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「「「おじゃまします」」」
「しまーす」
とうとうお泊まり会の日が来ました。
緊張は一切してません。
母も居ないしねー
、、、あれ?優希と二人暮しって言ってたっけ?
、、、今言いました!はい。
夕飯はたこ焼きパーティになりました。
あ、私このあと会食があるので食べません。
みんな楽しんでねー
、、、たこ焼き食べたかったな。なんて。
「本日はありがとうございました。」
「これからもよろしくお願いしますね、鳴瀬総帥」
「えぇ、こちらこそ。未熟者で恥ずかしい限りですが、、、」
「あなたが未熟者なら新社会人はどうなるのやら」
はっはっはと豪快に笑う酔っ払い社長をタクシーに押し込み会食終了。
さーて帰ろう。
企画も上手く行きそうだし、ちょっと嬉しいなぁなんてルンルン気分で家に帰りました。
、、、たこ焼き残ってるかなぁ
家に帰ってくるとリビングに金髪の男の子が1人で座ってぼーっとしてた。
いや、犬を愛でてた。
珍しい、ルナもトワも私にしか懐かなかったのに
、、、えーっと、鷹村君だったかな。
「、、、鷹村君だっけ?随分とうちの子が懐いたんだね。」と声をかけるとビックリして勢いよくこちらへ振り返った。
顔見てびっくりした。
「、、、ぁ、ごめんなさ、、、なんでも、、、な、、、」
イケメンだったのもあるけど、、、泣いてるんだもの。
人が泣いてたら焦るじゃない?
「ちょっ、、、んー、、、よし!ちょっと待ってて」
「、、、えっ、え?」
いそいそとキッチンへ向かいコーヒーを準備する。
「鷹村くん、コーヒ飲める?」
「え、あ、カフェオレな、ら、、、」
「りょーかい」
実はブラックのコーヒーが大好きで、豆もコーヒーメーカーもこだわりました。どやぁ。
、、、ちょっと意外とか言わないで、泣いちゃう。
、、、まぁ、そんなことは置いといて。
コーヒー作って両手にカップ持っていそいそと鷹村くんの元に戻る。
「、、、よしっ!話聞くよ!」
「えっ?」
「なーんでもいい、愚痴?恋バナ?親?勉強かなー?学校だったりして?、、、って言ってもくだらないことでもいいの、話して?、、、きっとスッキリするから、、、」
と、コーヒー飲んで一息ついてから、一気にまくしたてた。
、、、なんか恥ずかしくなってきた。
一方の鷹村くん
、、、きょとんとしてからいきなり笑いだした。
私は困惑するしかなくて。
しばらくして鷹村くんが落ち着くと。
「あー、ごめんなさい、優希ちゃんから“気難しい子”って言われてたから」
こんなに面白い子なんて思わなくてーと、もっかい笑われた。げせぬ。
「もう、、、でも良かった。」
「はぁー、、、え?」
ひとしきり笑って満足したらしいやや涙目だけど。
「鷹村くんの本当の笑顔が見れたから」
可愛い笑顔ですね。なーんて、キモイかな?
「、、、なんで」
「そりゃあ、気づくわよ、職業柄。」
「そっか、、、」
「無理して笑うななんて言わないけれど、、、しっかり笑えることも大事なの。作り笑いだけの生活はしないで。」
お、ちょっとお姉さんっぽいよね?かっこいい?
、、、そんなことないですか、、、はい(泣)
「ま、平気そうだし、私は寝ようかな」
「あ、ちょっと待って」
「ん?」
「俺、君のこと好きになっちゃったみたい」
「は?」
今度は私がきょとんとする番だった。
そして意味を理解すると顔が熱くなってきた。
「頭おかしくなった?」
「えー、正常だよー」
「、、、はぁ、」
「で、答えは?」
「お断りさせていただきます」
「えー!!なんで!」
「いや、会ってすぐの人に好きって言われてもときめかないから。」
「そんなの、、、初めて言われた。」
「はぁ、そう、、、なの。」
確かに彼は俗に言う“イケメン”だろう。
うん、確かにかっこいい。
けど軽すぎるかな。ないわ。
さっきの大人しさはどこ行ったのよー
って、恋愛経験ゼロの私がコメントしてみる。
土に還れ。私。
なんて、遠い目をしていると。
「今はいいよ。いつか好きになって貰えるといいな?お姉さん♪」
「は?お姉さんって」
「おやすみなさーい」
「ちょっ、、、」
と言った所で扉が閉まる。
「いや、意味わかんなすぎる。」
と呟いた私の声は1人の部屋に吸い込まれていった。
「しまーす」
とうとうお泊まり会の日が来ました。
緊張は一切してません。
母も居ないしねー
、、、あれ?優希と二人暮しって言ってたっけ?
、、、今言いました!はい。
夕飯はたこ焼きパーティになりました。
あ、私このあと会食があるので食べません。
みんな楽しんでねー
、、、たこ焼き食べたかったな。なんて。
「本日はありがとうございました。」
「これからもよろしくお願いしますね、鳴瀬総帥」
「えぇ、こちらこそ。未熟者で恥ずかしい限りですが、、、」
「あなたが未熟者なら新社会人はどうなるのやら」
はっはっはと豪快に笑う酔っ払い社長をタクシーに押し込み会食終了。
さーて帰ろう。
企画も上手く行きそうだし、ちょっと嬉しいなぁなんてルンルン気分で家に帰りました。
、、、たこ焼き残ってるかなぁ
家に帰ってくるとリビングに金髪の男の子が1人で座ってぼーっとしてた。
いや、犬を愛でてた。
珍しい、ルナもトワも私にしか懐かなかったのに
、、、えーっと、鷹村君だったかな。
「、、、鷹村君だっけ?随分とうちの子が懐いたんだね。」と声をかけるとビックリして勢いよくこちらへ振り返った。
顔見てびっくりした。
「、、、ぁ、ごめんなさ、、、なんでも、、、な、、、」
イケメンだったのもあるけど、、、泣いてるんだもの。
人が泣いてたら焦るじゃない?
「ちょっ、、、んー、、、よし!ちょっと待ってて」
「、、、えっ、え?」
いそいそとキッチンへ向かいコーヒーを準備する。
「鷹村くん、コーヒ飲める?」
「え、あ、カフェオレな、ら、、、」
「りょーかい」
実はブラックのコーヒーが大好きで、豆もコーヒーメーカーもこだわりました。どやぁ。
、、、ちょっと意外とか言わないで、泣いちゃう。
、、、まぁ、そんなことは置いといて。
コーヒー作って両手にカップ持っていそいそと鷹村くんの元に戻る。
「、、、よしっ!話聞くよ!」
「えっ?」
「なーんでもいい、愚痴?恋バナ?親?勉強かなー?学校だったりして?、、、って言ってもくだらないことでもいいの、話して?、、、きっとスッキリするから、、、」
と、コーヒー飲んで一息ついてから、一気にまくしたてた。
、、、なんか恥ずかしくなってきた。
一方の鷹村くん
、、、きょとんとしてからいきなり笑いだした。
私は困惑するしかなくて。
しばらくして鷹村くんが落ち着くと。
「あー、ごめんなさい、優希ちゃんから“気難しい子”って言われてたから」
こんなに面白い子なんて思わなくてーと、もっかい笑われた。げせぬ。
「もう、、、でも良かった。」
「はぁー、、、え?」
ひとしきり笑って満足したらしいやや涙目だけど。
「鷹村くんの本当の笑顔が見れたから」
可愛い笑顔ですね。なーんて、キモイかな?
「、、、なんで」
「そりゃあ、気づくわよ、職業柄。」
「そっか、、、」
「無理して笑うななんて言わないけれど、、、しっかり笑えることも大事なの。作り笑いだけの生活はしないで。」
お、ちょっとお姉さんっぽいよね?かっこいい?
、、、そんなことないですか、、、はい(泣)
「ま、平気そうだし、私は寝ようかな」
「あ、ちょっと待って」
「ん?」
「俺、君のこと好きになっちゃったみたい」
「は?」
今度は私がきょとんとする番だった。
そして意味を理解すると顔が熱くなってきた。
「頭おかしくなった?」
「えー、正常だよー」
「、、、はぁ、」
「で、答えは?」
「お断りさせていただきます」
「えー!!なんで!」
「いや、会ってすぐの人に好きって言われてもときめかないから。」
「そんなの、、、初めて言われた。」
「はぁ、そう、、、なの。」
確かに彼は俗に言う“イケメン”だろう。
うん、確かにかっこいい。
けど軽すぎるかな。ないわ。
さっきの大人しさはどこ行ったのよー
って、恋愛経験ゼロの私がコメントしてみる。
土に還れ。私。
なんて、遠い目をしていると。
「今はいいよ。いつか好きになって貰えるといいな?お姉さん♪」
「は?お姉さんって」
「おやすみなさーい」
「ちょっ、、、」
と言った所で扉が閉まる。
「いや、意味わかんなすぎる。」
と呟いた私の声は1人の部屋に吸い込まれていった。
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