫がクスクスと喉を鳴らしました。
『……滑稽ね。世界を揺るがす深淵の理を持っていながら、紙切れ一枚の「規定」に阻まれるなんて。……カイル、どうするの? このまま彼女を「最強の一般人」として燻らせておく?』
カイルは腕を組み、困り果てた顔でリーシャを見つめました。彼女の力は確かに強力ですが、その「危うさ」をギルドに証明すれば、今度はゼウスのような連中に目をつけられる。
「……許可が下りないなら仕方ない。修行だと思って、まずは庭の草むしりでも……」
「嫌です! 私、絶対にゴブリンを倒して、ギルドの鼻をあかしてやりますからね!」
リーシャの目は、かつてのカイルが戦場で見せたそれよりも、ある意味で恐ろしく燃え上がっていました。
猫は灰になった花の残骸を、興味なさそうに前足で払いのけました。
『ふぅん……。そう。……あっさり「そこ」に立つわけね』
猫の声には驚きも賞賛もありません。ただ、深淵の底から響くような、冷徹な納得だけがあります。
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「……すごいです、カイルさん! 私、これならカイルさんのお手伝いができるかも!」
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「……ああ。そう、だな。成功だ。おめでとう、リーシャ」
カイルは無理に笑みを浮かべましたが、胸の奥には、言いようのない不安が小さな火種となって残り続けていました。
ゼウスとの死闘から数日が経ち、平穏を取り戻したはずの庭には、どこかピリついた、それでいて妙に生活感のある空気が漂っていました。
カイルは縁側に座り、自分の掌を見つめて異世界の理(ことわり)の残滓を制御する瞑想に耽っていました。一方、台所からは「えいっ」とか「あ、やりすぎた」といった、リーシャの独り言が漏れ聞こえてきます。
「……よし! カイルさん、ちょっと休憩にしませんか? 世紀の傑作ができたんです!」
バタバタと駆け寄ってきたリーシャが差し出したのは、一杯のティーカップ。見た目は普通のお茶ですが、カイルはその表面から漂う「不自然な静寂」に目を細めました。
「リーシャ……お前、また勝手に『理』を混ぜたな。あれほど危ないと言ったのに」
「だって、お茶の葉の細かいのが浮いてるの、どうしても気になっちゃって。……見ててください、はい、否定(ポイッ)!」
リーシャがカップに指を向けると、カイルの知る「冷たい風」が微かに吹きました。
しかし、起きた現象はカイルのものとは決定的に違いました。本来なら消滅して灰すら残らないはずの茶葉の滓(かす)が、まるで見えない重しで叩き伏せられたように、一瞬でカップの底に**「ベタァッ」**と張り付いたのです。
「……なっ!? リーシャ、今のはなんだ。消えてないぞ」
「えっ? だって『消す』なんて怖いですもん。だから、お茶の邪魔をしないように、大人しく底で寝ててねって『否定』してみたんです。……ダメでした?」
カイルは呆気に取られて、カップの底に異常な密度で凝縮された茶葉の塊を見つめました。
「……お前、それは『存在の抹消』じゃない。茶葉が水に浮くという『性質』だけを部分的に否定して、無理やり沈めたんだ。……なんて不格好で、無茶苦茶な理の使い方なんだ」
「でも、お茶はすっごく澄んでますよ! 渋みの『角』だけをちょっと否定してみたんです」
カイルが恐る恐る一口飲むと、それは驚くほど雑味のない、透明感のある味でした。しかし、カイルの研ぎ澄まされた感覚には、本来あるべき情報の欠片が不自然に欠落した、どこか「虚無」を啜っているような奇妙な感覚が残ります。
「……便利だが、あまり多用するな。君がやってるのは、魔法という道具の端っこを『理』で削って無理やり形を変えてるだけだ。本物の深淵に触れたら、君の指先ごと持っていかれるぞ」
「はーい……。でも、カイルさんが隣で難しそうな顔して練習してるのを見てると、なんだか『ここをちょっと削ればいいのに』って、パズルみたいに見えてきちゃうんです」
足元で、猫が退屈そうにあくびをしました。
『……カイル。心配しすぎよ。この子は深淵を覗いているんじゃないわ。深淵の縁に生えてる雑草を摘んで、勝手に「新しいスパイス」だと思い込んでるだけ。……でも、その無邪気な勘違いが、この世界の堅苦しい魔法の理を、一番残酷にかき乱すのよね』
猫は黄金の瞳を細め、カップの底で「存在を否定され、動けなくなっている茶葉」を愉快そうに眺めていました。
「カイルさん、次は洗濯魔法の『水が冷たい』っていうルールを否定して、ぬるま湯にできないでしょうか?」
「それは……理の無駄遣いにもほどがあるが……。……ああ、分かった。暴走して家を消されたら困るからな。俺が見ててやる」
カイルは苦笑しながら、自分が「呪い」として背負ったはずの孤独な力が、リーシャの天真爛漫な手によって、奇妙で歪な「日常の道具」に書き換えられていくのを、不思議な心地よさで受け入れていました。
ゼウスの宮廷魔導師団は、あの日カイルが放った「虚無」の正体を探るべく、古今東西の魔導書をひっくり返していました。しかし、どれほど調べても、それは「魔力の波長」すら持たない、この世界の観測外にある現象。正体が分からぬ以上、迂闊に動けば今度は帝国ごと「否定」されかねない――。ゼウスは苛立ちと共に、静観を余儀なくされていました。
一方、カイルの家の庭では、さらなる「非常識」が産声を上げていました。
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リーシャが構えた弓には、矢がつがえられていません。しかし、彼女が弦を引くと、その指先に微かな「理」の揺らぎが集まります。彼女は攻撃そのものをゼロから作るのは苦手でしたが、「そこにある空気を矢の形に固定し、それ以外の抵抗をすべて否定する」という、極めて効率的なアレンジを編み出したのです。
「リーシャ、それはもう弓術でも魔法でもないぞ。放たれた瞬間、風の抵抗も重力も『否定』して直進する……防ぎようのない概念の弾丸だ」
「カイルさんにそう言ってもらえると自信がつきます! よし……それじゃあカイルさん、私、ゴブリン退治に行ってきます!」
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カイルは耳を疑いました。
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「あぁ、いつもの『手品』だね。でもね、ギルドの規定は厳格なんだ。魔力量の測定値も以前のままだし、何より君の力は『魔法』として登録すらできない。得体の知れない技で怪我をさせたら、私の首が飛んじゃうわ」
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「……もう! ギルドの人たち、ちっとも分かってくれないんです! 『魔力量が足りない』とか『実績がない』とか……。カイルさん、どうにかして私をゴブリン退治に連れて行ってくれませんか?」
足元で、猫がクスクスと喉を鳴らしました。
『……滑稽ね。世界を揺るがす深淵の理を持っていながら、紙切れ一枚の「規定」に阻まれるなんて。……カイル、どうするの? このまま彼女を「最強の一般人」として燻らせておく?』
カイルは腕を組み、困り果てた顔でリーシャを見つめました。彼女の力は確かに強力ですが、その「危うさ」をギルドに証明すれば、今度はゼウスのような連中に目をつけられる。
「……許可が下りないなら仕方ない。修行だと思って、まずは庭の草むしりでも……」
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