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第12話 いわくつき外デート・その2
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先生の愛車の後部座席。俺と先生だけの愛の特等席。
「ん、……ん」
辺りは殆ど明かりのない、月の光と地上のネオンだけに彩られたロマンチックな最高のひと時。
俺は絡んでくる先生の舌を甘えるように啄んで味わいながら、こんなに幸せな夜があるなんてと泣きそうになってしまった。
「せんせ、……大好きです」
「可愛いな黎人。暗いせいか、デカい目がキラキラ光って見える」
至近距離で見つめられ、頬をそっと指でなぞられ、俺は幸せの溜息をつきながらお返しに先生の頬を撫でた。
そして──
「あ、ん……せんせ……はぁっ、……」
決して広くはないシートの上、激しくカラダ全体で触れ合う俺達。もみくちゃになる勢いで服を脱がし合い、裸になって抱き合ってキスをする。
先生の逞しい腕に強く抱かれた俺は、この後で約束されている快楽を思って既に半勃ち状態になっていた。
「先生……恥ずかしい」
意味ありげに笑いながら俺のペニスを摩る先生が、耳元に口を寄せて囁いた。
「恥ずかしい声、存分に聞かせろよ」
「ひ、や……耳で喋ったら、あ……」
「チンポの先んとこ、擽られるの好きだろ。汁が飛んでエロい音してるぞ」
「や、あ……あ……そんなの、んぁっ……」
くすぐったくて気持ち良くて、シートの上で大きく股を開いてしまう俺。もっともっと触って欲しい。エッチなこと、して欲しい……。
「先生っ、……あん、あ……」
普段超速でキーボードを叩いている先生の指先が、今は俺のペニスの先っぽをこちょこちょしている。気持ち良さに溢れる我慢汁が更に滑りを良くしているせいで、刺激としては何だかローターをあてられているみたいだ。
「あうぅ……先生、ちんちん痺れてヤバい……もう指、やめてくださ、……あぁっ」
「これじゃイかねえだろ?」
「イけな、けど……先っぽじんじんして、おしっこ出ちゃうから……」
ぬう、と先生がようやく擽るのをやめてくれた。
「ベッドなら構わねえが、車の中だと小便はちょっとな……」
言いながら、俺のエッチな汁が付いた指を先生が自分で舐める。「エロしょっぱい」と呟かれ、恥ずかしさに頬が熱くなった。
「……せ、先生のも触りたいです」
「いいぞ。好きに触れ」
俺の大好きなカッコいい先生と同じくらいカッコ良くて大好きな先生の男の証。わざと俺に擦り付けるように先生が腰を動かしてきて、二人のサイズ違いのペニスが擦れ合う。
「あ、あ……すごいエロいです、これ……擦れて……」
「エロいな、興奮する」
擦れて気持ちくて熱くなって、車内いっぱいにオスの匂いが広がっているみたいだ。俺の匂いはどうでもいいけど、大好きな先生の匂いに包まれているみたいで頭がクラクラする。
「先生ぇ……あ、んっ……!」
形容し難い切なさと幸福感に涙を零しながら、俺は先生に抱きついた。
「黎人、……」
俺のペニスを弄っていた先生の指が下の方へと移動し、ゆっくりと中に入ってくる。
「あっ……」
息が触れ合うほどの距離で見つめ合いながら、俺は下半身の力を抜いて先生の中指を受け入れた。綺麗に切られた爪があたる感触。俺の内側を優しく擦る感触。俺の全てを熟知している先生のエロい中指が、俺の中をゆっくりと探りながら──
「っ……!」
「ここか?」
「あっ、あ……! あぁっ、だ、め……! せん、せ……!」
探り当てた一番弱いところを、唐突にグリグリと擦り始める。ペニスの付け根の更に裏側を直接、指で刺激される。俺がぐずぐずに溶けてしまうスイッチだ。
「うあぁ、あっ……それ、されると、ぉ……ヤバいです……!」
「限界か?」
「げん、かい……です、先生っ……!」
まだまだ、と先生が俺の中を弄りながら体をずらし、大きく開いた俺の脚の間に顔を落としていく。
「せんせ……」
「先端と付け根、同時にされるの好きだろ」
「や、あぁ……まさか、ぁ──ああぁっ!」
刺激されてこれ以上ないほど硬くなったペニスを先生が口に含み、舌で先端を激しく舐め回される。その間も中では俺の弱点を中指が擦り続けている。先っぽと付け根の両方から責められて、俺は大粒の涙を零しながらビクビクと下半身を痙攣させた。まるで鋭い電気が流されているようだ。
「イッ、ちゃ……! せんせ、イきます……! んあっ、あ、あっ!」
太腿から足の先までが激しく痙攣して、俺は先生に咥えられたまま過去最高のオーガズムに達した。
全身からどっと汗が噴き出し、熱くなった喉を行き来する荒い呼吸が収まらない。
「ふああ、あ……もうらめ……せん、しぇ……」
ぐるぐるの目を先生に向けると、俺の濃ゆい精液を口から垂らした先生が苦笑して頭を撫でてくれた。心地好くて眠くなる……けど、駄目だ。ここで寝てしまうなんて勿体ないし、先生にだって気持ち良くなってもらいたい。
「先生、い、挿れてください……」
「無理してねえか? 眠そうだが」
「そんなことないですよ。俺、先生と一つになりたいです」
「……俺もだ」
先生の中指が抜かれて、代わりに屹立したペニスが押し当てられる。さっきの前立腺&フェラも凄まじかったけれど、やっぱりこうして繋がれるセックスが一番だ。お互いに気持ち良くなれるし。
「ん、……」
「車の中ってのは体勢的にやりにくいな。黎人、体痛くなったら言えよ」
狭いシートの上で寝転がった俺の上に、先生が覆い被さってくる。めいっぱい開いたそこに深く深く挿入された先生のペニス──俺の中で脈動しているのが分かり、愛おしくてまた泣きそうだ。
「先生、……気持ちいいですっ……あ、ああっ……」
「いつも以上に興奮してるな。車の中だからか?」
「それも、ですけど……。先生と、外でデート……できて……! 俺のために、こんな綺麗な場所……連れてきてくれてっ……」
何度も中を擦られながら、俺は切れ切れに言葉を紡いだ。
「先生に愛されてるって、実感できると……。俺……最強の気分になれますっ……」
「最強か」
汗を流しながらも先生が苦笑して、俺の涙を拭いてくれた。
……幸せ。
いわくつきの車だったり、ひと気のない夜景スポットだったり、とても先生らしいデートだったけれど嬉しかった。
夕陽を見ながらの食事や、人混みの中での買い物や、俺を喜ばせようと先生らしくないこともしてくれて、本当に嬉しかった。
先生が俺を愛してくれている、先生と一緒にいられる。これだけで俺は世界最強の気分になれるんだ。
*
「ふわぁ……先生、眠くないですか? 帰りの運転、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。基本は夜型だからな」
息を整えながら身を起こした先生が、「ありゃ」と変な声を出した。
「どうしたんです?」
釣られて俺もシートから起き上がり、先生の視線の先を辿る。と──
「う、わっ……!」
俺達のセックスが激しすぎて車内の熱気がムンムンだったせいか、それともこの暑い時期に関わらず気温が低い場所だったのか。
その二つが重なったせいか、とにかく車の窓が全て曇りまくっていた。
……そしてその窓の全てに、無数の手形が付いていた。
「先生、これ……」
「覗かれてたな。黎人、ヤッてる最中に気付かなかったか?」
「きっ、気付きませんって! あんなへろへろになってたんですから!」
「ううむ。黎人にも気付かせないとは相当な手練れか……」
いや俺が気付かなかったのは貴方に夢中だったからです。
心の中でそう言ったものの先生はもう仕事の頭になっているらしく、窓に触れてまじまじと手形を観察している。
「黎人のスマホで写真撮っといてくれ」
「いいですけど、早くここから離れましょうよ。まだ俺達、囲まれてるっぽいし……」
「見えるか?」
「気配だけは感じますよ。この車が引き寄せてるのかもしれませんから、……戻ったらまたお祓いしてもらいましょうね」
「よし、俄然目が冴えてきた。帰るぞ黎人。コンビニ寄ってお菓子買ってやる」
「はあぁ……」
せっかくロマンチックな夜だったのに、最後は結局こうなるわけか。
つくづく自分の霊感というものが嫌になるが、先生の傍にいられるのはその霊感のお陰でもあるから文句は言わない。
「お菓子と、チョコシェイクも飲みたいです」
「腹壊すぞ。俺はバニラにするがな」
ニヒヒと笑って、俺達はそれぞれ運転席と助手席へ移動した。
そうして、手形だらけのいわくつきの車で帰宅する俺達。
外側から見れば何ともおぞましい光景かもしれないが……車内の空気はいつも通り、甘くてとろけそうなほどにラブラブ一色なのだ。
第12話・終
「ん、……ん」
辺りは殆ど明かりのない、月の光と地上のネオンだけに彩られたロマンチックな最高のひと時。
俺は絡んでくる先生の舌を甘えるように啄んで味わいながら、こんなに幸せな夜があるなんてと泣きそうになってしまった。
「せんせ、……大好きです」
「可愛いな黎人。暗いせいか、デカい目がキラキラ光って見える」
至近距離で見つめられ、頬をそっと指でなぞられ、俺は幸せの溜息をつきながらお返しに先生の頬を撫でた。
そして──
「あ、ん……せんせ……はぁっ、……」
決して広くはないシートの上、激しくカラダ全体で触れ合う俺達。もみくちゃになる勢いで服を脱がし合い、裸になって抱き合ってキスをする。
先生の逞しい腕に強く抱かれた俺は、この後で約束されている快楽を思って既に半勃ち状態になっていた。
「先生……恥ずかしい」
意味ありげに笑いながら俺のペニスを摩る先生が、耳元に口を寄せて囁いた。
「恥ずかしい声、存分に聞かせろよ」
「ひ、や……耳で喋ったら、あ……」
「チンポの先んとこ、擽られるの好きだろ。汁が飛んでエロい音してるぞ」
「や、あ……あ……そんなの、んぁっ……」
くすぐったくて気持ち良くて、シートの上で大きく股を開いてしまう俺。もっともっと触って欲しい。エッチなこと、して欲しい……。
「先生っ、……あん、あ……」
普段超速でキーボードを叩いている先生の指先が、今は俺のペニスの先っぽをこちょこちょしている。気持ち良さに溢れる我慢汁が更に滑りを良くしているせいで、刺激としては何だかローターをあてられているみたいだ。
「あうぅ……先生、ちんちん痺れてヤバい……もう指、やめてくださ、……あぁっ」
「これじゃイかねえだろ?」
「イけな、けど……先っぽじんじんして、おしっこ出ちゃうから……」
ぬう、と先生がようやく擽るのをやめてくれた。
「ベッドなら構わねえが、車の中だと小便はちょっとな……」
言いながら、俺のエッチな汁が付いた指を先生が自分で舐める。「エロしょっぱい」と呟かれ、恥ずかしさに頬が熱くなった。
「……せ、先生のも触りたいです」
「いいぞ。好きに触れ」
俺の大好きなカッコいい先生と同じくらいカッコ良くて大好きな先生の男の証。わざと俺に擦り付けるように先生が腰を動かしてきて、二人のサイズ違いのペニスが擦れ合う。
「あ、あ……すごいエロいです、これ……擦れて……」
「エロいな、興奮する」
擦れて気持ちくて熱くなって、車内いっぱいにオスの匂いが広がっているみたいだ。俺の匂いはどうでもいいけど、大好きな先生の匂いに包まれているみたいで頭がクラクラする。
「先生ぇ……あ、んっ……!」
形容し難い切なさと幸福感に涙を零しながら、俺は先生に抱きついた。
「黎人、……」
俺のペニスを弄っていた先生の指が下の方へと移動し、ゆっくりと中に入ってくる。
「あっ……」
息が触れ合うほどの距離で見つめ合いながら、俺は下半身の力を抜いて先生の中指を受け入れた。綺麗に切られた爪があたる感触。俺の内側を優しく擦る感触。俺の全てを熟知している先生のエロい中指が、俺の中をゆっくりと探りながら──
「っ……!」
「ここか?」
「あっ、あ……! あぁっ、だ、め……! せん、せ……!」
探り当てた一番弱いところを、唐突にグリグリと擦り始める。ペニスの付け根の更に裏側を直接、指で刺激される。俺がぐずぐずに溶けてしまうスイッチだ。
「うあぁ、あっ……それ、されると、ぉ……ヤバいです……!」
「限界か?」
「げん、かい……です、先生っ……!」
まだまだ、と先生が俺の中を弄りながら体をずらし、大きく開いた俺の脚の間に顔を落としていく。
「せんせ……」
「先端と付け根、同時にされるの好きだろ」
「や、あぁ……まさか、ぁ──ああぁっ!」
刺激されてこれ以上ないほど硬くなったペニスを先生が口に含み、舌で先端を激しく舐め回される。その間も中では俺の弱点を中指が擦り続けている。先っぽと付け根の両方から責められて、俺は大粒の涙を零しながらビクビクと下半身を痙攣させた。まるで鋭い電気が流されているようだ。
「イッ、ちゃ……! せんせ、イきます……! んあっ、あ、あっ!」
太腿から足の先までが激しく痙攣して、俺は先生に咥えられたまま過去最高のオーガズムに達した。
全身からどっと汗が噴き出し、熱くなった喉を行き来する荒い呼吸が収まらない。
「ふああ、あ……もうらめ……せん、しぇ……」
ぐるぐるの目を先生に向けると、俺の濃ゆい精液を口から垂らした先生が苦笑して頭を撫でてくれた。心地好くて眠くなる……けど、駄目だ。ここで寝てしまうなんて勿体ないし、先生にだって気持ち良くなってもらいたい。
「先生、い、挿れてください……」
「無理してねえか? 眠そうだが」
「そんなことないですよ。俺、先生と一つになりたいです」
「……俺もだ」
先生の中指が抜かれて、代わりに屹立したペニスが押し当てられる。さっきの前立腺&フェラも凄まじかったけれど、やっぱりこうして繋がれるセックスが一番だ。お互いに気持ち良くなれるし。
「ん、……」
「車の中ってのは体勢的にやりにくいな。黎人、体痛くなったら言えよ」
狭いシートの上で寝転がった俺の上に、先生が覆い被さってくる。めいっぱい開いたそこに深く深く挿入された先生のペニス──俺の中で脈動しているのが分かり、愛おしくてまた泣きそうだ。
「先生、……気持ちいいですっ……あ、ああっ……」
「いつも以上に興奮してるな。車の中だからか?」
「それも、ですけど……。先生と、外でデート……できて……! 俺のために、こんな綺麗な場所……連れてきてくれてっ……」
何度も中を擦られながら、俺は切れ切れに言葉を紡いだ。
「先生に愛されてるって、実感できると……。俺……最強の気分になれますっ……」
「最強か」
汗を流しながらも先生が苦笑して、俺の涙を拭いてくれた。
……幸せ。
いわくつきの車だったり、ひと気のない夜景スポットだったり、とても先生らしいデートだったけれど嬉しかった。
夕陽を見ながらの食事や、人混みの中での買い物や、俺を喜ばせようと先生らしくないこともしてくれて、本当に嬉しかった。
先生が俺を愛してくれている、先生と一緒にいられる。これだけで俺は世界最強の気分になれるんだ。
*
「ふわぁ……先生、眠くないですか? 帰りの運転、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。基本は夜型だからな」
息を整えながら身を起こした先生が、「ありゃ」と変な声を出した。
「どうしたんです?」
釣られて俺もシートから起き上がり、先生の視線の先を辿る。と──
「う、わっ……!」
俺達のセックスが激しすぎて車内の熱気がムンムンだったせいか、それともこの暑い時期に関わらず気温が低い場所だったのか。
その二つが重なったせいか、とにかく車の窓が全て曇りまくっていた。
……そしてその窓の全てに、無数の手形が付いていた。
「先生、これ……」
「覗かれてたな。黎人、ヤッてる最中に気付かなかったか?」
「きっ、気付きませんって! あんなへろへろになってたんですから!」
「ううむ。黎人にも気付かせないとは相当な手練れか……」
いや俺が気付かなかったのは貴方に夢中だったからです。
心の中でそう言ったものの先生はもう仕事の頭になっているらしく、窓に触れてまじまじと手形を観察している。
「黎人のスマホで写真撮っといてくれ」
「いいですけど、早くここから離れましょうよ。まだ俺達、囲まれてるっぽいし……」
「見えるか?」
「気配だけは感じますよ。この車が引き寄せてるのかもしれませんから、……戻ったらまたお祓いしてもらいましょうね」
「よし、俄然目が冴えてきた。帰るぞ黎人。コンビニ寄ってお菓子買ってやる」
「はあぁ……」
せっかくロマンチックな夜だったのに、最後は結局こうなるわけか。
つくづく自分の霊感というものが嫌になるが、先生の傍にいられるのはその霊感のお陰でもあるから文句は言わない。
「お菓子と、チョコシェイクも飲みたいです」
「腹壊すぞ。俺はバニラにするがな」
ニヒヒと笑って、俺達はそれぞれ運転席と助手席へ移動した。
そうして、手形だらけのいわくつきの車で帰宅する俺達。
外側から見れば何ともおぞましい光景かもしれないが……車内の空気はいつも通り、甘くてとろけそうなほどにラブラブ一色なのだ。
第12話・終
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