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支配
我慢しなくて良いんだよぉ♡
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「なあ、アルフィ?」
「なに?」
「店長って真っ二つになっても死なないの?」
「知らない」
さっきの輝かしい友情の1ページは、一瞬で惨劇の現場になった。俺の近くで透明化していたアルフィが、目にも止まらぬ早業で店長を動体からふたつに分けたのだ。
「おい!えっと!水!?水かなんかで引っ付けろ!」
「癒着しよう!圧迫して!」
「なんでも良い!色々試せ!まだ息はある!」
「ちょ、なんでワシがこんな目に?」
なんか助かりそうだから良しとするが。
「性懲りも無くシャルル様に色目使って、手握ったんだよ?あり得ない。粉砕しなかっただけましと思って欲しい」
「はは」
何故アルフィが透明になってここに居るのか。それは俺が今日1日ずっと緊張してる理由でもある。
「それよりシャルル様。油断してて良いの?」
「んくぅ!」
「ん?シャルル様なんですか?なんか言いました?」
近くに居た魔族が俺の顔を覗き込む。俺はそれを手で制して答える。
「大丈夫、なんでもない」
「ふふ、ちゃんと声我慢しないと、周りにバレちゃうぞぉ」
「んっふぅ」
無意識に下半身を押さえても、そこには何も無い。そこにあるはずのモノは、アルフィが持っている持ち手の先から生えていた。
「可愛い。ちゅ」
「んっ」
透明化したアルフィはきっと、俺の反応を楽しみながらそれに唇を付けている。俺が必死に我慢していると、また魔族達が話し掛けてきた。
「シャルル様、この前言ってたフェラ専用オナホの件ですが」
「あっ!ん、くぅ、なんだ?」
「ちゅ、ちゅ、ぺろぺろ」
先端に可愛くキスをしながら、舌の先で鈴口を刺激するアルフィ。俺からも姿は見えないが、なにをされているのかは鮮明に想像出来てしまう。
「舐められる質感というのがなかなか再現が難しく難航しています。なにか良い助言などあればありがたいのですが」
「あぁ、ん、ふ、はあはあ。それな?舌の気持ち良さが、やっぱ大切だよ」
先だけでなく、ゆっくりと全体を舐め回されていく。しかもたぶん耳元でやられてるから、ぺちゃぺちゃという卑猥な音がダイレクトに伝わる。
「質感よりも、内から唾液のような成分が出るとかどうかな?んふぅ!」
「なるほど!しかしシャルル様、どうかしました?なんか変ですが」
「んふうう!?全然!まったくうううん!なにもない!」
「そうですか?」
咥えられてバキュームされている。しかもそのままあの長い舌が口内で巻き付いて。
「そ!うだああ!」
「は!はい!びっくりした!」
「舌が!あああ!普通の長さである必要は!なひいい!」
「な、なんと?」
「長くても良いの!長い方が良いのおお!んくい!ああぅ!舌が絡まってくるような!そんなフェラ!それの方がっ!はあっ!あっ!気持ち良い!」
まるで中で搾るように、舌がぎゅうぎゅうと締め付けてくる。更に口内の唾液ローションが滑りを良くし、バキュームとピストンで擦る刺激も与えてくる。今日何度目かわからないが、このままじゃまた人前で射精させられる。
「んっ!ひふう!ああぁ!だめぇ、ひぐぅ、くぅぅ」
『シャルル様?雑魚チンポのくせに我慢しなくて良いんだよぉ?ふふ、恥ずかしげもなくぴゅっぴゅしましょうねぇ?ほら、皆に見られながら、雑魚チンポ気持ち良くなってね』
フェラしているはずのアルフィの声が、脳内に響くように聞こえる。テレパシーみたいなもんだろうか。耳元で喋られるよりこそばゆい。
「くっ!ふっ!ふぐぅ!うひっ!イ!イ!イぃぐうう!」
射精するタイミングに合わせて、気持ち良くさらに口で搾り取られる。出した物はきっとアルフィの口内だからズボンが濡れる心配は無いが、目の前に居た魔族には気付かれてしまったか?
「となると素材は、そうか、わかったぞ!シャルル様!ありがとうございます!なにか掴めました!」
「そうか、はは。そりゃ良かった」
はぁ、見られてなかった。良かったぁ。
「運が良いね。シャルル様」
また耳元で声がする。俺は小声でアルフィに話し掛けた。
「アルフィ?まだやるの?」
「今度は街のレストランでご飯食べながらやろっか?」
「か、勘弁してくれぇ」
そう言いながらも、ニヤニヤと期待してしまう俺を、アルフィが笑っていた。
「なに?」
「店長って真っ二つになっても死なないの?」
「知らない」
さっきの輝かしい友情の1ページは、一瞬で惨劇の現場になった。俺の近くで透明化していたアルフィが、目にも止まらぬ早業で店長を動体からふたつに分けたのだ。
「おい!えっと!水!?水かなんかで引っ付けろ!」
「癒着しよう!圧迫して!」
「なんでも良い!色々試せ!まだ息はある!」
「ちょ、なんでワシがこんな目に?」
なんか助かりそうだから良しとするが。
「性懲りも無くシャルル様に色目使って、手握ったんだよ?あり得ない。粉砕しなかっただけましと思って欲しい」
「はは」
何故アルフィが透明になってここに居るのか。それは俺が今日1日ずっと緊張してる理由でもある。
「それよりシャルル様。油断してて良いの?」
「んくぅ!」
「ん?シャルル様なんですか?なんか言いました?」
近くに居た魔族が俺の顔を覗き込む。俺はそれを手で制して答える。
「大丈夫、なんでもない」
「ふふ、ちゃんと声我慢しないと、周りにバレちゃうぞぉ」
「んっふぅ」
無意識に下半身を押さえても、そこには何も無い。そこにあるはずのモノは、アルフィが持っている持ち手の先から生えていた。
「可愛い。ちゅ」
「んっ」
透明化したアルフィはきっと、俺の反応を楽しみながらそれに唇を付けている。俺が必死に我慢していると、また魔族達が話し掛けてきた。
「シャルル様、この前言ってたフェラ専用オナホの件ですが」
「あっ!ん、くぅ、なんだ?」
「ちゅ、ちゅ、ぺろぺろ」
先端に可愛くキスをしながら、舌の先で鈴口を刺激するアルフィ。俺からも姿は見えないが、なにをされているのかは鮮明に想像出来てしまう。
「舐められる質感というのがなかなか再現が難しく難航しています。なにか良い助言などあればありがたいのですが」
「あぁ、ん、ふ、はあはあ。それな?舌の気持ち良さが、やっぱ大切だよ」
先だけでなく、ゆっくりと全体を舐め回されていく。しかもたぶん耳元でやられてるから、ぺちゃぺちゃという卑猥な音がダイレクトに伝わる。
「質感よりも、内から唾液のような成分が出るとかどうかな?んふぅ!」
「なるほど!しかしシャルル様、どうかしました?なんか変ですが」
「んふうう!?全然!まったくうううん!なにもない!」
「そうですか?」
咥えられてバキュームされている。しかもそのままあの長い舌が口内で巻き付いて。
「そ!うだああ!」
「は!はい!びっくりした!」
「舌が!あああ!普通の長さである必要は!なひいい!」
「な、なんと?」
「長くても良いの!長い方が良いのおお!んくい!ああぅ!舌が絡まってくるような!そんなフェラ!それの方がっ!はあっ!あっ!気持ち良い!」
まるで中で搾るように、舌がぎゅうぎゅうと締め付けてくる。更に口内の唾液ローションが滑りを良くし、バキュームとピストンで擦る刺激も与えてくる。今日何度目かわからないが、このままじゃまた人前で射精させられる。
「んっ!ひふう!ああぁ!だめぇ、ひぐぅ、くぅぅ」
『シャルル様?雑魚チンポのくせに我慢しなくて良いんだよぉ?ふふ、恥ずかしげもなくぴゅっぴゅしましょうねぇ?ほら、皆に見られながら、雑魚チンポ気持ち良くなってね』
フェラしているはずのアルフィの声が、脳内に響くように聞こえる。テレパシーみたいなもんだろうか。耳元で喋られるよりこそばゆい。
「くっ!ふっ!ふぐぅ!うひっ!イ!イ!イぃぐうう!」
射精するタイミングに合わせて、気持ち良くさらに口で搾り取られる。出した物はきっとアルフィの口内だからズボンが濡れる心配は無いが、目の前に居た魔族には気付かれてしまったか?
「となると素材は、そうか、わかったぞ!シャルル様!ありがとうございます!なにか掴めました!」
「そうか、はは。そりゃ良かった」
はぁ、見られてなかった。良かったぁ。
「運が良いね。シャルル様」
また耳元で声がする。俺は小声でアルフィに話し掛けた。
「アルフィ?まだやるの?」
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