異世界ダンジョン総合学園へようこそ!

gulu

文字の大きさ
28 / 61
~いちがっき!~厳冬のキリギリス

27話目:サマーアクシデント到来

しおりを挟む
 夏休み……それは甘美で淫靡な響き……。
 こんな言葉が合法的に未成年に与えられるだなんて、世界はなんて罪深いのだろう。

「―――――というわけで、これにて学園は夏休みに入る! 各々、帰省するなり休むなりダンジョンで研鑚するなり、自由にするがよい。ただし、今から名前を呼ぶ者は残るように。まずヒビキ!」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」

 そして俺はその最高に興奮する言葉を取り上げられてしまった。

 はい、負けました。
 期末まで時間あるし余裕やろって思ってたら、見事に物欲センサーさんがフル出勤してくれました。
 おかげでダンジョン課題となるアイテムだけがピンポイントで出ませんでした。

 いやさ、試行回数を増やせば勝てたんだよ?
 でもダンジョンに行きたくても行きたくなかった理由がありまして……。

 一番の計算違いは、怪我である。
 ナイフで穴空き手袋ならぬ掌になった俺の手だが、完治まで結構な日数が必要であった。

 異世界なんだし祈手の祈祷で治癒できると思っていたが、あの速度で回復できるのはダンジョンの中でだけらしい。
 しかもダンジョンには入った際の肉体情報が記憶されている為、ダンジョン内で治癒させようとしてもできない。

 一応、ダンジョンの戦利品には指が千切れてもすぐくっ付くような脱法お薬も存在するのだが、そういうのはすぐに買い取られるので俺の予算では手が出ない。
 なので、効果の薄い祈手による治癒と、ちょっと治りやすくなる安いギリ合法お薬と、あと自然治癒に任せるしかなかった。

 まぁ手に穴が空いてても演奏できるっちゃできるのだが、そこまで痛い思いをしてやる理由もないので大人しく治療に専念しつつ、色々な人と授業にちょっかいを出していた。

 おかげで夏休み前の筆記試験は速攻で合格できたぜ、ガハハハ!

 ……いや、ダンジョンと並行しながらだと、あのテストはヤバかったのでマジで怪我の功名だった。
 俺の世界でも国によって法律は違うのは当たり前だったが、こっちの世界側だとそれに種族別に違う法律まであってマジで大変だった。

 しかも他の皆にとっては常識っぽい知識っぽく、異世界人の俺にだけ難易度が高い。
 誰だ、こんな問題を考えた奴は!?

 エトルリア先生だったわ。
 文句言ったら消し飛ばされるのでズボンとブラとおクチにチャックしときます。

 そうそう、余談だが色術も鉱術も祈手による治癒もダンジョンの中と外では効果の幅が違う。
 なので<探索者>がレベルを上げて街一つを滅ぼすような力を手に入れたとしても、ダンジョン外ではそこまで強くないようだ。

 ヨーゼフパイセンとかアラブスのパイセンクラスになると一目は置かれるらしいが、それでも騎士団が出張れば簡単に制圧できるとかなんとか。

 ちなみにエトルリア先生はダンジョン外のナーフされた環境でも騎士団一個大隊(五百名以上)が土下座するらしい。
 だから権力とか立場を差し出して大人しくしてもらってるんですね、分かります。
 もう扱いが荒魂とかそういうのなのよ、あの人。

「他にはヤナやらアクワラも……お前らは前に手に入れとらんかったか?」
「うぇい! 他のクラスメイトに高値で売りやした! 夏休みすることないんで、今手に入れればいいやって!」

 ある意味、賢い金策ではある。
 課題提出できなくても夏休みがその分減るだけなので、元々学園に残るのであれば時期を見計らって売って、安くなってから買えばいいんだから。

 まぁ俺はそれを転売でやろうとしたけど、取引禁止にされたせいで出来なかったけどね!
 ハッ! ま、まさかエトルリア先生はそれを見越して……!?

 いや、それはないな。
 あの人、基本自分の部屋で飲んだくれてるしそこまで考えてないやろ。

 そんなこんなで、俺が夏休みを迎えるにあたって大きな問題にぶち当たる。

 物欲センサー?
 いいや、それは大したことじゃない。
 試行回数を増やせば、ヤツはいずれ屠れる。
 一番の問題は―――――。

「みんなぁ! 実家に帰らないでぇ! 俺パーティー組めなくなっちゃう!!」

 そう!
 ただでさえ地雷っぽい吟遊詩人とかいう役割のせいでパーティーが組みずらいのに、クラスメイトまで少なくなったらガチでソロ攻略しないといけなくなっちゃう!!

 必死の思いですがりつくと、トゥラ達が優しく声をかけてくれた。

「まったくもぅ、ヒビキってば仕方ないな~。ぼくがしばらくは残っててあげるよ」
「ありがとう、トゥラちゃま! 愛してるぅ!」

「ワタシも帰る日には余裕があるので、お手伝いさせてもらいますねっ!」
「ホルンもマジ助かる! 足でも頭でもほっぺでも舐めさせてもらいます!」

「ァゥァゥ……」
「えっ……やだ、ヨグさんったら大胆……♪」
「!?!?!?」

 まぁ冗談はさておき、これで生贄は三人確保できた。
 なので、これをダシにして更に煽っていく。

「あーあ! なんて優しいんだろうなーこの美少女達は! 手伝ってくれない奴いるぅ~? そんな心無いやついねぇよなぁ!?」

「しょうがねぇなぁ」
「まぁ暇つぶしがてらならいいか」
「おう、ちゃんと飯奢れよ」

 うむ、これでクラスの半数は味方になってくれた。
 だがそれでもまだ足りない。
 俺は全員を道連れにしたいのだ。

 ということで、同じ補習仲間に話を振る。

「ねぇねぇ、夏休みの予定聞いて?」
「なんでだよ」
「ねぇ! 聞いてよ! 聞いてってば!」
「めんどくせぇ女か!? あぁもう分かったよ! 夏休みなにすんだ?」
「ちょっと、も~……そんなにアタイのこと気になるの? ヒ・ミ・ツ☆ このおませさんめぇ♪」
「テメェが聞けって言ったんだろうがよぉ!!」

 近年まれに見るレベルのうざいムーブである。
 一度やりたかったから助かる。

「ぶっちゃけやることないのよね! 帰っても家でゴロゴロしてお盆に墓参りするだけ!」
「なら学園に残ってていいんじゃねぇか?」
「やだやだやだ! 皆でもっと遊びたい! もっと青春したい! 学園ラブコメしたい!」
「いま、おれらで遊ぶっつったか……?」

 大丈夫、俺も一緒に遊ばれるから。
 こう、海辺で綺麗なおねぃさんに弄ばれるなら本望だ。

「まぁそんなワケで、クラスの誰かのところに遊びに行こうかなって」

 その言葉で、一気に教室がザワついた。

「でもさ、いきなりいったら迷惑じゃん?」
「いや、お前は来るだけで迷惑になると思うが」
「シャラップ! まぁそういうわけで……ここで手伝ってくれた人にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないので―――――手伝ってくれなかった人のお家にお邪魔するね☆」

「「「「えええええぇぇぇ!?!?」」」」

 教室中に悲鳴が響き渡る。
 最高の音楽だ、何度でも聞きたいくらいに。

「ちなみに実家の場所を隠しても無駄だ。必ず見つけてやる。予算がいくらかかっても構わない。絶対に行くからな! 絶対にだ!」

「こんにゃろう! 手伝えばいいんでしょ!?」
「この悪魔! 厄災! <混沌の墜とし児>!」
「それは事実だから罵る言葉としては適切ではない」

 これでクラスの大多数が手伝ってくれるな、ヨシ!
 そして、そんな俺らを冷ややかな目で見ていた≪ドルイド≫のグループはさっさと教室から出ていった。

「なぁ……このままだと、お前≪ドルイド≫のところに里帰りすることにならね?」
「いや、あそこはいいかな……うん、なんか嫌な予感がするし」

 というか俺も相手も困るだけで誰も得しないだろ。
 それに前にツバつけられそうになったカシェル卿とかにバッタリ会ったら、絶対にロクでもないことになるだろうし。

 そんなこんなで、若干のトラブルはあったもののなんとか人員という名の道連れは確保できた。
 一人は皆の為に、皆は俺の為に。
 良い言葉だァ!

 さぁ……一緒に地獄の夏休みを味わおうぜェ!!

 そして翌日のダンジョンにて―――――

「あ、出たわ」
「ズコー!」

 それはもう、あっさりと出た。
 一日どころか半日で課題のアイテム出ちゃったよ。

 物欲センサーくん仕事して?
 いや、むしろ仕事したから出たのか……。

 そして課題を提出して教室に戻ると、非難轟々の雨あられ槍銭の嵐であった。

「お前、ふざけんなよ! なんでもう出してんだよ!」
「ついさっき日程の調整終わったとこなのよ!?」
「シネ! シンデ償エ!」

 皆からの温かい言葉が身に染みるぜ。
 温かいというか食塩の融点を超える熱さのせいで火傷してる。

 ちなみに雑学だが食塩の融点は801度。
 801という数字のおかげでこれだけはしっかり覚えている。

 801という数字がどういう意味を持つのか知らない子は、お母さんとママに聞いてみよう。
 きっと後戻りができなくなるはずだ。

 俺はギリ逃げ切った。
 父親を犠牲にして。
 パパ、ベタとトーンの作業頑張ってね。
 俺は異世界で性癖開拓を頑張るから。

 さて……あらかた暴言を受けてそっち方面への耐性もつけ終わった。
 そうして夜になった頃、今後の予定を立てることにした。

 取りあえずあっちの世界に帰るのは……二日か三日くらいでいいか。
 あとは普通にダンジョン潜ったり、異世界観光してもいいな。

 誰かのお家にお邪魔したいけど、誰にしよう?
 トゥラちゃまは拝み倒せばイケそうだし、ホルンも泣いてしがみつけば拾ってくれそうだし、ヨグさんは押せば押し倒せそうだし。

 イカン、これだと夏休みのお出かけが牢屋の中になってしまう。
 というか実家が牢屋になる。

 む~ん、自由に使える金が少ないから行動の幅が狭い。
 政府の人に異世界調査のアルバイトってことで支給してもらえないかな。

 そういえば異世界の料理に関するメモがあったな。
 あれ見せたらワンチャンありそうな気がする。

[コン、コン]

 ガサゴソとモノを漁っていたら扉がノックされた。

「うぇーい? 勝手に入って、どうぞ」

 男子寮だとわりと気軽に部屋に遊びにいくことがあるので、俺も他の奴もあんまり鍵をかけてない。
 というか盗まれるほど高価なもんないしね!
 あと、もし美少女が夜這いに来てくれた時、鍵が掛かってたら入れないしね!

 ……そんなユメを、みても、いいじゃない、<探索者>なんだもの。
 とかそんなことを考えていたが、扉の外の人物は入ってこない。

 というかよくよく考えたら、クラスの奴だったらノックとかしねぇや。
 じゃあ誰だよ!
 マジで美少女の夜這い!?
 それとも屈強な兄貴系の夜這い!?

 確率は二分の一……俺は今度こそ報われると信じて、扉を開け放った。

 そうして目の前にいたのは前者……なのだが、予想とは大きく違う≪ドルイド≫のエメトが佇んでいた。

「ヒュッ……」

 思わず呼吸が止まるというド失礼な対応をしてしまったが、これは仕方がないだろう。
 というか……え? マジで夜這い?

 いやいや、ないない。
 それだけは絶対にない。
 ラブコメの鈍感系と自認している俺でも、避けられてるって分かっちゃうもん。

「あのぉ~……なんの御用でしょうか……」

 恐る恐る尋ねるも、何も喋ってくれない。
 怖い、ただひたすらに沈黙が怖い。

 これなら屈強な兄貴が夜這いに来た方がマシだった。
 ……いや、それはないな。
 うん、最悪の目が出なかっただけ感謝しておこう。

「……………ぃ」
「え?」

 か細い声で何か言った気がするが聞こえなかった。
 俺はラブコメの難聴系主人公でもあったのかもしれねえ。

「……お願いします、助けてください。もう……アナタしかいないのです」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う

なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。 スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、 ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。 弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、 満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。 そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは―― 拾ってきた野良の黒猫“クロ”。 だが命の灯が消えかけた夜、 その黒猫は正体を現す。 クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在―― しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。 力を失われ、語ることすら封じられたクロは、 復讐を果たすための契約者を探していた。 クロは瀕死のソラと契約し、 彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。 唯一のスキル《アイテムボックス》。 そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、 弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。 だがその裏で、 クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、 復讐の道を静かに歩み始めていた。 これは―― “最弱”と“最凶”が手を取り合い、 未来をやり直す物語

田舎おじさんのダンジョン民宿へようこそ!〜元社畜の俺は、民宿と配信で全国初のダンジョン観光地化を目指します!〜

咲月ねむと
ファンタジー
東京での社畜生活に心身ともに疲れ果てた主人公・田中雄介(38歳)が、故郷の北海道、留咲萌町に帰郷。両親が遺したダンジョン付きの古民家を改装し、「ダンジョン民宿」として開業。偶然訪れた人気配信者との出会いをきっかけに、最初の客を迎え、民宿経営の第一歩を踏み出す。 笑えて、心温かくなるダンジョン物語。 ※この小説はフィクションです。 実在の人物、団体などとは関係ありません。 日本を舞台に繰り広げますが、架空の地名、建造物が物語には登場します。

素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。

名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。

クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら

リヒト
ファンタジー
 現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。  そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。  その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。  お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。    ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。    お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?

天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。

処理中です...