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Chapter1:死骸人形と欠けた月
第二話:破綻する再会
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彼はボロ布で、うっすらと汗をかいた顔を拭いながら男に問うた。詰問という感じではなかったが、その語調にはわずかな警戒の色が見て取れる。
「あ……」
対し、男は困った。
誰だ、という問いへの答えを持ち合わせていない。貧血と疲労で頭も回らない。
どう言ったものかと答えあぐねていると、農夫の男性は、暗がりでも顔が見えるよう近寄ると、じろじろと顔を見つめてくる。
そして、ハッとした表情で言った。
「その赤い目……お、おめ、リアンでねぇか!?」
「え?」
「リアン! なんじゃあおめえ、帰ってきとったのか!? いや、でもおめえは……学院で不幸に遭ったって技師さまが——いんや、事実ここにおるんじゃ、ありゃあ誤報かなんかに違いねぇ!」
農夫の男性は興奮した様子で、「そうかそうかぁ」「よかったなぁ」と、独りでなにかに納得してしきりにうなずく。
対照的に、男は困惑するばかり。けれどリアンという名前はどこか耳に馴染む気がした。
「こうしちゃおれねえ……! 二日前からミアちゃんも塞ぎ込んどったが、リアンが生きてると知れば元気になるはずじゃあ! おめえはここで待っとれっ」
どたどたと忙しなく、くわを担いだまま村の奥へと走り去っていく。
夜中にどうしたのかと、付近の家からも様子を伺う者の姿がちらほら見えた。
そして、しばらくすると農夫の男性に先導されて、村の奥から小柄な人影が向かってくる。
「こっちじゃあ、急げ急げ!」
「ま、待ってくださいモルさん……わたし、走るのは苦手で。それに……兄さまが帰って来るなんて、そんなの」
「おらだってビックリしとる! 技師さまは確かに訃報を受けたって言っとったし……あの人が嘘をつくとも思えねぇし……だけんど、会っちまったら疑いようもねぇ!」
「見間違い、ではないんですか? そもそも村を出た兄さまが、なんの報せもなしに帰ってくるなんて——」
やがて距離が近づくと、互いの姿がぼんやりと闇に浮かぶ。やってきたのは、着物に身を包む黒髪の少女だった。
ミアだ。男は確信する。
記憶の中の面影に比べると、いくらかの成長が見られた。背も伸びたか。
「ミア……!」
「——にい、さま?」
名前を呼ばれ、少女は——ミアは、信じられないと足を止める。
それも一瞬のこと。すぐに、さっきよりずっと速く、息を切らして駆け出した。
「兄さまっ!!」
とてとてと駆け寄るミアの姿に、男は嬉しいような、懐かしいような感情に駆られる。
彼女に会うために半日かけてここまで歩いてきた。混濁する記憶の中で、彼女だけが男にとっての道標だった。
再会に臨み、これまでの苦難がすべて報われた心地。
その声を聞くだけで胸が弾む。その顔を見たくて、かすかな月明かりを頼りに夜闇をじっと見通す。
「————?」
そのミアの顔が、不意にきょとんと呆気に取られた表情になる。あと一歩で触れ合えるといったところで、足も再び止まる。
「——。ミア?」
「…………違う」
どうしたのかと男はミアを見つめる。ミアもまた、男の顔を呆然と見上げる。
ぱっちりとした赤い瞳が、どこか恐怖にも似た、拒絶の感情に彩られていた。
「え?」
「違う……兄さまじゃ、ない」
ずり、と小さく後ずさる。
縮まった距離が開くのが嫌で、男は追いかけるように一歩近づいた。
「来ないで!!」
割れるような叫び声。
「誰、ですか? あなたは兄さまじゃない、顔は同じでも、絶対に違う——」
「ミア? なにを言って……オレは、ミアに会うためにここまで」
「——やっぱり違う。違う、違う……! 兄さまはそんなこと言わないっ!」
一体なにがいけなかったのだろう? 自身を否定され、男はどうすることもできず立ち尽くした。
警戒に満ちた視線。敵意のこもった声。
その両方に、魔物に腕を噛みつかれた時よりもよほどに耐え難い、胸がきゅうと縮むような痛みを覚える。
「っ!」
「あ……ま、待ってくれ! 待って……」
ミアはくるりと踵を返して逃げ去っていく。振り向きざまに、涙らしき透明の粒が頬を濡らしていたのが垣間見えた。
追いかけたかったが、拒絶を受けた事実が重くのしかかり、体の自由を奪っている。そもそも蘇生したばかりの体に鞭打ち、村まで歩き詰めで疲労はもう限界だった。
「……み、あ…………」
張り詰めた糸が緩むように、意識が消えかかる。
立っているだけの力も失せ、その場に崩れ落ちる——
「おっと、危ないじゃないか。妹に逃げられたのが気を失うほどショックだったか?」
直前。横合いから、誰かが腕をつかんで体を支えてくれた。
「……誰、だ?」
「しばらく会わない間に友人の顔を忘れるとは、まったく薄情な男だ。ポラリス魔術学院での三年間はよほど楽しかったと見える」
淡々とした口調に、平坦な声。
そこに立っていたのは、白衣に身を包む年上の女性だ。髪は珍しい銀色で、長いまつ毛に飾られた両の瞳は青い。怜悧さがにじむような、落ち着いた雰囲気の女性だった。
「ぽら、りす? 学院……?」
「……ふむ、なるほど。ミアちゃんが逃げ出したのもうなずける」
「オレの、知り合いなのか?」
「そうだとも。ワタシはノルト——ノルト・アロナブラン。リアン……キミとはワタシがこの村へ駐留し始めた五年前からの友人だ」
ノルトと名乗った女性は、すんと小さく鼻を鳴らす。
「血のにおいだ。暗がりで気が付かなかったが……怪我をしているようだ」
「え? あ……ああ、犬みたいな……魔物? に、腕を噛まれて」
「犬——ガルディか。逆の腕だな」
ノルトは男が自分で立てることを確認すると、しなやかな手を離し、ミアの去っていった方向とは別の方へ二歩ほど歩く。
それから、「なぜついてこない?」とばかりに肩越しに振り向いた。
「診療所はすぐそこだ。ワタシが診よう」
「——?」
「ぼうっとするな、急げ」
「えっと……今行く」
「それでいい」
有無を言わさぬ端的な口調に、男は断ることもできず、ノルトの後を歩いた。
*
すぐそこ、と言った割には村の端まで歩かされた。
ノルト曰く「本来は単なる駐在所」であるその小屋の、椅子が二つ置かれた診察室のような部屋に通される。
ようやく腰を落ち着けることができ、男はふうと息を吐いた。座るだけでずいぶんと楽になる。
「色々と話したいことはあるが——まずは」
本や紙の散らばった机の上に、薄い布の被された立方体があった。ノルトがそれに手をかざすと、布越しに温かな光が室内を照らす。近年では一般にも普及し始めた、蝋燭よりも便利で上等な魔術具の明かりだ。
「よし。服を脱げ」
「え……服を? いきなりそんな……変なこと考えてるのか?」
「違う」
信じられないくらいの即答だった。
「ワタシが診ると言っただろう。治療をするから腕を見せろ、という意味だ」
「あ、ああ……そういうことか」
青い瞳がジトッと咎めるような目線で見つめる。
白衣も着ているし、彼女は医者に違いない。
今さらのように男はそう思い至り、言われた通り服を脱ぎ始めた。
「……おい待て、下は脱がなくていい!」
「え?」
「どうしてズボンまで下げようとしている! 腕を診ると言っただろう!?」
「あ……そっか。脱げっていうから、つい……」
「なんなんだキミは……!」
ノルトは苦々しく表情を歪め、小さく舌打ちする。銀髪から覗くその耳はわずかに赤く染まっていた。
「まったく……だがこれで確信した。キミはやはりリアンとは別人だな。彼も困った男だが、キミよりは分別がある」
「その、リアンってのは」
「リアン・ムラクモ。ミアちゃんの兄で、キミと同じ顔をした男だ」
それだけ言うと、ノルトはむき出しになった男の腕に軽く触れ、顔も寄せる。
血はほとんど止まっていたが、傷は浅くない。患部を見つめるノルトの顔は真剣そのものだ。
「あ……」
対し、男は困った。
誰だ、という問いへの答えを持ち合わせていない。貧血と疲労で頭も回らない。
どう言ったものかと答えあぐねていると、農夫の男性は、暗がりでも顔が見えるよう近寄ると、じろじろと顔を見つめてくる。
そして、ハッとした表情で言った。
「その赤い目……お、おめ、リアンでねぇか!?」
「え?」
「リアン! なんじゃあおめえ、帰ってきとったのか!? いや、でもおめえは……学院で不幸に遭ったって技師さまが——いんや、事実ここにおるんじゃ、ありゃあ誤報かなんかに違いねぇ!」
農夫の男性は興奮した様子で、「そうかそうかぁ」「よかったなぁ」と、独りでなにかに納得してしきりにうなずく。
対照的に、男は困惑するばかり。けれどリアンという名前はどこか耳に馴染む気がした。
「こうしちゃおれねえ……! 二日前からミアちゃんも塞ぎ込んどったが、リアンが生きてると知れば元気になるはずじゃあ! おめえはここで待っとれっ」
どたどたと忙しなく、くわを担いだまま村の奥へと走り去っていく。
夜中にどうしたのかと、付近の家からも様子を伺う者の姿がちらほら見えた。
そして、しばらくすると農夫の男性に先導されて、村の奥から小柄な人影が向かってくる。
「こっちじゃあ、急げ急げ!」
「ま、待ってくださいモルさん……わたし、走るのは苦手で。それに……兄さまが帰って来るなんて、そんなの」
「おらだってビックリしとる! 技師さまは確かに訃報を受けたって言っとったし……あの人が嘘をつくとも思えねぇし……だけんど、会っちまったら疑いようもねぇ!」
「見間違い、ではないんですか? そもそも村を出た兄さまが、なんの報せもなしに帰ってくるなんて——」
やがて距離が近づくと、互いの姿がぼんやりと闇に浮かぶ。やってきたのは、着物に身を包む黒髪の少女だった。
ミアだ。男は確信する。
記憶の中の面影に比べると、いくらかの成長が見られた。背も伸びたか。
「ミア……!」
「——にい、さま?」
名前を呼ばれ、少女は——ミアは、信じられないと足を止める。
それも一瞬のこと。すぐに、さっきよりずっと速く、息を切らして駆け出した。
「兄さまっ!!」
とてとてと駆け寄るミアの姿に、男は嬉しいような、懐かしいような感情に駆られる。
彼女に会うために半日かけてここまで歩いてきた。混濁する記憶の中で、彼女だけが男にとっての道標だった。
再会に臨み、これまでの苦難がすべて報われた心地。
その声を聞くだけで胸が弾む。その顔を見たくて、かすかな月明かりを頼りに夜闇をじっと見通す。
「————?」
そのミアの顔が、不意にきょとんと呆気に取られた表情になる。あと一歩で触れ合えるといったところで、足も再び止まる。
「——。ミア?」
「…………違う」
どうしたのかと男はミアを見つめる。ミアもまた、男の顔を呆然と見上げる。
ぱっちりとした赤い瞳が、どこか恐怖にも似た、拒絶の感情に彩られていた。
「え?」
「違う……兄さまじゃ、ない」
ずり、と小さく後ずさる。
縮まった距離が開くのが嫌で、男は追いかけるように一歩近づいた。
「来ないで!!」
割れるような叫び声。
「誰、ですか? あなたは兄さまじゃない、顔は同じでも、絶対に違う——」
「ミア? なにを言って……オレは、ミアに会うためにここまで」
「——やっぱり違う。違う、違う……! 兄さまはそんなこと言わないっ!」
一体なにがいけなかったのだろう? 自身を否定され、男はどうすることもできず立ち尽くした。
警戒に満ちた視線。敵意のこもった声。
その両方に、魔物に腕を噛みつかれた時よりもよほどに耐え難い、胸がきゅうと縮むような痛みを覚える。
「っ!」
「あ……ま、待ってくれ! 待って……」
ミアはくるりと踵を返して逃げ去っていく。振り向きざまに、涙らしき透明の粒が頬を濡らしていたのが垣間見えた。
追いかけたかったが、拒絶を受けた事実が重くのしかかり、体の自由を奪っている。そもそも蘇生したばかりの体に鞭打ち、村まで歩き詰めで疲労はもう限界だった。
「……み、あ…………」
張り詰めた糸が緩むように、意識が消えかかる。
立っているだけの力も失せ、その場に崩れ落ちる——
「おっと、危ないじゃないか。妹に逃げられたのが気を失うほどショックだったか?」
直前。横合いから、誰かが腕をつかんで体を支えてくれた。
「……誰、だ?」
「しばらく会わない間に友人の顔を忘れるとは、まったく薄情な男だ。ポラリス魔術学院での三年間はよほど楽しかったと見える」
淡々とした口調に、平坦な声。
そこに立っていたのは、白衣に身を包む年上の女性だ。髪は珍しい銀色で、長いまつ毛に飾られた両の瞳は青い。怜悧さがにじむような、落ち着いた雰囲気の女性だった。
「ぽら、りす? 学院……?」
「……ふむ、なるほど。ミアちゃんが逃げ出したのもうなずける」
「オレの、知り合いなのか?」
「そうだとも。ワタシはノルト——ノルト・アロナブラン。リアン……キミとはワタシがこの村へ駐留し始めた五年前からの友人だ」
ノルトと名乗った女性は、すんと小さく鼻を鳴らす。
「血のにおいだ。暗がりで気が付かなかったが……怪我をしているようだ」
「え? あ……ああ、犬みたいな……魔物? に、腕を噛まれて」
「犬——ガルディか。逆の腕だな」
ノルトは男が自分で立てることを確認すると、しなやかな手を離し、ミアの去っていった方向とは別の方へ二歩ほど歩く。
それから、「なぜついてこない?」とばかりに肩越しに振り向いた。
「診療所はすぐそこだ。ワタシが診よう」
「——?」
「ぼうっとするな、急げ」
「えっと……今行く」
「それでいい」
有無を言わさぬ端的な口調に、男は断ることもできず、ノルトの後を歩いた。
*
すぐそこ、と言った割には村の端まで歩かされた。
ノルト曰く「本来は単なる駐在所」であるその小屋の、椅子が二つ置かれた診察室のような部屋に通される。
ようやく腰を落ち着けることができ、男はふうと息を吐いた。座るだけでずいぶんと楽になる。
「色々と話したいことはあるが——まずは」
本や紙の散らばった机の上に、薄い布の被された立方体があった。ノルトがそれに手をかざすと、布越しに温かな光が室内を照らす。近年では一般にも普及し始めた、蝋燭よりも便利で上等な魔術具の明かりだ。
「よし。服を脱げ」
「え……服を? いきなりそんな……変なこと考えてるのか?」
「違う」
信じられないくらいの即答だった。
「ワタシが診ると言っただろう。治療をするから腕を見せろ、という意味だ」
「あ、ああ……そういうことか」
青い瞳がジトッと咎めるような目線で見つめる。
白衣も着ているし、彼女は医者に違いない。
今さらのように男はそう思い至り、言われた通り服を脱ぎ始めた。
「……おい待て、下は脱がなくていい!」
「え?」
「どうしてズボンまで下げようとしている! 腕を診ると言っただろう!?」
「あ……そっか。脱げっていうから、つい……」
「なんなんだキミは……!」
ノルトは苦々しく表情を歪め、小さく舌打ちする。銀髪から覗くその耳はわずかに赤く染まっていた。
「まったく……だがこれで確信した。キミはやはりリアンとは別人だな。彼も困った男だが、キミよりは分別がある」
「その、リアンってのは」
「リアン・ムラクモ。ミアちゃんの兄で、キミと同じ顔をした男だ」
それだけ言うと、ノルトはむき出しになった男の腕に軽く触れ、顔も寄せる。
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