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第4部 帝都地下神殿篇
13 師匠と弟子
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「ヒューゴ!」
セストがトンネルの先に向かって叫ぶ。
応えるように、火球が暗闇を切り裂く。逆光の中、ヒューゴの影が浮かび上がる。炎の壁を破るように、黒い影が迫る。
かつて見た光景に酷似した状況に、バルクは戦慄した。しかし考えるより早く身体が動いている。
『離脱』
ヒューゴの眼前に影が迫る。視界が真っ黒に塗りつぶされ、黒い影が覆い被さってこようととする、その刹那。身体を強く引かれたのを感じた。
気がつくと、バルクが隣に立っている。
「助かった。ありがとな」
状況を理解し、傍らのバルクに言う。
バルクにしては珍しく、肩で息をしながら目を見開いてヒューゴを凝視している。何か、恐ろしいものを見た後のように。
「間に合った……。もう、目の前で友だちが死ぬのを見るのはごめんだよ」
そう言うとバルクはヒューゴから顔を逸らして、魔物に向き直る。地面をぬらぬらとした黒いスライムのようなものが這っている。その中心が盛り上がったと思うと、人の形を取った。
「えっ、お前今……」
「怪我をしてるならセストに治癒法を使ってもらって。そのくらいの時間稼ぎなら、僕1人で十分だ」
ヒューゴの右上腕の服が裂けてそこから血が滲んでいるのを見て言う。
突然現れたヒューゴに目をぱちぱちしていたセストは、我を取り戻し、ヒューゴに治癒法を施す。
「倒しても倒しても沸いてくる。キリがねえ。魔物も強くなってるし、どうなってんだ」
セストの治癒を受けながらヒューゴはこぼす。
ヒューゴとセストの前に立ち、バルクは魔物に向き合う。魔物は人型をしているが、その姿は簡単に描かれた記号としての人間のようだ。必要に応じて姿を変えるタイプか。同様の魔物に対峙したことがないではなかったが、混沌の中、極端に戦い方を制限されている状況では厳しいと言わざるを得ない。
さて、どう戦うか。バルクは一瞬の思案の後、狼に姿を変えると魔物に迫った。その姿を見た魔物も、同様の巨大な狼に姿を変える。その喉元に狙いを定める。魔物もその牙を避けるように身を捻って応酬しようと口を開く。瞬時に人間に戻ると、魔物の口内に肩まで腕を突っ込み、ありったけの魔力を注入する。魔物は口を開いて身を捻った格好のままその場で凍りつき、そして、さらさらと、初めから砂でできていたかのように崩れた。後には奇妙なジェムが残された。それを回収する。
(ハンター協会はこれにいくらの買値をつけるのかな)
金にならない仕事はしない、文字どおりの金の亡者、ハンター協会が、初めて見るこの奇妙なジェムをどう評価するのか、純粋に興味があった。
(さて、それにしても……。ほとんど捨て身の戦い方じゃ、いずれ破滅する。リコの封印があれば……)
混沌の中では十分な強度を保てない様子だったが、一瞬でも足止めできれば時間稼ぎにはなる。しかし、この戦いの中にリコを連れてくるのは気が進まなかった。混沌の中では、いつもリコを守っている精霊たちも力を発揮できない。
(あるいは、闇の精霊か……)
帝都で闇の要素を取り込んで力を増した闇の精霊は、「今ならあの来訪者も殺せる」と言っていた。その時はナナカ自身が闇の来訪者だと思っていたため今では状況が変わっている可能性はあるものの、来訪者と対等に渡りあえる存在として真っ先に思い浮かぶ。
闇の奧がゆら、と揺れた気がした。しかしすぐにそれが思い込みでないことがわかる。人の形をした真っ黒な魔物が、ゆらゆらと揺れながら集団で距離を詰めてくる。
「これはこれは」
不意にしわがれた声がした。3人は思わず振り返る。ジュイユが立っていた。
「師匠……! こんなとこ来て大丈夫なんすか?」
「師匠ではない」ジュイユは即座にヒューゴの言葉を否定する。「帝都に来たのは久しぶりだ。最後にここに来た時、私はまだ人間だった。……混沌の影響は受けているが、やはり元人間だからか、純粋な魔物ほどの影響はないな」
ジュイユは骨張ったというよりは枯れ枝に近い手を握ったり開いたりした。
「とりあえず、あの魔物どもを片付ければいいんだろう?」
「ボッチのバリエーションのような魔物ですが、属性攻撃は至近距離からでないと効果がありません。気をつけてください」
バルクが言う。ジュイユは口の端を吊り上げて笑うと、目深にかぶっていたフードを後ろに払いのけた。
「なるほど。それは滾るな」
かつて並ぶものなき最強の魔術師、今は魔物の老人は心底楽しそうだった。そのただならぬ気配を感じているのか、魔物たちは一定の距離を保ったまま動こうとしない。
ヒューゴのコールリングに通信が入る。
〈こちらフリート隊……誰かいるか……。負傷者多数……応援を頼む……〉
「バルクよ、セストを連れて行け。ここは私とヒューゴで片付ける」
通信を聞いていたジュイユが言う。
「わかりました」
「俺が緊急で権限付与する。それでフリートに飛んでくれ」
ヒューゴがバルクのコールリングに権限付与の操作をしている間に、ジュイユはゆらゆらと迫ってくる魔物たちに対峙する。
「私が人間だった頃には、帝都の地下神殿にこんな魔物はいなかったな」
魔物たちはジュイユの存在に戸惑っているのか、一定の距離を空けたままこちらをうかがっている。
「来ないのか? ならば」
ジュイユは右手を真横に薙ぐ。指先の軌跡に沿って生じた炎の刃が地面すれすれを飛ぶ。地下のトンネルを光と熱が満たす。魔物たちは口から混沌を吐き出して応戦する。しかしながら、ジュイユの放った炎は混沌でも完全に無効化されることはなかった。残った一部が魔物を襲う。炎に包まれて魔物は溶けるように消えた。続けて、第二撃、第三撃を放つ。混沌と炎のせめぎ合い。オレンジの光が明滅し、熱風が荒れ狂う。
「あの、師匠……。調子良く暴れてるところ悪いんすけど」
バルクとセストをフリートに送り出したヒューゴがおずおずと言う。
「なんだ」
興を削がれてジュイユが不機嫌な声を出す。
「メトロの設備、あんまり壊さないでもらえると」
「いちいち細かいことを言うな。私は魔物が地上に溢れ出して人間が何人死のうが、全く構わんのだぞ?」
「や、それはそれで困るんすけどね。できれば。できればでいいんで、穏便に済ませてもらえると」
「まったく、まだまだ四半人前の分際で注文の多い奴だ」
「きっ、厳しい」
「当然だ」
しかし言葉とは裏腹に、ジュイユは楽しげだった。
魔物が、大型の猿のように腕と脚の4本を使って駆ける。飛びかかってこようと跳躍した魔物に、ジュイユは拳を突き出す。魔物が炎に包まれ、解けて消えた。ヒューゴは自分に向かってくる魔物にブラスタを連射するが、混沌によって無効化されてしまう。
「詰めが甘いな、ヒューゴよ!」
ジュイユの攻撃が魔物を次々と撃破する。
「もっと魔力を凝縮させろ」
「凝縮? どうやって」
ヒューゴは飛びかかってきた魔物に向けて引き金を引くが、倒すまでには至らない。弾かれただけで、大してダメージを受けていなかった魔物をジュイユが葬る。
「やれ。できる」
「ええ? 厳しーな」
ヒューゴは文句を言いながら次の魔物に狙いを定める。しかし、魔物たちはぴたりと動きを止めるとするすると後方に退却し始めた。
「なんだ、終わりか? つまらんな」
ジュイユは物足りなさそうだった。
「いやもう、十分でしょ。戦闘狂ですか」
「ようやく気づいたのか」
「え、マジで?」
「そうでなければわざわざ魔物になどなるものか」
ジュイユは黄緑色に発光する目でヒューゴを見ると、ニヤリと笑ってフードを被り直した。
「俺、フリートに行ってアイツらと合流します。師匠は先に戻っててください。人間に会うと面倒でしょ」
「ああ、そうするか」
ジュイユは闇の奧を見たまま答えた。
「あ、でも師匠火属性だから、ここじゃ『離脱』使えないっすよね。送りますよ」
思い出したように言うヒューゴをジュイユは鼻で笑った。
「私を誰だと思ってる。そんなものはとうの昔に対策済みだ」
ジュイユがつま先でトン、と地面を叩くと、足元に混沌に似た色彩が一瞬広がり、次の瞬間ジュイユの姿がかき消えた。
セストがトンネルの先に向かって叫ぶ。
応えるように、火球が暗闇を切り裂く。逆光の中、ヒューゴの影が浮かび上がる。炎の壁を破るように、黒い影が迫る。
かつて見た光景に酷似した状況に、バルクは戦慄した。しかし考えるより早く身体が動いている。
『離脱』
ヒューゴの眼前に影が迫る。視界が真っ黒に塗りつぶされ、黒い影が覆い被さってこようととする、その刹那。身体を強く引かれたのを感じた。
気がつくと、バルクが隣に立っている。
「助かった。ありがとな」
状況を理解し、傍らのバルクに言う。
バルクにしては珍しく、肩で息をしながら目を見開いてヒューゴを凝視している。何か、恐ろしいものを見た後のように。
「間に合った……。もう、目の前で友だちが死ぬのを見るのはごめんだよ」
そう言うとバルクはヒューゴから顔を逸らして、魔物に向き直る。地面をぬらぬらとした黒いスライムのようなものが這っている。その中心が盛り上がったと思うと、人の形を取った。
「えっ、お前今……」
「怪我をしてるならセストに治癒法を使ってもらって。そのくらいの時間稼ぎなら、僕1人で十分だ」
ヒューゴの右上腕の服が裂けてそこから血が滲んでいるのを見て言う。
突然現れたヒューゴに目をぱちぱちしていたセストは、我を取り戻し、ヒューゴに治癒法を施す。
「倒しても倒しても沸いてくる。キリがねえ。魔物も強くなってるし、どうなってんだ」
セストの治癒を受けながらヒューゴはこぼす。
ヒューゴとセストの前に立ち、バルクは魔物に向き合う。魔物は人型をしているが、その姿は簡単に描かれた記号としての人間のようだ。必要に応じて姿を変えるタイプか。同様の魔物に対峙したことがないではなかったが、混沌の中、極端に戦い方を制限されている状況では厳しいと言わざるを得ない。
さて、どう戦うか。バルクは一瞬の思案の後、狼に姿を変えると魔物に迫った。その姿を見た魔物も、同様の巨大な狼に姿を変える。その喉元に狙いを定める。魔物もその牙を避けるように身を捻って応酬しようと口を開く。瞬時に人間に戻ると、魔物の口内に肩まで腕を突っ込み、ありったけの魔力を注入する。魔物は口を開いて身を捻った格好のままその場で凍りつき、そして、さらさらと、初めから砂でできていたかのように崩れた。後には奇妙なジェムが残された。それを回収する。
(ハンター協会はこれにいくらの買値をつけるのかな)
金にならない仕事はしない、文字どおりの金の亡者、ハンター協会が、初めて見るこの奇妙なジェムをどう評価するのか、純粋に興味があった。
(さて、それにしても……。ほとんど捨て身の戦い方じゃ、いずれ破滅する。リコの封印があれば……)
混沌の中では十分な強度を保てない様子だったが、一瞬でも足止めできれば時間稼ぎにはなる。しかし、この戦いの中にリコを連れてくるのは気が進まなかった。混沌の中では、いつもリコを守っている精霊たちも力を発揮できない。
(あるいは、闇の精霊か……)
帝都で闇の要素を取り込んで力を増した闇の精霊は、「今ならあの来訪者も殺せる」と言っていた。その時はナナカ自身が闇の来訪者だと思っていたため今では状況が変わっている可能性はあるものの、来訪者と対等に渡りあえる存在として真っ先に思い浮かぶ。
闇の奧がゆら、と揺れた気がした。しかしすぐにそれが思い込みでないことがわかる。人の形をした真っ黒な魔物が、ゆらゆらと揺れながら集団で距離を詰めてくる。
「これはこれは」
不意にしわがれた声がした。3人は思わず振り返る。ジュイユが立っていた。
「師匠……! こんなとこ来て大丈夫なんすか?」
「師匠ではない」ジュイユは即座にヒューゴの言葉を否定する。「帝都に来たのは久しぶりだ。最後にここに来た時、私はまだ人間だった。……混沌の影響は受けているが、やはり元人間だからか、純粋な魔物ほどの影響はないな」
ジュイユは骨張ったというよりは枯れ枝に近い手を握ったり開いたりした。
「とりあえず、あの魔物どもを片付ければいいんだろう?」
「ボッチのバリエーションのような魔物ですが、属性攻撃は至近距離からでないと効果がありません。気をつけてください」
バルクが言う。ジュイユは口の端を吊り上げて笑うと、目深にかぶっていたフードを後ろに払いのけた。
「なるほど。それは滾るな」
かつて並ぶものなき最強の魔術師、今は魔物の老人は心底楽しそうだった。そのただならぬ気配を感じているのか、魔物たちは一定の距離を保ったまま動こうとしない。
ヒューゴのコールリングに通信が入る。
〈こちらフリート隊……誰かいるか……。負傷者多数……応援を頼む……〉
「バルクよ、セストを連れて行け。ここは私とヒューゴで片付ける」
通信を聞いていたジュイユが言う。
「わかりました」
「俺が緊急で権限付与する。それでフリートに飛んでくれ」
ヒューゴがバルクのコールリングに権限付与の操作をしている間に、ジュイユはゆらゆらと迫ってくる魔物たちに対峙する。
「私が人間だった頃には、帝都の地下神殿にこんな魔物はいなかったな」
魔物たちはジュイユの存在に戸惑っているのか、一定の距離を空けたままこちらをうかがっている。
「来ないのか? ならば」
ジュイユは右手を真横に薙ぐ。指先の軌跡に沿って生じた炎の刃が地面すれすれを飛ぶ。地下のトンネルを光と熱が満たす。魔物たちは口から混沌を吐き出して応戦する。しかしながら、ジュイユの放った炎は混沌でも完全に無効化されることはなかった。残った一部が魔物を襲う。炎に包まれて魔物は溶けるように消えた。続けて、第二撃、第三撃を放つ。混沌と炎のせめぎ合い。オレンジの光が明滅し、熱風が荒れ狂う。
「あの、師匠……。調子良く暴れてるところ悪いんすけど」
バルクとセストをフリートに送り出したヒューゴがおずおずと言う。
「なんだ」
興を削がれてジュイユが不機嫌な声を出す。
「メトロの設備、あんまり壊さないでもらえると」
「いちいち細かいことを言うな。私は魔物が地上に溢れ出して人間が何人死のうが、全く構わんのだぞ?」
「や、それはそれで困るんすけどね。できれば。できればでいいんで、穏便に済ませてもらえると」
「まったく、まだまだ四半人前の分際で注文の多い奴だ」
「きっ、厳しい」
「当然だ」
しかし言葉とは裏腹に、ジュイユは楽しげだった。
魔物が、大型の猿のように腕と脚の4本を使って駆ける。飛びかかってこようと跳躍した魔物に、ジュイユは拳を突き出す。魔物が炎に包まれ、解けて消えた。ヒューゴは自分に向かってくる魔物にブラスタを連射するが、混沌によって無効化されてしまう。
「詰めが甘いな、ヒューゴよ!」
ジュイユの攻撃が魔物を次々と撃破する。
「もっと魔力を凝縮させろ」
「凝縮? どうやって」
ヒューゴは飛びかかってきた魔物に向けて引き金を引くが、倒すまでには至らない。弾かれただけで、大してダメージを受けていなかった魔物をジュイユが葬る。
「やれ。できる」
「ええ? 厳しーな」
ヒューゴは文句を言いながら次の魔物に狙いを定める。しかし、魔物たちはぴたりと動きを止めるとするすると後方に退却し始めた。
「なんだ、終わりか? つまらんな」
ジュイユは物足りなさそうだった。
「いやもう、十分でしょ。戦闘狂ですか」
「ようやく気づいたのか」
「え、マジで?」
「そうでなければわざわざ魔物になどなるものか」
ジュイユは黄緑色に発光する目でヒューゴを見ると、ニヤリと笑ってフードを被り直した。
「俺、フリートに行ってアイツらと合流します。師匠は先に戻っててください。人間に会うと面倒でしょ」
「ああ、そうするか」
ジュイユは闇の奧を見たまま答えた。
「あ、でも師匠火属性だから、ここじゃ『離脱』使えないっすよね。送りますよ」
思い出したように言うヒューゴをジュイユは鼻で笑った。
「私を誰だと思ってる。そんなものはとうの昔に対策済みだ」
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