86 / 166
第四章 砂漠の旅とパラシュ
第二話 刺しゅうと郷土料理
しおりを挟む
毛織り物の工房や刺しゅう職人の店を覗いたが、パラヤさんらしき人はいなかった。ガラス細工の工房の場所を教えてもらい、向かう。
看板の出ていないその工房の前で、洗濯物を干しているキツネ耳の女の人がいた。女の人が振り向いた瞬間、俺とハルは同時に、
「おおー!」
と、感心したような、納得したような声を上げてしまった。
女の人は、さゆりさんそっくりだった。
「パラヤ、荷物、手紙、お届け物」
つい確かめもせずに、名前を呼んでしまったら少し怪訝な顔をされてしまった。この世界には『◯◯さん』と呼ぶ習慣も言葉もない。
パラヤさんは、ハルのポンチョの刺しゅうを見て、嬉しそうに声を上げた。
「あ! それ母さんの刺しゅうよね? もしかして母さんの知り合いの人かしら?」
サラサスーン地方での刺しゅうの図柄は、母から娘、または嫁へと受け継がれていく特別なものだそうだ。三世代、四世代前の図柄も普通に伝わっていて、女たちは家族のポンチョや帽子をそれらの図柄で埋めていく。
さゆりさんは受け継いだ図柄を持たない分、様々な茜岩谷の動物や植物の刺しゅうを施してくれた。ラーナも大岩の家を訪れる度に、ラーナの家の図柄や、得意だという鳥の図柄を縫いこんでくれた。裾部分にはクーとハナを模した、ビークニャとユキヒョウや、キツネとネコなど家族の図柄が並ぶ。リュートのキツネとさゆりさんのキツネが、ちゃんと見分けられる芸の細かさだ。
「へー! 母さんまた腕を上げたわね! コレなんの図柄なの? ラーナの鳥も良いわねぇ」
パラヤさん、荷物も手紙も俺たちの素性もすっ飛ばして、ポンチョの刺しゅうに食いつき過ぎだ。こういうところは爺さんの血だな!
「手紙、まずは読んで下さい」俺が手紙を渡して言うと、ようやく我に返ってくれた。
「ごめんなさいね。座って下さいな」と、軒先《のきさき》にある、ひさしの下のテーブルに案内してくれた。冷たいお茶を淹《い》れてくれて、手紙を読み始める。
「へぇ! ラーナに赤ちゃんが出来たの! リュートが父親ねぇ。ふふふ」
「あら! この図柄はユキヒョウなのね? へぇ! あなたがハルくんかしら?」
楽しそうに手紙を読み進めていたパラヤさんが、ふと俺とハルを見つめ、
「あなたたち、ニホンの人でしょう?」と、日本語で言った。
「手紙、書いてあるか?」
「いいえ。でもあなたたち、母さんと同じ匂いがするわ」と言って、ふふふと笑う。
「あなたたちが、この世界のほかのどこかじゃなく、母さんの元に来てくれて良かった」
俺たちの大まかな事情を話すと、パラヤさんが言った。
「母さんはいつも笑っていたけど、時々寂しそうだった。私にはわからないけど、異邦人って、そう言う意味でしょ?」
パラヤさんは遠くを見るようにして、異邦人、という言葉だけ日本語で言う。
さゆりさんが自分の事を、異邦人と呼んだのだろうか。俺はハナを大岩の家に残して来た事は、俺たちの事情だけではなく、必要だったのかも知れないと思った。
それから俺たちは、昼メシをご馳走になり、リュートの子供の頃の話で大いに盛り上がった。リュートが聞いたら爆死しそうなネタばかりだ。俺の姉貴もそうだけど、姉って生き物はほんと弟に容赦がないよな。
「ねぇ、そのポンチョ、一日預からせて貰えないかしら?」
そろそろ、と帰り仕度をしていると、パラヤさんが言った。
「私にも刺しゅうを入れさせて欲しいの。母さんに見てもらいたいし、あなたたちと同じで、私も大岩の一員なの。旅の無事と、奥様に会えるように、とっておきの刺しゅうをしちゃうわよ!」
サラサスーンの刺しゅうはそういうものだ。家族の健康や幸せを願い、女たちは針を刺す。それこそポンチョに隙間がなくなるくらいに。
俺はありがたくお願いすることにした。俺とハルを大岩の一員だと言ってくれた事は、少し面映ゆいながらも嬉しかった。
パラヤさんは帽子を二つ持ってくると、手早く耳を付けてくれた。替わりのポンチョも貸りて、明日の夕方また訪れることを約束した。
久しぶりの耳付き帽子をかぶって、ハルと二人はじめての街をブラブラと歩く。暮れ始めた街に、ふとなんとなく座りが悪いような、ホームシックに似た気持ちを抱いている自分に気づく。パラヤさんの言っていた、異邦人という言葉のせいだろうか。
帰りたいのは大岩の家なのか、それとも東京の家なのか。
人間という動物は、案外帰巣本能が強いのかも知れないな。巣へと戻れる能力を持たないくせに、歪な生き物だ。
道に迷いながらも、薄闇が残るうちには宿屋へと辿り着く。
宿は入り口近くに食堂があり、チーズとトマトの匂いがする。どちらもサラサスーンの料理には欠かせない。ハザンとトプルが奥の席から手を振って俺たちを呼んだ。
荷物を置いてから、と身振りで伝え一旦部屋に戻る。荷物を部屋に置き、井戸で手洗いうがいをする。一応、感染症予防のつもりで続けている日本からの習慣だ。この世界に俺たちの知らないウイルスや病原菌があったとしても、なんの不思議もない。
手洗いうがいのお陰なのか、俺もハルもハナも、この世界に来てから風邪ひとつひいていない。もっともうちの家族は、もともと全員が頑丈で病気とは縁遠いのだが。
食堂に戻ると、アンガーとヤーモも席についていた。食べ物もテーブルいっぱいに並んでいる。
「ずいぶん頼んだな」と声をかけながら席に着く。ハルは好物の「パロ」を見つけ、小さく歓声を上げている。パロはコロッケの中身に、スパイスの効いたチーズをたっぷりかけた料理だ。ジャガイモと小麦粉を混ぜて作るニョッキと共に、この地方の代表的な家庭料理だ。パンや米が流通するようになる前は、サラサスーンではジャガイモが主食だったらしい。
トマトもジャガイモも、乾燥に強い植物だからな。
他にも羊モツの煮込みや、緑豆をすり潰して平たく伸ばし、バターでカリカリに焼いた「カリポ」やチーズ入りの芋餅など、この地方の定番メニューばかりだ。
これは俺の野営中のメニューに対する、無言の抗議だろうか。野営中はどうしても作り慣れたものを作ってしまい、地球風の料理が多くなってしまうのだ。なんのかんの言っても、食の嗜好は習慣だ。食べ慣れたものが食べたくなる。日本人が醤油と米に執着するのと同じ事だ。
俺が落ち込んだり反省したりしていると、トプルが気づいて、
「ヒロトの料理はいつも美味いよ。ただ、みんな里心がついてるだけだ」
と、言って慰めてくれた。
次からメニューを少し考えよう。さて、反省はこの辺にして、美味しく頂くとするか。いつものメンバーの顔を見ていたら、いつのまにか寂寥感に似た気持ちも消えていた。
サラサスーン地方の名物料理は、どれもとても美味しく、どこか懐かしい味がした。
看板の出ていないその工房の前で、洗濯物を干しているキツネ耳の女の人がいた。女の人が振り向いた瞬間、俺とハルは同時に、
「おおー!」
と、感心したような、納得したような声を上げてしまった。
女の人は、さゆりさんそっくりだった。
「パラヤ、荷物、手紙、お届け物」
つい確かめもせずに、名前を呼んでしまったら少し怪訝な顔をされてしまった。この世界には『◯◯さん』と呼ぶ習慣も言葉もない。
パラヤさんは、ハルのポンチョの刺しゅうを見て、嬉しそうに声を上げた。
「あ! それ母さんの刺しゅうよね? もしかして母さんの知り合いの人かしら?」
サラサスーン地方での刺しゅうの図柄は、母から娘、または嫁へと受け継がれていく特別なものだそうだ。三世代、四世代前の図柄も普通に伝わっていて、女たちは家族のポンチョや帽子をそれらの図柄で埋めていく。
さゆりさんは受け継いだ図柄を持たない分、様々な茜岩谷の動物や植物の刺しゅうを施してくれた。ラーナも大岩の家を訪れる度に、ラーナの家の図柄や、得意だという鳥の図柄を縫いこんでくれた。裾部分にはクーとハナを模した、ビークニャとユキヒョウや、キツネとネコなど家族の図柄が並ぶ。リュートのキツネとさゆりさんのキツネが、ちゃんと見分けられる芸の細かさだ。
「へー! 母さんまた腕を上げたわね! コレなんの図柄なの? ラーナの鳥も良いわねぇ」
パラヤさん、荷物も手紙も俺たちの素性もすっ飛ばして、ポンチョの刺しゅうに食いつき過ぎだ。こういうところは爺さんの血だな!
「手紙、まずは読んで下さい」俺が手紙を渡して言うと、ようやく我に返ってくれた。
「ごめんなさいね。座って下さいな」と、軒先《のきさき》にある、ひさしの下のテーブルに案内してくれた。冷たいお茶を淹《い》れてくれて、手紙を読み始める。
「へぇ! ラーナに赤ちゃんが出来たの! リュートが父親ねぇ。ふふふ」
「あら! この図柄はユキヒョウなのね? へぇ! あなたがハルくんかしら?」
楽しそうに手紙を読み進めていたパラヤさんが、ふと俺とハルを見つめ、
「あなたたち、ニホンの人でしょう?」と、日本語で言った。
「手紙、書いてあるか?」
「いいえ。でもあなたたち、母さんと同じ匂いがするわ」と言って、ふふふと笑う。
「あなたたちが、この世界のほかのどこかじゃなく、母さんの元に来てくれて良かった」
俺たちの大まかな事情を話すと、パラヤさんが言った。
「母さんはいつも笑っていたけど、時々寂しそうだった。私にはわからないけど、異邦人って、そう言う意味でしょ?」
パラヤさんは遠くを見るようにして、異邦人、という言葉だけ日本語で言う。
さゆりさんが自分の事を、異邦人と呼んだのだろうか。俺はハナを大岩の家に残して来た事は、俺たちの事情だけではなく、必要だったのかも知れないと思った。
それから俺たちは、昼メシをご馳走になり、リュートの子供の頃の話で大いに盛り上がった。リュートが聞いたら爆死しそうなネタばかりだ。俺の姉貴もそうだけど、姉って生き物はほんと弟に容赦がないよな。
「ねぇ、そのポンチョ、一日預からせて貰えないかしら?」
そろそろ、と帰り仕度をしていると、パラヤさんが言った。
「私にも刺しゅうを入れさせて欲しいの。母さんに見てもらいたいし、あなたたちと同じで、私も大岩の一員なの。旅の無事と、奥様に会えるように、とっておきの刺しゅうをしちゃうわよ!」
サラサスーンの刺しゅうはそういうものだ。家族の健康や幸せを願い、女たちは針を刺す。それこそポンチョに隙間がなくなるくらいに。
俺はありがたくお願いすることにした。俺とハルを大岩の一員だと言ってくれた事は、少し面映ゆいながらも嬉しかった。
パラヤさんは帽子を二つ持ってくると、手早く耳を付けてくれた。替わりのポンチョも貸りて、明日の夕方また訪れることを約束した。
久しぶりの耳付き帽子をかぶって、ハルと二人はじめての街をブラブラと歩く。暮れ始めた街に、ふとなんとなく座りが悪いような、ホームシックに似た気持ちを抱いている自分に気づく。パラヤさんの言っていた、異邦人という言葉のせいだろうか。
帰りたいのは大岩の家なのか、それとも東京の家なのか。
人間という動物は、案外帰巣本能が強いのかも知れないな。巣へと戻れる能力を持たないくせに、歪な生き物だ。
道に迷いながらも、薄闇が残るうちには宿屋へと辿り着く。
宿は入り口近くに食堂があり、チーズとトマトの匂いがする。どちらもサラサスーンの料理には欠かせない。ハザンとトプルが奥の席から手を振って俺たちを呼んだ。
荷物を置いてから、と身振りで伝え一旦部屋に戻る。荷物を部屋に置き、井戸で手洗いうがいをする。一応、感染症予防のつもりで続けている日本からの習慣だ。この世界に俺たちの知らないウイルスや病原菌があったとしても、なんの不思議もない。
手洗いうがいのお陰なのか、俺もハルもハナも、この世界に来てから風邪ひとつひいていない。もっともうちの家族は、もともと全員が頑丈で病気とは縁遠いのだが。
食堂に戻ると、アンガーとヤーモも席についていた。食べ物もテーブルいっぱいに並んでいる。
「ずいぶん頼んだな」と声をかけながら席に着く。ハルは好物の「パロ」を見つけ、小さく歓声を上げている。パロはコロッケの中身に、スパイスの効いたチーズをたっぷりかけた料理だ。ジャガイモと小麦粉を混ぜて作るニョッキと共に、この地方の代表的な家庭料理だ。パンや米が流通するようになる前は、サラサスーンではジャガイモが主食だったらしい。
トマトもジャガイモも、乾燥に強い植物だからな。
他にも羊モツの煮込みや、緑豆をすり潰して平たく伸ばし、バターでカリカリに焼いた「カリポ」やチーズ入りの芋餅など、この地方の定番メニューばかりだ。
これは俺の野営中のメニューに対する、無言の抗議だろうか。野営中はどうしても作り慣れたものを作ってしまい、地球風の料理が多くなってしまうのだ。なんのかんの言っても、食の嗜好は習慣だ。食べ慣れたものが食べたくなる。日本人が醤油と米に執着するのと同じ事だ。
俺が落ち込んだり反省したりしていると、トプルが気づいて、
「ヒロトの料理はいつも美味いよ。ただ、みんな里心がついてるだけだ」
と、言って慰めてくれた。
次からメニューを少し考えよう。さて、反省はこの辺にして、美味しく頂くとするか。いつものメンバーの顔を見ていたら、いつのまにか寂寥感に似た気持ちも消えていた。
サラサスーン地方の名物料理は、どれもとても美味しく、どこか懐かしい味がした。
0
あなたにおすすめの小説
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる