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6話 やってしまった…

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家に帰ってきて、父さんに報告して、魔法の研究をしようと思ったのは良いけど、家の中でそんな事したら誰かに見られて騒ぎになりそうだし、家を半壊ぐらいしそうな気が…。という事で街から少し離れたところにある山に来たのだが、早速出ました。

え?何が出たのかって?それはもちろん…魔物です。
しかも結構高レベルのビックベアーというやつ。
え?高レベルってどのくらいかって?ええと確かC級だったと思う。
今は見つめ合いをしている。
正直言って、倒せるかわからない。今まで戦闘なんてしてこなかったから。
お、ビックベアーがしびれを切らしたらしい。こっちに向かって突進してくる。だが、とても…遅い。
 なんだこの遅さは…。これは余裕で避けられるぞ?
「よっと。」
ほらね?お、次は爪で襲ってきた。これも華麗に避ける!その途中で蹴りをいれる!
『ドゴッ!』
うお!メッチャクチャ吹っ飛んだぞ。

あ~あ。ぺちゃんこだ。とりあえずアイテムボックスに入れとくか。あ、そういえばこの戦闘で魔法をいっさい使わなかったな。ま、使えないけどね。


………………
…………
……


…この辺で良いかな?
…お~。あれが俺のは家だ。小さいな~。
あ、ここまで全然疲れなかったな。なんでだろう?やっぱり体力も増えてんのかな?
「ま、いっか!それより、魔法の実験を始めよう!」
参考用に魔法について書いてある本を2冊持って来たからこれを見ながらやってみよう。
「まずはこれだな。」
魔法は魔力があって出来るものだ。まずは自分の魔力を感じとり、操作出来るようにならなければならない。通称魔力操作というらしい。
「…とりあえずやってみるか。」
方法は簡単だ。ただ瞑想するだけだ。
数分後心臓の奥が暖かくなってきた。
どうやらこれが魔力というものらしい。それを足や手などに移動させてみたりしたが、簡単に出来た。
本には基本だが、意外と難しく取得するのが難しいと書いてあったが、こんなもんか?

『魔法操作スキルを取得しました。』 

スキル?スキルなんてあったんだ。見れないかな?

『鑑定スキルを取得しました。』

え?マジ?そんなあっさりで良いの?
鑑定スキルってどんなの?と答えてくれるとほぼ確信を得て質問してみる。

『鑑定スキルとは、自分もしくは相手やアイテムなどの情報を見る事が出来るようになるスキルです。』

ふ~ん。便利だな。質問を答えてくれるのも助かる。鑑定スキルってどうやって使うんだ?「ステータス」とか?

『ピロン』

嘘。本当に見られちゃった。半分以上は冗談だったのに…。あ、創造魔法のせ…おかげか。で、俺のステータスはどうなってるのかな?

ステータス

名前:アルス・テギシュ(佐藤隆二)
種族:人間
性別:男
年齢:1歳(38)
レベル:10
HP:30000/30146
MP:456420/456420 
スキル:鑑定❲1❳・魔力操作❲1❳
固有スキル
魔力向上❲10❳・各能力最大値化〔10〕・全魔法適正〔10〕・創造魔法〔10〕・空間アイテムボックス(時間停止・無限・自動解体)〔10〕・全言語理解・全剣技適正〔10〕
称号
転生者・神に愛されし子
加護
創造神の加護

わお。すごい事になってますね。じゃなくて!これやばくない?ん?何がだ?別にバレても…良くないものはあるな。転生者とかやばいだろ。なんとか隠蔽出来ないかな?

『隠蔽スキルを取得しました。』

マジかよ!
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どうも!こんにちはこんばんは!コロナです!
今回は早め?だと思います。少し切が悪い。と思う方がいると思います。書いた本人がそう思うのどすから。しかしこれ以上書くと文字数がやばい事になりそうなので少し切が悪いとこで切らせて頂きます。ご理解お願いします。そんな作品を最後まで読んで頂きありがとうございました。また次回お会い出来ると信じています。
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