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出会い
天使降臨
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保健室でいつもの様に自習学習している間も、お昼休みいつもの様に先生と昼飯おわりのお茶タイム中もずっーと俺はむくれていた。
子供みたい?それがなにか?子どもですけど、なんてことを先生と言い合っていた。
いきたくないよー、いきたくない。
そうだ!!逃げよう!!それがいい!そうしよう!
と思い突然機嫌が直った俺を見て先生は
「逃げたらダメですよ。」
ぶっぅーーーーーーーーーー、先生空気読んでよ!!
俺の頭の中はもう逃げるって選択しか取れなくなっちゃったんだから!殿様に怒られるからなんだ!!
もうどうでもいい、好きにさせてもらう。
と開き直る俺を見て先生はため息をこぼしていた。
そんな子供地味たやり取りを繰り返していると保健室のドアが空いた、俺はすぐさまいつも俺が使用している個室に逃げ込んだ。
生徒かな?でもここの保健室って殆ど人とか来ないしなー、なんでかって?
そりゃあお金持ちのお坊ちゃんだらけだから怪我したらすぐ病院に行くか早退が当たり前、大事な跡取り息子達に何かあったら大変だもんね。
逃げ込んですぐにドアがノックされた。
先生が「はいりますよ~」と一言いい入ってきた。
「レイくんにお客さんが来てますよ~。」
へ?俺?だれだろ担任の先生とかかな?時々プリントとか届けに来てくれるし、そう思い俺は個室から出た。
そこにいたのは担任の先生ではない、、、
「莉音きゅん.....!?」
びっくりしすぎて噛んじゃった。
ど、ど、ど、ど、どうして莉音くんが!?
そうだ!俺昨日莉音くんと友達になったんだ!
固まっている俺を不思議そうに見ながら、莉音くんが口を開いた。
「やっぱここにいたんだ。あの時はごめん。よくわかんなくなって逃げっちゃった。」
莉音くんはしゅんとして言う。ぐうかわいい。
悶えそうになるのを抑えようとして俺は変な顔になった。超ブッサイクな顔。
そしたら莉音くんは何を勘違いしたか
「そうだよね。あんな嫌な態度とったら友達じゃなくなっちゃうよね........」
と今にも泣きそうな顔をして言った。
「へっ!?と、友達じゃなくなっちゃうの!?やだよ、俺はじめて友達できたのに!?」
と莉音くん詰め寄ると、莉音くんはキョトンとして
「怒ってないの?」
「?怒ってないよ、逆に何に対して怒るの?」
「わかんないけど、嫌な態度とったんじゃないかって。」
「そうなの?」
「わかんないんだってば!?僕友達いた事ないから、そういうのよくわかんない。」
「俺も。」
そう言い合って笑った。莉音くんも俺も初めての友達だからいまいちどうやって接すればいいか分からない。
そういえば
「莉音くん、俺に会いに来てくれたの?」
「へっ?あ、うん...ダメだった?」
一瞬視線を落として、上目遣い気味にこちらを恐る恐る見てくる。
普段強気の莉音くんが今日はなんだか大人しい。
かわいいな、友達には優しいんかな。
「ぜんぜん!!先生とお茶してただけだよ!あっ、莉音くんも一緒にどう?ケーキもあるよ!」
ケーキと言った瞬間、莉音くんの目が輝いた。
えっ、天使では?天界から落ちてきたんじゃない?
やばくない?可愛すぎて誘拐されそう。
俺が守んなきゃ、と思い莉音くんを抱きしめた。
「へっ!?きゅ、きゅうになんなの!?
意味わかんない!ボソッ(いや、これが友達ってもんなのかな?)」
「レイくん何してるんですか!?離れなさい!!ついでに私にもハグしてください!!!!」
莉音くんは何かボソボソ言ってるし、
先生は多分というか確実に大人としてアウトだろ。
俺が冷ややかな目を送ると、先生はそっと目を逸らした。
子供みたい?それがなにか?子どもですけど、なんてことを先生と言い合っていた。
いきたくないよー、いきたくない。
そうだ!!逃げよう!!それがいい!そうしよう!
と思い突然機嫌が直った俺を見て先生は
「逃げたらダメですよ。」
ぶっぅーーーーーーーーーー、先生空気読んでよ!!
俺の頭の中はもう逃げるって選択しか取れなくなっちゃったんだから!殿様に怒られるからなんだ!!
もうどうでもいい、好きにさせてもらう。
と開き直る俺を見て先生はため息をこぼしていた。
そんな子供地味たやり取りを繰り返していると保健室のドアが空いた、俺はすぐさまいつも俺が使用している個室に逃げ込んだ。
生徒かな?でもここの保健室って殆ど人とか来ないしなー、なんでかって?
そりゃあお金持ちのお坊ちゃんだらけだから怪我したらすぐ病院に行くか早退が当たり前、大事な跡取り息子達に何かあったら大変だもんね。
逃げ込んですぐにドアがノックされた。
先生が「はいりますよ~」と一言いい入ってきた。
「レイくんにお客さんが来てますよ~。」
へ?俺?だれだろ担任の先生とかかな?時々プリントとか届けに来てくれるし、そう思い俺は個室から出た。
そこにいたのは担任の先生ではない、、、
「莉音きゅん.....!?」
びっくりしすぎて噛んじゃった。
ど、ど、ど、ど、どうして莉音くんが!?
そうだ!俺昨日莉音くんと友達になったんだ!
固まっている俺を不思議そうに見ながら、莉音くんが口を開いた。
「やっぱここにいたんだ。あの時はごめん。よくわかんなくなって逃げっちゃった。」
莉音くんはしゅんとして言う。ぐうかわいい。
悶えそうになるのを抑えようとして俺は変な顔になった。超ブッサイクな顔。
そしたら莉音くんは何を勘違いしたか
「そうだよね。あんな嫌な態度とったら友達じゃなくなっちゃうよね........」
と今にも泣きそうな顔をして言った。
「へっ!?と、友達じゃなくなっちゃうの!?やだよ、俺はじめて友達できたのに!?」
と莉音くん詰め寄ると、莉音くんはキョトンとして
「怒ってないの?」
「?怒ってないよ、逆に何に対して怒るの?」
「わかんないけど、嫌な態度とったんじゃないかって。」
「そうなの?」
「わかんないんだってば!?僕友達いた事ないから、そういうのよくわかんない。」
「俺も。」
そう言い合って笑った。莉音くんも俺も初めての友達だからいまいちどうやって接すればいいか分からない。
そういえば
「莉音くん、俺に会いに来てくれたの?」
「へっ?あ、うん...ダメだった?」
一瞬視線を落として、上目遣い気味にこちらを恐る恐る見てくる。
普段強気の莉音くんが今日はなんだか大人しい。
かわいいな、友達には優しいんかな。
「ぜんぜん!!先生とお茶してただけだよ!あっ、莉音くんも一緒にどう?ケーキもあるよ!」
ケーキと言った瞬間、莉音くんの目が輝いた。
えっ、天使では?天界から落ちてきたんじゃない?
やばくない?可愛すぎて誘拐されそう。
俺が守んなきゃ、と思い莉音くんを抱きしめた。
「へっ!?きゅ、きゅうになんなの!?
意味わかんない!ボソッ(いや、これが友達ってもんなのかな?)」
「レイくん何してるんですか!?離れなさい!!ついでに私にもハグしてください!!!!」
莉音くんは何かボソボソ言ってるし、
先生は多分というか確実に大人としてアウトだろ。
俺が冷ややかな目を送ると、先生はそっと目を逸らした。
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