異世界ダンジョン総合学園へようこそ!

gulu

文字の大きさ
27 / 61
~いちがっき!~厳冬のキリギリス

26話目:秘密の花園暴き

しおりを挟む
 さて、レジーナさん達の事件からしばらくが経過し……俺とエトルリア先生は今、彼女たちの部屋の前にいた。

「ひゃっほぅ! 憧れの女子寮だぜぇ!」
「いや、ここには普通に男子もおるぞ?」
「え!? お金を払ったら男子も女子寮にフリーパスなんですか!?」
「そもそもここは、普通に契約して部屋を借りる場所だ。お前も稼げるようになれば、家賃のない寮ではなく、こういう場所を借りるようになるだろう」

 なんだ、どおりでちょっと内装とかも男子寮より良い感じだと思った。
 女子だけ優遇されてるってわけじゃなかったのね。

「さて、ヒビキがここに呼ばれた理由は分かっておるな?」
「はい! レジーナさん達の部屋を漁れってことですよね!!」
「うむ……意味は間違ってないが、恐らくお前の考えているものとは違うからな?」
「任せてください。下着の場所なら秒で見つけてやりますよ!」
「どうしてそれをお前に任せねばならぬと思った????」

 ほら、同性だと言いにくいこととかあるじゃない?
 だから、こう、異性の僕が……ねっ? 分かります?

「まぁアホなことしたらプチ<黄の穂先>を撃つか。では入るぞ」
「やめてください。しんでしまいます」

 エトルリア先生レベルだと低級の術でも致命傷になると思います。
 まぁそれはさておき……エトルリア先生が合鍵を使って扉を開ける。

 中は意外と広く、少し散らかっているように感じた。

「うむ、中々に片付いておるな」
「そりゃエトルリア先生とか男子の部屋に比べればそうでしょう」
「……良いことを教えてやろう。女子の部屋はきっと綺麗で整頓されておるという幻想を持っとるなら、早々に砕いて捨てておけ」
「なに言ってるんですか! 女を捨てた人の、女の人の部屋とかご褒美じゃないですか!」
「お、おう……そうか。中々に難儀な業を背負っとるな」

 こう……床にスカートが脱ぎ捨てられてたり、食べかけのパンが机にあったりとか、妄想力が膨らんで最高なんだ!
 あ、ガチの汚部屋は勘弁してください。
 変色した何かが転がってたりするのはNGで。

「それにしても……ふむふむ、くんくん……はすはす……ほむほむ……」

 ここがあの女のハウスね!
 ……というネタはさておき、五感を駆使して部屋の中をしっかりと調べる。

 いや、味覚は使っちゃマズイか。
 でも嗅覚だけに任せっぱなしなのもアレだし、舌で空気を味わうのも悪くないはずだ。

「……真剣に考えこんでいるように見えて、もの凄く気持ち悪いことを考えておるな?」
「バレました? 恐らくここは複数人で使ってて、片づけが苦手な先輩がいたのかと」

「それに注意するのに疲れて、他の人も完璧に片づけるのを諦めた……その結果、家具とか道具は使いやすい位置にまとめる程度になってこんな部屋になった感じでしょうか」

「ほら、あっちのベッド見ると分かりますけど、片付いてるモノとそうじゃないモノあるじゃないですか。自分の陣地だからこそ、他の人は手出しせずに性格が出てるんでしょうね」

「あの綺麗なのはレジーナさんかな? 楽譜バラバラのベッドはパッチェムさん、シーツめくれてるのがペッカータさんで――――なんすか、その顔?」
「いや、予想とは違うことを答えられてな……まぁ気持ち悪いことには変わりないのだが」

 マジメに観察して解説したのに、なんでそんなこと言うの!?

「なんにせよ、ヒビキに見つけてもらいたいものは一つ。合唱による<奏術>で<羽化>を行う曲……その楽譜である!」

 ぶっちゃけ前代未聞すぎて、下手をすると<黒の遺産>クラスの発見になるらしい。

「ところでエトルリア先生、見つけたらどうするんですか?」
「うむ。恐らく国の研究機関に提出することになると思うが……絶対に悪用されるので、ワエ様の独断で焼く!」

 アカンこの先生、公職なのにロックすぎる。
 でも同感なのよね。
 人を異形にさせる技術とか、絶対にロクでもない使い方されるもん。

 というか実験の過程でどんだけの人が犠牲になるか、分かったもんじゃねえ。
 だから"そんなものなかった"にしてしまうのが一番というわけだ。

「まぁ焼いたとしてもヒビキが覚えとると意味ないんじゃがな」
「ダイジョブヨー、ワタシ、耳コピできないアルヨー。楽譜アッテモ、雰囲気デ、演奏、シテルヨー」
「とても胡散臭いが、表層心理を読むと嘘偽りのない真実なんじゃよなぁ」

 才能ないからね、ワイ。
 マジで練習しまくったものはそれなりにできるけど、それなり程度までしか上達しないし。
 あと楽譜とか今でもあんまり読めてない。
 最初に楽器で演奏しようとした時、合ってる音を一つ一つ地道に覚えて真似てたくらいだ。

 パッションで全部解決できたらいいのに。
 なんか叫んでたら勝手に問題が解決したり宇宙救ったりできないかなぁ。

「それにしても、見つからんな。あらかた探したと思うのだが」
「ん~……というか、大事なモノなら探したら見つかるようなところに置かないんじゃないっすか?」

 だって<黒の遺産>クラスの発見っしょ?
 それなら家探しされる可能性だって考えてるはずだ。

「ではここに隠されてはいないと?……それなら、お前は何を漁っているのだ?」
「へ、変なことじゃないですよ!? ただ先輩達のアレコレを探して調べてアハンやイヤンなモノがないかなって……!」
「それは一般的に変なことであろう」
「そうかな……そうかも。でも、結構マジメな理由なんすよ? こうやって私物漁ってるのは、大事なモノの"場所"ではなく"大事なモノを"どこに隠す人なのか"という情報を集めるためですし」

 おかげで分かったことがある。
 部屋そのものは少し散らかっているが、分類そのものはしっかりとされていること。
 大事なモノは鍵のついた箱にしまっているであろうこと。

 そして……家探しされることを想定していたなら、絶対にそんなところには隠さないということ。
 誰も想像ができない場所かつ、自分達がスグに回収できそうなところ……。

「……奥歯の中とか?」
「それは……どうしようもないな」

 うん、自分で言っといてなんだけどぶっ飛びすぎた。
 レジーナさんならもうちょっと常識的な答えになると思うんだけど、思考の調節が難しい。

「あ~……う~……むううぅ~~~~ん………!」

 ないとは思うが、仕掛け扉とかがないか色々なところを叩いて振動や音を聞き分けてみるが、全然手応えがない。
 特定の曲を弾かないと出てこない隠し扉とかあったらお手上げだぞ。
 ゲームでもあったなぁ、そういうの。

「…………ん? 扉?」

 扉というモノは部屋の中でもあり、外でもある。
 家探しをされたとしても、部屋という境界線から半歩踏み外している箇所。

「エトルリア先生。ここって、人が退去したら鍵交換とかします?」
「鍵交換? 別にそんなことせんでも、鉱術で鍵穴を変えてランクの低い全能鍵で型取りすればよかろう」
「異世界ファンタジー要素ォ!」

 これは盲点!
 この世界じゃイチイチ鍵の交換なんかせず、鉱術で解決してる!
 だからこそ、そこに隠せばバレないというわけだ!

 そして鍵の仕掛けの大きさを見れば……紙くらい簡単に隠せそうだ!

「エトルリア先生! ちょっとハンマーとか工具借りてくるんで待っててください!」
「む? それを壊せばいいのか? それなら、フン!」

 オオ、なんたることか!
 エトルリアセンセーの気合と共に放たれる手刀によりドアノブが破壊!

 アワレ、引きちぎられし扉の破片には怪しき紙片がはみ出ていた!

「うむ、これか!? ヒビキ、確認せよ!」
「いやだから楽譜見ただけじゃ分かんないっす。ちょいと実際に演奏してみますけど」

 なにせ実際に聴いたことあるの、俺だけだしね。
 それにあれは合唱だからこそ効果のある曲だから、俺一人だけ演奏しても影響はないはず。

 そして部屋にあった先輩の楽器を手にして、重要なことに気付いてしまった。

「むっ……!」
「どうしたヒビキ!?」
「この笛……俺が口付けたら間接キスになりませんか!?」
「自分の股関節にキスするような身体にされたくなかったらさっさとヤレ」
「アイアイ! マム!」

 結構マジメなことなのに!
 純情な感情が三分の一だったり二分の一だったりするかもしれないのに!

 そうして拙いながらも、楽譜を見ながら演奏して判明してしまった。

「エトルリア先生……この曲、大変です!」
「どういうことだ!? あれは複数人で演奏するからこそ……レベルの高い音楽隊だからこそ効果のある曲ではなかったのか!?」
「これ吹いてたらなんか物体がスケスケになります! エトルリア先生の服も透けるかなって思ったのに、効果が強すぎて丸ごと見えなくなっちゃう!」
「騒がせるなアホゥ!」

 先生のデコピンが俺の額を射抜く。
 レベル差のせいか、思わず首がしなるほどの威力があった。

「イッター! いや結構マジメな話っすよ!? これがあれば、どこに何が隠してあるかが分かるってことですから!」

 そう、X線みたいな感じで物体を透視できるので、鍵のかかった箱の中もお見通しなのである。

「え~と、あそこには下着……ベッドの裏にもキャミソール……床の間に……ヘソクリが!」
「もっとマシなもんは見つからんのか」
「んなこと言われても……あれ? 風呂場になんかあるっぽいけど……」
「覗きか?」
「誰も入ってないのに何を覗くんすか」

 深淵とかそういうの?
 でもそれならあっちも覗いてるっぽいからお互い様じゃない?

「まぁ深淵の覗き魔についてはさておき、風呂場のタイル……これ、楽譜が彫られてますよ!?」

 透視の曲を止めると何も見えなくなる。
 つまり、鉱術で表面をコーティングか埋めるとかして見えないようにし、透視の曲でしか見えないようにしたのだ。

 扉の鍵の位置に鍵となる曲を隠しておくとは、レジーナさんも中々にやるものだ。

「それにしても1タイルにつき1曲かな? 結構多いなぁ……」
「文句を言っても始まらん。とにかく模写して、片っ端から試してみるしかなかろう」

 そうしてひたすらタイルに彫られた楽譜を見ては紙に模写するだけの作業を行い、それが終わったら全部を演奏してどういう効果があるのかという作業を行うことになった。

 結論だけを言うならば―――――。

「ダメっすね。<羽化>に関する曲はなさそうっす」
「むぅ、そうか。実際に聴いたヒビキが言うのであれば、そうなのであろう」

 どうやら俺達が思っていた以上に先輩達は用心深いようで、<羽化>の曲に関する手がかりは一切なかった。
 つまり先輩達は全て暗記していたというわけで……それだけ、ミゼリア先輩の為に必死で練習して覚えたのだろう。

 代わりに見つかったモノといえば、効果が特殊な楽譜の数々である。
 
「エトルリア先生。この楽譜も全部焼くんすか?」
「いいや、それくらいならば構わん。提出もせんでいいだろう」
「え~? 結構価値がありそうに思えるんですけど」
「<奏術>そのものが研究が進んでおらん分野で、軽んじられとるからのぅ。<羽化>させる曲について詳細が分かれば話も変わるが――――」

 それは絶対にしないことなので、仮定も考えなくてもいいだろう。
 それを考えると、むしろ研究されていない今の方が好都合か。

「なんにせよ、その曲はヒビキが好きに使うといい」
「合唱曲が多いせいで、あんまり使えそうなものないんすけどね!」

 吟遊詩人の才能持ってる人がゴッソリ消えたから、さらに演奏の難易度も上がっているという。
 俺だけハードモードすぎやしませんかね。

「エトルリア先生。俺、いいことを考えた。新入生が来たら、俺が先輩権限で無理やり何人かを吟遊詩人にするってのはどうですか」
「その為にも、まずは進級するだけの成績をおさめねばなならんな」
「その進級をする為に吟遊詩人の人員が必要なんですけどぉ!?」

 本当にままらないものである。
 まぁ得られるものがあっただけ、まだマシか。

 先輩達……アナタ達は今、本当に欲しいモノを得られたんでしょうか。
 それで満足してるんでしょうか。

 俺は満足も納得してません。
 だからいつか追いついてみせますよ。
 先輩の背中に追いつくのが、後輩の役目でしょう?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う

なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。 スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、 ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。 弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、 満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。 そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは―― 拾ってきた野良の黒猫“クロ”。 だが命の灯が消えかけた夜、 その黒猫は正体を現す。 クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在―― しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。 力を失われ、語ることすら封じられたクロは、 復讐を果たすための契約者を探していた。 クロは瀕死のソラと契約し、 彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。 唯一のスキル《アイテムボックス》。 そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、 弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。 だがその裏で、 クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、 復讐の道を静かに歩み始めていた。 これは―― “最弱”と“最凶”が手を取り合い、 未来をやり直す物語

田舎おじさんのダンジョン民宿へようこそ!〜元社畜の俺は、民宿と配信で全国初のダンジョン観光地化を目指します!〜

咲月ねむと
ファンタジー
東京での社畜生活に心身ともに疲れ果てた主人公・田中雄介(38歳)が、故郷の北海道、留咲萌町に帰郷。両親が遺したダンジョン付きの古民家を改装し、「ダンジョン民宿」として開業。偶然訪れた人気配信者との出会いをきっかけに、最初の客を迎え、民宿経営の第一歩を踏み出す。 笑えて、心温かくなるダンジョン物語。 ※この小説はフィクションです。 実在の人物、団体などとは関係ありません。 日本を舞台に繰り広げますが、架空の地名、建造物が物語には登場します。

素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。

名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。

クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら

リヒト
ファンタジー
 現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。  そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。  その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。  お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。    ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。    お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?

天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。

処理中です...