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61 私は……
リュシオンの命を受け、武装した近衛騎士たちが動き出す。
怒りの声をあげる民衆へと着実に歩みを進め、圧力を与えていく。
だが、武器を持った近衛騎士たちが近づいてくるのを見ても、民衆たちの怒りの声はまったく収まらない。
それを見たリュシオンは、騎士団の列に立つカイルを睨みつける。
「カイル! 貴様も騎士団を動かさぬか! 騒ぎを起こす民衆を黙らせろ!」
カイルは素直に頷くとすぐに抜剣し、騎士団へ向かって叫んだ。
「聞け! 騎士団は全員、近衛騎士より先に民衆の前に並べ! それと告発を行った女性を俺のもとに連れてこい!」
その命令に、騎士たちが戸惑いの声を上げる。
「団長……!? そんな……本気ですか?」
「くっ……今までで最悪の命令ですぞ」
「嘘でしょ、団長……信じてたのに」
「問答無用! 直ちに動け!!」
騎士団員たちは、悲痛な面持ちで近衛騎士たちの前に出る。そして民衆の前に壁を作るように広がった。
その光景を目の当たりにしたリュシオンの口元には、満足げな笑みが浮かんでいた。
(いいぞ、カイル。牢獄での生活で少し賢くなったようだな)
◆
俺の命令を受けた2人の騎士がミレイナ嬢を連れてくる。彼女は上手く状況が読み込めていないような戸惑いが感じられる表情をしていた。
ミレイナ嬢を連れてきた騎士たちは、良心と命令の間で揺れ、まるで苦虫を噛み潰したような顔をしみせる。
「2人とも、ご苦労だった。引き続き、彼女を護衛してくれ。決して傷ひとつ負わせるなよ。丁重にお扱いするんだ」
「え……? 団長……?」
俺の言葉に、騎士たちの目が戸惑いに揺れるのがわかった。俺は2人に軽く頷いてから、すぐにミレイナ嬢へと向き直った。
「ミレイナ嬢。あなたの勇気ある告発に、心から感謝します。ここからは、俺が引き受けます。どうか、安全な場所に下がっていてください」
「はい、カイル様!」
「おい、カイル! 貴様、何を言っている!?」
リュシオン殿下の怒声が飛ぶ。
だが、そんなことはどうでもいい。
殿下の問いかけを完全に無視し、俺は騎士団全体へと腹の底から声を張り上げた。
「いいか、騎士団よ! 近衛騎士を民に近づけるな! セレナティア様が愛したこの国の民を、我々が守り抜くのだ!」
その言葉に、先ほどまで戸惑っていた騎士たちの目に、確かな光が宿った。
「団長……! 俺、信じてました!」
「そうこなくっちゃ、団長!」
騎士たちは民を背にし、近衛騎士に向き直る。それぞれが剣を、盾を構えて臨戦態勢をとる。
そうだ。それでいい。
お前たちは、誇り高き王国の騎士なのだから。
騎士団に数で劣る近衛騎士たちは、それを見ただけでたじろいで動けない。あれなら民に危険はない。こっちはもう大丈夫だろう。
問題はセレナだ。
この状況においても、セレナは未だ全く光のない瞳で黙っている。明らかにおかしい。
以前会った時よりも精神状態が悪い。リュシオン殿下によって、何かをされているに違いない。
俺は湧き上がる怒りを抑えるのに必死だった。
「貴様……どういうつもりだ!」
リュシオン殿下が、憎悪に満ちた目で俺を睨みつける。
「どういうつもりだ、ですと? 俺は今度こそセレナティア様を、絶対にお守りすると決めたのです。殿下……貴方から」
その時、それまで傍観していた国王陛下が、ついに重い口を開いた。
「リュシオン! これは一体どういうことだ! 答えよ! 聖女様の記憶がないというのは、誠か!?」
「ち、父上……これはですね。その……」
今が好機!
リュシオン殿下が国王陛下の対応に追われている間に、俺はこの場で陛下に次ぐ発言力を持つお方のもとへと、急いで駆け寄った。
「ヴァルムレーテ公爵閣下! お願いです。あなたの御息女を、セレナティア様を、お助けください!」
「ラザフォード団長。すまんが、私には……その資格がない」
セレナが父君と不仲だというのは聞いていた。
それでも今は、ヴァルムレーテ公爵の力が必要なのだ。
俺は説得を続ける。
「何をおっしゃるのです! この場で陛下の次に力を持つのは、貴方なのです! 今、この国で、王太子殿下の暴走を止められるのは、貴方しかいない! 貴方の言葉が必要なのです!」
「だが…………私は親失格だ。娘がこれほどの苦しみを味わっていたというのに、気づきもしなかった。大切なはずなのに、どうしてもあの子を見ることができなかったのだ……。不甲斐ない。こんな自分自身を、許すことができん……!」
そうか!? 閣下はセレナへの愛情がないわけじゃないんだ!
ならきっと、セレナのために動いてくださるはずだ!
俺は無礼を承知で、閣下の肩を激しく揺すった。
「まだ間に合います! セレナティア様は記憶を失い、リュシオン殿下に消されてしまう寸前だったのです! ですが、まだ生きていらっしゃいます! 生きているのです! このままで、本当に良いのですか!? お願いです、閣下!」
「私は…………」
必死の説得にもヴァルムレーテ公爵は、俯いたまま動かない。
だめか、通じなかったか……!
次に俺が取れる最善策はなんだ?
どうする?
どうすればセレナを守れる?
そう思った、矢先だった。
怒りの声をあげる民衆へと着実に歩みを進め、圧力を与えていく。
だが、武器を持った近衛騎士たちが近づいてくるのを見ても、民衆たちの怒りの声はまったく収まらない。
それを見たリュシオンは、騎士団の列に立つカイルを睨みつける。
「カイル! 貴様も騎士団を動かさぬか! 騒ぎを起こす民衆を黙らせろ!」
カイルは素直に頷くとすぐに抜剣し、騎士団へ向かって叫んだ。
「聞け! 騎士団は全員、近衛騎士より先に民衆の前に並べ! それと告発を行った女性を俺のもとに連れてこい!」
その命令に、騎士たちが戸惑いの声を上げる。
「団長……!? そんな……本気ですか?」
「くっ……今までで最悪の命令ですぞ」
「嘘でしょ、団長……信じてたのに」
「問答無用! 直ちに動け!!」
騎士団員たちは、悲痛な面持ちで近衛騎士たちの前に出る。そして民衆の前に壁を作るように広がった。
その光景を目の当たりにしたリュシオンの口元には、満足げな笑みが浮かんでいた。
(いいぞ、カイル。牢獄での生活で少し賢くなったようだな)
◆
俺の命令を受けた2人の騎士がミレイナ嬢を連れてくる。彼女は上手く状況が読み込めていないような戸惑いが感じられる表情をしていた。
ミレイナ嬢を連れてきた騎士たちは、良心と命令の間で揺れ、まるで苦虫を噛み潰したような顔をしみせる。
「2人とも、ご苦労だった。引き続き、彼女を護衛してくれ。決して傷ひとつ負わせるなよ。丁重にお扱いするんだ」
「え……? 団長……?」
俺の言葉に、騎士たちの目が戸惑いに揺れるのがわかった。俺は2人に軽く頷いてから、すぐにミレイナ嬢へと向き直った。
「ミレイナ嬢。あなたの勇気ある告発に、心から感謝します。ここからは、俺が引き受けます。どうか、安全な場所に下がっていてください」
「はい、カイル様!」
「おい、カイル! 貴様、何を言っている!?」
リュシオン殿下の怒声が飛ぶ。
だが、そんなことはどうでもいい。
殿下の問いかけを完全に無視し、俺は騎士団全体へと腹の底から声を張り上げた。
「いいか、騎士団よ! 近衛騎士を民に近づけるな! セレナティア様が愛したこの国の民を、我々が守り抜くのだ!」
その言葉に、先ほどまで戸惑っていた騎士たちの目に、確かな光が宿った。
「団長……! 俺、信じてました!」
「そうこなくっちゃ、団長!」
騎士たちは民を背にし、近衛騎士に向き直る。それぞれが剣を、盾を構えて臨戦態勢をとる。
そうだ。それでいい。
お前たちは、誇り高き王国の騎士なのだから。
騎士団に数で劣る近衛騎士たちは、それを見ただけでたじろいで動けない。あれなら民に危険はない。こっちはもう大丈夫だろう。
問題はセレナだ。
この状況においても、セレナは未だ全く光のない瞳で黙っている。明らかにおかしい。
以前会った時よりも精神状態が悪い。リュシオン殿下によって、何かをされているに違いない。
俺は湧き上がる怒りを抑えるのに必死だった。
「貴様……どういうつもりだ!」
リュシオン殿下が、憎悪に満ちた目で俺を睨みつける。
「どういうつもりだ、ですと? 俺は今度こそセレナティア様を、絶対にお守りすると決めたのです。殿下……貴方から」
その時、それまで傍観していた国王陛下が、ついに重い口を開いた。
「リュシオン! これは一体どういうことだ! 答えよ! 聖女様の記憶がないというのは、誠か!?」
「ち、父上……これはですね。その……」
今が好機!
リュシオン殿下が国王陛下の対応に追われている間に、俺はこの場で陛下に次ぐ発言力を持つお方のもとへと、急いで駆け寄った。
「ヴァルムレーテ公爵閣下! お願いです。あなたの御息女を、セレナティア様を、お助けください!」
「ラザフォード団長。すまんが、私には……その資格がない」
セレナが父君と不仲だというのは聞いていた。
それでも今は、ヴァルムレーテ公爵の力が必要なのだ。
俺は説得を続ける。
「何をおっしゃるのです! この場で陛下の次に力を持つのは、貴方なのです! 今、この国で、王太子殿下の暴走を止められるのは、貴方しかいない! 貴方の言葉が必要なのです!」
「だが…………私は親失格だ。娘がこれほどの苦しみを味わっていたというのに、気づきもしなかった。大切なはずなのに、どうしてもあの子を見ることができなかったのだ……。不甲斐ない。こんな自分自身を、許すことができん……!」
そうか!? 閣下はセレナへの愛情がないわけじゃないんだ!
ならきっと、セレナのために動いてくださるはずだ!
俺は無礼を承知で、閣下の肩を激しく揺すった。
「まだ間に合います! セレナティア様は記憶を失い、リュシオン殿下に消されてしまう寸前だったのです! ですが、まだ生きていらっしゃいます! 生きているのです! このままで、本当に良いのですか!? お願いです、閣下!」
「私は…………」
必死の説得にもヴァルムレーテ公爵は、俯いたまま動かない。
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