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修学旅行〜2日目2
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「泉、お団子食べようっ!」
味噌だれや醤油ダレのお団子を泉と食べていると真実達が来た。
「真実っお団子どうぞっ」
そう言うと真実が一番上のお団子に齧り付いた。
「ありがとう、浅川も食うか?」
お団子を受け取りながら浅川さんに渡す。
「青海くんありがとう。」
「俺たちかき氷食いにいくから、じゃあな。」
真実達を見送る。
「泉、次どうしよっか?」
「湯波まんじゅうをお土産に買って帰りたいんだけど…。」
「お父さん達にだね。さっきあっちにお店あったよ!行ってみようか。」
泉とあちこち寄りながら集合時間に今晩泊まるホテルに着いた。
「あ、俺たち三階か。泉達は5階なんだね。泉…今日はありがとう。楽しかったよ。俺…泉と一緒に今回修学旅行来れてよかった。」
「うん…透…?」
泉が少し赤い顔で何かを言おうとしている。
「楽しかったよ。じゃあ、部屋行こうか…。」
エレベーターに乗り込もうとしたら泉が制服の裾を掴んで引き留めてくる。
「あのっ…後で部屋…遊びに行っていいかな?」
「ん?うんいいよ。浅川さんもくれば真実も楽しいだろうし…。」
「…そうじゃなくって…。真実に部屋…変わって貰おうかなって…。」
…。
「それって…二人きりになるってこと?」
泉が真っ赤な顔でうなづく。
「…。」
それってつまりは…。
「二人で…思い出作り…しない?」
★
「あ?今日もかよ…まあいいぜ。俺は…。」
真実はそう言いながら財布を出す。
「??」
何するんだろう。
そう思ったら小さなものを取り出して透にくれた。
「!!!」
「…ちゃんと着けろよ。この時期に妊娠とかありえないしな。お前のためにも、泉のためにもな。」
「待って、そんなことしないって!」
真実は鼻で笑った。
「お前にその気はなくても、泉は多分その気だぜ。お前を誰にも取られたくないって思ってるはずだし。」
「…そんなことないと思うけど…。」
お風呂に入って夕飯を食べる。
夕飯が終わる頃にはすっかり緊張してしまっていた。
「真実…やっぱり今晩は…一緒に寝ようよ。何かオレ…。」
「何怖気付いてんだよ。泉がやりたいって言うんなら良いじゃないかよ。ちゃんとつければ問題ないだろ。」
真実が枕元に眼鏡を置く。
「まあまた見回り来たら昨日と同じ作戦で…な。」
ドアがノックされて泉が入ってくる。
「じゃあな。うまくやれよ。」
真実が透の肩を叩き部屋を出て行った。
…。
「透…疲れてない?」
泉が真実のベッドにすわる。
「えっ…ああ…。うん。でも楽しかったね。」
笑おうとしたがぎこちなくなってしまった。
向き合って座っているのも何か変な感じだったので自分のベッドに寝転がる。
泉を見る。
ホテルに備え付けられた浴衣に身を包んだ泉。
可愛らしい浴衣も良かったが、シンプルなこのタイプの浴衣もまた…。
泉と目が合う。
赤い顔で見つめてくる泉から視線が離せなかった。
…まずい。
「とおる…。」
泉が立ち上がり透の寝ていたベッドに座る。
「あ、泉喉乾かない?何か自販機行って買って…。」
ベッドから起きあがろうとしたら泉にそっと押さえつけられる。
「あ、あのっ…!」
ふわっといい匂いがしたと思ったら
泉が近づいてきてキスされた。
…泉…。
柔らかい泉の唇と…。
遠慮がちに泉の舌が口に入ってくる。
泉と舌を絡めるとほんのりいちごの味がした。
「んっ…いずみ…。」
いつの間にか透の胸に泉の柔らかなおっぱいがくっついていて…しかも泉下着をつけていないのか布越しとはいえダイレクトに柔らかさが伝わってくる。
意識が泉と密着している部分に集中していく。
たちまち下半身に血液が集まりだす。
「…いずみっ…。」
真っ赤な顔でキスしてくれる泉…。
…泉にこんなに頑張らせちゃって。
自分が情けなくなってくる。
泉がここまでしてくれてるのに…もう意を決するしかない。
「いずみっ!」
泉の首筋に触れる。
「おいっ!浅川っ!」
ドアの外で真実の声がしたと思ったら部屋のドアが開く。
「!!!!」
驚きすぎて泉とドアを見る。
「水野さんも一緒に呑もっ!!」
…お酒を持った浅川さんと浅川さんを抑えようとする真実がいた。
「…あ、すっごいお取り込み中ってやつね。そんなのいいから一緒呑もうよ。せっかく水野さんと同じ部屋になれたのに一緒に寝れないなんてつまらないっ!」
「…っていうか浅川さん何でお酒持ってるの!まだ未成年でしょ!」
浅川さんが泉に抱きつく。
「えっちょっとっ!浅川さんっ」
浅川さんにおっぱいを揉まれている泉。
「水野さんっかわいいっ!」
泉がたちまち浅川さんに奪われた。
「…真実…これ…。」
「悪い…泉の代わりに部屋行ったら…もう呑んでたんだよ。浅川…。」
真実がげんなりとしている。
「泉と寝るって言い出したら聞かなくて…。悪い…。」
困ったような泉と目が合う。
…まあ、これで良かったんだな。
泉の背中をそっと撫でた。
「…泉、ありがとう。」
結局しばらく四人で過ごした。
部屋でお菓子を食べたり、ジュースを飲んだり。
浅川さんからお酒を取り上げてお茶を飲ませる。
浅川さん、泉の言うことは素直に聞いてくれた。
浅川さんの酔いが覚めるのを待って二人を部屋に送っていく。
「じゃあね。二人とも、おやすみ。」
「…透…。」
泉が何か言いたげに見つめてくる。
「…泉、帰ったら…ね。」
そう言うと照れたように泉が笑った。
味噌だれや醤油ダレのお団子を泉と食べていると真実達が来た。
「真実っお団子どうぞっ」
そう言うと真実が一番上のお団子に齧り付いた。
「ありがとう、浅川も食うか?」
お団子を受け取りながら浅川さんに渡す。
「青海くんありがとう。」
「俺たちかき氷食いにいくから、じゃあな。」
真実達を見送る。
「泉、次どうしよっか?」
「湯波まんじゅうをお土産に買って帰りたいんだけど…。」
「お父さん達にだね。さっきあっちにお店あったよ!行ってみようか。」
泉とあちこち寄りながら集合時間に今晩泊まるホテルに着いた。
「あ、俺たち三階か。泉達は5階なんだね。泉…今日はありがとう。楽しかったよ。俺…泉と一緒に今回修学旅行来れてよかった。」
「うん…透…?」
泉が少し赤い顔で何かを言おうとしている。
「楽しかったよ。じゃあ、部屋行こうか…。」
エレベーターに乗り込もうとしたら泉が制服の裾を掴んで引き留めてくる。
「あのっ…後で部屋…遊びに行っていいかな?」
「ん?うんいいよ。浅川さんもくれば真実も楽しいだろうし…。」
「…そうじゃなくって…。真実に部屋…変わって貰おうかなって…。」
…。
「それって…二人きりになるってこと?」
泉が真っ赤な顔でうなづく。
「…。」
それってつまりは…。
「二人で…思い出作り…しない?」
★
「あ?今日もかよ…まあいいぜ。俺は…。」
真実はそう言いながら財布を出す。
「??」
何するんだろう。
そう思ったら小さなものを取り出して透にくれた。
「!!!」
「…ちゃんと着けろよ。この時期に妊娠とかありえないしな。お前のためにも、泉のためにもな。」
「待って、そんなことしないって!」
真実は鼻で笑った。
「お前にその気はなくても、泉は多分その気だぜ。お前を誰にも取られたくないって思ってるはずだし。」
「…そんなことないと思うけど…。」
お風呂に入って夕飯を食べる。
夕飯が終わる頃にはすっかり緊張してしまっていた。
「真実…やっぱり今晩は…一緒に寝ようよ。何かオレ…。」
「何怖気付いてんだよ。泉がやりたいって言うんなら良いじゃないかよ。ちゃんとつければ問題ないだろ。」
真実が枕元に眼鏡を置く。
「まあまた見回り来たら昨日と同じ作戦で…な。」
ドアがノックされて泉が入ってくる。
「じゃあな。うまくやれよ。」
真実が透の肩を叩き部屋を出て行った。
…。
「透…疲れてない?」
泉が真実のベッドにすわる。
「えっ…ああ…。うん。でも楽しかったね。」
笑おうとしたがぎこちなくなってしまった。
向き合って座っているのも何か変な感じだったので自分のベッドに寝転がる。
泉を見る。
ホテルに備え付けられた浴衣に身を包んだ泉。
可愛らしい浴衣も良かったが、シンプルなこのタイプの浴衣もまた…。
泉と目が合う。
赤い顔で見つめてくる泉から視線が離せなかった。
…まずい。
「とおる…。」
泉が立ち上がり透の寝ていたベッドに座る。
「あ、泉喉乾かない?何か自販機行って買って…。」
ベッドから起きあがろうとしたら泉にそっと押さえつけられる。
「あ、あのっ…!」
ふわっといい匂いがしたと思ったら
泉が近づいてきてキスされた。
…泉…。
柔らかい泉の唇と…。
遠慮がちに泉の舌が口に入ってくる。
泉と舌を絡めるとほんのりいちごの味がした。
「んっ…いずみ…。」
いつの間にか透の胸に泉の柔らかなおっぱいがくっついていて…しかも泉下着をつけていないのか布越しとはいえダイレクトに柔らかさが伝わってくる。
意識が泉と密着している部分に集中していく。
たちまち下半身に血液が集まりだす。
「…いずみっ…。」
真っ赤な顔でキスしてくれる泉…。
…泉にこんなに頑張らせちゃって。
自分が情けなくなってくる。
泉がここまでしてくれてるのに…もう意を決するしかない。
「いずみっ!」
泉の首筋に触れる。
「おいっ!浅川っ!」
ドアの外で真実の声がしたと思ったら部屋のドアが開く。
「!!!!」
驚きすぎて泉とドアを見る。
「水野さんも一緒に呑もっ!!」
…お酒を持った浅川さんと浅川さんを抑えようとする真実がいた。
「…あ、すっごいお取り込み中ってやつね。そんなのいいから一緒呑もうよ。せっかく水野さんと同じ部屋になれたのに一緒に寝れないなんてつまらないっ!」
「…っていうか浅川さん何でお酒持ってるの!まだ未成年でしょ!」
浅川さんが泉に抱きつく。
「えっちょっとっ!浅川さんっ」
浅川さんにおっぱいを揉まれている泉。
「水野さんっかわいいっ!」
泉がたちまち浅川さんに奪われた。
「…真実…これ…。」
「悪い…泉の代わりに部屋行ったら…もう呑んでたんだよ。浅川…。」
真実がげんなりとしている。
「泉と寝るって言い出したら聞かなくて…。悪い…。」
困ったような泉と目が合う。
…まあ、これで良かったんだな。
泉の背中をそっと撫でた。
「…泉、ありがとう。」
結局しばらく四人で過ごした。
部屋でお菓子を食べたり、ジュースを飲んだり。
浅川さんからお酒を取り上げてお茶を飲ませる。
浅川さん、泉の言うことは素直に聞いてくれた。
浅川さんの酔いが覚めるのを待って二人を部屋に送っていく。
「じゃあね。二人とも、おやすみ。」
「…透…。」
泉が何か言いたげに見つめてくる。
「…泉、帰ったら…ね。」
そう言うと照れたように泉が笑った。
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