34 / 49
学校に行く
妖精伝説side???
しおりを挟む
この花ノ咲学園にはここ1、2年お化けが出るという噂がある。
それはある日の16時頃授業が終わった園芸部員がガーデンテラスの花に水やりをしに行く時に目撃したらしい。この学園では見た事のない白い髪に真っ白な肌をした子供がガーデンテラスの茂みに佇んでいたと言うのだ。
この学園にはそんな噂話元々なかったのでほとんどの生徒は信じなかったらしいが、近頃同じような話をする生徒が増えているらしい。
そしてそのお化けと囁かれる子供の顔を見たものはこの世のものとは思えないほどに綺麗な顔をしていたというのだ。
そんな噂が学園に広まる内に、お化けと言われた子供は妖精と囁かれるようになった。
そして今教室に入ってきた少年の髪色は白く、肌も雪のように白い。おまけに同じ人間とは思えないほどに綺麗な顔をしている。
教室にいた一同は全員同じことを思ったはず「妖精が目の前にいる」って、それくらいにその少年は噂で囁かれる妖精と特徴が似ていた。
あれ?でも何故か制服を着ている。それにクラスメイトの鈴森に手を引かれずっと空席だった席に腰を下ろした。
クラス全員が混乱した。妖精がクラスメイト?てか妖精じゃなくて人間なのか?この子が同じ人間なわけなくないか?だって作りが違う。
戸惑う少年を凝視しながら誰もがそんなことを考えていた。
いやいやでも制服を着てて教室に登校してきたってことは普通に人間な訳で、現在も鈴森と楽しそうに笑ってる。その笑顔が可愛すぎて衝撃を受けフリーズ状態から戻った1人の生徒が雄叫びを上げた。それに続くように他の生徒も少年を見ながら雄叫びをあげる。
突然雄叫びを上げ始めた俺達を見て、先程まで鈴森と楽しそうにしゃべっていた顔に困惑の表情を浮かべる。その表情には俺たちに対する恐怖も込められている。
でもほとんどのクラスメイト達はそれに気づかずに、少年に詰め寄り一目散に質問をぶつける。
突然いろんな質問を向けられて少年は混乱しながら詰め寄る生徒達から逃げようと鈴森の背中に隠れた。
鈴森はこの教室で1番背が低いのに、少年はすっかり縮こまって震えながら鈴森にしがみついている。そんな様子にも気づかずにクラスメイト達はまだ少年に詰め寄っている。
正気を取り戻した1部の生徒達はそんなカオスな状態をどうすればいいか分からず、ただただ呆然と眺めている。
そんな中とうとう鈴森がキレた。
「お前らギャアギャアうるせぇんだよォ。気持ち悪いモブ共が!!」
鈴森とあまり喋ったことは無いがこんなに低くてドスの効いた声がだせるのかと驚く程に怖かった。可愛らしい顔も怒りに燃えて凄いことになっている。
だが興奮している数人が無謀にも口答えした。
「なっ!なんなんだよ!!急に!」
「お前こそ独り占めしてずるいぞっ!」
「また媚びでも売って取り入ったんだろ!可哀想だろーが!」
鈴森はこの学園では結構嫌われている。それは生徒会長の大ファンでよく喋りかけたりしていたからだ。それだけで?と思うかもしれないが可愛い顔をしている鈴森は生徒会長の親衛隊に目をつけられてあることないこと悪い噂を流されたのだ。
「はぁ!?何言ってんだバカが!!気持ち悪い顔で僕のレイくんに近づくんじゃねーよ!!」
悪い噂を鵜呑みにした奴らにいじめを受けても平然としていた鈴森が声を荒らげて怒っている。それが俺にもとても衝撃的だった。
「りっ、莉音くん........」
少年はうるうるした目で鈴森のことを見ている。
「ほら!お前のこと怖がって泣きそうになってるじゃないか!!」
クラスメイトの1人が的はずれなことを言った瞬間少年が勢いよく鈴森に抱きついた。
「莉音くんかっこいい!!好きっ!!!!」
突然抱きついた少年の行動に騒いでいたクラスメイト達も怒りを顔に浮かべていた鈴森もそれらを傍観していた俺たち全員がポカーンとしてしまった。
だがそんなクラスメイトのことも気が付かずに少年は鈴森の胸に顔を埋めて「いい匂い」だとか「マジ天使」だとかブツブツ呟いている。
そんな少年に対して鈴森も顔を赤らめながら
「もうっ!そんなことみんなの前で言わないでよはずかしい////」
「もー!!かわいいすぎー!!」
そんなやり取りを二人の世界で繰り広げ始めた。
多分クラスメイト全員が思ったことだろうけど敢えて言おう........なんだこれ。
呆れた目をしながらイチャイチャしている2人をクラスメイト全員が見つめていた。
それはある日の16時頃授業が終わった園芸部員がガーデンテラスの花に水やりをしに行く時に目撃したらしい。この学園では見た事のない白い髪に真っ白な肌をした子供がガーデンテラスの茂みに佇んでいたと言うのだ。
この学園にはそんな噂話元々なかったのでほとんどの生徒は信じなかったらしいが、近頃同じような話をする生徒が増えているらしい。
そしてそのお化けと囁かれる子供の顔を見たものはこの世のものとは思えないほどに綺麗な顔をしていたというのだ。
そんな噂が学園に広まる内に、お化けと言われた子供は妖精と囁かれるようになった。
そして今教室に入ってきた少年の髪色は白く、肌も雪のように白い。おまけに同じ人間とは思えないほどに綺麗な顔をしている。
教室にいた一同は全員同じことを思ったはず「妖精が目の前にいる」って、それくらいにその少年は噂で囁かれる妖精と特徴が似ていた。
あれ?でも何故か制服を着ている。それにクラスメイトの鈴森に手を引かれずっと空席だった席に腰を下ろした。
クラス全員が混乱した。妖精がクラスメイト?てか妖精じゃなくて人間なのか?この子が同じ人間なわけなくないか?だって作りが違う。
戸惑う少年を凝視しながら誰もがそんなことを考えていた。
いやいやでも制服を着てて教室に登校してきたってことは普通に人間な訳で、現在も鈴森と楽しそうに笑ってる。その笑顔が可愛すぎて衝撃を受けフリーズ状態から戻った1人の生徒が雄叫びを上げた。それに続くように他の生徒も少年を見ながら雄叫びをあげる。
突然雄叫びを上げ始めた俺達を見て、先程まで鈴森と楽しそうにしゃべっていた顔に困惑の表情を浮かべる。その表情には俺たちに対する恐怖も込められている。
でもほとんどのクラスメイト達はそれに気づかずに、少年に詰め寄り一目散に質問をぶつける。
突然いろんな質問を向けられて少年は混乱しながら詰め寄る生徒達から逃げようと鈴森の背中に隠れた。
鈴森はこの教室で1番背が低いのに、少年はすっかり縮こまって震えながら鈴森にしがみついている。そんな様子にも気づかずにクラスメイト達はまだ少年に詰め寄っている。
正気を取り戻した1部の生徒達はそんなカオスな状態をどうすればいいか分からず、ただただ呆然と眺めている。
そんな中とうとう鈴森がキレた。
「お前らギャアギャアうるせぇんだよォ。気持ち悪いモブ共が!!」
鈴森とあまり喋ったことは無いがこんなに低くてドスの効いた声がだせるのかと驚く程に怖かった。可愛らしい顔も怒りに燃えて凄いことになっている。
だが興奮している数人が無謀にも口答えした。
「なっ!なんなんだよ!!急に!」
「お前こそ独り占めしてずるいぞっ!」
「また媚びでも売って取り入ったんだろ!可哀想だろーが!」
鈴森はこの学園では結構嫌われている。それは生徒会長の大ファンでよく喋りかけたりしていたからだ。それだけで?と思うかもしれないが可愛い顔をしている鈴森は生徒会長の親衛隊に目をつけられてあることないこと悪い噂を流されたのだ。
「はぁ!?何言ってんだバカが!!気持ち悪い顔で僕のレイくんに近づくんじゃねーよ!!」
悪い噂を鵜呑みにした奴らにいじめを受けても平然としていた鈴森が声を荒らげて怒っている。それが俺にもとても衝撃的だった。
「りっ、莉音くん........」
少年はうるうるした目で鈴森のことを見ている。
「ほら!お前のこと怖がって泣きそうになってるじゃないか!!」
クラスメイトの1人が的はずれなことを言った瞬間少年が勢いよく鈴森に抱きついた。
「莉音くんかっこいい!!好きっ!!!!」
突然抱きついた少年の行動に騒いでいたクラスメイト達も怒りを顔に浮かべていた鈴森もそれらを傍観していた俺たち全員がポカーンとしてしまった。
だがそんなクラスメイトのことも気が付かずに少年は鈴森の胸に顔を埋めて「いい匂い」だとか「マジ天使」だとかブツブツ呟いている。
そんな少年に対して鈴森も顔を赤らめながら
「もうっ!そんなことみんなの前で言わないでよはずかしい////」
「もー!!かわいいすぎー!!」
そんなやり取りを二人の世界で繰り広げ始めた。
多分クラスメイト全員が思ったことだろうけど敢えて言おう........なんだこれ。
呆れた目をしながらイチャイチャしている2人をクラスメイト全員が見つめていた。
22
あなたにおすすめの小説
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
本当に悪役なんですか?
メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。
状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて…
ムーンライトノベルズ にも掲載中です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
婚約破棄された悪役令息は隣国の王子に持ち帰りされる
kouta
BL
婚約破棄された直後に前世の記憶を思い出したノア。
かつて遊んだことがある乙女ゲームの世界に転生したと察した彼は「あ、そういえば俺この後逆上して主人公に斬りかかった挙句にボコされて処刑されるんだったわ」と自分の運命を思い出す。
そしてメンタルがアラフォーとなった彼には最早婚約者は顔が良いだけの二股クズにしか見えず、あっさりと婚約破棄を快諾する。
「まぁ言うてこの年で婚約破棄されたとなると独身確定か……いっそのこと出家して、転生者らしくギルドなんか登録しちゃって俺TUEEE!でもやってみっか!」とポジティブに自分の身の振り方を考えていたノアだったが、それまでまるで接点のなかったキラキライケメンがグイグイ攻めてきて……「あれ? もしかして俺口説かれてます?」
おまけに婚約破棄したはずの二股男もなんかやたらと絡んでくるんですが……俺の冒険者ライフはいつ始まるんですか??(※始まりません)
風紀委員長様は王道転校生がお嫌い
八(八月八)
BL
※11/12 10話後半を加筆しました。
11/21 登場人物まとめを追加しました。
【第7回BL小説大賞エントリー中】
山奥にある全寮制の名門男子校鶯実学園。
この学園では、各委員会の委員長副委員長と、生徒会執行部が『役付』と呼ばれる特権を持っていた。
東海林幹春は、そんな鶯実学園の風紀委員長。
風紀委員長の名に恥じぬ様、真面目実直に、髪は七三、黒縁メガネも掛けて職務に当たっていた。
しかしある日、突如として彼の生活を脅かす転入生が現われる。
ボサボサ頭に大きなメガネ、ブカブカの制服に身を包んだ転校生は、元はシングルマザーの田舎育ち。母の再婚により理事長の親戚となり、この学園に編入してきたものの、学園の特殊な環境に慣れず、あくまでも庶民感覚で突き進もうとする。
おまけにその転校生に、生徒会執行部の面々はメロメロに!?
そんな転校生がとにかく気に入らない幹春。
何を隠そう、彼こそが、中学まで、転校生を凌ぐ超極貧ド田舎生活をしてきていたから!
※11/12に10話加筆しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる