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ガチヒロイン転生
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《剣と盾の世界》
この世界のルールは到って簡単。
剣でなければ攻撃することができず、盾でなければ攻撃を防ぐことができない世界。
つまり弓などの遠距離武器どころかメイスなどの鈍器もない。
鎧という防具もなければ魔法も存在していない。
文字通り剣と盾こそが根底にある世界である。
さて、そんな世界で何をしているかというと……。
「がんばえー! ゆうしゃたまー! がんばえー!」
「どうしてそんな舌ったらずなんでシか?」
「え? ほら、子供の声援の方が盛り上がるかと思って」
実際に戦うとどうなるのかというのを鈴谷さんが確かめており、俺らは後ろから応援しているというやつだ。
「………誰だお前は!?」
ニェの神様の声が聞こえたので普通に答えてしまったが、隣にいたのは褐色のロリっ子だった。
しかも何気このメンバーの中で一番バストが大きい。
「誰も何もニェに決まってるでシ。いつもの姿だと現地民が発狂して死ぬでシ」
「あんたそんな姿でずっと俺と接してたんかい」
まぁもう慣れたからいいけど。
できればその配慮をもうちょっと早くやってほしかった。
……決して褐色ロリ巨乳が好きだからというわけではない。
「それにしても可愛い姿ですね、ニェ先輩。そういうのが好きなんですか?」
「コイツが好きそうな姿を読み取って形成しただけでシ」
あろうことかこのロリっ子は俺を指差してそんなことをのたまった。
「そういう風評被害やめてくれません!?」
「事実でシ。口説き落とせるなら落としていいでシよ」
う~む、外見はストライクなんだがどうにもそういう気にならない。
やはり中身がアレだと知っているからだろうか。
「うふふ、先輩もそういう面があったんですねぇ。そんな可愛い分神をわざわざ作っちゃうなんて―――」
「わざわざ分神で来るわけないでシ、本神でシよ」
それを聞き、ダイヤさんの顔色が急変する。
分神とか本神というのが関係してるのだろうか。
「えっ、ちょっ、本気ですか!? うわ、本当だ! 存在階位ごっそり削れてるけど本神じゃないですか! どうしてそんなことしたんですか!?」
「すみません、それって何が問題なんですか?」
「えっと、分かりやすく言うと我々神が直接世界に降りようと世界が沈みます。それは我々の存在という質量が重過ぎるからです。だから我々は自分の力の一部を具現化させた分神で影響を与えるのです」
「ほうほう。つまり本神っていうのは本体みたいなもんっすか。………やばくないっすか?」
「そうですよ! ヤバイんですよ! もしもここで本神が崩壊したら復活もできなくなるんですよ!!」
「やべぇじゃん! なんで本神できたのこの神様!?」
二人して慌てふためいているというのに、当の本人はやれやれといった仕草をしている。
「今までニェはお前を異世界転生させて見ているだけだったでシ。けど、それじゃあ駄目だと気付いたんでシ。お前が本気でやってきたように、ニェも自分の望むものを見たいのならば、本気でやらないと叶わないと気付いたんでシ」
確かに俺は異世界転生する度に本気で生きてきた。
えっちなことをしないと1ヶ月で死ぬというアホみたいな縛りがあったことも理由の1つだが、それ以上に俺の願いが叶えられる可能性があったからだ。
だから別に娯楽にみたいに異世界転生させられてても全然問題なかった。
だが、このニェというやつは遊び半分ではなく本気で挑みに来た。
王道の異世界転生から生み出される本気の純愛やハーレムを見る為に、自分の存在を削ってまで同行してきたのだ。
「フゥ、大分慣れてきました。……皆さん、どうしたんですか?」
俺とダイヤさんが呆然としている中、戦っていた鈴谷さんが戻ってくきた。
何とか説明しようかとしたのだが、何をどう言えばいいのか分からず金魚のように口をパクパクすることしかできない。
「気にするなでシ。さぁ、ニェ達はお手本になる異世界転生を見に来たんでシ。さっさと次に行くでシ」
この世界のルールは到って簡単。
剣でなければ攻撃することができず、盾でなければ攻撃を防ぐことができない世界。
つまり弓などの遠距離武器どころかメイスなどの鈍器もない。
鎧という防具もなければ魔法も存在していない。
文字通り剣と盾こそが根底にある世界である。
さて、そんな世界で何をしているかというと……。
「がんばえー! ゆうしゃたまー! がんばえー!」
「どうしてそんな舌ったらずなんでシか?」
「え? ほら、子供の声援の方が盛り上がるかと思って」
実際に戦うとどうなるのかというのを鈴谷さんが確かめており、俺らは後ろから応援しているというやつだ。
「………誰だお前は!?」
ニェの神様の声が聞こえたので普通に答えてしまったが、隣にいたのは褐色のロリっ子だった。
しかも何気このメンバーの中で一番バストが大きい。
「誰も何もニェに決まってるでシ。いつもの姿だと現地民が発狂して死ぬでシ」
「あんたそんな姿でずっと俺と接してたんかい」
まぁもう慣れたからいいけど。
できればその配慮をもうちょっと早くやってほしかった。
……決して褐色ロリ巨乳が好きだからというわけではない。
「それにしても可愛い姿ですね、ニェ先輩。そういうのが好きなんですか?」
「コイツが好きそうな姿を読み取って形成しただけでシ」
あろうことかこのロリっ子は俺を指差してそんなことをのたまった。
「そういう風評被害やめてくれません!?」
「事実でシ。口説き落とせるなら落としていいでシよ」
う~む、外見はストライクなんだがどうにもそういう気にならない。
やはり中身がアレだと知っているからだろうか。
「うふふ、先輩もそういう面があったんですねぇ。そんな可愛い分神をわざわざ作っちゃうなんて―――」
「わざわざ分神で来るわけないでシ、本神でシよ」
それを聞き、ダイヤさんの顔色が急変する。
分神とか本神というのが関係してるのだろうか。
「えっ、ちょっ、本気ですか!? うわ、本当だ! 存在階位ごっそり削れてるけど本神じゃないですか! どうしてそんなことしたんですか!?」
「すみません、それって何が問題なんですか?」
「えっと、分かりやすく言うと我々神が直接世界に降りようと世界が沈みます。それは我々の存在という質量が重過ぎるからです。だから我々は自分の力の一部を具現化させた分神で影響を与えるのです」
「ほうほう。つまり本神っていうのは本体みたいなもんっすか。………やばくないっすか?」
「そうですよ! ヤバイんですよ! もしもここで本神が崩壊したら復活もできなくなるんですよ!!」
「やべぇじゃん! なんで本神できたのこの神様!?」
二人して慌てふためいているというのに、当の本人はやれやれといった仕草をしている。
「今までニェはお前を異世界転生させて見ているだけだったでシ。けど、それじゃあ駄目だと気付いたんでシ。お前が本気でやってきたように、ニェも自分の望むものを見たいのならば、本気でやらないと叶わないと気付いたんでシ」
確かに俺は異世界転生する度に本気で生きてきた。
えっちなことをしないと1ヶ月で死ぬというアホみたいな縛りがあったことも理由の1つだが、それ以上に俺の願いが叶えられる可能性があったからだ。
だから別に娯楽にみたいに異世界転生させられてても全然問題なかった。
だが、このニェというやつは遊び半分ではなく本気で挑みに来た。
王道の異世界転生から生み出される本気の純愛やハーレムを見る為に、自分の存在を削ってまで同行してきたのだ。
「フゥ、大分慣れてきました。……皆さん、どうしたんですか?」
俺とダイヤさんが呆然としている中、戦っていた鈴谷さんが戻ってくきた。
何とか説明しようかとしたのだが、何をどう言えばいいのか分からず金魚のように口をパクパクすることしかできない。
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