異能?そんな存在断じて認めん!

霧島時雨

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異能力がはびこるこの世界で

幕間 その1

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目が覚めた
周りは暗く春の割に少し寒かった
重たい体を持ち上げるように起こすと
「おい!そこに誰かいるのか!」
あれ?ここはどこだ?
「いるなら出てこい!こんな時間に何をしている!」
あれ?これってピンチ的な何かか?
とりあえず近くにあった茂みに隠れる
「なんだ、気のせいか」
あれって百原先生だよな...
ってここ学校!?あれからずっと倒れっぱなしだったのか!?大変だ、今何時だ?
携帯の時計を見ると8時40分を表示していた
「何時間寝てたんだ?俺は」
まさかここまで疲労するとはなまぁ随分と長いこと使って無かったからな、仕方ないか
それより先生早くどっか言ってくれよ、帰らんないじゃん
「そっか、誰もいなかったか...」
あれ?なんか先生変な空気を発してるんだけど?
「夜咲の香りがかすかにしたような気がしたのだが...」
なぁんだ、俺の香りを辿たどって来たのかぁ...
ふぇ?俺の香り!?どゆこと?
「しかし夜咲の香りはいつ嗅いでもいい香りだな」
え?ちょっと待って?理解不能なんだけども?
「もっと近くで嗅ぎたいものだな」
何頬を赤らめてるんだよ、変態なの?先生変態なの?
「早く明日になってはくれないものか、しかし今も微かに匂いがするのだが...スンスン...」
やばいな、先生のイメージがどんどん、ものっそいスピードで崩れていくよ
「まぁ、気のせいだろう」
この事実知ってしまっても良かったのだろうか
百原はゆっくりとした足取りで校舎へと戻っていった
「こんな危険人物この学校に居てていいのか?」
まぁ取り敢えず先生は匂いフェチ・・・・・という事にしておこう。そうでもしないと俺は不登校にでもなってしまうかも知れないからなぁ
アハハ、アハハハハハハ、アッハハハハハハ!!
はぁ、帰ろう。
俺は重い足取りで自転車を押しながら『さっきの事は寝ぼけて夢でも見てたんだ』と、自分に言い聞かせながら我が家へと向かった...



続く
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