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5話
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王子の護衛として、だけではない。大人として、まだ成人を迎えていない王子を導く為にも、本当のことを打ち明けねばならない。それで俺の立場が不利になったとしても。
「王子、お話があります」
「んん?なになに?」
私室での読書中。このまま放っておくと、そろそろ王子が杖を持ち始めるだろう時間。俺は意を決して王子に真実を伝えようとした。
「えぇ、つまりですね、俺は魔法が効きにくい体質で、その」
「ふーん?そうなの?凄いねぇ」
ビシッと、大人の俺が言ってやらないといけない。それこそが王子の為なのだから。
「特に状態異常系の魔法なんかは、昔取った杵柄とでも言いましょうか」
「まあ状態異常魔法は、反復して何度も受けることで耐性が出来るのは常識だからね」
「え、えぇ、ですから実は」
「あ!」
気付いた。気付いてしまった。もう後には戻れない。さよなら俺の平穏な日々。平穏、だったか?
「なるほど、このまま魔法を掛け続けたら?そうか、対策は必要か」
「王子?」
「まあとりあえず今日はいいや」
「え?」
とりあえずで今日も催眠魔法を掛けられる俺。毎度のことだがカケラも掛かってはいないのだが。
「まさかジェイクに魔法のことで教えられるとはね。さすが、実践経験の違いってやつかな?」
ワクワクしてらっしゃる。今日も王子は楽しそうにワックワクしている。この顔を見る度に、ご多忙な王子にはこの時間が必要なんじゃないかと、自分の中の悪魔が囁きかける。
「良いこと教えてくれたジェイクには、ご褒美をあげないとねぇ?ってことで、脱いで」
恥ずかしながら、俺は最近王子に脱げと命令されるだけで勃ってしまう。
「あーあ、また脱いだだけで興奮しちゃったの?触って欲しいって切なそうにビクビクさせて」
くすくすと笑う王子。俺は無表情を貫きながらも、内心その被虐感に溺れそうになっている。
「どんなご褒美が良い?踏んで欲しい?それとも優しく、舐めてあげようか?」
吐息のような喋り方。耳元で発せられる王子の声は、じっとりと脳に溶けていく。
「そうだ、これなんてどう?」
そう言うと王子は履いていた白いストッキングを脱いで俺に見せる。
「これを、こう」
手をストッキングに入れてグーパーしながら見せられる。なんだ、これ。
「どうかな?ザラザラしてるでしょ?」
その手で俺の腕を撫でられる。ふむ、確かにザラザラとした感覚だが。
「これで、この涎垂らした可愛いの、撫で撫でしてあげようか?」
「ふっ!」
さっと、触られただけなのに大きな声が漏れる。拙い、これは非常に拙い。これで擦られたらひとたまりもないぞ。
「むふふ、じゃあご褒美、だよ?」
ベッドまで追い詰められた俺は、王子がしなだれてきてそのままベッドに仰向けで倒れ込む。上に乗った王子は楽しそうに、俺の膝辺りを跨いで座っている。
「僕が1日履いてたストッキング、気持ち良いかな?」
「うっ」
太ももの辺りを撫でられながら、その柔らかなのにザラザラした、高級な布の肌触りを強制的に感じさせられる。
「こっちは?どう?ふふ、気持ち良さそうな顔してるよ?」
玉を撫でられて興奮している顔を見られている。しかし俺にその顔を隠す手はない。
「じゃあ、ここ、擦ってあげるね?」
「ふっ!ぐぅ」
「あはは!びくんってした!」
遊ばれている。俺のモノが、アルベルト様の玩具にされている。そう思うと更に興奮した。
「ふふ、ご褒美だからね?これも追加」
「はぎぃ!」
王子の、王子の唾液が、俺のモノに当たって、グチュグチュと卑猥な音を立てて、布で擦られていく。
「どう?ゴシゴシ気持ち良い?切なくても身体動けないから止められないね」
「うっ!ぐうう!」
気持ち良過ぎて気が狂いそうだ。しかし手でそれを遮るわけにはいかない。催眠魔法を掛けられた(程の)俺は、王子の言う通りに勝手に動けないはずなのだ。
「はい、ストップ」
「あぁ、う、くぅ」
何度も出そうになっては直前で止められる。その度に俺は情けない、物欲しそうな声を出してしまう。
「気持ち良いの?僕にゴシゴシされるの興奮する?」
「んぐく!はぁ、くぅぅ!」
「可愛い。気持ち良いの我慢してるの?良いんだよ?気持ち良くなってね?でも、射精はだーめ。あはは!」
「あぁぁ!」
両手足を動かさないようにするのもそろそろ限界だ。本当に、せめて身体が動けないように固定してくれ。
「いく?いっちゃう?じゃあ最後は、チュウしながらね?」
そう言った王子は、優しくキスをしながら、俺の唇を舐めて、吐息を吐きながら、無理矢理に強制的に刺激し、俺を果てさせた。
「ぐうううう!かっ!はぁ!はぁはぁ!」
「凄い声。そんなに気持ち良かったの?」
「あああ!がっ!うぐううう!」
出し切ったのにまだ擦るのをやめてくれない。頭が擦り切れそうで。
「おおおっううう!」
「うわぁ!出た出た!あはは!ちゃんと潮吹き出来たね!」
俺は本当に玩具みたいにして王子にいかされた。しかし嬉しそうに笑うアルベルト様を見ていると、恨むどころか心が安らかになる。俺はもう、認めなければならないのだろう。
「王子、お話があります」
「んん?なになに?」
私室での読書中。このまま放っておくと、そろそろ王子が杖を持ち始めるだろう時間。俺は意を決して王子に真実を伝えようとした。
「えぇ、つまりですね、俺は魔法が効きにくい体質で、その」
「ふーん?そうなの?凄いねぇ」
ビシッと、大人の俺が言ってやらないといけない。それこそが王子の為なのだから。
「特に状態異常系の魔法なんかは、昔取った杵柄とでも言いましょうか」
「まあ状態異常魔法は、反復して何度も受けることで耐性が出来るのは常識だからね」
「え、えぇ、ですから実は」
「あ!」
気付いた。気付いてしまった。もう後には戻れない。さよなら俺の平穏な日々。平穏、だったか?
「なるほど、このまま魔法を掛け続けたら?そうか、対策は必要か」
「王子?」
「まあとりあえず今日はいいや」
「え?」
とりあえずで今日も催眠魔法を掛けられる俺。毎度のことだがカケラも掛かってはいないのだが。
「まさかジェイクに魔法のことで教えられるとはね。さすが、実践経験の違いってやつかな?」
ワクワクしてらっしゃる。今日も王子は楽しそうにワックワクしている。この顔を見る度に、ご多忙な王子にはこの時間が必要なんじゃないかと、自分の中の悪魔が囁きかける。
「良いこと教えてくれたジェイクには、ご褒美をあげないとねぇ?ってことで、脱いで」
恥ずかしながら、俺は最近王子に脱げと命令されるだけで勃ってしまう。
「あーあ、また脱いだだけで興奮しちゃったの?触って欲しいって切なそうにビクビクさせて」
くすくすと笑う王子。俺は無表情を貫きながらも、内心その被虐感に溺れそうになっている。
「どんなご褒美が良い?踏んで欲しい?それとも優しく、舐めてあげようか?」
吐息のような喋り方。耳元で発せられる王子の声は、じっとりと脳に溶けていく。
「そうだ、これなんてどう?」
そう言うと王子は履いていた白いストッキングを脱いで俺に見せる。
「これを、こう」
手をストッキングに入れてグーパーしながら見せられる。なんだ、これ。
「どうかな?ザラザラしてるでしょ?」
その手で俺の腕を撫でられる。ふむ、確かにザラザラとした感覚だが。
「これで、この涎垂らした可愛いの、撫で撫でしてあげようか?」
「ふっ!」
さっと、触られただけなのに大きな声が漏れる。拙い、これは非常に拙い。これで擦られたらひとたまりもないぞ。
「むふふ、じゃあご褒美、だよ?」
ベッドまで追い詰められた俺は、王子がしなだれてきてそのままベッドに仰向けで倒れ込む。上に乗った王子は楽しそうに、俺の膝辺りを跨いで座っている。
「僕が1日履いてたストッキング、気持ち良いかな?」
「うっ」
太ももの辺りを撫でられながら、その柔らかなのにザラザラした、高級な布の肌触りを強制的に感じさせられる。
「こっちは?どう?ふふ、気持ち良さそうな顔してるよ?」
玉を撫でられて興奮している顔を見られている。しかし俺にその顔を隠す手はない。
「じゃあ、ここ、擦ってあげるね?」
「ふっ!ぐぅ」
「あはは!びくんってした!」
遊ばれている。俺のモノが、アルベルト様の玩具にされている。そう思うと更に興奮した。
「ふふ、ご褒美だからね?これも追加」
「はぎぃ!」
王子の、王子の唾液が、俺のモノに当たって、グチュグチュと卑猥な音を立てて、布で擦られていく。
「どう?ゴシゴシ気持ち良い?切なくても身体動けないから止められないね」
「うっ!ぐうう!」
気持ち良過ぎて気が狂いそうだ。しかし手でそれを遮るわけにはいかない。催眠魔法を掛けられた(程の)俺は、王子の言う通りに勝手に動けないはずなのだ。
「はい、ストップ」
「あぁ、う、くぅ」
何度も出そうになっては直前で止められる。その度に俺は情けない、物欲しそうな声を出してしまう。
「気持ち良いの?僕にゴシゴシされるの興奮する?」
「んぐく!はぁ、くぅぅ!」
「可愛い。気持ち良いの我慢してるの?良いんだよ?気持ち良くなってね?でも、射精はだーめ。あはは!」
「あぁぁ!」
両手足を動かさないようにするのもそろそろ限界だ。本当に、せめて身体が動けないように固定してくれ。
「いく?いっちゃう?じゃあ最後は、チュウしながらね?」
そう言った王子は、優しくキスをしながら、俺の唇を舐めて、吐息を吐きながら、無理矢理に強制的に刺激し、俺を果てさせた。
「ぐうううう!かっ!はぁ!はぁはぁ!」
「凄い声。そんなに気持ち良かったの?」
「あああ!がっ!うぐううう!」
出し切ったのにまだ擦るのをやめてくれない。頭が擦り切れそうで。
「おおおっううう!」
「うわぁ!出た出た!あはは!ちゃんと潮吹き出来たね!」
俺は本当に玩具みたいにして王子にいかされた。しかし嬉しそうに笑うアルベルト様を見ていると、恨むどころか心が安らかになる。俺はもう、認めなければならないのだろう。
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