タイムスリップしたので、いじめをとめます

文字の大きさ
27 / 43
第四章(亜豆編)~家族と友達~

5−3未来についての考察

しおりを挟む
俺は階段から落とされた。そして俺には家政婦やら執事が寄ってきた。「この子は一体、誰? 」その言葉を最後に俺は気を失った。

目を開けると一人の女の子がいた。「あっ、お兄ちゃん起きた!」「あら、起きたのね」そう言ったのは俺を階段から落としやがった張本人新庄だった。
「おいお前よくも」「あれはごめん。それよりも亜豆が死んだわ」そう小声で話す。「なに?あの時食い止められなかったのか?」「遅かったわ。」「なんで!前回はどうだったんだよ?」「前回と変わってるのよ未来が…」「えっ…じゃあ未来は一つじゃないってことか?」「まぁそうね。ある未来でその人が死ぬのを食い止められなかったら、その人はいつ死んでもおかしくないってことよ」「そんじゃこのあとどうするんだ?」「元の時間軸に戻るわ」「どうやって?」「そんなことも知らないの?」「知らなくて悪かったな」「まぁそれはさておき未来に戻るには主に2つのパターンがあるわ。一つ目は誰かが死んだとき ニつ目は誰かを救えたときよ」「じゃあなんで俺らはもとにもどれないんだ?」「わからないわ。こんなの初めてだから」「…ここに(この世界)に、いたらなにもできないんじゃ…」「一つ可能性があるとしたら、私達をタイムスリップさせてる何かが私達にこの世界で何かをされようとしてるのよ」「じゃあ亜豆の自殺の理由について調査するか」「なんでそれを?」「なんとなくだ」「まぁ確かにそれを知らないと何も解決できないかもだしね」「じゃあとりあえずここ出るか」「あっそういえば私達このあと色々聞かれるんだった」ガチャ扉の開く音だ。
忘れていだが俺たちはここに不法侵入したのだった。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

冤罪で退学になったけど、そっちの方が幸せだった

シリアス
恋愛
冤罪で退学になったけど、そっちの方が幸せだった

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

さようなら、たったひとつの

あんど もあ
ファンタジー
メアリは、10年間婚約したディーゴから婚約解消される。 大人しく身を引いたメアリだが、ディーゴは翌日から寝込んでしまい…。

処理中です...